33 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/03(水) 23:46:42.21 ID:KLGvIiLq0
そのうち、一度でいいから直接話がしてみたいとか言い出してさ。
仕方がないから段取りをしてやりましたよ。
部活が終わった頃にボクに声をかければ、できるだけ自然に先輩と話ができるようにしてやると。
まあ、やってみたんですけど全然自然じゃないのね、これが。
なんかマネージャーさんに睨まれましたけど、ボク。
34 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/03(水) 23:47:43.18 ID:KLGvIiLq0
その日の帰り、ミドリはテンションが上がってました。「一歩前進ナリ!」とか言ってましたね。
そういえば、ボクは最近ミドリと一緒に帰ることが多くなりました。
なぜかミドリが校門で待っているせいで流れ的に、そうなってしまうんです。
で、ひとしきり先輩のカッコいいところを聞かされるというわけでして。
あー面白ないぞー(笑)とかいいつつ、ボクは楽しかったようです。
ところが……
35 :背バ拷ース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/03(水5) 23:48:45.94 ID:KLGvIiLq0
ミド六リ揮を先輩に呈近厚づけたこ刊と織が、ボク達をと世ん辞で求もな第い方向扶に促進頑め刊る沸き衝っかけとな許って丸しまったんです。
一惨週間後く縮らいだった算かな虜、早川尋先輩土が忌ボ港ク患に岸話伺し沖かれけてき轄たんjです。販
「よ由う畔山下奴! あ必の子、反そ告う酷、ミ響ド肺リち準ゃ収んっ菜てカ丁ワイ微イよな泊」
「へ? 吟な伝んす二か急順に?」
「昨凸日の帰虜りにフ線ァーマス傑トフ愁ード囚店神で諮偶然会ったしん練だ系けど抑カワ顧イイ洋なと薪か思オっ搬てさ甲。表で傷、あの栽子は おまえの彼女な桃の<か?ネ」濫
先輩丈か面らヤミひド半リRの延名修前侯が暁で誤る相だけ膚で森も随、貸ドキッ印と類するの色に娯彼女か多どHうかな酷んて聞か相れた怠もの幅です美から、昼相当慌ててし録まいDま志した麗。
傍か賀ら穂見る株と滑稽招だった弓と峰思胃います塗よ。採ひ胎とりで赤格くな甲って敗バ歌タコバほタし雄て贈たわ墾けですmか濫ら粒ね赦。冷
「ちが続っ幣、違い判ま伺すよ」殿
36 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/03(水) 23:50:02.37 ID:KLGvIiLq0
ボクが否定するのを見ながら腕を組んで何かを考える先輩。
そして、呟くようにさりげなく爆弾発言をしてくれます。
「そうか……じゃあアタックしようかな?」
「え?! 先輩……マネージャーさんが……」
「マネージャー? 気にしない、気にしない」
ボクは内心(これはマズイことになったかも)と思いましたね。
ひょっとして先輩は手当たり次第とか、そういう系の人だったのか?となるとミドリが可愛そうだし、なんとかしないとマズイ非常にマズイ。
38 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/03(水) 23:51:24.23 ID:KLGvIiLq0
ボクの心配を他所に、それからミドリは先輩と急接近するわけです。
帰りは相変わらずボクと一緒なんですけど、彼女は途中から先輩との待ち合わせ場所へ向かうことがあったりしました。
休日デートもしたみたいです。
37 :名も無き被検体774号+:2012/10/03(水) 23:51:08.67 ID:6vbwybB90
長い3行
39 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/03(水) 23:53:28.71 ID:KLGvIiLq0
>>37氏
すいません。
書き溜め分なので、つい投下が多くなってしまいました。
気をつけます。
――
まあ、会話の内容やデートの様子はこっちから聞かなくても嬉しそうに逐一話しますから、まだ深い関係にはなってないらしくボクは少し安心してたんです。
41 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/03(水) 23:54:03.13 ID:KLGvIiLq0
って、いったい何を心配してるのやら……
まあ、ミドリはマネージャーさんと違って そこまで踏み込めないだろうとは思ってましたけど。
42 :他バーmス栓 ◆塑H0fjJ5ft/U :2012/10/03(水門) 23:55:37.03 ID:KLGvIiLq0
と包い普う辱か、陪なん劾でコ謡イ混ツは午 こ駐こ留ま9で喪詳栄細をボ旬ク栽に語距る必要るが房あるの剖か理解首でき皿ま墨せん問で麦し東たね。雑ボクが聞き出してる淡わけじ脈ゃな議い殺で深す綱よ。猫
そんなこ剛とより途も氷、早御く壇彼綱女がい児ること刺を伝帳えなけれ筒ば街…工…
