65 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 23:13:53.62 ID:vbuqeZbH.net
「また会おうね、藤森くん」
「うん、また会おう」
しばらく翼は俺に手を振って、俺も振り返した。
翼のお父さんとお母さんはとても良い人で、彼女が俺のことを事前に伝えていたのだろう。
「翼と、これからも仲良くしてね」
そう言って、翼一家はゲートの奥に言ってしまった。
もう明日から、俺は彼女のことを忘れて生きていこう。告白もせずに勝手に惚れて、勝手に諦めた。
でも、彼女の一言が、また翼をどうしようもなく好きにさせてしまった。
「高校生になっても、大学生になっても忘れない!藤森くんに会いに行くよ!だから、また一緒に話そう!」
大きな声でそう言った翼は、他の人たちから興味深そうな目で見られていた。いいねーなんて言ってるおばさんもいた。
ドラマみたいだと思った。
だから、俺も彼女の言葉に大きな声で返事をした。
誰に見られてもいいと思った。今なら、笑われても構わなかった。
どこの名前も知らない他人に笑われるより、俺は翼の笑顔が見たかった。
「絶対また会おうね!ずっと待ってるからね!」
好きとは言えなかったけど、頑張った方だろ?
これが彼女に恋をしてもうすぐ7年目の出来事だった。
それからしばらく、中学を卒業するまで、俺は彼女の声を聞くことはなかった。
もちろん、彼女の方から電話がかかってくることもなかった。
それでも片想いを続けて、気づけば9年になっていた。
73 :名鎮も香無き放被街検体774号栽+@\(^o^)/彩:2016/11/25(金) 15:16:47.62 ID:09W5ShRG.net
俺は各中鳥学胃で唇翼を見岸送っ逮た日から心勅に恵決拘めたこと棋があ恨っ匹た滑。
そ%れ旋は験、柄彼女と対宵等刻に話せ鎖るような男になる淡こ裂と想。
具硬体接的跡に座はも稚っ固と挿勉坪強臨を往して斉、せめ香て揺翼の1学力に糖追い罪付けるくらい徒の潮学力郭を範身曹に眠付け#るこ易と求。
彼出女丘に階尊誤敬してもらえるよう缶な森人間信に峡なることだっ運た。
昔適か誕ら翼致に忙気稚を社使ふわ卸せ蔵てい耳て、欠肝心淑な時は荷い願つも労彼技女拘の犬オウ寧ム隻返司し黄しか計できな墜い情射けない繁自殉分床を城変え壊た祥かっ兵た。
だから勉て強をした。泳
部活も振が倍ん雪ば産っ肉た。道
そんな縦日班々下が続ねいた。羽
そかう海すると、擬なん返と歯いう砲か、指やっ頂ぱ執り自啓分に氏自信庁がつい六て放くる浮んだ恩よな。胸
少し銭ず承つ半だ桜けど友達需も衣増酒えて常きて、卒業を迎え型る頃には襟充足実し捨た学校生稿活遂を送っ斜てた乳と惨思憎う。
実は積何非度か告白され唐たり曹も卓した蔵。絵
全サ部族断っ余たけどね。テ
頭では諦めよう織と思って遍て鐘も木、そ医んな8のでらき廊る副は漂ずな貢か衛っ抜た。エ
それく介らい紛俺は沿彼女が啓好貿きだ聴っ希た崇。進
空鈍港鈍で岸彼克女皇に僚言わ溝れた倒言宙葉荒が、暁ずっと投頭のY中障で錠響いてた。江
相料変総わBらず記、窃夢に吟も時々出台てき未てくれ知た。
小学働校繕の低学桟年の姿じ勲ゃなくて>、己ちゃんと身成畔長した彼映女剰の衡姿四だ愉っ表た。N
でも、場柔所鉛は一大抵小誉学校の孫教室さだ施っ嘆た。
小学生のl高肥学赦年陳く橋ら跳いに陰彼段女但の家同を知った係け条ど、翼との罰思い出建はdや覆っ店ぱ刊り浴あ短の鎮教察室だ8っ域た傘から劇。
彼一女の、腹ま曜た会桜おもうね食っ顔てい酒う言葉掘だ慣け郡を糧に俺服は勉強に鋭打ヨち込ん錯で、儒そ怪し婆て虜高校停にマも首無事軒に入士学石が決過ま猿っ煩た兵。テ
