26 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)14:31:10 ID:Kqz9nTDcp
それ以外にも出てくる言葉は、
相手の否定の言葉ばかり。
多くは容姿に関するものだった。
髭が濃いから嫌
目つきが嫌、
デブは嫌
…等々。
出てくる言葉は
「あーあ、藤木直人か福山雅治みたいなイケメンっていないのかな?」
32 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)14:40:58 ID:pO3IRnEPb
おい早く続けろよwww
おもしろいぞwww
お前大学行ってないだろ?www
33 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)14:45:14 ID:Kqz9nTDcp
じゃぁ続けるか。
彼女は自分磨き(笑)に走った。
まともな男が近寄ってこないのは、
自らの容姿のせいである、と信じて。
美容院にも頻回に通い、エステ、
御稽古(笑)にも励んだ。
服やコートは数回袖を通すともう着ない。
1着数万円もするものもあったというのに。
男には年収を求める、だから女である自分は
容姿と若さを武器にしなくてはならない。
これが彼女の持論だった。
その時、すでに年齢は25を越えていた。
34 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)14:50:08 ID:Kqz9nTDcp
自分磨きや、度重なるお見合いで、
彼女の貯蓄はほとんどなかった。
だが、彼女はそれがいつしか永久就職に繋がる投資であると
信じて、止めなかった。
お金がない
婚活もやめれない
若さを武器にしていたが、年齢だけが増えていく
年齢に反比例し、やってくる縁談もクオリティが下がる
いつしか、彼女が過去に「お断り」した条件よりも、
低い条件の縁談しかやって来なくなった。
35 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)14:57:43 ID:Kqz9nTDcp
それでも彼女は婚活を続けた。
少しは現実を見たのだろうか、
相手に求める条件は年収500万以上に下がっていた。
それでも、相手を「見る目」は変わっていない。
・鼻毛が嫌
・アイコンタクトが出来ない人だから嫌
等々。
いくらお見合いをしても、
出てくるのはマイナス面ばかり。
相手の良い面を見ようとしない。
それではダメだと、
もう少し現実をみろと、
私は何度も彼女を諭した。
実の姉に向かって。
そして、ついに30を超えた彼女が、
壊れる日が来てしまった。
36 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)15:00:44 ID:Kqz9nTDcp
彼女とは、私の実の姉だった。
フェイクを入れたのはそのため。
スレタイに「知り合い」としたのは、
絶縁予定だから。
なぜ絶縁予定なのか。
それは彼女が壊れたことに関係している。
37 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)15:05:20 ID:Kqz9nTDcp
彼女と歳の離れていない私は、
彼女と比べてあまり出来が良くなかった。
彼女は現役で旧帝に入ったが、
私は浪人して私立大学に進学した。
親にも、多少白い目で見られた。
「お姉ちゃんとちがって貴方はお金がかかって困る。」
と何度言われたことか。
それでも、私は自分の希望する学部で勉強できたし、
成績も可もなく不可もなく、
新しい友人もそれなりに出来、
ごく普通の大学生活をし、
リーマンショックの煽りを受けながらも、
卒業時に取得した資格のおかげで
なんとか地元の小さい会社に就職できた。
38 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)15:16:20 ID:Kqz9nTDcp
そこで生涯の伴侶と思える男性と知り合うことになる。
同じ会社で働いていた訳ではないが、同じ業界で話も合う。
見た目は世間的には普通以下なのであろうが、とても優しく、
思いやりもあり、ユーモアにあふれ、私にとっては素敵な人
で間違いなかった。
そして私達はごくごく自然に付き合うこととなった。
当時、彼女(姉)は絶賛婚活連敗中、という時期でもあった。
このため、私は自身の口から
「お付き合いしている人がいる」という事実を
告げたくなかったのだが、後にしこりを残すこともしたくなかっ
たため、事務的にその事実を告げた。
彼女は、非常に驚き、根掘り葉掘り聞いてきた。
写真は?年収は?年齢は?
――私は年収なんて知らなかったが、
同じ業界であるため、予想される年収を答えた。
「350万!?
そんなの、生活を維持できるレベルじゃない!
