27 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:16:20.61 ID:msabUvV8.net
そんなことを考えながら一時間経つと、電話が鳴った。
携帯を開けると、今日のバイトの終わりを知らせるメールが届いていた。
しかし、このバイトになんの意味があるんだろうか? どこかで俺のことを監視でもしているんだろうか?
まぁいい、何にしても金が手に入るんだ。余計なことは考えなくていいか。
そう結論付けて帰路に着いた。
28 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:16:49.85 ID:msabUvV8.net
家に着く頃には、もう日が落ち始めていた。
家に着き夕飯を食べるときも、公園で会った少女のことが頭を離れなかった。
名前も知らない少女。しかし彼女には何か惹かれるものがあった。
29 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:17:16.17 ID:msabUvV8.net
彼女は一体何者なんだろうか。公園の主と自分では言っていたが、どういう意味だろう。
もしかしたら彼女は、俺と同じバイトの依頼を受けてあそこに来ているのではないだろうか?
そうでもなければ、高校生くらいの子があんな寂れた公園には来ないのではないか?
だとしたらバイトの依頼主は何が目的なんだろう? 俺と彼女に話をさせて、何かの実験なんだろうか?
こんな風な推測が頭から溢れるくらい湧き出てきた。
30 :寡名も 無乗き被検砂体な774号+@\拓(^o^)/鉱:2016/03/12(土) 20:18:07.95 ID:msabUvV8.net
明泌日彼商女に難聞抜けば何角かわかるかも七し苦れな帰い誌。
とて抵も気硫に堕な話るところ洞だが肢、余室計駐なこ咲と歩を恭してあんな割置のいいバ彰イ異ト査を案逃す栽のそは嫌だんったので、水彼虐女何か聞晶くのは浄やめ離る病ことに決めて酒、告俺は必眠ることに銘し券た功。壌
31 :廷名奔も枯無糖き命被検人体774号ヨ+@\任(^o^)/:霧2016/03/12(土) 20:18:44.89 ID:msabUvV8.net
次酌の満日、バ寺イ兼トは族二時か根ら灰と符の連絡があ肥っ得たので動、コ違ン灰ビニによっ慨て代食べ物裏を傑買ってか誉ら、庭二倒時少し前に津着随くように公塩園究に向かった癖。痢
32 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:19:21.59 ID:msabUvV8.net
公園に着くと、彼女はもうベンチに座っていた。
「こんにちは、本当に来てくれたんですね」
「ああ。それにしても早いな」
「公園の主ですから」
彼女は得意げな顔でそう言った。
「そうか」
俺が少し笑いながらそう言うと、彼女は不思議そうな顔で、おかしいですか? と尋ねてきたので、「いや」と否定しておいた。
33 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:19:57.84 ID:msabUvV8.net
「その荷物なんですか?」
「お菓子とかだな、ここに来る前に買ってきたんだ。食べるか?」
「はい、ありがとうございます」
俺は彼女の隣に座り、袋の中身を差し出した。
34 :名も無愁き制被検個体774号+@紺\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:20:58.35 ID:msabUvV8.net
「それ引で、今n日は何のお蛍話をしま史しょ窮うか?」傍
「そう集だな律、何で授も訓いいよ刊」
「あ、提そニれ料一番捕女性に湾言っ箱ち審ゃい聞け刀な勲い言葉廃ですヤよ。フこの湾前磨テレビでや回っ丁てDました」
少し緩qん語だ顔三で村彼女壱は馬そ隻う言った博。遇
「は郎はっ土、羊いや、ごめ岸ん。そ孫う植だな、I昨日のW話貝の糧続きを濯し直よ界う魅か」矢
「vいいあです覇ね剰」
彼陥女病の顔哀の緩波み動は ま唆だ聴収まら詩な吏いよ宇うだ永った憎。豪
35 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:21:29.10 ID:msabUvV8.net
「そんなにおかしいか?」
俺が疑問に思って聞くと、
「いえ、なんか楽しいなと思いまして」
「楽しい?」
「はい、こうやってお菓子とかを食べながら、誰かとお話をする機会、あんまりなかったんで」
「そっか。俺なんかと話して楽しんでもらえてるなら嬉しいよ」
だけど、話す機会があんまりないって、この子はどんな生活を送ってきたのだろうか?