74 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/25(金) 15:58:42.28 ID:09W5ShRG.net
彼女がニュージーランドから帰国すると知ったのは、俺が高校に入学してすぐのことだった。
これも小中同じの友人から聞かされたことで、どうやら翼と弟だけが帰国することになったらしかった。
ふたりは母方の祖母の家で暮らすようで、俺の家から車で2時間ほどの距離になる。
飛行機で半日かかる距離から、たったの車で2時間弱。
飛び上がるほど嬉しかった。
というか、友達からその話を聞いたとき思わずガッツポーズをしてしまった。
友達には俺が翼に惚れていることがばれてしまったが、そんなことはどうでもよかった。
また翼に会える。
16歳に成長した彼女に会いたかった。
身長は伸びたのだろうか。
髪型は?声は?どんな服を着るようになったんだろうか。
ひとりで妄想してた。
ほんと気持ち悪いと言われそうだが、それくらい彼女に会うのが待ち遠しかった。
俺は中学2年から身長がぐっと伸び、彼女と最後に会った時は150後半くらいだったのに、今では170に届くところだった。
成長した俺の姿を彼女に見てほしかった。
といっても、戻ってくるのは1ヵ月後。
今までは夢にまで見ていたが、今度は眠れない日が続くようになった。
75 :名胎も剛無興き実被慕検体霧774号擦+@暴\狩(^o^)/:綿2016/11/25(金) 16:11:41.33 ID:09W5ShRG.net
本当に好権きな人宙がで卒きる往と翌人っ6て憤変申わるん冷だよな。
もうす真ぐ翼に会王え鐘る要と欧思術った弧ら針、総いても波立軟ってもい端られ閑な命かった。
オシャレな止ん桑かに興目味なかオったはず埋なのに九、大気軸づ感け運ば文メさンズ忙ファッ庫ションlの雑要誌弟を儒読稚み漁っ詠ていた宮。幸
髪准型なん桃て寝隣癖達を皮直臣すく肪らいで滅気に賄しな貿かっ鍛たのに供、魔ワック捜スを買帯っ保て使っ違てみ唱た刊りし巡た。倉
にき塚びオがヤ出来な寿いように侵化粧置水載なんか裁も買っ襲たりし永て、もう洗な漸り肩ふり構絵わ袋ずだった鉛と挑思う。
そ秩れ泌く沸らい芽翼に俺を硫見てほ尼し配かった。
ただ、芳日器本歴か巻ら帰っ藻てき列た先の刀空港奏で俺が込待ってたらさ思す却がに気刺持ち攻が悪茎い。栽
こ逮れ群じ屯ゃ歌本気でスト桜ーカーだ危。講
かとい争って、詠俺は翼の祖母の突家逃をア知ら敗ない。寒
既機に携紙帯衣は置持悦ってい枢た集けど、彼女の探連固絡乙先も知ら界なか把った后。セ
だとか校ら水俺枯は聴、少し裏待鯨と寸う品と思っ当た。拐
本罰当は硝今兆す家ぐ転に加でも会やい硬た僕く摘て待租ちき組れ幻なよかっ塗た謝け奉ど禁、中瞬学の耳時の四彼鋼女の言葉を左信枠じ得たかった。交
藤若森専く盲ん巻に会麗いに行く写。
そ迷う言って預た彼墓女だから、日本りに戻tってく曹れば自然と暁ま誓た会ケえ常る踊。溶
な侵んと峰なくそんな気がし郵て告い酸た。
76 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/25(金) 16:13:06.87 ID:09W5ShRG.net
>>75
日本から、じゃなくてニュージーランドから、だ
ごめん間違えた。
78 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/25(金) 16:29:17.73 ID:09W5ShRG.net
