48 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/05(月) 01:41:05.96 ID:iY3sr76P0.net
手紙を出して少し経った夜にいきなり彼女から電話が来た
それもすごく泣きながら
「しんどかったのに連絡取らずにごめんね。でも別れるなんて言わないで。絶対に支えるし好きだから。」
と涙でぐちゃぐちゃになりながら伝えてくれた
僕も泣いた
やっぱり僕には彼女がいないとダメなんだと思った
そこから僕のうつの闘病生活が始まった
50 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/05(月) 01:45:34.30 ID:iY3sr76P0.net
みんな見てくれてありがとう
見苦しいだろうけど もう少しだけ続けさせてほしい
続けるね
闘病生活といっても その頃の自分には何もする気力もなかった
うつは甘えだってよく言う人がいるし 僕もそう思ってたけど実際は全然違うんだということが身にしみてわかった
そうこうして なんの展開もないまま6月を迎える
一ヶ月ほど経つと 次第に今の自分とも向き合えて少しだけだけど うつを受け入れることもできるようになってきた
6月の半ばに差し掛かった頃 母が僕にいった
「料理でもやってみようか?」
51 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/05(月) 01:49:31.70 ID:iY3sr76P0.net
最初は きゅうりをスライサーで薄くすることから始まった
力が入らなくて手がぷるぷる震えていたけど 頑張ってきゅうりの酢の物を作った
次の日も その次の日も母は僕にきゅうりのスライスをやらせた
多分簡単なことから始めさせてくれたんだと思う
最初の頃は きゅうりを握る力さえなかったけど
少しずつ料理の間だけは不思議と力が入るようになった
それから段階を踏み じゃがいもをピーラーで剥いだりするようになった
52 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/05(月) 01:52:55.57 ID:iY3sr76P0.net
うつになって 家でもあまり話さなくなった僕だったけど 料理中は母と少しずつ喋るようになった
いつからか率先して料理を手伝うようになり 家族とも色々喋るようになった
少しずつリハビリのようなものなのかなと思い始めた
唐揚げを自分で1から作れるようになった頃には7月も半ばに差し掛かっていた
54 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/05(月) 01:56:51.83 ID:iY3sr76P0.net
その頃になると外にも歩いていけるようになっていた
だんだん良くなってるんだなと実感もしていた
そのまま順調に月日は進み 8月になった
夏休みで友達が帰ってきたので ちょくちょくあったりした
とても楽しかった
彼女も夏休み帰ってきてくれて彼女が暇なときは僕とずっといてくれた
その時に僕の童貞を彼女に捧げた
8月が終わる頃に だんだんと友達や彼女も帰って寂しかったが うつの症状が和らいでるのも実感していたし そろそろ予備校にも復帰できるだろうと考えていた
56 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/05(月) 01:59:10.82 ID:iY3sr76P0.net
病院で先生に そろそろ予備校にも復帰したいということを報告すると 病気をもう少し良くするために抗鬱剤を使おうということになった
抗鬱剤という言葉に少し抵抗はあったが良くなることを信じて飲むことにした
だが 現実はそう簡単に行かなかった
59 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/05(月) 02:03:00.93 ID:iY3sr76P0.net