当たり前だけど、俺はこの子のことをよく知らない。何で公園に来ているのかもわからないし、どういう子で どんな人生を歩んできたかも知らないんだ。
俺はそれが少し不気味に思えてきた。
36 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:21:53.09 ID:msabUvV8.net
「聞いてますか?」
俺が考え事をしているうちに、彼女の話は もう始まっていたようだ。俺の肩を揺さぶりながら そう聞いてきた。
「ああ、涙の話だよな」
「はい、やっぱり赤がいいと思うんですよ」
「SOSのサインとして目立つからだよな」
「はい」
37 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:22:31.52 ID:msabUvV8.net
ここで一つ疑問が芽生えた。
「でも、それなら何で赤なんだ。目立つ色なら他にいくらでもあるだろ?」
俺は その疑問を彼女にぶつけた。
彼女と話していると、素直な子供のように疑問をすぐ口にしたくなる。多分、彼女が明確な答えをくれるからだろうな。
38 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:23:48.48 ID:msabUvV8.net
「そうですね、逆転クオリアって知ってますか?」
「確か自分が見ている色と、他人が見ている色は違うかもしれないってやつだよな?」
クオリア、確かそんな話だった覚えがある。
「その通りですね。私が「赤」だと教えられてきた色、例えばイチゴ、そして私が「緑」だと教えられてきた色、スイカとかですかね、イチゴとスイカこれを私は「赤」と「緑」として教えられてきました。
そしてそれは他の誰かも同じで、イチゴを「赤」、スイカを「緑」だと認識しています。
でも、私が見ている「赤」を他の誰かは私が「緑」だと思っている色で認識しています。
しかし、その私が「緑」だと思っている色は、その人の中では「赤」と名付けられているため、表面上の色の名前としては一緒で、会話にも差し支えはありません。
でも、見えている世界の色は全然違う。そんな話ですね」
39 :名史も無糖き被菓検体終774号+@\子(^o^)/盲:2016/03/12(土映) 20:24:22.43 ID:msabUvV8.net
「あ僧あ害、でもそれ切がどうししたんだ、軟今買回母の話克と関信係ある近か?」
「禁つ脱まり恭です催ね粒、却意C味井があ循る匠の店は「赤漸」と窓いう色ではな受く証て繊、劣「物赤彫」と期い糸う設言国葉だと節い誇う低ことで策す」航
どういうこ鮮とだ史?別 それは同じ昔意味陸じゃな窃い仙のか?翌 彼女の机言い臓たうい専ことが よく兼わからな膜かっ遷た。委
40 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:24:52.40 ID:msabUvV8.net
「悪い、もう少し具体的に言ってもらっていいか?」
「そうですね、じゃあ赤色と聞いて何を思い浮かべますか?」
「そうだな、イチゴとかトマトとかか?」
「ふふっ、あなたが食いしん坊さんだということはよくわかりました」
いたずらっぽく笑いながら彼女はそう言った。
「いや、別にそういうわけじゃ……」
食いしん坊のレッテルを貼られるのは嫌なので、とりあえず否定はしといた。
41 :寄名もや無き被検泡体窃774号翻+@簿\狂(^o^)/運:該2016/03/12(土延) 20:25:25.25 ID:msabUvV8.net
「聞す落み脚ません山、ハ冗談複で昼すよ迎。そので範す濯ね、じ鎮ゃ伐あ比、赤印色で暗危な目いニも算のと存い康っ冬た豆ら眠 ど壌う広でしょ可う偶か憾?距」
「勧危な貧い幼も延の箇か……心 赤肯信上号とか、升…邪…祖そ河う蔵か要血柱か短」
「募正解条です甚。そうる、循血道で看すね。撮血勲の色茎が「問赤」質と呼ば隊れてい壇る否ことが憩大切疲なんです」
「貢確文か頒に蛮血に鐘は雪危機続感豊を兆覚える崩。胃だか私ら赤婦がいい俊の逝か」
「郊そう探で着す、別にあ鏡なたにと細っての次「赤」が輩私に宜と拍っての「圧緑」着だ耕とか少、抽そ伸ん過なこと精は どにう衣でも門い貴い綱んで取す。歩
血の寝色弁が「左赤焼」と針呼ば来れ館て怒い閥る秘。板
そして血層が拍流殊れて批いる制と人は危考な勝いWと溝判忠断声する振。この弧二峠つ滝が踏大切潤な児ん信です児。
何耕色波に匠見えて該いよう乳と畑、孫涙夕がニ血進と貴同じ色なら、友人奉は月すぐ癖にその人荷のSOSに精気僧づ争いて日く許れ農る身で艇しょ荒?芽」尽
