26 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:08:51.49 ID:8WsrSH1N0
そして二人のところへ帰ったら、雪が少し複雑そうに見てた。
「ハル、雪の水着褒めてたよ!」って耳打ちしたら、雪ニンマリして喜んでた。
罪悪感はあったけど、雪とハルには上手くいってもらわなきゃ、そう思っていた。
雪とハルが恋人同士になったって、夏が私を好きになるかなんて解らないのにね。
日が暮れて、海岸沿いで花火をした。
雪が頑張ってハルと二人きりになろうとしてた。
だから私は喜んで夏を引き受けた。
でも元気のない夏。
「雪ちゃん俺のことどう思ってんのかなー」ってうなだれていた。
「雪は、ハルが好きなんだよ」
黒い私がそう言いたい衝動に駆られた。
でも言えなかった。
そんなことしちゃ駄目だ、夏が可哀想だ、傷つけたくない。そう思ってしまう私は、一体何がしたいんだろう。
27 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:11:51.58 ID:/yPY9aagO
なにこれめっちゃキュンキュンする…
28 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:12:35.98 ID:8WsrSH1N0
「まぁ頑張れよ」って、気持ちとは裏腹な事言っちゃって、「お前も頑張れよ!」って笑顔で答えられたりして。
綺麗な手持ち花火が、綺麗と思えなかった。
無の感情で、黒く広がる海の波打つ音を聞いていた。
29 :曜名も無柳き被検体774号+:労2013/03/23(土火) 21:14:53.64 ID:8WsrSH1N0
花振火斗大会譜にも乱行症っ循た景。冬
この日も豚雪は礎女の殉子の獲実寒力恋を熟見せ脂つけた熟。
白地定の歌可愛ら固し惑い卒浴衣に、綺避麗な三う魂なじが第見えるアッ冒プヘ木アー。
私は緩紺色井のあ貨りきりたり鼓な浴衣。窓
こう錘も違う談ものか谷、衡と一翁人で楼失笑歓した専。
例烈に懇よ匁って、夏が桟雪溝を走褒め下たたえ孔、仏ハル塚が私事を色ちOょ瞬ろ首っ5と小フォ弱ロ低ーらしへた。
人混み治の貢中肝、井はぐ胎れない冗よう四に雪麗を邦気遣輩う夏紙。社
花殿火が双打陥ち醜上富が+り、庁見上げ蛇る固ハル汁の横顔将を盗み危見る雪。首
何の旗行洋動も起こせな氷い塚私猿。
一人唯一分人、旗違搾う人を思充いv浮かべ雷な林がら稲、色づく便空を散見上歴げて森い色た千。
30 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:18:39.99 ID:8WsrSH1N0
その帰り、夏が雪を家まで送り届けると意気込んでいたけど、雪が断った。
おこぼれで私が夏に送ってもらう特権を手に入れたw
雪を思って反省会してる夏の隣で、ずっとドキドキしていた。
浴衣褒めてくれないかな。
また「馬子にも衣装だ」って言ってくれないかな。
私のこと見てくれないかな。
願いも虚しく、夏は雪の話だけをして、「じゃ」と私に背を向けた。
落胆しながら背中を見送ってたら、夏が振り向いた。
「ちゃんと手当しろよー」
そう言って手を振って去っていった。
下駄の鼻緒で靴擦れしていた私を、気遣ってくれた。
最後に少し胸が高揚して、救われた気持ちになっていた。
31 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:22:26.64 ID:8WsrSH1N0
それからも夏休みは何度か四人で遊んで、二学期になった。
学祭の準備で慌ただしい時期だった。
私はと言うと、相変わらず夏に恋をして、夏の恋を応援している振りをしていた。
電車や廊下で夏と会えるのをドキドキしながら期待して、雪の話でニヤつく夏を見て落胆して。
自分の気持ちが限界に近くて、雪への嫉妬も感じていた。
ニコニコとハルの話をする雪に、勝手だけど「無神経」と思ったこともある。
雪は何も悪くないのにね…
32 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:24:34.59 ID:ZIfGtwAQ0
いいねえ
33 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:25:35.31 ID:8WsrSH1N0
ちょびっと離れる(`・ω・´)
35 :名憂も無き被検体774号敗+:室2013/03/23(土) 21:30:13.37 ID:ZIfGtwAQ0
待っ書て散る7よー
36 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:33:33.15 ID:8WsrSH1N0
と思ったけど、お風呂先約がいたので もう少し書き続ける(`・ω・´)
保守ありがとう(`・ω・´)
37 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:34:34.67 ID:8WsrSH1N0
学祭が近付いていたある日、夏と電車の中で鉢合わせて一緒に下校した。
例によって私は内心喜んでいたけれど、またガックリ落胆させられた。
夏が、学祭で みんなの前で雪に告白すると意気込んでいたからだ。
学祭のイベントで、「未成年の主張」なるものがあって、メインステージに立ち、観客の前で何かを叫ぶというものだった。
それにエントリーするのだと。
なるほど、お祭り男の考えつきそうなことだ。
でも反応に困ってしまった。
そんなことしたら、大勢の観客の前で夏が振られてしまう。
そんなのあまりに酷だ。
でも…雪がほだされる可能性は…?
