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外国帰りのババアに付きまとわれた話
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28 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/ :2017/08/25(金) 07:38:19.43 ID:KlS1Zf900.net
モンハンをしながら友達は色々聞いてきた

俺は ここ数日のこと、みんながババアと俺のカップル説を信じてること、いろんなことをはなした

それをひと通り聞いて友達は ため息を一回だけついて「まぁババアが怖いなら俺んちに止まればいい」とだけ言った

次は別の意味で涙が溢れた


30 :名も無検体774号+@(^o^)/ :2017/08/25(金退) 07:42:01.26 ID:KlS1Zf900.net
その後 今るかについて話

は まず大学ヤツらの誤解をと事に

達もれには成してれた


しかし その後本体をどうするかの結論はなかなか出なかった

か分からないし あのババ本気し本当にう殺してまうしかないんじゃなかと思った

き俺はあ言葉思い

そう、彼女のだ

ちろん実際にはいいがババアにそう伝えて


31 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/ :2017/08/25(金) 07:43:55.03 ID:aDhT+e500.net
美味しくいただかれたらBBAもそう思うだろうよ


32 :名も被検774号+@(^o^)/ :2017/08/25(金) 07:46:59.33 ID:KlS1Zf900.net
の思考回路行動をでき尿限りースした

恐らババアは綿葉の真偽を確かめるため、行動した

果とて俺に恋人はないとう結論に至った


大学でも男友だけ、女の影なんて一つ見当たらないら そは当然とも言える

だけど俺とババ最初共通は大学ある

バアは「大学生としの俺」しか知らないのだ


34 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/ :2017/08/25(金) 07:50:48.82 ID:KlS1Zf900.net
行動自体は常軌を逸しているとはいえ、思考回路は割と まともなババアの判断能力を信じることにした

結論として俺は「学外に恋人が居る」という設定を思いついた

勿論 このババアの行動範囲(ストーキング範囲)が俺の大学外にまで及んでいたとしたら この計画は泡と消える

しかし もし及んでいないとしたら…そう考えると、縋るには十分すぎるほどの藁だったことは言うまでもない


37 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/ :2017/08/25(金) 07:55:35.46 ID:KlS1Zf900.net
人を騙すに当たって最も重要なことは とにかく大勢の人間を巻き込むことだ

奇しくもババアには大勢の人間を巻き込むという方法において先を越されてしまったが、それはあくまで大学での話である

だから俺は片っ端から地元の人間に連絡をした

ババアの活動範囲はあくまで「大学内の俺の周囲」である

地元の人間を巻き込むのならば、俺に分があること明白だった





38 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/ :2017/08/25(金) 08:00:36.60 ID:KlS1Zf900.net
問題は そんな しょうもなさそうな話に協力してくれる地元の人間(或いは友達の友達)がどれ程いるのかということだった

それに ババアがもし俺の知らない人間にまで俺ババアカップル説を伝えてしまったら それこそ挽回の術がない

速さ、そして 多さが何より重要だった


39 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/ :2017/08/25(金) 08:05:37.69 ID:KlS1Zf900.net
とりあえずとにかく行動だ、そう思った俺はまず一人の男に電話をかけた

こいつをFとする

Fは高校当時からゴリゴリのヤンキーで何を隠そう俺がごまをすりにすっていた人物の一人だった

「なん?」「いや、その…ちょっと話したいことがあるんだけどさ」

俺がまず初めに こいつに電話をかけた理由は二つ

ヤンキーは何かと面白そうな話に乗ってくるきらいがあるということ

そしてヤンキーは顔が広い

ごめん三つ、ヤンキーがいれば心強いだった


41 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/ :2017/08/25(金) 08:10:47.12 ID:KlS1Zf900.net
結果として まぁ当たり前ではあるが Fが県外であるここに来てくれるはずもなかった

しかし そこは何故か面倒見がいいヤンキーというべきなのか、Fはある人物を紹介してくれた

その子は俺と同じ県に住んでいて、Fの割と古くからの知り合いらしい

俺はFを介して その子と会う約束をした

しかし馬鹿な俺はもう既に当初の目的を見失いかけていた

Fが紹介してくれた子は女の子だった、俺は「もしかしたら付き合えるんじゃね?」という童貞特有の淡すぎる妄想を抱いていた


42 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/ :2017/08/25(金) 08:12:13.35 ID:KlS1Zf900.net
ババアが俺の住所を知っている今、家には帰れない