見た目も…w」
完全pgrされた。
39 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)15:23:35 ID:Kqz9nTDcp
とりあえず、交際報告時点では、
彼女の精神状態に特に問題はなかった。
結論から言うと、結婚報告でも、特に問題はなかった。
散々pgrされたが、私にとってはどうでも良かった。
彼女は私の結婚報告をした段階で29歳だった。
年収550万の金融企業勤めの男性を
「デートが割り勘だから」
という理由でお断りする程度に、通常運転だった。
話は脱線するが、彼女は常に女王でなければならない。
・デートは男性が全額出すもの。
・デートに軽自動車はあり得ない。
・常にレディーファースト。
・今の生活(服飾美容につぎこんだ生活)
を維持させる包容力が必要
等々。
もちろん、割り勘を迫られたら支払いこそするが、
「100円も私に多く出させた!」
と騒ぐ一方で
「あっち(見合い相手)が100円多く出したくらいで、
奢った気になってるのがムカツク!」
という矛盾した被害者意識も持ち合わせている、
面倒な女性の典型だった。
40 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)15:26:12 ID:Kqz9nTDcp
何はともあれ、私にとっては幸いなことに、
結婚式終了までは特にトラブルなく経過した。
婚活をこじらせた彼女が何かするのではないかと、
内心疑っていたからだ。
が、私の結婚式が終わった直後から、
彼女の縁談状況が変化した。
そう、年齢が29歳から30歳という大台に乗ったのだ。
41 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)15:28:58 ID:Kqz9nTDcp
29と30では1歳しか変わらないが、
これは実はとても大きいことらしい。
婚活サイトでも、
検索に「25〜29」「30〜35」という
チェックボックスがあるように、
データベース上の分類が異なってしまうから、らしい。
そうして、彼女に来る縁談の条件は、
以前よりも増して悪いものになっていった。
そもそも、彼女の望む条件に合う縁談の数自体が少なくなっていた。
42 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)15:32:18 ID:Kqz9nTDcp
その時期から、少しずつ、以前よりも増して彼女の精神状態は
悪くなっていたらしい。
らしい、というのも、結婚してから実家を離れていた私は、
彼女の様子を以前ほど把握できていなかったからだ。
そしてその頃、私は主人との子供を身籠った。
43 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)15:34:44 ID:Kqz9nTDcp
私が妊娠してすぐの時期、
実家に妊娠報告をしに帰った。
彼女――姉もいた。
以前と比べ…目つきがギラギラして、
でも服は高そうなものを着ていて、そんな姉だった。
少し嫌な予感がしつつも、リビングで私は妊娠報告をした。
電話では何も言っていなかったから、
親にも、姉にも、初めてそこで妊娠について話した。
その瞬間、姉が壊れた。
44 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)15:38:01 ID:Kqz9nTDcp
壊れる、という表現でいいのかは分からない。
まずは号泣された。
呑気な親は「嬉しくて」泣いているものかと思ったらしい。
でも実際は違った。
号泣しながら、机に並べられたケーキ皿を
私に向かって投げてきた。
ガードしたものの、私の顔面下あたりに直撃。
グチャグチャになったが、お腹には当たらなかった。
親は激怒。
主人は茫然。
私も唖然。
姉は号泣し、身近にあるものを投げようとする。
まさにカオス。
45 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)15:39:07 ID:Kqz9nTDcp
とりあえず、逃げるように私たちは実家を後にした。
その後、色々あったが…
結論から言うと、彼女は風呂場でリストカットした。
46 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)15:40:51 ID:Kqz9nTDcp
もちろんリストカットで死ねる訳もなく、
今は実家で以前と同じようにして暮らしている。
通院はしているらしいが、あまり詳しいことは知らない。
婚活も、続けているらしい。
47 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)15:43:36 ID:Kqz9nTDcp
何故このスレを立てたかと言うと、
世の中の女性に婚活をこじらせると