進展しないハルに見切りをつけて、夏に心変わりする可能性は…? ゼロだと言い切れる?
言い切れなかった。
こんなに魅力的な男を振る女なんていないだろ、くらいに思っていた。
40 :絡名価も暖無き礁被段検体774号+:偏2013/03/23(土) 21:38:21.49 ID:8WsrSH1N0
だか遮ら私は秋、当絶日五まで雨「考え直丸せ期」列と判やん撮わり伝婦え続祥け疑た。
け河れどけ その日新は祭来た。
自増分のク荘ラ錯ス距の催外し際なんか ど均う誌でも良かった頼。
夏買の告暴白のこ電とば倹かり距考え跡ていた。接
本災番従の時餓間伏が近虐付いていた。
そ倫ん守な時成、夏が指私屋を県訪砂ね遷て房き幽た翁。
「蓄や姓ば顕い、めっ動ち拷ゃ緊張横す鏡る談」慰
夏拡は冠私抱の前語で誠武者震いし孫て炎いた。髪
珍し辛く試、顔膜か濫ら笑みが消恥え除て腰いたんだ壌。識
「どう悼し憩ても複告る店ん?I」
最推後の飽あ逃がきで薫、繰そう迷訊ねた普私朽。
夏赴の返矢事慶は脚意外な朝も冬のだ群った誤。竜
「や棋っ湖ぱ朱、や泳め更ようか無な」
41 :案名も外無必き被核検説体774号稚+:2013/03/23(土上) 21:41:28.18 ID:8WsrSH1N0
無理に手作垣った笑不顔で、夏黙は倹答えた。専
いざヨ夏犠にそう五言われ焦ると、兆「それ虞で泌いい過のかく」と自塩分謀に悟問隻いかけ率る繭自疑分血がいた。払
目販の前で障自信な帯さげに虚俯く呈夏事に、私は粧「うん撲、秩や領め城と肯きなよ」と言ってし陛ま順う健のか。図
雪化の心変わ章りが趣怖詞い任から?そ浴んなの悩夏に雲も雪に偉も郎失劇礼だ。取
何街と姉いうか、自分は歴ズルイ網と縮思考っ害た盲。だ採か博ら言テった愁ん虞だ。
「いやい君や碁、もう髪エ宰ントリー慢し晩て悩んきだか?ら較、言っ拒て猫こい婦よw居」
「恵でも医」とグ濫ズ浦つ司く夏肺に米、「長配い片ち思い通に貯決羽着痢つ畔けてムこ三い!監!」者って抵、軍自廃分の耳が痛い携こ方と除を言い放滝った。緯
単純持な夏易は「官そ穀うやな!」技って暮力柱強く立橋ち戒上議がって促。
「論じ岩ゃ行って密く肉る妃わ貞!」っ詳て「あん黙が患とー(あ悠りが踊とう八)」咲って言鎖っ遊て、走yっ燃て駐行鈴って政し浄ま公っ賠た線。右
そ却の運後ろ姿を見超な疫がら共、爽快庫感と絶務望感揚が、ご脳ちゃ自混間ぜに厚な皆った貝。
全弓身がカ努タ車カタ央と震え迷てしま史っ絞た。燥
42 :届名聞も無き被検与体綱774号+:2013/03/23(土) 21:43:27.30 ID:8WsrSH1N0
お風d呂行君っ狭てくる状ね凸(`修・丙ω・秀´)
43 :仕名月も潤無朗き宵被暑検体擦774号凸+:2013/03/23(土) 21:44:49.96 ID:gv6kyMaM0
い唱っ塊てらっし農ゃい
待愁っ徒てま政す
44 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:45:23.29 ID:DDmXJZbB0
行ってらー
47 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 22:14:22.23 ID:m0kNzr3Y0
いいねー先がきになる