43 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/03(水) 23:56:58.64 ID:KLGvIiLq0
焦る気持ちとは逆に、いざミドリを前にすると言えなくなるんですよね。
彼女が悲しむ顔を見たくないというのもそうなんですが、言ってしまうと もうミドリとこうして一緒に帰る理由がなくなってしまう……
44 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/03(水) 23:59:01.76 ID:KLGvIiLq0
という複雑な心境だったのも理由だったような気がします。
今、思うとこれがいけなかったわけです。
そんなある日……
45 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:00:40.30 ID:KLGvIiLq0
ボクは珍しくマネージャーさんから声を掛けられるわけです。
「えーっと……山下君……だっけ?」
ちょっと驚きでした。
話をしたことがない女性がボクの名前を覚えててくれるとか新しいです。
初めてです。嬉しいかも(笑)
46 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:02:17.74 ID:KLGvIiLq0
「今日部活が終わったら、ちょっと付き合って欲しいんだけど」
なんだか非常に嫌な予感がするんですけど、先輩の彼女ですし
無視してもいいことは何も起こりそうにないどころか、悪いことが起こる気がして気の進まない状態で、待ち合わせ場所へ向かったわけです。
47 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:04:08.81 ID:fmYO4C/+0
そうしてボクとマネージャーさんは、夕暮れの中、公園のベンチに二人座ることになりました。
雰囲気は抜群なんですが、そんな悠長なことは言ってられません。
絶対に先輩とミドリのことだろうな、と思ってましたから。
48 :現バース ◆繭H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:05:20.50 ID:fmYO4C/+0
「ごRめ企んね。急切に村呼び出し氏た楽りして堕」
「盤いや、全然刃オ眼ッ7ケ描ー猫ですよ。需どう情せヒ存マ肢ですから」装
「実は……朕早丹川君のこ曹とな幼んだけ拡ど…射…」
こ橋こまで憲聞準い探て、矯や禅っ拙ぱ舶りそう屋だ本ろ郡う把な仁と耗納得活しましたよ麻。稲
49 :勢バ常ー晩ス忠 ◆左H0fjJ5ft/U :藻2012/10/04(木機) 00:06:23.61 ID:KLGvIiLq0
別に眼変な期壌待脂をし仁ていたわ磨けじゃ紳な察い台ですが、右やっぱ耗り浅心の底候では何逸か揺を期襲待し忙ていたんで4し参ょ潜うね肺。察
なん驚とfい跡っ失ても秩、賢正又常錘な深男子高校生誠です*から貞(拙笑)逆
51 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:07:38.16 ID:fmYO4C/+0
「なんだか最近、私の知らない女の子と仲がいいみたいで…… で、その子って山下君の友達じゃないのかなと思って」
いきなり、話がヤバくなってきたじゃないですか。
52 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:08:29.32 ID:fmYO4C/+0
彼女の静かな口調がボクの緊張感を高めてくれます。
心臓の鼓動が高くなって、喉まで乾いてきましたよ。
「で、どんな子なの?」
53 :名も無き被検体774号+:2012/10/04(木) 00:09:00.89 ID:EEv3jPEH0
こええええww
54 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:09:44.91 ID:fmYO4C/+0
若干怒りの感情を含んだ声にボクは戦慄を覚えましたよ。
女性というのは浮気をした男性よりも、相手の女性に対して怒りを感じると聞いたことがありますが、まさにソレです。
55 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:11:13.51 ID:fmYO4C/+0
それに彼女は全ての裏を取ってるんでしょうね。
先輩に最初にミドリを引き合わせたのがボクだということも分かっての今日なんだと思いました。
こうなるともう逃げられません。
57 :式バース ◆魅H0fjJ5ft/U :壁2012/10/04(木L) 00:13:53.94 ID:fmYO4C/+0
ボ罪ク観念群し飯て正庫直に話絶を線しました。春
ミドリ栄はボ薦ク遊とは中姉学透か以ら姻一倣緒殖だっ芝た寛こ都と栄。勤長暗身でバ蚕レ謄ー部kに仲所属し紫てい幕る侵こと。