こんなことになりかねないぞ、と伝えたかったから。
身内の恥さらしになるが、少しでも伝われば幸い。
見ている人いないと思うけど、答えられる範囲で質問に答えます。
>>次のページへ続く
それ以外にも出てくる言葉は、
相手の否定の言葉ばかり。
多くは容姿に関するものだった。
髭が濃いから嫌
目つきが嫌、
デブは嫌
…等々。
出てくる言葉は
「あーあ、藤木直人か福山雅治みたいなイケメンっていないのかな?」
32 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)14:40:58 ID:pO3IRnEPb
おい早く続けろよwww
おもしろいぞwww
お前大学行ってないだろ?www
33 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)14:45:14 ID:Kqz9nTDcp
じゃぁ続けるか。
彼女は自分磨き(笑)に走った。
まともな男が近寄ってこないのは、
自らの容姿のせいである、と信じて。
美容院にも頻回に通い、エステ、
御稽古(笑)にも励んだ。
服やコートは数回袖を通すともう着ない。
1着数万円もするものもあったというのに。
男には年収を求める、だから女である自分は
容姿と若さを武器にしなくてはならない。
これが彼女の持論だった。
その時、すでに年齢は25を越えていた。
34 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)14:50:08 ID:Kqz9nTDcp
自分磨きや、度重なるお見合いで、
彼女の貯蓄はほとんどなかった。
だが、彼女はそれがいつしか永久就職に繋がる投資であると
信じて、止めなかった。
お金がない
婚活もやめれない
若さを武器にしていたが、年齢だけが増えていく
年齢に反比例し、やってくる縁談もクオリティが下がる
いつしか、彼女が過去に「お断り」した条件よりも、
低い条件の縁談しかやって来なくなった。
35 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)14:57:43 ID:Kqz9nTDcp
それでも彼女は婚活を続けた。
少しは現実を見たのだろうか、
相手に求める条件は年収500万以上に下がっていた。
それでも、相手を「見る目」は変わっていない。
・鼻毛が嫌
・アイコンタクトが出来ない人だから嫌
等々。
いくらお見合いをしても、
出てくるのはマイナス面ばかり。
相手の良い面を見ようとしない。
それではダメだと、
もう少し現実をみろと、
私は何度も彼女を諭した。
実の姉に向かって。
そして、ついに30を超えた彼女が、
壊れる日が来てしまった。
36 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)15:00:44 ID:Kqz9nTDcp
彼女とは、私の実の姉だった。
フェイクを入れたのはそのため。
スレタイに「知り合い」としたのは、
絶縁予定だから。
なぜ絶縁予定なのか。
それは彼女が壊れたことに関係している。
37 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)15:05:20 ID:Kqz9nTDcp
彼女と歳の離れていない私は、
彼女と比べてあまり出来が良くなかった。
彼女は現役で旧帝に入ったが、
私は浪人して私立大学に進学した。
親にも、多少白い目で見られた。
「お姉ちゃんとちがって貴方はお金がかかって困る。」
と何度言われたことか。
それでも、私は自分の希望する学部で勉強できたし、
成績も可もなく不可もなく、
新しい友人もそれなりに出来、
ごく普通の大学生活をし、
リーマンショックの煽りを受けながらも、
卒業時に取得した資格のおかげで
なんとか地元の小さい会社に就職できた。
38 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)15:16:20 ID:Kqz9nTDcp
そこで生涯の伴侶と思える男性と知り合うことになる。
同じ会社で働いていた訳ではないが、同じ業界で話も合う。
見た目は世間的には普通以下なのであろうが、とても優しく、
思いやりもあり、ユーモアにあふれ、私にとっては素敵な人
で間違いなかった。
そして私達はごくごく自然に付き合うこととなった。
当時、彼女(姉)は絶賛婚活連敗中、という時期でもあった。
このため、私は自身の口から
「お付き合いしている人がいる」という事実を
告げたくなかったのだが、後にしこりを残すこともしたくなかっ
たため、事務的にその事実を告げた。
彼女は、非常に驚き、根掘り葉掘り聞いてきた。
写真は?年収は?年齢は?
――私は年収なんて知らなかったが、
同じ業界であるため、予想される年収を答えた。
「350万!?
そんなの、生活を維持できるレベルじゃない!
