するといきなり次々と着信が相次いだ。
彼男、同子、彼男、友男…携帯がバグッたのかと焦りながらもメールを見るとそこには、
「やっぱりちゃんと話がしたい今すぐ駅前のファミレスに来い」
「来なかったら通報すんぞ侮辱罪だ処刑だ」
「来い来い来い来い来い来い」
「来なきゃ仕事先まで押しかける」
「氏ねよヤリマン!」
……。
ひっきりなしに来るメール。
どうやら3人はすでにファミレスにいるようだった。
バイト仲間達も怯え出す。ヤンキー君が一番ビビってた。おい…。
とりあえず話し合った結果皆でファミレスに向かうことに。
3人とも狂ってる
すると案の定ファミレスで待ち構えている3人。
が、今男やヤンキー君を見ると目に見えて同子が焦り出したw
彼男「まーた大量に男連れてきてんの?マジキモいな氏ねや」
私子「で、何の用?呼んだのはそっちでしょ?」
同男「今更しらばっくれんの?分かってんだろ?おいぃぃ!」
バン!と机を叩く同男。すみませんファミレスさん…。
私子「そういう乱暴やめて。私を呼んで何がしたいわけ?意図が分かんないの?謝れとかそういうこと言ってんの?何?条件を言えや」
黙りこくっている同子。バイト仲間たちはただ黙って見守ってくれていた。
彼男「分かんねーかなあ私子ー?今更こんななってごめんなさいで済むとか思ってんのー?甘いなー」
イライラを抑えて、「じゃあ何?」とだけ呟いた。
すると手を突き出してこう言った。彼男と友男は見事にハモった。
「金だよ金ぇ!」
今男はこの時ぼこぼこに殴ってやりたいと思ったそうです。
怪我は頬に飛び散って傷がいくつか付いただけで、A子が応急処置してくれました。
彼男「いいな?NOとは言わせねえからな。出さなきゃ訴えるからな!」
友男「分かってんのか!お前がしたのは立派な侮辱罪なんだよ!犯罪者!」
…どこのヤンキーですか。
するとそこで、黙っていた今男がキレた!
今男「何を偉そうにごちゃごちゃごちゃごちゃ言ってんですか?
じゃああんたらのしていることは何ですか?
それも立派な脅迫罪ではないんでしょうか?」
そこでバイト仲間たちも追い打ち。
A子「あんたらには証拠もあんだよ?あのメール、警察に突き出したらあんたら逮捕だから!」
浪人生(弁護士志望)「私子さんの頬の傷、あれも傷害罪として問われますね」
焦り出す彼男達。すると同子が叫んだ!
「もうやめてええ!私のためにやめてええ!」