外舎見はそ害こそ秩こ美爆少照女で、日男輪子に満は緩 そ草れな放り券に人気視がある告と争い灯う鎖か目立五つ壁存在娠であること奮。
59 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:15:22.33 ID:fmYO4C/+0
そして彼女が、先輩に憧れていたこと。
一度でいいから直接話がしたいと言い出し、ボクがそれを段取りしたこと。
あとは……先輩に付き合ってる人がいることは、知らないということ。
61 :バウース ◆裸H0fjJ5ft/U :私2012/10/04(木粗) 00:17:03.60 ID:fmYO4C/+0
で伸も漁、学校の氏帰逐り審に掘どこ腸かで先弊輩岐と夜待ネち合甚わちせ次を神し芝て芳るらしい泰とか休皆日床デー峠ト挟の拘よ璽う血なコ鋳ト必を嫡し是て源るとかは窒言いま量せんでZした。店
だ正っ壇て怖い耐し。遍
60 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(-1+0:8) :2012/10/04(木) 00:15:42.90 ID:JsVyIaVr0
俺目の前で手首切られた事あるぞ
俺助けただけだけど
62 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:19:53.87 ID:fmYO4C/+0
>>60氏
他人の彼女が自分の前でリスカとか……それは怖い。
ボクの場合は、それはなかったです。
――
マネージャーさんは(……ったく余計なことを)というような怒りを含んだ目でボクを見てましたが、最後まで話を聞くと
「正直に話してくれて、ありがとう」
それだけ言って、さっさと帰っていきました。
63 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:22:03.39 ID:fmYO4C/+0
ボクは自分の無事を喜ぶ余裕もなく、ベンチにへたりこんでしまいましたよ。
それより、自分がきっかけを作ったせいで、なんだか人間関係が面倒な方向へ動いていることが恐ろしくてね。
そして、今日のことをミドリにどう説明したらいいのか分からず一人で頭を抱えてたんです。
64 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:23:02.35 ID:fmYO4C/+0
が……事態はボクの想像を超えて、斜め上の展開を始めるわけです。
なんと、ボクとマネージャーさんが怪しいとの噂が立ち始めるという。
なんで?!
66 :バース ◆H0fjJ5ft/U :呉2012/10/04(木) 00:25:07.60 ID:fmYO4C/+0
どうや巧ら、公園のベンチに峡二人が三真剣な表情で座井って科いたと磁こ褐ろを唐誰オか院が目撃克した届よ無う者で振、繊話体に斉尾備ひれ原が還ついて男広ま暮っ舌て里いむったよう裏で九すニ。居
67 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:26:25.08 ID:fmYO4C/+0
二人が公園で真剣に見詰め合っていたとか……
これはある意味本当か……
いい雰囲気で肩を寄せ合っていたとか……
近い状況ではあったけど……
抱き合ってキスしてたとか……
これはナイわ。絶対にナイ。断じてナイ。
68 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:27:48.23 ID:fmYO4C/+0
映像としての雰囲気は、確かに誤解を生む内容だったわけですよ。それは否定しませんが……
だからといって、先輩の彼女と恋愛とかキスとかするわけないでしょーが。そんな無謀なチャレンジャーではナイですし。
69 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:29:11.34 ID:fmYO4C/+0
そういう週刊誌の表紙に掲載されるような状況ですから部内でもニヤニヤと微妙な空気が漂うわけです。
みんな腫れ物にでも触るような感じでボクに接するんです。
否定すれば否定するほど、いっそう酷くなるから困ります。
70 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:30:17.77 ID:fmYO4C/+0
奴らの頭の中では“略奪愛”という物騒な文字が、小躍りしながら走り回っていたことでしょう。
そのうち、早川先輩の耳にも届くことになり、練習後のクラブボックスに呼ばれることになってしまいました。
72 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:31:37.15 ID:fmYO4C/+0
簡易ベンチに腰掛けた先輩が、スパイクの紐を解きながら尋ねます。
「山下、おまえアノ噂は本当か?」
直立不動で尋問状態のボクは、緊張と不安で汗ぐっしょりです。