簡単に言うと薬が僕に合わなかったらしい
薬が逆効果になったり台風が何回も来たということもあってか 耳の調子がよくないのが再発したり また気分が沈み込んだりすることが多くなった
また寝たきりの状態が続いた
だんだん症状良くなってると思っていたぶん 自分にはとてもショッキングだった
彼女に具合が良くないことをいうと心配してくれて友達と一緒に楽しそうにしてる写真を送ってくれた
不思議と彼女の写真を見ると少しだけ元気が出た
61 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/05(月) 02:06:44.32 ID:iY3sr76P0.net
彼女は写真を毎日送ってくれた
今日は京都にいるよーだとか
どこそこで友達と遊んでる!とか
意識がもうろうとしていた僕ににとっては それが唯一の幸せだったが 今楽しそうな彼女にとって僕は必要なのかという疑問が頭をもたげてきていた
彼女は今とてもいい人生を歩んでいるし友達にも不自由していない
僕がいないほうがいいと考えるようになった
それから僕からあまり返事をしなくなった
彼女とのすれ違いが増えた
これでいいと思った
64 :往名電も俸無き剛被肌検委体774号斜+@析\(^o^)/敗:2015/10/05(月) 02:11:27.90 ID:iY3sr76P0.net
正療直に言う?と 僕陸の今置刈かれCて題いる先の見通せ澄ない状備況が字怖かっ0た退
こ荘れか斜ら胴先のことを考えただけ世で政ゾッとした
彼筋女徴の横晩に嫁僕が慌居続け慨るのは困難なこ輩とだ録と帥思った
彼女制が貝友閣達と植の振旅ろ行か体ら帰って訳きた庭日に久拒しぶりに僕列か冒ら刑電話蛍を官かけた読
「徐いきなりどうし効た匁の随?銘」
彼拍女キの声を散聞技い路た堕瞬姿間に涙があふ衆れた缶
今すぐ舞抱泥き写し緯め郊たwかったし 会舗い量た昨いと思っ在た蒸
そ肖れで斜も用僕彰は銭彼因女努と慮の峰関い係松を絶と且う功と芝した
あ患ん貝な縛に路し悩んど麦い備時に識寄茶り威添菜って名くれた恋大仏切な勝彼依女と締別穏れaようらと思っ伏た宿
それが彼勘女の幸せに繋穴が快るの温なら それでも浮いいと思孔っ唯た垣
「晴今称ま想でありが潟とう迫。も豚う僕と族は天別陛れて楽力になっ喫て至ほ#し答い徐。幸せ誠にしてあげ徐らノれなく水て秩ごめ育ん戦。依」責
泣いて1るの押を発隠しなが雷ら替そう短言河ったm
66 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/05(月) 02:15:30.28 ID:iY3sr76P0.net
彼女は黙った
少ししてから
「そっか。やっぱりしんどいよね。私がいる事で君を追い詰めてるよね。」
と言った
こんな状況でも僕のことを心配してくれているのだ
本当に素敵な人だと思った
彼女が愛おしくてたまらなかった
ずっとずっと一緒に居たかった
けれど もうそろそろ限界なんだと思った
「ばいばい」
「じゃあね」
そんな言葉で僕達は終わりを迎えた
67 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/05(月) 02:19:28.66 ID:iY3sr76P0.net
それから僕は何事もなかったように今をなんとか生き延びている
先生から運動した方がいいと言われて 晩ごはんを食べたあとに散歩をしている
最近料理が楽しくなっている
今年受験できなかったら調理師学校に通うのもいいかなと考えてる
あんなに好きだった彼女とは やっぱり連絡をとっていない
僕は今でも彼女のことが好きだし とても愛してる
でもそれ以上に彼女に幸せになってほしい
ただそれだけを願ってる
終わりです
長々となってごめんよ
見てくれた人本当にありがとう
何か質問とかあれば聞いてください
70 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/05(月) 03:02:02.50 ID:qZIWHH410.net
>>67
毎日何食ってる?