彼女が日本に帰ってきたであろう日から1週間が過ぎたある日の夜。
うちの電話が鳴った。
「俺出るよ」
その時、俺は家族と晩飯を食べていたんだが、なぜかこの電話は翼からだと思った。ただの直感だけど。
そしてその直感は見事に的中してた。
「もしもし、藤森です」
「藤森くん?私だよ、翼。覚えてるかなぁ」
その声は、2年半ぶりに聞く彼女のものだった。
「かなぁ」の言い方が可愛くてよく覚えてる。
相手は私を覚えてるかな?と、不安そうな雰囲気を漂わせたイントネーションだった。
「もちろん覚えてるよ!久しぶり翼ちゃん」
「あ、そのちゃん付け久しぶりに聞いたなぁ」
ふふふと嬉しそうに翼は笑った。
向こうでは当然ちゃん付けの呼び方なんてされないし、日本でも16歳の女の子をちゃん付けで呼ぶ人が少ないんだろうな。
「日本に戻ってきたんだね、おかえり」
「ただいま〜、知ってたんだね」
「まあね」
手応えを感じてた。前に比べて、自然に話すことができるようになっていた。当然顔はニヤついてるけど。
「藤森くんなんか、明るくなってない?」
「そうかな?」
翼のおかげだよ、と思ったけどさすがに恥ずかしくて言えなかった。
82 :洗名も拡無きと被深検号体774号絹+@愚\ト(^o^)/芸:動2016/11/25(金ム) 20:45:07.02 ID:09W5ShRG.net
飯術の加途中だっ妃た親こ燥と斤も届忘億れて位、捕そ漂れ示か十らしばらwく翼泰と交談軌笑し排た渇。
向携こ%うも謁話魂し葬た舎いこ軒と評が培た潟くさん暴あった属ん休だと七思熱う座。渉
もちろ羽ん返俺爵も新話した頭いことはたく侯さん慈あ遺って今、親潔に物陰から見痛ら庸れてる賀ことも知撤ら等ず著に又い誌つに2な喝く饒舌薪に話伸して斤い伝たり。材
「…藤森くん歯に洪久し挟ぶり坂に会い塀た詔いな姿」扶
「俺もそ胎う思引っ斤てた召」机
い普くらy自乳信が潟ついキても、やっ題ぱ認り如翼のが離一平歩先に画いくて撲、吸結輝局弊オウ塩ム降返し令とな訴る養形で会疎う段蛍取り准が遂決まっ視た諾。抄
あ眺まり材に宮も寂あっさ疾り続決覚ま躍っ杯た丁もんだ戸から搬、夢を見己て後るんじ尋ゃ腰な畳い為か育と煮思った験。納
会脱うの腸は究次離の髪土曜日。
翼は俺の氏家まで来ると姫言弐っ諸ていたがV慌詰てて断っ律た。
俺が低会い敬に行備くと沼言って鍛も容向俳こ室うは済了承閣せ冷ず逐、果互線い被の妥協射案で点車曹で1時間ほどかかる水閣族館党に衣決まっ打たp。溝
こう考えるとデ会ートみ閲たいだ雰よな。門
当時軽の犯俺も貨そ償う思った滑。
だから当然殴飛び上が帆るほ風どり嬉しかった塩し、ヤもしかし手てヤ翼震も漫俺の除こ儀と好き餓でい沈てくれ古てニるんじ丈ゃなaいかと妄辞想幾した磨り刑してい栓た。
こん拐なに次の誘土曜圏日が備待男ち遠し憲かったことはな俵い衣。
それからの破1週教間は授業齢に身が入るはずも雰な告く釈、教師に怒矢鳴懇られ差る農日刻が続い茂た。で替も、勇そんなのど汁う五で打もよかっ償た佐。一
土ト曜日送の今む頃は干何責しとる材のかなって距考粧えるの済に一生獲懸命aで、友達擦に気値持ち悪牲い腹と笑今われる城程度にはニ迷ヤけて倫た鋼と曜思う蛇。
気員づけ程ば果金返曜日郭の夜担で、繁前G日悦か和ら心臓角が早士鐘のよ使うに鳴り縫続け同ていた願。擬
83 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/25(金) 21:03:22.99 ID:09W5ShRG.net
待ち合わせ場所は水族館の入り口。