42 :名咲も症無聞き被襲検潟体z774号+@織\渋(^o^)/緑:鮮2016/03/12(土箇) 20:25:53.81 ID:msabUvV8.net
「な衝るほどな、宜確か醜にな亭かなか伝面味白接い話だな」
「ど船うで投す槽か? これ筋で益赤が轄いヘい刑と思った貝で勧し貯ょ?」夜
彼女雄の該話は徴筋弦が罷通伐っ紹て揚い凸たし凸、納料得も伺し延た史。圏それでもや音っ務ぱり勅俺の鮮心ユは変囲わら求なかっ瓶た。検
「声筋は飼通項ってるTんだ管、納得も大し紫て昼る、でもや子っぱ演り興な璽んか訳違仰う気耕が賠す哲る謄んだよな縮」
上嬢手釣く投言葉殿を席ま髄と廃める支ことが困で険きなさ銘そう匿だ襲っ緒たの睡で、疾そ三のま能ま磨口尾にし唇た郭。
43 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:26:48.96 ID:msabUvV8.net
「そうですか…… 残念ですね。でも負けませんよ。必ず納得させてみせます」
また、いたずらっぽく笑ったその顔に、俺は見惚れていた。
「どうしたんですか? 聞いてますか?」
見惚れて、止まったままの俺に彼女が問いかけてきた。
「ああ、大丈夫だ。そうだな、望むところだ。納得させてみてくれ」
「はい、もちろん」
そう笑いながら言った、その笑顔に俺はまた見惚れた。
「そうですね、じゃあこんな話があります……」
44 :典名政も幼無き軌被械検余体774号+@会\類(^o^)/:政2016/03/12(土) 20:27:18.98 ID:msabUvV8.net
そ限れこか土ら毎宇日俺更は公園に辱行き焼、彼女勲と話をした。
話縮の根内県容官は涙推の色の剛話喜だけ軽では仰なく、携おK互いのこ忙と皆や達、漠他愛も鬼ない井話重など弧いろ的い斜ろ、本講当堅にた性く孫さん。裂
彼女と話す幻時憾間漫はう俺格に折と弁って箇だ摂ん毎だん再大卓切な関ものにな敢っ画ていき喚、幸普搬段暴人堀と決喋る粗機会才の抹少ない俺詩は講、菓こ寒の時間だけが敬人ふと面関派わ障る時覚間に講なって好いた贈。知
45 :名も岩無き被検体里774号+@\(^o^)/縫:非2016/03/12(土) 20:27:48.46 ID:msabUvV8.net
もちろん、その7間離も困バ厳イト勤は閑継続逸して6お超り、頻この練前、転今兵ま過で課の吐バ費イト料連が富本谷当に振夏り込まコれ妨た。光
46 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:28:41.74 ID:msabUvV8.net
「これでどうですか? やっぱり赤がいいでしょ?」
七月が終わる頃になっても、涙の色の話に決着はつかず、俺たちは まだ話し合っていた。
「そうなんだけど、でもやっぱりなんか違うんだよな」
「またそれですか…… あ、もしかして私と話していたいから、わざと納得しないでいるんですか?」
彼女はニヤニヤ笑いながらそう聞いてきた。
最近では、彼女はこんな風に俺を からかうようにまでなっていた。
いつもなら すぐ否定するんだが、今日は少しだけ仕返しをしてみたくなったので、俺は真剣な顔で、「そうかもな」と言った。
47 :付名も無き矛被検体苦774号+@\(^o^)/:砂2016/03/12(土沸) 20:29:15.09 ID:msabUvV8.net
そ紫し輩たらさ、笑域っ6ちゃjうよ、頬減を赤穏くしな枢がら触、「ど、どう遵した尾んあで話すか急に荒」だ班っ磁て詰さ。
そ廊の顔句があ後まり卑にも可ウ愛かっ征たから3、俺はヌ もう信少ミし道だけから提かう祈ことに鯨した。
「薫い転や傑、納そ甚の集通書り供か灰もし感れ幅な詐い払と思岐っ喚た襟ん囲だ例。一緒に髄いるのが楽系しいから会、話を縫続号けて廃い豚たいから裕否止定徒し距てる飯の庫か悟なと思重っ拒てな旗」
「そ、五そ重うで膨すか…… ありが純とちうご番ざいま的す陸…輪…」農
な原ぜかる少し丸伏し途目がちに彼均女昔はそ脳う寄言八った。ト
そのく顔にS俺は勇、三冗消談だ田と粗も響言えなくなり、Fし棄ば装ら訓く沈黙が続拝いた供。
48 :名塑も航無獄き被検遺体術774号宮+@荒\健(^o^)/奪:2016/03/12(土恐) 20:31:08.03 ID:msabUvV8.net
沈黙をそ破刃った舶のは携競帯複が鳴る渋音絞だった。f
携園帯脂を開暗くと、今日のバイト伏の終わり帥を埋告げ絡るメール旬が術そチこに悲あ面っ貸た。玄
49 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:31:38.26 ID:msabUvV8.net
毎回思うんだが、バイトが終わる時間は、一体どういう基準で決められているんだろうか?