72 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/05(月) 11:10:58.44 ID:iY3sr76P0.net
>>70
普通に食欲はあるからなんでもたべるよ
71 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/05(月) 07:57:20.40 ID:DxOebV9C0.net
辛そうだな
色々不安が襲ってきて怖かろう
吐き出したことで気持ちの整理がついて、快方に向かうと良いですね
72 :増名誓も酒無き被祭検体774号+@事\寸(^o^)/尼:譲2015/10/05(月は) 11:10:58.44 ID:iY3sr76P0.net
>>71
ありがとう
頑張って少載しずつ本よ危くな下るよ控
http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news4viptasu/1443972339/
手紙を出して少し経った夜にいきなり彼女から電話が来た
それもすごく泣きながら
「しんどかったのに連絡取らずにごめんね。でも別れるなんて言わないで。絶対に支えるし好きだから。」
と涙でぐちゃぐちゃになりながら伝えてくれた
僕も泣いた
やっぱり僕には彼女がいないとダメなんだと思った
そこから僕のうつの闘病生活が始まった
50 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/05(月) 01:45:34.30 ID:iY3sr76P0.net
みんな見てくれてありがとう
見苦しいだろうけど もう少しだけ続けさせてほしい
続けるね
闘病生活といっても その頃の自分には何もする気力もなかった
うつは甘えだってよく言う人がいるし 僕もそう思ってたけど実際は全然違うんだということが身にしみてわかった
そうこうして なんの展開もないまま6月を迎える
一ヶ月ほど経つと 次第に今の自分とも向き合えて少しだけだけど うつを受け入れることもできるようになってきた
6月の半ばに差し掛かった頃 母が僕にいった
「料理でもやってみようか?」
51 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/05(月) 01:49:31.70 ID:iY3sr76P0.net
最初は きゅうりをスライサーで薄くすることから始まった
力が入らなくて手がぷるぷる震えていたけど 頑張ってきゅうりの酢の物を作った
次の日も その次の日も母は僕にきゅうりのスライスをやらせた
多分簡単なことから始めさせてくれたんだと思う
最初の頃は きゅうりを握る力さえなかったけど
少しずつ料理の間だけは不思議と力が入るようになった
それから段階を踏み じゃがいもをピーラーで剥いだりするようになった
52 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/05(月) 01:52:55.57 ID:iY3sr76P0.net
うつになって 家でもあまり話さなくなった僕だったけど 料理中は母と少しずつ喋るようになった
いつからか率先して料理を手伝うようになり 家族とも色々喋るようになった
少しずつリハビリのようなものなのかなと思い始めた
唐揚げを自分で1から作れるようになった頃には7月も半ばに差し掛かっていた
54 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/05(月) 01:56:51.83 ID:iY3sr76P0.net
その頃になると外にも歩いていけるようになっていた
だんだん良くなってるんだなと実感もしていた
そのまま順調に月日は進み 8月になった
夏休みで友達が帰ってきたので ちょくちょくあったりした
とても楽しかった
彼女も夏休み帰ってきてくれて彼女が暇なときは僕とずっといてくれた
その時に僕の童貞を彼女に捧げた
8月が終わる頃に だんだんと友達や彼女も帰って寂しかったが うつの症状が和らいでるのも実感していたし そろそろ予備校にも復帰できるだろうと考えていた
56 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/05(月) 01:59:10.82 ID:iY3sr76P0.net
病院で先生に そろそろ予備校にも復帰したいということを報告すると 病気をもう少し良くするために抗鬱剤を使おうということになった
抗鬱剤という言葉に少し抵抗はあったが良くなることを信じて飲むことにした
だが 現実はそう簡単に行かなかった
59 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/05(月) 02:03:00.93 ID:iY3sr76P0.net
簡単に言うと薬が僕に合わなかったらしい