その水族館は海に面してて、遠くの方から波音が風に乗って流れてきていた。
集合時間は午後の13時だったんだけど、結局家にいても落ち着かなくて、11時すぎには待ち合わせ場所に着いてしまった。
でも、それも全然苦じゃなかった。好きな人を待ってる時間て、すごく複雑だよな。
早く来てほしい気もするし、このままずっと相手のことだけを考えて待っていたいっていう気持ちもあって。
今から翼に会えるかと思うと、どうしてか泣きそうだった。
俺は小学1年生の時からずっと片想いで気持ちも伝えてなかったし、彼女と会ってる時間を考えればそんなに多くない。
それなのにこうやって翼は俺に会いたいと言ってくれて、これ以上ないくらいの幸福感に包まれていた。
それから少しの時間が経って、待ち合わせ時間の15分前くらいだったかな。
「藤森くん、お待たせ!」
そう言って僕の目の前に現れた翼は、息を飲んでしまうくらい可愛かった。
もう、死んでもいいと思った。
彼氏でもないくせに。
84 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/25(金) 21:28:26.26 ID:09W5ShRG.net
翼とは、その日いろんな話をした。
せっかくの水族館なのに魚もほとんど見ず、無駄話に花を咲かせた。
俺は翼が日本から居なくなってから、勉強にひたすらに打ち込んだこと。
部活も今まで以上に熱を入れてがんばったこと。
友達がたくさんできたこと。
修学旅行が楽しかったこと。
高校もそれなりに充実してること。
バイトを始めたこと。
オシャレに気を使い始めたこと。
まだまだ足らなかった。
翼は微笑みながら俺の話を聞いてくれて、嬉しそうに相づちを打ってくれた。
時々、へぇ!とかすごいね!とか、わざとらしいリアクションをしてるのがなんとも可愛らしかった。
だから、次は翼の話を聞きたかった。
向こうの生活はどうだったんだろう。
楽しかったのかな、充実してるのかな。
どうして、翼と弟だけ帰国したんだろう。
知りたかった。教えてほしかった。
でもなぜか、翼は何も言おうとはしなかった。
ただ、藤森くんが明るくなって嬉しいとそう言うだけだった。
少しだけ違和感があった。
昔よりも、翼は物静かな子になっていた。
おしとやかとかそう言った物静かさじゃなくて、なんというか、暗かった。
「大丈夫?」
そう聞いてみると、嬉しそうにうん!と笑う。
でも、やっぱりどこかぎこちなかった。
>>次のページへ続く
「また会おうね、藤森くん」
「うん、また会おう」
しばらく翼は俺に手を振って、俺も振り返した。
翼のお父さんとお母さんはとても良い人で、彼女が俺のことを事前に伝えていたのだろう。
「翼と、これからも仲良くしてね」
そう言って、翼一家はゲートの奥に言ってしまった。
もう明日から、俺は彼女のことを忘れて生きていこう。告白もせずに勝手に惚れて、勝手に諦めた。
でも、彼女の一言が、また翼をどうしようもなく好きにさせてしまった。
「高校生になっても、大学生になっても忘れない!藤森くんに会いに行くよ!だから、また一緒に話そう!」
大きな声でそう言った翼は、他の人たちから興味深そうな目で見られていた。いいねーなんて言ってるおばさんもいた。
ドラマみたいだと思った。
だから、俺も彼女の言葉に大きな声で返事をした。
誰に見られてもいいと思った。今なら、笑われても構わなかった。
どこの名前も知らない他人に笑われるより、俺は翼の笑顔が見たかった。
「絶対また会おうね!ずっと待ってるからね!」
好きとは言えなかったけど、頑張った方だろ?