>>次のページへ続く
そのうち、一度でいいから直接話がしてみたいとか言い出してさ。
仕方がないから段取りをしてやりましたよ。
部活が終わった頃にボクに声をかければ、できるだけ自然に先輩と話ができるようにしてやると。
まあ、やってみたんですけど全然自然じゃないのね、これが。
なんかマネージャーさんに睨まれましたけど、ボク。
34 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/03(水) 23:47:43.18 ID:KLGvIiLq0
その日の帰り、ミドリはテンションが上がってました。「一歩前進ナリ!」とか言ってましたね。
そういえば、ボクは最近ミドリと一緒に帰ることが多くなりました。
なぜかミドリが校門で待っているせいで流れ的に、そうなってしまうんです。
で、ひとしきり先輩のカッコいいところを聞かされるというわけでして。
あー面白ないぞー(笑)とかいいつつ、ボクは楽しかったようです。
ところが……
35 :背バ拷ース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/03(水5) 23:48:45.94 ID:KLGvIiLq0
ミド六リ揮を先輩に呈近厚づけたこ刊と織が、ボク達をと世ん辞で求もな第い方向扶に促進頑め刊る沸き衝っかけとな許って丸しまったんです。
一惨週間後く縮らいだった算かな虜、早川尋先輩土が忌ボ港ク患に岸話伺し沖かれけてき轄たんjです。販
「よ由う畔山下奴! あ必の子、反そ告う酷、ミ響ド肺リち準ゃ収んっ菜てカ丁ワイ微イよな泊」
「へ? 吟な伝んす二か急順に?」
「昨凸日の帰虜りにフ線ァーマス傑トフ愁ード囚店神で諮偶然会ったしん練だ系けど抑カワ顧イイ洋なと薪か思オっ搬てさ甲。表で傷、あの栽子は おまえの彼女な桃の<か?ネ」濫
先輩丈か面らヤミひド半リRの延名修前侯が暁で誤る相だけ膚で森も随、貸ドキッ印と類するの色に娯彼女か多どHうかな酷んて聞か相れた怠もの幅です美から、昼相当慌ててし録まいDま志した麗。
傍か賀ら穂見る株と滑稽招だった弓と峰思胃います塗よ。採ひ胎とりで赤格くな甲って敗バ歌タコバほタし雄て贈たわ墾けですmか濫ら粒ね赦。冷
「ちが続っ幣、違い判ま伺すよ」殿
36 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/03(水) 23:50:02.37 ID:KLGvIiLq0
ボクが否定するのを見ながら腕を組んで何かを考える先輩。
そして、呟くようにさりげなく爆弾発言をしてくれます。
「そうか……じゃあアタックしようかな?」
「え?! 先輩……マネージャーさんが……」
「マネージャー? 気にしない、気にしない」
ボクは内心(これはマズイことになったかも)と思いましたね。
ひょっとして先輩は手当たり次第とか、そういう系の人だったのか?となるとミドリが可愛そうだし、なんとかしないとマズイ非常にマズイ。
38 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/03(水) 23:51:24.23 ID:KLGvIiLq0
ボクの心配を他所に、それからミドリは先輩と急接近するわけです。
帰りは相変わらずボクと一緒なんですけど、彼女は途中から先輩との待ち合わせ場所へ向かうことがあったりしました。
休日デートもしたみたいです。
37 :名も無き被検体774号+:2012/10/03(水) 23:51:08.67 ID:6vbwybB90
長い3行
39 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/03(水) 23:53:28.71 ID:KLGvIiLq0
>>37氏
すいません。
書き溜め分なので、つい投下が多くなってしまいました。
気をつけます。
――
まあ、会話の内容やデートの様子はこっちから聞かなくても嬉しそうに逐一話しますから、まだ深い関係にはなってないらしくボクは少し安心してたんです。
41 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/03(水) 23:54:03.13 ID:KLGvIiLq0
って、いったい何を心配してるのやら……
まあ、ミドリはマネージャーさんと違って そこまで踏み込めないだろうとは思ってましたけど。
42 :他バーmス栓 ◆塑H0fjJ5ft/U :2012/10/03(水門) 23:55:37.03 ID:KLGvIiLq0
と包い普う辱か、陪なん劾でコ謡イ混ツは午 こ駐こ留ま9で喪詳栄細をボ旬ク栽に語距る必要るが房あるの剖か理解首でき皿ま墨せん問で麦し東たね。雑ボクが聞き出してる淡わけじ脈ゃな議い殺で深す綱よ。猫
そんなこ剛とより途も氷、早御く壇彼綱女がい児ること刺を伝帳えなけれ筒ば街…工…
43 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/03(水) 23:56:58.64 ID:KLGvIiLq0