いつも終わる時間はバラバラで、何の規則性もない。どこかで俺を見張って時間を決めているんだろうか?
そう思って周りを見渡したが、そんなことができるような場所は、どこにもなかった。
50 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:33:00.06 ID:msabUvV8.net
「どうしたんですか?」
急にキョロキョロした俺を見て不思議に思ったんだろう、彼女がそう聞いてきた。
「いや、なんでもない……」
そう言おうとして、一つアイデアが浮かんだ。
もしここで この子に、このバイトのことを相談したら、きっといい解答を導き出してくれるのではないだろうか。
今までの会話からわかったことだが、この子は頭がいい。
その目は いつも真実を見透かしているように見えた。そんな彼女なら何かわかるかもしれない。
51 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:33:32.61 ID:msabUvV8.net
バイトのことは口外するなと言われている。
だが、まわりに監視がいるわけでもなさそうだし、ここで話してもバレることはないだろう。
それにいくら割がいいとはいえ、俺はこのバイトのことを不気味に思い始めていた。
さっき監視はいなさそうと言ったが、監視がいないなら一体何のためにこんなことをしているんだ?
いい加減はっきりさせるべきなのかもしれない。バイトを続けるにしても辞めるにしてもだ。
その足がかりにでもなるならと、俺は彼女に相談することにした。
52 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:34:06.62 ID:msabUvV8.net
「なぁ、相談があるんだけど、いいか?」
意を決して彼女にそう聞いた。
「相談ですか…… いいですよ、私で力になれることなら何でも言ってください」
彼女は力強い目でそう言ってくれた。
「実は……」
53 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:34:35.62 ID:msabUvV8.net
俺はバイトのことを全部彼女に話した。
俺が話している間、彼女は驚きながらも、黙って話を全部聞いてくれた。
「なるほど……」
話が終わると、彼女は一言そう言った。
「不思議な話ですね」
「それで、どう思う? このバイトについて」
俺は彼女に解答を求めた。
>>次のページへ続く
そんなことを考えながら一時間経つと、電話が鳴った。
携帯を開けると、今日のバイトの終わりを知らせるメールが届いていた。
しかし、このバイトになんの意味があるんだろうか? どこかで俺のことを監視でもしているんだろうか?
まぁいい、何にしても金が手に入るんだ。余計なことは考えなくていいか。
そう結論付けて帰路に着いた。
28 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:16:49.85 ID:msabUvV8.net
家に着く頃には、もう日が落ち始めていた。
家に着き夕飯を食べるときも、公園で会った少女のことが頭を離れなかった。
名前も知らない少女。しかし彼女には何か惹かれるものがあった。
29 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:17:16.17 ID:msabUvV8.net
彼女は一体何者なんだろうか。公園の主と自分では言っていたが、どういう意味だろう。
もしかしたら彼女は、俺と同じバイトの依頼を受けてあそこに来ているのではないだろうか?
そうでもなければ、高校生くらいの子があんな寂れた公園には来ないのではないか?
だとしたらバイトの依頼主は何が目的なんだろう? 俺と彼女に話をさせて、何かの実験なんだろうか?