見た目も…w」
完全pgrされた。
39 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)15:23:35 ID:Kqz9nTDcp
とりあえず、交際報告時点では、
彼女の精神状態に特に問題はなかった。
結論から言うと、結婚報告でも、特に問題はなかった。
散々pgrされたが、私にとってはどうでも良かった。
彼女は私の結婚報告をした段階で29歳だった。
年収550万の金融企業勤めの男性を
「デートが割り勘だから」
という理由でお断りする程度に、通常運転だった。
話は脱線するが、彼女は常に女王でなければならない。
・デートは男性が全額出すもの。
・デートに軽自動車はあり得ない。
・常にレディーファースト。
・今の生活(服飾美容につぎこんだ生活)
を維持させる包容力が必要
等々。
もちろん、割り勘を迫られたら支払いこそするが、
「100円も私に多く出させた!」
と騒ぐ一方で
「あっち(見合い相手)が100円多く出したくらいで、
奢った気になってるのがムカツク!」
という矛盾した被害者意識も持ち合わせている、
面倒な女性の典型だった。
40 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)15:26:12 ID:Kqz9nTDcp
何はともあれ、私にとっては幸いなことに、
結婚式終了までは特にトラブルなく経過した。
婚活をこじらせた彼女が何かするのではないかと、
内心疑っていたからだ。
が、私の結婚式が終わった直後から、
彼女の縁談状況が変化した。
そう、年齢が29歳から30歳という大台に乗ったのだ。
41 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)15:28:58 ID:Kqz9nTDcp
29と30では1歳しか変わらないが、
これは実はとても大きいことらしい。
婚活サイトでも、
検索に「25〜29」「30〜35」という
チェックボックスがあるように、
データベース上の分類が異なってしまうから、らしい。
そうして、彼女に来る縁談の条件は、
以前よりも増して悪いものになっていった。
そもそも、彼女の望む条件に合う縁談の数自体が少なくなっていた。
42 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)15:32:18 ID:Kqz9nTDcp
その時期から、少しずつ、以前よりも増して彼女の精神状態は
悪くなっていたらしい。
らしい、というのも、結婚してから実家を離れていた私は、
彼女の様子を以前ほど把握できていなかったからだ。
そしてその頃、私は主人との子供を身籠った。
43 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)15:34:44 ID:Kqz9nTDcp
私が妊娠してすぐの時期、
実家に妊娠報告をしに帰った。
彼女――姉もいた。
以前と比べ…目つきがギラギラして、
でも服は高そうなものを着ていて、そんな姉だった。
少し嫌な予感がしつつも、リビングで私は妊娠報告をした。
電話では何も言っていなかったから、
親にも、姉にも、初めてそこで妊娠について話した。
その瞬間、姉が壊れた。
44 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)15:38:01 ID:Kqz9nTDcp
壊れる、という表現でいいのかは分からない。
まずは号泣された。
呑気な親は「嬉しくて」泣いているものかと思ったらしい。
でも実際は違った。
号泣しながら、机に並べられたケーキ皿を
私に向かって投げてきた。
ガードしたものの、私の顔面下あたりに直撃。
グチャグチャになったが、お腹には当たらなかった。
親は激怒。
主人は茫然。
私も唖然。
姉は号泣し、身近にあるものを投げようとする。
まさにカオス。
45 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)15:39:07 ID:Kqz9nTDcp
とりあえず、逃げるように私たちは実家を後にした。
その後、色々あったが…
結論から言うと、彼女は風呂場でリストカットした。
46 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)15:40:51 ID:Kqz9nTDcp
もちろんリストカットで死ねる訳もなく、
今は実家で以前と同じようにして暮らしている。
通院はしているらしいが、あまり詳しいことは知らない。
婚活も、続けているらしい。
47 :名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)15:43:36 ID:Kqz9nTDcp
何故このスレを立てたかと言うと、
世の中の女性に婚活をこじらせると
こんなことになりかねないぞ、と伝えたかったから。
身内の恥さらしになるが、少しでも伝われば幸い。
見ている人いないと思うけど、答えられる範囲で質問に答えます。
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