となれば当然当分の間 この友達の家が俺の住処になる

俺は友達に許可をとって、後日 その女の子をここへ呼ぶことにした


44 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/ :2017/08/25(金) 08:17:11.71 ID:KlS1Zf900.net
なみに女の子が達の家に来る間(大体四日くい)も大学には通い続け

な人が便見てくる友達だけは俺ばについていてく

姿は決して出かった行動ところ当然 俺に安心感をため、味方ここにいるとうことをだろう

もう一生こいつには頭が上がらないなと思いた

申し訳なさと嬉し表情に出すた友達は奢っくれ

ジで気にすんな」というぶっきぼうな言葉が俺は本当難か


45 :名検体774号+@\(^o^)/2017/08/25(金) 08:19:14.66 ID:KlS1Zf900.net
んなこんなで約束の日となっ

果たして今からくはヤキーなのかそれとも普通の女のなの

どちら心強い見方であることに変わりかっ

欲を言うならば普通のの子の方


その待は然のに裏切られるこにな

ンキ寿達はヤンキ校の時から知っていた事実を認識させられた


46 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/ :2017/08/25(金) 08:25:16.24 ID:KlS1Zf900.net
出会うなり女の子は「こんにちは、恋人の振りをするってマジすか?」と聞いてきた

年下のなんだから敬語使えよと思ったが、なんというか年上に ごまをすりまくる俺と対極にある彼女は普通に魅力的に映った


先にネタばらししておくが 俺とこの子が付き合う展開はない

早速 俺はこの子に事情を話して、計画を練ることにした

事情を話すと女の子は「本当の事じゃないんだから普通にしとけばいいじゃん」と言った

早くもタメ口になってきた彼女に俺は「大学生になると色々あるんだよ」と大人ぶった

女の子は流しながらTwitterとかしてた


47 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/ :2017/08/25(金) 08:27:42.67 ID:KlS1Zf900.net
3人で練っは ありきたりなものだっ

俺とヤン手をいで街歩く、それをババアが見るまで繰りすだった

ヤン女は微妙顔をしてい

貞の思考回路的に「え?そんなに嫌なの?」って感じだっ


48 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/ :2017/08/25(金) 08:31:16.28 ID:KlS1Zf900.net
前に述べたけど人を騙すには大勢の人間を巻き込む必要がある

ただし巻き込み方自体は一つとは限らない

ババアは とった方法は、自分から先んじて俺の周囲を固めると言う方法だった

大して俺の方法は、大勢の人間に俺たちの姿を見せつけるというものだ


ババアのとった方法は確かに効果的だった

大勢に1度に伝えるのではなく一人一人に俺ババアカプ説を伝える、

一人一人が その嘘を共通し話題にすれば、その嘘は事実並みの強度を持つことになる


50 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/ :2017/08/25(金) 08:34:02.39 ID:KlS1Zf900.net
しかしババアの方法には欠点がある

ババアの方法には 一つたりとも「俺とババアが手を繋いで歩いていた」「デートしてた」などという実例が存在していないのだ

つまり、いかに現実並みの強度を持つ嘘であったとしても嘘は嘘

こちらがヤン女と手を繋いで歩いている姿をババアや大学のヤツらに見せつけてやれば、ババアの嘘はより強度を持つ俺の嘘に壊されることになる


51 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/ :2017/08/25(金) 08:35:59.88 ID:KlS1Zf900.net
俺は息を飲んだ

短くも長く感じた俺ババアカプ説に終止符が打てるという高揚感と、演技であるとはいえ 女の子とデートするという緊張感からだ

とにもかくにも、勝利は目前だった





52 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/ :2017/08/25(金) 08:39:04.59 ID:KlS1Zf900.net
俺と5年来の友人であるくせに俺よりはるかに経験豊富な友達に色々教えて貰って俺はデートをすることにした

ヤン女は相変わらずの表情だったが それでも付き合ってくれた

手を繋ぐということは絶対条件である旨を伝えると、飯を奢る約束を取り付けられた

俺はとにかく普通を取り繕うことに必死だった

脳内で「俺はこいつの彼氏だ、俺は こいつとデートするのが日課なんだよ」と繰り返しながら おぼつかない足取りで昼の商店街を練り歩いた


53 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/ :2017/08/25(金) 08:42:19.57 ID:KlS1Zf900.net
大学の友人らしき人間に「敢えて」気が付かないふりをして、俺はデートをした