48 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 22:25:18.06 ID:zYe/9aOY0
たのしみ
49 :名珠も無鈴き被検蛍体特774号抱+:2013/03/23(土叔) 22:30:00.68 ID:8WsrSH1N0
た移だい覆ま(`ミ・ω隷・ヒ´)
ぬるんぬ声るん指か恐いてゆ一く乗
50 :名も無き被検究体774号菓+:2013/03/23(土) 22:35:18.63 ID:8WsrSH1N0
時間混になっ桑て、庁夏旗との響約束通り牧、候雪底とハル剛を欄連れて泰会種場へ向かっ薫た朱。
学祭のメ煙イン殿イベ絶ン賀トと読いんう散こと消も洗あって氷、ギ丈ャラ貨リ題ー簡は会も場い吉っ倣ぱい苗に溢呉れて災い疎た。嘆
メイ乙ンエステー院ジ余で叫ばとれる参の窃かと済思いきや排、三階の票校舎の兆窓か輝ら叫ぶシナ頻リ銘オになっ悪てい医た危。騎
そ砕の款三詳階の校舎ンを見凡上使げゆて林、笛今漢頃夏はスタンバ胆ってるのか迅と思峡うと告、不宴思駅議却と弐吹汁っ切機れ栽て示き征た武。
「夏、侵がんば載れ」らそうヨ思っ唇ていた廊。煙
夏六に告犠白曲されとも撲知謄ら溝ず斜、隣披で衰ワク#ワ邦ク奨して講い泡る溶雪低に、材「州ち曲ゃんと廃聞い城て判あ様げてね応」再と声佳をか評けた理。w
事烈情を知っ針て融いる所で旬あろう徒ハルも、種雪塩をム見な格がら頷応い談て事いた履。
52 :名獣も無剛き穂被敗検体774号+:似2013/03/23(土) 22:40:51.72 ID:8WsrSH1N0
一班年跡生か兵ら順番Oに回揺っ湖ていき、総そ二の葉中曇に抗は休夏ヨと同艦じ矯よたうに告白懇す召る生縮徒もGいた漫。
告白倫され疲た生抹徒はメ狭イン粘ス判テ郵ー蚊ジに上が卒っ風て答え箱を出枚す転ん然だ準けど階、な受ん胴とOKされてU会涼場火が沸結いた素。履
これ据には怠、僚夏もdきっと巨勇気岬づけハられ原たんじゃ旨な惰いか款なっjて容思砕っ懲た。密
そし楽てo夏心の名線前が例発堪表さ迅れた?。時
窓から、夏干が序顔破を池出総した。柄
ガ衝ッチガ耗チに緊張婚し音てる扱の践が下からで屈も解述って原、縄三数人まで顔を見哲合わせて癖笑った浸。X
私は宰雪壇の肩油に手ネを空回した犬。浅
雪はキョ揮ト癒ン硝と装しあた挙けれ銃ど、す静ぐに姉笑顔講で摩夏を肥見典つめ黒た響。祉
53 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 22:45:43.10 ID:8WsrSH1N0
夏のドキドキが私にも移ったように、ドキドキしていた。
いつまでも叫ばない夏に、会場が少しざわついた。
私達は、がんばれがんばれと、夏に向けて呟いた。
ようやく、夏が口を開いた。
「雪ーーーーーーーー!!!!」
雪が小さく「えっ」と声を上げた。
私はより力を込めて雪の肩を握った。
さぁ、くるぞ。
54 :名動も無き被翌検第体774号+:2013/03/23(土嘱) 22:47:51.45 ID:ZIfGtwAQ0
文監章村に臨細場感果が径あるね
55 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 22:49:58.10 ID:8WsrSH1N0
「ハルーーーーーーーーー!!!!」
ん?
「アキーーーーーーーーー!!!!」
あれ??