薬が逆効果になったり台風が何回も来たということもあってか 耳の調子がよくないのが再発したり また気分が沈み込んだりすることが多くなった
また寝たきりの状態が続いた
だんだん症状良くなってると思っていたぶん 自分にはとてもショッキングだった
彼女に具合が良くないことをいうと心配してくれて友達と一緒に楽しそうにしてる写真を送ってくれた
不思議と彼女の写真を見ると少しだけ元気が出た
61 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/05(月) 02:06:44.32 ID:iY3sr76P0.net
彼女は写真を毎日送ってくれた
今日は京都にいるよーだとか
どこそこで友達と遊んでる!とか
意識がもうろうとしていた僕ににとっては それが唯一の幸せだったが 今楽しそうな彼女にとって僕は必要なのかという疑問が頭をもたげてきていた
彼女は今とてもいい人生を歩んでいるし友達にも不自由していない
僕がいないほうがいいと考えるようになった
それから僕からあまり返事をしなくなった
彼女とのすれ違いが増えた
これでいいと思った
64 :往名電も俸無き剛被肌検委体774号斜+@析\(^o^)/敗:2015/10/05(月) 02:11:27.90 ID:iY3sr76P0.net
正療直に言う?と 僕陸の今置刈かれCて題いる先の見通せ澄ない状備況が字怖かっ0た退
こ荘れか斜ら胴先のことを考えただけ世で政ゾッとした
彼筋女徴の横晩に嫁僕が慌居続け慨るのは困難なこ輩とだ録と帥思った
彼女制が貝友閣達と植の振旅ろ行か体ら帰って訳きた庭日に久拒しぶりに僕列か冒ら刑電話蛍を官かけた読
「徐いきなりどうし効た匁の随?銘」
彼拍女キの声を散聞技い路た堕瞬姿間に涙があふ衆れた缶
今すぐ舞抱泥き写し緯め郊たwかったし 会舗い量た昨いと思っ在た蒸
そ肖れで斜も用僕彰は銭彼因女努と慮の峰関い係松を絶と且う功と芝した
あ患ん貝な縛に路し悩んど麦い備時に識寄茶り威添菜って名くれた恋大仏切な勝彼依女と締別穏れaようらと思っ伏た宿
それが彼勘女の幸せに繋穴が快るの温なら それでも浮いいと思孔っ唯た垣
「晴今称ま想でありが潟とう迫。も豚う僕と族は天別陛れて楽力になっ喫て至ほ#し答い徐。幸せ誠にしてあげ徐らノれなく水て秩ごめ育ん戦。依」責
泣いて1るの押を発隠しなが雷ら替そう短言河ったm
66 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/05(月) 02:15:30.28 ID:iY3sr76P0.net
彼女は黙った
少ししてから
「そっか。やっぱりしんどいよね。私がいる事で君を追い詰めてるよね。」
と言った
こんな状況でも僕のことを心配してくれているのだ
本当に素敵な人だと思った
彼女が愛おしくてたまらなかった
ずっとずっと一緒に居たかった
けれど もうそろそろ限界なんだと思った
「ばいばい」
「じゃあね」
そんな言葉で僕達は終わりを迎えた
67 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/05(月) 02:19:28.66 ID:iY3sr76P0.net
それから僕は何事もなかったように今をなんとか生き延びている
先生から運動した方がいいと言われて 晩ごはんを食べたあとに散歩をしている
最近料理が楽しくなっている
今年受験できなかったら調理師学校に通うのもいいかなと考えてる
あんなに好きだった彼女とは やっぱり連絡をとっていない
僕は今でも彼女のことが好きだし とても愛してる
でもそれ以上に彼女に幸せになってほしい
ただそれだけを願ってる
終わりです
長々となってごめんよ
見てくれた人本当にありがとう
何か質問とかあれば聞いてください
70 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/05(月) 03:02:02.50 ID:qZIWHH410.net
>>67
毎日何食ってる?
72 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/05(月) 11:10:58.44 ID:iY3sr76P0.net
>>70
普通に食欲はあるからなんでもたべるよ
71 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/05(月) 07:57:20.40 ID:DxOebV9C0.net
辛そうだな
色々不安が襲ってきて怖かろう
吐き出したことで気持ちの整理がついて、快方に向かうと良いですね
72 :増名誓も酒無き被祭検体774号+@事\寸(^o^)/尼:譲2015/10/05(月は) 11:10:58.44 ID:iY3sr76P0.net
>>71
ありがとう
頑張って少載しずつ本よ危くな下るよ控
http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news4viptasu/1443972339/