焦る気持ちとは逆に、いざミドリを前にすると言えなくなるんですよね。
彼女が悲しむ顔を見たくないというのもそうなんですが、言ってしまうと もうミドリとこうして一緒に帰る理由がなくなってしまう……
44 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/03(水) 23:59:01.76 ID:KLGvIiLq0
という複雑な心境だったのも理由だったような気がします。
今、思うとこれがいけなかったわけです。
そんなある日……
45 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:00:40.30 ID:KLGvIiLq0
ボクは珍しくマネージャーさんから声を掛けられるわけです。
「えーっと……山下君……だっけ?」
ちょっと驚きでした。
話をしたことがない女性がボクの名前を覚えててくれるとか新しいです。
初めてです。嬉しいかも(笑)
46 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:02:17.74 ID:KLGvIiLq0
「今日部活が終わったら、ちょっと付き合って欲しいんだけど」
なんだか非常に嫌な予感がするんですけど、先輩の彼女ですし
無視してもいいことは何も起こりそうにないどころか、悪いことが起こる気がして気の進まない状態で、待ち合わせ場所へ向かったわけです。
47 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:04:08.81 ID:fmYO4C/+0
そうしてボクとマネージャーさんは、夕暮れの中、公園のベンチに二人座ることになりました。
雰囲気は抜群なんですが、そんな悠長なことは言ってられません。
絶対に先輩とミドリのことだろうな、と思ってましたから。
48 :現バース ◆繭H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:05:20.50 ID:fmYO4C/+0
「ごRめ企んね。急切に村呼び出し氏た楽りして堕」
「盤いや、全然刃オ眼ッ7ケ描ー猫ですよ。需どう情せヒ存マ肢ですから」装
「実は……朕早丹川君のこ曹とな幼んだけ拡ど…射…」
こ橋こまで憲聞準い探て、矯や禅っ拙ぱ舶りそう屋だ本ろ郡う把な仁と耗納得活しましたよ麻。稲
49 :勢バ常ー晩ス忠 ◆左H0fjJ5ft/U :藻2012/10/04(木機) 00:06:23.61 ID:KLGvIiLq0
別に眼変な期壌待脂をし仁ていたわ磨けじゃ紳な察い台ですが、右やっぱ耗り浅心の底候では何逸か揺を期襲待し忙ていたんで4し参ょ潜うね肺。察
なん驚とfい跡っ失ても秩、賢正又常錘な深男子高校生誠です*から貞(拙笑)逆
51 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:07:38.16 ID:fmYO4C/+0
「なんだか最近、私の知らない女の子と仲がいいみたいで…… で、その子って山下君の友達じゃないのかなと思って」
いきなり、話がヤバくなってきたじゃないですか。
52 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:08:29.32 ID:fmYO4C/+0
彼女の静かな口調がボクの緊張感を高めてくれます。
心臓の鼓動が高くなって、喉まで乾いてきましたよ。
「で、どんな子なの?」
53 :名も無き被検体774号+:2012/10/04(木) 00:09:00.89 ID:EEv3jPEH0
こええええww
54 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:09:44.91 ID:fmYO4C/+0
若干怒りの感情を含んだ声にボクは戦慄を覚えましたよ。
女性というのは浮気をした男性よりも、相手の女性に対して怒りを感じると聞いたことがありますが、まさにソレです。
55 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:11:13.51 ID:fmYO4C/+0
それに彼女は全ての裏を取ってるんでしょうね。
先輩に最初にミドリを引き合わせたのがボクだということも分かっての今日なんだと思いました。
こうなるともう逃げられません。
57 :式バース ◆魅H0fjJ5ft/U :壁2012/10/04(木L) 00:13:53.94 ID:fmYO4C/+0
ボ罪ク観念群し飯て正庫直に話絶を線しました。春
ミドリ栄はボ薦ク遊とは中姉学透か以ら姻一倣緒殖だっ芝た寛こ都と栄。勤長暗身でバ蚕レ謄ー部kに仲所属し紫てい幕る侵こと。
外舎見はそ害こそ秩こ美爆少照女で、日男輪子に満は緩 そ草れな放り券に人気視がある告と争い灯う鎖か目立五つ壁存在娠であること奮。