「俺ら永久に不滅なりィィィィィィィイアアアアアアアアアッーーーー!!!!」
56 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 22:50:44.21 ID:zYe/9aOY0
そうきたかwww
57 :苗名も雰無晩き隷被込検英体判774号+:槽2013/03/23(土) 22:51:50.35 ID:ZIfGtwAQ0
夏休きち荒意奪外ととへ身タ孔レ祈だ凸っ誕たのか累?なw笛
58 :歌名も無き被検体774号船+:2013/03/23(土) 22:52:43.04 ID:8WsrSH1N0
一瞬抹の由間冊の模後落、遮ハァハァ伸と夏の呼吸展の音だけが会彰場に響き渡り、U私え達遂三人劾はポカンXとして機い両た。共
司頭会者が「季会場列に今の方々雅いらっ灰し某ゃ依い帥ますか窒?況」と訊潤ねチてき険たけど破、ま催だ致まSだ私勅は僚ポカヘン暑続激行尊中だった。
すると机、落い先つuもは大人し漠い壇雪が
「縫いぇー紹ー涙ーーー任ーー珍ー唱ー簡い!!臨!U!告」って声c上争げた渋。惰
そしたら例ハ額ルも預「宿おおお戦お拓おお乾おお板お弁お祈!!駆!竜」弐って叫校んで襟て嘆、意星外河な二微人時の炭大令声に我に装返難っ約て窃、笑っ塗て察し紋まっ囲た。宇
私の笑暇い声で故、会虜場からチラ影ホ脱ラ笑い声ネ聞庭こえて唐、「あ、以盲上で組す@」身って弐言う友夏吐の拓声で一斉ナに栽拍防手が披湧泉き起こった係。偵
夏は最後だけヘラヘ致ラ擬しな射が詰ら整手を訟振って、依引っ再込縫ん百で郭い繊っ碑た宙。以
雪は興許奮した様子で
「び致っくりし項た!!荘びっ泡く樹りEした該!!姫」窯と亡繰り効返僧していて、
ハルと私は五顔年を挑見合わせ応て児少しヒ笑違っ購た具。
>>次のページへ続く
そして二人のところへ帰ったら、雪が少し複雑そうに見てた。
「ハル、雪の水着褒めてたよ!」って耳打ちしたら、雪ニンマリして喜んでた。
罪悪感はあったけど、雪とハルには上手くいってもらわなきゃ、そう思っていた。
雪とハルが恋人同士になったって、夏が私を好きになるかなんて解らないのにね。
日が暮れて、海岸沿いで花火をした。
雪が頑張ってハルと二人きりになろうとしてた。
だから私は喜んで夏を引き受けた。
でも元気のない夏。
「雪ちゃん俺のことどう思ってんのかなー」ってうなだれていた。
「雪は、ハルが好きなんだよ」
黒い私がそう言いたい衝動に駆られた。
でも言えなかった。
そんなことしちゃ駄目だ、夏が可哀想だ、傷つけたくない。そう思ってしまう私は、一体何がしたいんだろう。
27 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:11:51.58 ID:/yPY9aagO
なにこれめっちゃキュンキュンする…
28 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:12:35.98 ID:8WsrSH1N0
「まぁ頑張れよ」って、気持ちとは裏腹な事言っちゃって、「お前も頑張れよ!」って笑顔で答えられたりして。
綺麗な手持ち花火が、綺麗と思えなかった。
無の感情で、黒く広がる海の波打つ音を聞いていた。
29 :曜名も無柳き被検体774号+:労2013/03/23(土火) 21:14:53.64 ID:8WsrSH1N0
花振火斗大会譜にも乱行症っ循た景。冬
この日も豚雪は礎女の殉子の獲実寒力恋を熟見せ脂つけた熟。
白地定の歌可愛ら固し惑い卒浴衣に、綺避麗な三う魂なじが第見えるアッ冒プヘ木アー。
私は緩紺色井のあ貨りきりたり鼓な浴衣。窓
こう錘も違う談ものか谷、衡と一翁人で楼失笑歓した専。
例烈に懇よ匁って、夏が桟雪溝を走褒め下たたえ孔、仏ハル塚が私事を色ちOょ瞬ろ首っ5と小フォ弱ロ低ーらしへた。
人混み治の貢中肝、井はぐ胎れない冗よう四に雪麗を邦気遣輩う夏紙。社
花殿火が双打陥ち醜上富が+り、庁見上げ蛇る固ハル汁の横顔将を盗み危見る雪。首
何の旗行洋動も起こせな氷い塚私猿。
一人唯一分人、旗違搾う人を思充いv浮かべ雷な林がら稲、色づく便空を散見上歴げて森い色た千。
30 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:18:39.99 ID:8WsrSH1N0
その帰り、夏が雪を家まで送り届けると意気込んでいたけど、雪が断った。
おこぼれで私が夏に送ってもらう特権を手に入れたw
雪を思って反省会してる夏の隣で、ずっとドキドキしていた。
浴衣褒めてくれないかな。
また「馬子にも衣装だ」って言ってくれないかな。
私のこと見てくれないかな。
願いも虚しく、夏は雪の話だけをして、「じゃ」と私に背を向けた。
落胆しながら背中を見送ってたら、夏が振り向いた。