2時間ほど歩き、ようやく俺はヤン女が まともに話せるようになった

マジで俺以外の男は こんな針のむしろみたいなことを毎週のようにしてるのか?という疑問も生まれたが、きっとしているのだろう

楽しさよりも緊張が勝るそのデートも佳境に差し掛かった時、一つの太い影が見えた


54 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/ :2017/08/25(金) 08:42:36.76 ID:KlS1Zf900.net
遠目からでもわかる、ババアだ


56 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/ :2017/08/25(金) 08:47:03.86 ID:KlS1Zf900.net
やばいと思ったが ここで たじろいでしまっては今までの苦労が水泡に帰すことになる、そう考えた俺は自然な笑顔でババアに話しかけた

「こんにちは」

「この方は?」

「あれ?言いましたよね?彼女ですよ」


若い女の子を指して彼女と呼ぶのは気恥しいことだったということを覚えてる

その言葉を聞くや否やババアヒステリックに喚き出した

聞き取りにくい その言葉の中には確かに

「あなたの恋人は私でしょお〜!!!」という叫びがあった

俺は もう限界だった

こんな若い女の子の前で自分こそが恋人であると主張する4回り位上のババアに迫られるという事実が辛すぎて涙が出てきた


57 :も無き被検体774号+@(^o^)/ :2017/08/25(金) 08:49:18.41 ID:KlS1Zf900.net
「うっ…おえっ」たいな嗚漏ら俺とテリしてドン引きするヤンが一に会するカオスすぎる状況生ま

じざるを得ない実を目の前に 唯一もだった思考回路さえ壊アがとった行動俺の手を引っ張るという事だった

もうなんかどにでもなれと思った


59 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/ :2017/08/25(金) 08:52:35.26 ID:KlS1Zf900.net
引っ張られてまともに抵抗できない俺は ほんとに「嫌だァ…」みたいなことを言ってた思う

もう俺こいつに一生付きまとわれるのかな、終わりなのかなと思った

そんな矢先 もう一つ影が飛び込んできた

そう友達である


60 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/ :2017/08/25(金) 08:55:05.31 ID:KlS1Zf900.net
俺は涙でグシャグシャだった目を、引っ張られてない方の腕で拭いて友達の顔を見た

ババアは突然出てきた友達に驚きながらも 怖気ずくことは無く「あんた何よ!!!うんたらかんたら!!!」と喚いていた

あまりの勢いに当の本人である俺が諦めていたのに、事もあろうか友達だけが諦めていなかった

友達は土下座した

俺は もうほんとに生まれて一番泣いたんじゃないかと言うくらい涙が溢れた


61 :名も無き被検774号+@\(^o^)/ :2017/08/25(金) 08:57:44.33 ID:KlS1Zf900.net
「ややってくだ

友達が履いたセリフはそれだけだっ

まることのなバアも怯ずには ひたすら辞めてくださ

俺は友達に向かってくれ」と言何もずに頭を下げ続けた


第にが集まってきた、

アのヒステリーを引き、寿友達の土座が人呼んだの


62 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/ :2017/08/25(金) 08:59:31.09 ID:UQwczOM50.net
友達すげえいい奴


63 :名も無き被体774号+@\姿(^o^)/ :2017/08/25(金) 09:00:04.30 ID:KlS1Zf900.net
人が集まり、俺たち4人を取り

すがのババアもようで葉を失っ


達は すかさずきな声「こいつに付きまとうのは やてくださ!!」と言っ

言わずもがなも追い込ま状況から自れたを巻き込む嘘」(本だけど)である


65 :も無被検体774号+@\(^o^)/2017/08/25(金) 09:04:25.54 ID:KlS1Zf900.net
わめく人混みの中、ババを青白くした

友達は度は立ち上がっていつ もう恋人がいるんす!きまとうのは辞めやってくさい!」と退


人の言葉がっていき、周の人間達は葉を反芻、そ強度を増していっ

実例と事柄共有を経て確実な度を持それは、ババア心を打ち砕くのに十分だっ

絵面だけ見れば確に相打ちだ、紛れもなくれは勝利だっ


俺ではなく、勝利だった




>>次のページへ続く



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