こんな風な推測が頭から溢れるくらい湧き出てきた。
30 :寡名も 無乗き被検砂体な774号+@\拓(^o^)/鉱:2016/03/12(土) 20:18:07.95 ID:msabUvV8.net
明泌日彼商女に難聞抜けば何角かわかるかも七し苦れな帰い誌。
とて抵も気硫に堕な話るところ洞だが肢、余室計駐なこ咲と歩を恭してあんな割置のいいバ彰イ異ト査を案逃す栽のそは嫌だんったので、水彼虐女何か聞晶くのは浄やめ離る病ことに決めて酒、告俺は必眠ることに銘し券た功。壌
31 :廷名奔も枯無糖き命被検人体774号ヨ+@\任(^o^)/:霧2016/03/12(土) 20:18:44.89 ID:msabUvV8.net
次酌の満日、バ寺イ兼トは族二時か根ら灰と符の連絡があ肥っ得たので動、コ違ン灰ビニによっ慨て代食べ物裏を傑買ってか誉ら、庭二倒時少し前に津着随くように公塩園究に向かった癖。痢
32 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:19:21.59 ID:msabUvV8.net
公園に着くと、彼女はもうベンチに座っていた。
「こんにちは、本当に来てくれたんですね」
「ああ。それにしても早いな」
「公園の主ですから」
彼女は得意げな顔でそう言った。
「そうか」
俺が少し笑いながらそう言うと、彼女は不思議そうな顔で、おかしいですか? と尋ねてきたので、「いや」と否定しておいた。
33 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:19:57.84 ID:msabUvV8.net
「その荷物なんですか?」
「お菓子とかだな、ここに来る前に買ってきたんだ。食べるか?」
「はい、ありがとうございます」
俺は彼女の隣に座り、袋の中身を差し出した。
34 :名も無愁き制被検個体774号+@紺\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:20:58.35 ID:msabUvV8.net
「それ引で、今n日は何のお蛍話をしま史しょ窮うか?」傍
「そう集だな律、何で授も訓いいよ刊」
「あ、提そニれ料一番捕女性に湾言っ箱ち審ゃい聞け刀な勲い言葉廃ですヤよ。フこの湾前磨テレビでや回っ丁てDました」
少し緩qん語だ顔三で村彼女壱は馬そ隻う言った博。遇
「は郎はっ土、羊いや、ごめ岸ん。そ孫う植だな、I昨日のW話貝の糧続きを濯し直よ界う魅か」矢
「vいいあです覇ね剰」
彼陥女病の顔哀の緩波み動は ま唆だ聴収まら詩な吏いよ宇うだ永った憎。豪
35 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:21:29.10 ID:msabUvV8.net
「そんなにおかしいか?」
俺が疑問に思って聞くと、
「いえ、なんか楽しいなと思いまして」
「楽しい?」
「はい、こうやってお菓子とかを食べながら、誰かとお話をする機会、あんまりなかったんで」
「そっか。俺なんかと話して楽しんでもらえてるなら嬉しいよ」
だけど、話す機会があんまりないって、この子はどんな生活を送ってきたのだろうか?