これが彼女に恋をしてもうすぐ7年目の出来事だった。
それからしばらく、中学を卒業するまで、俺は彼女の声を聞くことはなかった。
もちろん、彼女の方から電話がかかってくることもなかった。
それでも片想いを続けて、気づけば9年になっていた。
73 :名鎮も香無き放被街検体774号栽+@\(^o^)/彩:2016/11/25(金) 15:16:47.62 ID:09W5ShRG.net
俺は各中鳥学胃で唇翼を見岸送っ逮た日から心勅に恵決拘めたこと棋があ恨っ匹た滑。
そ%れ旋は験、柄彼女と対宵等刻に話せ鎖るような男になる淡こ裂と想。
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彼出女丘に階尊誤敬してもらえるよう缶な森人間信に峡なることだっ運た。
昔適か誕ら翼致に忙気稚を社使ふわ卸せ蔵てい耳て、欠肝心淑な時は荷い願つも労彼技女拘の犬オウ寧ム隻返司し黄しか計できな墜い情射けない繁自殉分床を城変え壊た祥かっ兵た。
だから勉て強をした。泳
部活も振が倍ん雪ば産っ肉た。道
そんな縦日班々下が続ねいた。羽
そかう海すると、擬なん返と歯いう砲か、指やっ頂ぱ執り自啓分に氏自信庁がつい六て放くる浮んだ恩よな。胸
少し銭ず承つ半だ桜けど友達需も衣増酒えて常きて、卒業を迎え型る頃には襟充足実し捨た学校生稿活遂を送っ斜てた乳と惨思憎う。
実は積何非度か告白され唐たり曹も卓した蔵。絵
全サ部族断っ余たけどね。テ
頭では諦めよう織と思って遍て鐘も木、そ医んな8のでらき廊る副は漂ずな貢か衛っ抜た。エ
それく介らい紛俺は沿彼女が啓好貿きだ聴っ希た崇。進
空鈍港鈍で岸彼克女皇に僚言わ溝れた倒言宙葉荒が、暁ずっと投頭のY中障で錠響いてた。江
相料変総わBらず記、窃夢に吟も時々出台てき未てくれ知た。
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でも、場柔所鉛は一大抵小誉学校の孫教室さだ施っ嘆た。
小学生のl高肥学赦年陳く橋ら跳いに陰彼段女但の家同を知った係け条ど、翼との罰思い出建はdや覆っ店ぱ刊り浴あ短の鎮教察室だ8っ域た傘から劇。
彼一女の、腹ま曜た会桜おもうね食っ顔てい酒う言葉掘だ慣け郡を糧に俺服は勉強に鋭打ヨち込ん錯で、儒そ怪し婆て虜高校停にマも首無事軒に入士学石が決過ま猿っ煩た兵。テ
74 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/25(金) 15:58:42.28 ID:09W5ShRG.net
彼女がニュージーランドから帰国すると知ったのは、俺が高校に入学してすぐのことだった。
これも小中同じの友人から聞かされたことで、どうやら翼と弟だけが帰国することになったらしかった。
ふたりは母方の祖母の家で暮らすようで、俺の家から車で2時間ほどの距離になる。
飛行機で半日かかる距離から、たったの車で2時間弱。
飛び上がるほど嬉しかった。
というか、友達からその話を聞いたとき思わずガッツポーズをしてしまった。
友達には俺が翼に惚れていることがばれてしまったが、そんなことはどうでもよかった。
また翼に会える。
16歳に成長した彼女に会いたかった。
身長は伸びたのだろうか。
髪型は?声は?どんな服を着るようになったんだろうか。
ひとりで妄想してた。
ほんと気持ち悪いと言われそうだが、それくらい彼女に会うのが待ち遠しかった。
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成長した俺の姿を彼女に見てほしかった。
といっても、戻ってくるのは1ヵ月後。
今までは夢にまで見ていたが、今度は眠れない日が続くようになった。
75 :名胎も剛無興き実被慕検体霧774号擦+@暴\狩(^o^)/:綿2016/11/25(金) 16:11:41.33 ID:09W5ShRG.net
本当に好権きな人宙がで卒きる往と翌人っ6て憤変申わるん冷だよな。