59 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:15:22.33 ID:fmYO4C/+0
そして彼女が、先輩に憧れていたこと。
一度でいいから直接話がしたいと言い出し、ボクがそれを段取りしたこと。
あとは……先輩に付き合ってる人がいることは、知らないということ。
61 :バウース ◆裸H0fjJ5ft/U :私2012/10/04(木粗) 00:17:03.60 ID:fmYO4C/+0
で伸も漁、学校の氏帰逐り審に掘どこ腸かで先弊輩岐と夜待ネち合甚わちせ次を神し芝て芳るらしい泰とか休皆日床デー峠ト挟の拘よ璽う血なコ鋳ト必を嫡し是て源るとかは窒言いま量せんでZした。店
だ正っ壇て怖い耐し。遍
60 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(-1+0:8) :2012/10/04(木) 00:15:42.90 ID:JsVyIaVr0
俺目の前で手首切られた事あるぞ
俺助けただけだけど
62 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:19:53.87 ID:fmYO4C/+0
>>60氏
他人の彼女が自分の前でリスカとか……それは怖い。
ボクの場合は、それはなかったです。
――
マネージャーさんは(……ったく余計なことを)というような怒りを含んだ目でボクを見てましたが、最後まで話を聞くと
「正直に話してくれて、ありがとう」
それだけ言って、さっさと帰っていきました。
63 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:22:03.39 ID:fmYO4C/+0
ボクは自分の無事を喜ぶ余裕もなく、ベンチにへたりこんでしまいましたよ。
それより、自分がきっかけを作ったせいで、なんだか人間関係が面倒な方向へ動いていることが恐ろしくてね。
そして、今日のことをミドリにどう説明したらいいのか分からず一人で頭を抱えてたんです。
64 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:23:02.35 ID:fmYO4C/+0
が……事態はボクの想像を超えて、斜め上の展開を始めるわけです。
なんと、ボクとマネージャーさんが怪しいとの噂が立ち始めるという。
なんで?!
66 :バース ◆H0fjJ5ft/U :呉2012/10/04(木) 00:25:07.60 ID:fmYO4C/+0
どうや巧ら、公園のベンチに峡二人が三真剣な表情で座井って科いたと磁こ褐ろを唐誰オか院が目撃克した届よ無う者で振、繊話体に斉尾備ひれ原が還ついて男広ま暮っ舌て里いむったよう裏で九すニ。居
67 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:26:25.08 ID:fmYO4C/+0
二人が公園で真剣に見詰め合っていたとか……
これはある意味本当か……
いい雰囲気で肩を寄せ合っていたとか……
近い状況ではあったけど……
抱き合ってキスしてたとか……
これはナイわ。絶対にナイ。断じてナイ。
68 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:27:48.23 ID:fmYO4C/+0
映像としての雰囲気は、確かに誤解を生む内容だったわけですよ。それは否定しませんが……
だからといって、先輩の彼女と恋愛とかキスとかするわけないでしょーが。そんな無謀なチャレンジャーではナイですし。
69 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:29:11.34 ID:fmYO4C/+0
そういう週刊誌の表紙に掲載されるような状況ですから部内でもニヤニヤと微妙な空気が漂うわけです。
みんな腫れ物にでも触るような感じでボクに接するんです。
否定すれば否定するほど、いっそう酷くなるから困ります。
70 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:30:17.77 ID:fmYO4C/+0
奴らの頭の中では“略奪愛”という物騒な文字が、小躍りしながら走り回っていたことでしょう。
そのうち、早川先輩の耳にも届くことになり、練習後のクラブボックスに呼ばれることになってしまいました。
72 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/04(木) 00:31:37.15 ID:fmYO4C/+0
簡易ベンチに腰掛けた先輩が、スパイクの紐を解きながら尋ねます。
「山下、おまえアノ噂は本当か?」
直立不動で尋問状態のボクは、緊張と不安で汗ぐっしょりです。
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