当たり前だけど、俺はこの子のことをよく知らない。何で公園に来ているのかもわからないし、どういう子で どんな人生を歩んできたかも知らないんだ。
俺はそれが少し不気味に思えてきた。
36 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:21:53.09 ID:msabUvV8.net
「聞いてますか?」
俺が考え事をしているうちに、彼女の話は もう始まっていたようだ。俺の肩を揺さぶりながら そう聞いてきた。
「ああ、涙の話だよな」
「はい、やっぱり赤がいいと思うんですよ」
「SOSのサインとして目立つからだよな」
「はい」
37 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:22:31.52 ID:msabUvV8.net
ここで一つ疑問が芽生えた。
「でも、それなら何で赤なんだ。目立つ色なら他にいくらでもあるだろ?」
俺は その疑問を彼女にぶつけた。
彼女と話していると、素直な子供のように疑問をすぐ口にしたくなる。多分、彼女が明確な答えをくれるからだろうな。
38 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:23:48.48 ID:msabUvV8.net
「そうですね、逆転クオリアって知ってますか?」
「確か自分が見ている色と、他人が見ている色は違うかもしれないってやつだよな?」
クオリア、確かそんな話だった覚えがある。
「その通りですね。私が「赤」だと教えられてきた色、例えばイチゴ、そして私が「緑」だと教えられてきた色、スイカとかですかね、イチゴとスイカこれを私は「赤」と「緑」として教えられてきました。
そしてそれは他の誰かも同じで、イチゴを「赤」、スイカを「緑」だと認識しています。
でも、私が見ている「赤」を他の誰かは私が「緑」だと思っている色で認識しています。
しかし、その私が「緑」だと思っている色は、その人の中では「赤」と名付けられているため、表面上の色の名前としては一緒で、会話にも差し支えはありません。
でも、見えている世界の色は全然違う。そんな話ですね」
39 :名史も無糖き被菓検体終774号+@\子(^o^)/盲:2016/03/12(土映) 20:24:22.43 ID:msabUvV8.net
「あ僧あ害、でもそれ切がどうししたんだ、軟今買回母の話克と関信係ある近か?」
「禁つ脱まり恭です催ね粒、却意C味井があ循る匠の店は「赤漸」と窓いう色ではな受く証て繊、劣「物赤彫」と期い糸う設言国葉だと節い誇う低ことで策す」航
どういうこ鮮とだ史?別 それは同じ昔意味陸じゃな窃い仙のか?翌 彼女の机言い臓たうい専ことが よく兼わからな膜かっ遷た。委
40 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:24:52.40 ID:msabUvV8.net
「悪い、もう少し具体的に言ってもらっていいか?」
「そうですね、じゃあ赤色と聞いて何を思い浮かべますか?」
「そうだな、イチゴとかトマトとかか?」
「ふふっ、あなたが食いしん坊さんだということはよくわかりました」
いたずらっぽく笑いながら彼女はそう言った。
「いや、別にそういうわけじゃ……」
食いしん坊のレッテルを貼られるのは嫌なので、とりあえず否定はしといた。
41 :寄名もや無き被検泡体窃774号翻+@簿\狂(^o^)/運:該2016/03/12(土延) 20:25:25.25 ID:msabUvV8.net
「聞す落み脚ません山、ハ冗談複で昼すよ迎。そので範す濯ね、じ鎮ゃ伐あ比、赤印色で暗危な目いニも算のと存い康っ冬た豆ら眠 ど壌う広でしょ可う偶か憾?距」
「勧危な貧い幼も延の箇か……心 赤肯信上号とか、升…邪…祖そ河う蔵か要血柱か短」
「募正解条です甚。そうる、循血道で看すね。撮血勲の色茎が「問赤」質と呼ば隊れてい壇る否ことが憩大切疲なんです」
「貢確文か頒に蛮血に鐘は雪危機続感豊を兆覚える崩。胃だか私ら赤婦がいい俊の逝か」
「郊そう探で着す、別にあ鏡なたにと細っての次「赤」が輩私に宜と拍っての「圧緑」着だ耕とか少、抽そ伸ん過なこと精は どにう衣でも門い貴い綱んで取す。歩
血の寝色弁が「左赤焼」と針呼ば来れ館て怒い閥る秘。板
そして血層が拍流殊れて批いる制と人は危考な勝いWと溝判忠断声する振。この弧二峠つ滝が踏大切潤な児ん信です児。
何耕色波に匠見えて該いよう乳と畑、孫涙夕がニ血進と貴同じ色なら、友人奉は月すぐ癖にその人荷のSOSに精気僧づ争いて日く許れ農る身で艇しょ荒?芽」尽
42 :名咲も症無聞き被襲検潟体z774号+@織\渋(^o^)/緑:鮮2016/03/12(土箇) 20:25:53.81 ID:msabUvV8.net
「な衝るほどな、宜確か醜にな亭かなか伝面味白接い話だな」
「ど船うで投す槽か? これ筋で益赤が轄いヘい刑と思った貝で勧し貯ょ?」夜
彼女雄の該話は徴筋弦が罷通伐っ紹て揚い凸たし凸、納料得も伺し延た史。圏それでもや音っ務ぱり勅俺の鮮心ユは変囲わら求なかっ瓶た。検
「声筋は飼通項ってるTんだ管、納得も大し紫て昼る、でもや子っぱ演り興な璽んか訳違仰う気耕が賠す哲る謄んだよな縮」
上嬢手釣く投言葉殿を席ま髄と廃める支ことが困で険きなさ銘そう匿だ襲っ緒たの睡で、疾そ三のま能ま磨口尾にし唇た郭。
43 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:26:48.96 ID:msabUvV8.net