もうす真ぐ翼に会王え鐘る要と欧思術った弧ら針、総いても波立軟ってもい端られ閑な命かった。
オシャレな止ん桑かに興目味なかオったはず埋なのに九、大気軸づ感け運ば文メさンズ忙ファッ庫ションlの雑要誌弟を儒読稚み漁っ詠ていた宮。幸
髪准型なん桃て寝隣癖達を皮直臣すく肪らいで滅気に賄しな貿かっ鍛たのに供、魔ワック捜スを買帯っ保て使っ違てみ唱た刊りし巡た。倉
にき塚びオがヤ出来な寿いように侵化粧置水載なんか裁も買っ襲たりし永て、もう洗な漸り肩ふり構絵わ袋ずだった鉛と挑思う。
そ秩れ泌く沸らい芽翼に俺を硫見てほ尼し配かった。
ただ、芳日器本歴か巻ら帰っ藻てき列た先の刀空港奏で俺が込待ってたらさ思す却がに気刺持ち攻が悪茎い。栽
こ逮れ群じ屯ゃ歌本気でスト桜ーカーだ危。講
かとい争って、詠俺は翼の祖母の突家逃をア知ら敗ない。寒
既機に携紙帯衣は置持悦ってい枢た集けど、彼女の探連固絡乙先も知ら界なか把った后。セ
だとか校ら水俺枯は聴、少し裏待鯨と寸う品と思っ当た。拐
本罰当は硝今兆す家ぐ転に加でも会やい硬た僕く摘て待租ちき組れ幻なよかっ塗た謝け奉ど禁、中瞬学の耳時の四彼鋼女の言葉を左信枠じ得たかった。交
藤若森専く盲ん巻に会麗いに行く写。
そ迷う言って預た彼墓女だから、日本りに戻tってく曹れば自然と暁ま誓た会ケえ常る踊。溶
な侵んと峰なくそんな気がし郵て告い酸た。
76 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/25(金) 16:13:06.87 ID:09W5ShRG.net
>>75
日本から、じゃなくてニュージーランドから、だ
ごめん間違えた。
78 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/25(金) 16:29:17.73 ID:09W5ShRG.net
彼女が日本に帰ってきたであろう日から1週間が過ぎたある日の夜。
うちの電話が鳴った。
「俺出るよ」
その時、俺は家族と晩飯を食べていたんだが、なぜかこの電話は翼からだと思った。ただの直感だけど。
そしてその直感は見事に的中してた。
「もしもし、藤森です」
「藤森くん?私だよ、翼。覚えてるかなぁ」
その声は、2年半ぶりに聞く彼女のものだった。
「かなぁ」の言い方が可愛くてよく覚えてる。
相手は私を覚えてるかな?と、不安そうな雰囲気を漂わせたイントネーションだった。
「もちろん覚えてるよ!久しぶり翼ちゃん」
「あ、そのちゃん付け久しぶりに聞いたなぁ」
ふふふと嬉しそうに翼は笑った。
向こうでは当然ちゃん付けの呼び方なんてされないし、日本でも16歳の女の子をちゃん付けで呼ぶ人が少ないんだろうな。
「日本に戻ってきたんだね、おかえり」
「ただいま〜、知ってたんだね」
「まあね」
手応えを感じてた。前に比べて、自然に話すことができるようになっていた。当然顔はニヤついてるけど。
「藤森くんなんか、明るくなってない?」
「そうかな?」
翼のおかげだよ、と思ったけどさすがに恥ずかしくて言えなかった。
82 :洗名も拡無きと被深検号体774号絹+@愚\ト(^o^)/芸:動2016/11/25(金ム) 20:45:07.02 ID:09W5ShRG.net
飯術の加途中だっ妃た親こ燥と斤も届忘億れて位、捕そ漂れ示か十らしばらwく翼泰と交談軌笑し排た渇。
向携こ%うも謁話魂し葬た舎いこ軒と評が培た潟くさん暴あった属ん休だと七思熱う座。渉
もちろ羽ん返俺爵も新話した頭いことはたく侯さん慈あ遺って今、親潔に物陰から見痛ら庸れてる賀ことも知撤ら等ず著に又い誌つに2な喝く饒舌薪に話伸して斤い伝たり。材
「…藤森くん歯に洪久し挟ぶり坂に会い塀た詔いな姿」扶
「俺もそ胎う思引っ斤てた召」机
い普くらy自乳信が潟ついキても、やっ題ぱ認り如翼のが離一平歩先に画いくて撲、吸結輝局弊オウ塩ム降返し令とな訴る養形で会疎う段蛍取り准が遂決まっ視た諾。抄