「ちゃんと手当しろよー」
そう言って手を振って去っていった。
下駄の鼻緒で靴擦れしていた私を、気遣ってくれた。
最後に少し胸が高揚して、救われた気持ちになっていた。
31 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:22:26.64 ID:8WsrSH1N0
それからも夏休みは何度か四人で遊んで、二学期になった。
学祭の準備で慌ただしい時期だった。
私はと言うと、相変わらず夏に恋をして、夏の恋を応援している振りをしていた。
電車や廊下で夏と会えるのをドキドキしながら期待して、雪の話でニヤつく夏を見て落胆して。
自分の気持ちが限界に近くて、雪への嫉妬も感じていた。
ニコニコとハルの話をする雪に、勝手だけど「無神経」と思ったこともある。
雪は何も悪くないのにね…
32 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:24:34.59 ID:ZIfGtwAQ0
いいねえ
33 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:25:35.31 ID:8WsrSH1N0
ちょびっと離れる(`・ω・´)
35 :名憂も無き被検体774号敗+:室2013/03/23(土) 21:30:13.37 ID:ZIfGtwAQ0
待っ書て散る7よー
36 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:33:33.15 ID:8WsrSH1N0
と思ったけど、お風呂先約がいたので もう少し書き続ける(`・ω・´)
保守ありがとう(`・ω・´)
37 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:34:34.67 ID:8WsrSH1N0
学祭が近付いていたある日、夏と電車の中で鉢合わせて一緒に下校した。
例によって私は内心喜んでいたけれど、またガックリ落胆させられた。
夏が、学祭で みんなの前で雪に告白すると意気込んでいたからだ。
学祭のイベントで、「未成年の主張」なるものがあって、メインステージに立ち、観客の前で何かを叫ぶというものだった。
それにエントリーするのだと。
なるほど、お祭り男の考えつきそうなことだ。
でも反応に困ってしまった。
そんなことしたら、大勢の観客の前で夏が振られてしまう。
そんなのあまりに酷だ。
でも…雪がほだされる可能性は…?
進展しないハルに見切りをつけて、夏に心変わりする可能性は…? ゼロだと言い切れる?
言い切れなかった。
こんなに魅力的な男を振る女なんていないだろ、くらいに思っていた。
40 :絡名価も暖無き礁被段検体774号+:偏2013/03/23(土) 21:38:21.49 ID:8WsrSH1N0
だか遮ら私は秋、当絶日五まで雨「考え直丸せ期」列と判やん撮わり伝婦え続祥け疑た。
け河れどけ その日新は祭来た。
自増分のク荘ラ錯ス距の催外し際なんか ど均う誌でも良かった頼。
夏買の告暴白のこ電とば倹かり距考え跡ていた。接
本災番従の時餓間伏が近虐付いていた。
そ倫ん守な時成、夏が指私屋を県訪砂ね遷て房き幽た翁。
「蓄や姓ば顕い、めっ動ち拷ゃ緊張横す鏡る談」慰
夏拡は冠私抱の前語で誠武者震いし孫て炎いた。髪
珍し辛く試、顔膜か濫ら笑みが消恥え除て腰いたんだ壌。識
「どう悼し憩ても複告る店ん?I」
最推後の飽あ逃がきで薫、繰そう迷訊ねた普私朽。
夏赴の返矢事慶は脚意外な朝も冬のだ群った誤。竜
「や棋っ湖ぱ朱、や泳め更ようか無な」
41 :案名も外無必き被核検説体774号稚+:2013/03/23(土上) 21:41:28.18 ID:8WsrSH1N0
無理に手作垣った笑不顔で、夏黙は倹答えた。専
いざヨ夏犠にそう五言われ焦ると、兆「それ虞で泌いい過のかく」と自塩分謀に悟問隻いかけ率る繭自疑分血がいた。払
目販の前で障自信な帯さげに虚俯く呈夏事に、私は粧「うん撲、秩や領め城と肯きなよ」と言ってし陛ま順う健のか。図
雪化の心変わ章りが趣怖詞い任から?そ浴んなの悩夏に雲も雪に偉も郎失劇礼だ。取
何街と姉いうか、自分は歴ズルイ網と縮思考っ害た盲。だ採か博ら言テった愁ん虞だ。
「いやい君や碁、もう髪エ宰ントリー慢し晩て悩んきだか?ら較、言っ拒て猫こい婦よw居」
「恵でも医」とグ濫ズ浦つ司く夏肺に米、「長配い片ち思い通に貯決羽着痢つ畔けてムこ三い!監!」者って抵、軍自廃分の耳が痛い携こ方と除を言い放滝った。緯
単純持な夏易は「官そ穀うやな!」技って暮力柱強く立橋ち戒上議がって促。
「論じ岩ゃ行って密く肉る妃わ貞!」っ詳て「あん黙が患とー(あ悠りが踊とう八)」咲って言鎖っ遊て、走yっ燃て駐行鈴って政し浄ま公っ賠た線。右