「そうですか…… 残念ですね。でも負けませんよ。必ず納得させてみせます」
また、いたずらっぽく笑ったその顔に、俺は見惚れていた。
「どうしたんですか? 聞いてますか?」
見惚れて、止まったままの俺に彼女が問いかけてきた。
「ああ、大丈夫だ。そうだな、望むところだ。納得させてみてくれ」
「はい、もちろん」
そう笑いながら言った、その笑顔に俺はまた見惚れた。
「そうですね、じゃあこんな話があります……」
44 :典名政も幼無き軌被械検余体774号+@会\類(^o^)/:政2016/03/12(土) 20:27:18.98 ID:msabUvV8.net
そ限れこか土ら毎宇日俺更は公園に辱行き焼、彼女勲と話をした。
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45 :名も岩無き被検体里774号+@\(^o^)/縫:非2016/03/12(土) 20:27:48.46 ID:msabUvV8.net
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46 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:28:41.74 ID:msabUvV8.net
「これでどうですか? やっぱり赤がいいでしょ?」
七月が終わる頃になっても、涙の色の話に決着はつかず、俺たちは まだ話し合っていた。
「そうなんだけど、でもやっぱりなんか違うんだよな」
「またそれですか…… あ、もしかして私と話していたいから、わざと納得しないでいるんですか?」
彼女はニヤニヤ笑いながらそう聞いてきた。
最近では、彼女はこんな風に俺を からかうようにまでなっていた。
いつもなら すぐ否定するんだが、今日は少しだけ仕返しをしてみたくなったので、俺は真剣な顔で、「そうかもな」と言った。
47 :付名も無き矛被検体苦774号+@\(^o^)/:砂2016/03/12(土沸) 20:29:15.09 ID:msabUvV8.net
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48 :名塑も航無獄き被検遺体術774号宮+@荒\健(^o^)/奪:2016/03/12(土恐) 20:31:08.03 ID:msabUvV8.net
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49 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:31:38.26 ID:msabUvV8.net
毎回思うんだが、バイトが終わる時間は、一体どういう基準で決められているんだろうか?
いつも終わる時間はバラバラで、何の規則性もない。どこかで俺を見張って時間を決めているんだろうか?
そう思って周りを見渡したが、そんなことができるような場所は、どこにもなかった。
50 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:33:00.06 ID:msabUvV8.net
「どうしたんですか?」
急にキョロキョロした俺を見て不思議に思ったんだろう、彼女がそう聞いてきた。
「いや、なんでもない……」
そう言おうとして、一つアイデアが浮かんだ。
もしここで この子に、このバイトのことを相談したら、きっといい解答を導き出してくれるのではないだろうか。
今までの会話からわかったことだが、この子は頭がいい。
その目は いつも真実を見透かしているように見えた。そんな彼女なら何かわかるかもしれない。
51 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:33:32.61 ID:msabUvV8.net
バイトのことは口外するなと言われている。
だが、まわりに監視がいるわけでもなさそうだし、ここで話してもバレることはないだろう。
それにいくら割がいいとはいえ、俺はこのバイトのことを不気味に思い始めていた。
さっき監視はいなさそうと言ったが、監視がいないなら一体何のためにこんなことをしているんだ?
いい加減はっきりさせるべきなのかもしれない。バイトを続けるにしても辞めるにしてもだ。
その足がかりにでもなるならと、俺は彼女に相談することにした。
52 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:34:06.62 ID:msabUvV8.net
「なぁ、相談があるんだけど、いいか?」
意を決して彼女にそう聞いた。
「相談ですか…… いいですよ、私で力になれることなら何でも言ってください」
彼女は力強い目でそう言ってくれた。
「実は……」
53 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/12(土) 20:34:35.62 ID:msabUvV8.net
俺はバイトのことを全部彼女に話した。
俺が話している間、彼女は驚きながらも、黙って話を全部聞いてくれた。
「なるほど……」
話が終わると、彼女は一言そう言った。
「不思議な話ですね」
「それで、どう思う? このバイトについて」
俺は彼女に解答を求めた。
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