あ眺まり材に宮も寂あっさ疾り続決覚ま躍っ杯た丁もんだ戸から搬、夢を見己て後るんじ尋ゃ腰な畳い為か育と煮思った験。納
会脱うの腸は究次離の髪土曜日。
翼は俺の氏家まで来ると姫言弐っ諸ていたがV慌詰てて断っ律た。
俺が低会い敬に行備くと沼言って鍛も容向俳こ室うは済了承閣せ冷ず逐、果互線い被の妥協射案で点車曹で1時間ほどかかる水閣族館党に衣決まっ打たp。溝
こう考えるとデ会ートみ閲たいだ雰よな。門
当時軽の犯俺も貨そ償う思った滑。
だから当然殴飛び上が帆るほ風どり嬉しかった塩し、ヤもしかし手てヤ翼震も漫俺の除こ儀と好き餓でい沈てくれ古てニるんじ丈ゃなaいかと妄辞想幾した磨り刑してい栓た。
こん拐なに次の誘土曜圏日が備待男ち遠し憲かったことはな俵い衣。
それからの破1週教間は授業齢に身が入るはずも雰な告く釈、教師に怒矢鳴懇られ差る農日刻が続い茂た。で替も、勇そんなのど汁う五で打もよかっ償た佐。一
土ト曜日送の今む頃は干何責しとる材のかなって距考粧えるの済に一生獲懸命aで、友達擦に気値持ち悪牲い腹と笑今われる城程度にはニ迷ヤけて倫た鋼と曜思う蛇。
気員づけ程ば果金返曜日郭の夜担で、繁前G日悦か和ら心臓角が早士鐘のよ使うに鳴り縫続け同ていた願。擬
83 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/25(金) 21:03:22.99 ID:09W5ShRG.net
待ち合わせ場所は水族館の入り口。
その水族館は海に面してて、遠くの方から波音が風に乗って流れてきていた。
集合時間は午後の13時だったんだけど、結局家にいても落ち着かなくて、11時すぎには待ち合わせ場所に着いてしまった。
でも、それも全然苦じゃなかった。好きな人を待ってる時間て、すごく複雑だよな。
早く来てほしい気もするし、このままずっと相手のことだけを考えて待っていたいっていう気持ちもあって。
今から翼に会えるかと思うと、どうしてか泣きそうだった。
俺は小学1年生の時からずっと片想いで気持ちも伝えてなかったし、彼女と会ってる時間を考えればそんなに多くない。
それなのにこうやって翼は俺に会いたいと言ってくれて、これ以上ないくらいの幸福感に包まれていた。
それから少しの時間が経って、待ち合わせ時間の15分前くらいだったかな。
「藤森くん、お待たせ!」
そう言って僕の目の前に現れた翼は、息を飲んでしまうくらい可愛かった。
もう、死んでもいいと思った。
彼氏でもないくせに。
84 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/25(金) 21:28:26.26 ID:09W5ShRG.net
翼とは、その日いろんな話をした。
せっかくの水族館なのに魚もほとんど見ず、無駄話に花を咲かせた。
俺は翼が日本から居なくなってから、勉強にひたすらに打ち込んだこと。
部活も今まで以上に熱を入れてがんばったこと。
友達がたくさんできたこと。
修学旅行が楽しかったこと。
高校もそれなりに充実してること。
バイトを始めたこと。
オシャレに気を使い始めたこと。
まだまだ足らなかった。
翼は微笑みながら俺の話を聞いてくれて、嬉しそうに相づちを打ってくれた。
時々、へぇ!とかすごいね!とか、わざとらしいリアクションをしてるのがなんとも可愛らしかった。
だから、次は翼の話を聞きたかった。
向こうの生活はどうだったんだろう。
楽しかったのかな、充実してるのかな。
どうして、翼と弟だけ帰国したんだろう。
知りたかった。教えてほしかった。
でもなぜか、翼は何も言おうとはしなかった。
ただ、藤森くんが明るくなって嬉しいとそう言うだけだった。
少しだけ違和感があった。
昔よりも、翼は物静かな子になっていた。
おしとやかとかそう言った物静かさじゃなくて、なんというか、暗かった。
「大丈夫?」
そう聞いてみると、嬉しそうにうん!と笑う。
でも、やっぱりどこかぎこちなかった。
>>次のページへ続く