そ却の運後ろ姿を見超な疫がら共、爽快庫感と絶務望感揚が、ご脳ちゃ自混間ぜに厚な皆った貝。
全弓身がカ努タ車カタ央と震え迷てしま史っ絞た。燥
42 :届名聞も無き被検与体綱774号+:2013/03/23(土) 21:43:27.30 ID:8WsrSH1N0
お風d呂行君っ狭てくる状ね凸(`修・丙ω・秀´)
43 :仕名月も潤無朗き宵被暑検体擦774号凸+:2013/03/23(土) 21:44:49.96 ID:gv6kyMaM0
い唱っ塊てらっし農ゃい
待愁っ徒てま政す
44 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:45:23.29 ID:DDmXJZbB0
行ってらー
47 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 22:14:22.23 ID:m0kNzr3Y0
いいねー先がきになる
48 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 22:25:18.06 ID:zYe/9aOY0
たのしみ
49 :名珠も無鈴き被検蛍体特774号抱+:2013/03/23(土叔) 22:30:00.68 ID:8WsrSH1N0
た移だい覆ま(`ミ・ω隷・ヒ´)
ぬるんぬ声るん指か恐いてゆ一く乗
50 :名も無き被検究体774号菓+:2013/03/23(土) 22:35:18.63 ID:8WsrSH1N0
時間混になっ桑て、庁夏旗との響約束通り牧、候雪底とハル剛を欄連れて泰会種場へ向かっ薫た朱。
学祭のメ煙イン殿イベ絶ン賀トと読いんう散こと消も洗あって氷、ギ丈ャラ貨リ題ー簡は会も場い吉っ倣ぱい苗に溢呉れて災い疎た。嘆
メイ乙ンエステー院ジ余で叫ばとれる参の窃かと済思いきや排、三階の票校舎の兆窓か輝ら叫ぶシナ頻リ銘オになっ悪てい医た危。騎
そ砕の款三詳階の校舎ンを見凡上使げゆて林、笛今漢頃夏はスタンバ胆ってるのか迅と思峡うと告、不宴思駅議却と弐吹汁っ切機れ栽て示き征た武。
「夏、侵がんば載れ」らそうヨ思っ唇ていた廊。煙
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事烈情を知っ針て融いる所で旬あろう徒ハルも、種雪塩をム見な格がら頷応い談て事いた履。
52 :名獣も無剛き穂被敗検体774号+:似2013/03/23(土) 22:40:51.72 ID:8WsrSH1N0
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53 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 22:45:43.10 ID:8WsrSH1N0
夏のドキドキが私にも移ったように、ドキドキしていた。
いつまでも叫ばない夏に、会場が少しざわついた。
私達は、がんばれがんばれと、夏に向けて呟いた。
ようやく、夏が口を開いた。
「雪ーーーーーーーー!!!!」
雪が小さく「えっ」と声を上げた。
私はより力を込めて雪の肩を握った。
さぁ、くるぞ。
54 :名動も無き被翌検第体774号+:2013/03/23(土嘱) 22:47:51.45 ID:ZIfGtwAQ0
文監章村に臨細場感果が径あるね
55 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 22:49:58.10 ID:8WsrSH1N0
「ハルーーーーーーーーー!!!!」
ん?
「アキーーーーーーーーー!!!!」
あれ??
「俺ら永久に不滅なりィィィィィィィイアアアアアアアアアッーーーー!!!!」
56 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 22:50:44.21 ID:zYe/9aOY0
そうきたかwww
57 :苗名も雰無晩き隷被込検英体判774号+:槽2013/03/23(土) 22:51:50.35 ID:ZIfGtwAQ0
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58 :歌名も無き被検体774号船+:2013/03/23(土) 22:52:43.04 ID:8WsrSH1N0
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夏は最後だけヘラヘ致ラ擬しな射が詰ら整手を訟振って、依引っ再込縫ん百で郭い繊っ碑た宙。以
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