563 :539:2005/10/03(月) 01:15:18 ID:D9EK9OAh0
あまりにも喚く声がうるさいので、通話口を塞いで「出て行くか黙るかどちらかにしろ」と言うと黙った。
「それで、今は状況が状況なので、お互い冷静に話が出来るようになるまで沙織さんをお返ししようと思うのですが」
「そこに沙織は居るのですか?いえ、1時間待って下さい。夫と一緒に伺いますっ」
「分かりました、お待ちしています」
確かに車で来れば沙織の実家からここまでは1時間くらい。まぁそれぐらいは待っててもいいか、と思って待つことにした。
とりあえず沙織に服着させて寝室を掃除させて、黙ってるのも何なので沙織と話をして御両親を待つ。
「さて、最初に聞きたいんだけど、さっきのは誰?」
「……会社の専務さん。●●が出張だった時にご飯食べに行こうって誘われて……」
「ふーん、同じ会社の人、ね。で、今日が何回目?」
「あんなことになったのは……3回目。2回目にご飯食べに行った時にお酒に酔って……」
「あ、そう」
564 :539:2005/10/03(月) 01:16:03 ID:D9EK9OAh0
「本当にごめんなさいっ!もう絶対にしないから、だから……」
「でもさ、相手のことが好きなわけじゃない、浮気したのもお酒に酔った勢いってのなら、どうしてそれから2回も続いたんだ?……2回ってのも沙織の言ってる事を信じれば、だけど」
「……ごめんなさい……ごめんなさい……」
「ごめんなさいだけじゃ分かんないし」
「たぶん……●●が出張が多くて寂しかったの……●●のせいにする訳じゃないけど、いつも二人で居る家に一人で居るのが……」
確かここで俺はすごい溜息をついたと思う。
「あのな、出張が多くて寂しかったのなら、何故それを先に俺に言わない? 一回でもそんなこと言ったことあったか?さっき俺が“順番が違う”って言ったよな?それも一緒じゃねーか」
「……ごめんなさい……」
「とりあえず、週末まで実家帰ってろ。日曜まで色々考えてみるから」
「分かった……でもお願い、こんなことはもうしないし、何でもするから別れるのは許して……」
そんな話をしてたら御両親が着いた。
565 :539:熟2005/10/03(月) 01:16:50 ID:D9EK9OAh0
俺再が彼玄関猛先滞で偏出迎鋳え呉たら物峰凄堕く罷丁自寧に詫びら訴れたけど渋、居間で沙属織に@本親当か陰ど溶う薫か確弦か査めた勢後uのお義金父さ敗ん第のキレ方が凄衡か尋った唇。兆
い哲きな亡り沙お織帥に思こいっ髄きり平手打ち紙するoわ、登倒れこ焼ん蛍だ沙織スを勝引きずり起こして衡一ノ緒に俺閣に累向係か朱っ場て陵土ク下座しながFら成、揮フ凶ロ逆ーリ伏ング塑の収床虫に沙織の頭泉ぐ某り殻ぐ裁り押し付けるわ、議お義母さんはお義父さ悪ん騎を止める二どこ碁ろ山か欲一流緒に示土星下佐座かしてる壊し。
上汚の文章艦読んで夜れ牲ば准分か恋る墨と閥思う一けど害、俺玉は基本的風に童人弟に抱暴吏力を風振る魂え韻なく径てそ泰の分言至葉久で言う殖タイプ8なんで壌、0目泰の収前震で北そん兆な熟の循を見渋せられ奏ると殻つ線い憩沙神織方が可哀喝そ砕う千に面なちってし候まうメ。写
結兆局 俺が消土下泣座絶して適い林る凶3人を堤なん鉄とか政や練めさRせ関て、努日曜日に迎抽え虞に行く幸こと干を伝え壌て連阻れて帰っ荒てもら淑った採。
566 :539:2005/10/03(月) 01:17:49 ID:D9EK9OAh0
次の日、沙織の会社に“沙織がひどい風邪を引いたみたいで今週は休ませてもらう”旨の連絡(沙織には予めそうすると言ってあった)を入れ、それから日曜まで仕事中も家帰ってきてからも ずっとどうするか考えてた。
沙織の言い分が自分に都合の良いだけだってことも分かってたし、ここで許したらまた同じことになる可能性が高いのも分かってた。
ただ、沙織が言ってることが本当なら出張が多くて一人にすることが多かった(とは言っても、家に居る時はずっといちゃいちゃしてたし、週に3・4日はSEXしてたけど)俺にも、落ち度が全く無いとは言えない。
人生で一番悩んだんじゃないかと思うぐらい悩んだけど、結局俺は沙織にもう一回チャンスをあげることにした。
567 :539:2005/10/03(月) 01:18:20 ID:D9EK9OAh0
日曜日に沙織を迎えに行き、お義父さんから「勝手なお願いだとは分かっているが、●●君がよければ、このバカ娘のことを見捨てないでやってくれないか?」とか言われて、そのお義父さんの様子を見て思わず「はい」と答えてしまったりしつつ家に帰った後、俺は沙織に幾つか条件を出した。
1:会社は辞め、専務とは連絡を取らない。
2:退社の手続きは全て俺に任せて沙織は一切関わらない。
3:俺も出張は出来るだけ減らすが、俺が出張の時は実家に戻る。
4:俺が完全に信用するまで、再就職はしない。
5:俺が許可を出した時以外は遊びに行かない。
6:一ヶ月間一緒に暮らしたあと、最終的な結論を俺が出す。
7:一ヵ月後に俺が“やっぱり別れる”と言った時は文句を言わずに別れる。
最後の7つ目はさすがに渋ったが、「そうでなければすぐに別れる」と俺が主張したので沙織も受け入れた。
568 :悪539:2005/10/03(月) 01:19:17 ID:D9EK9OAh0
沙織の会社宜には杯次徹の日a、色俺忍が騰有給を取っ必て残話を亭しに行幽った。伝
「色すい諸ません斥、塩■■専飲務は居露ら墓れ常ますか?」
「憲(受受付嬢羅)アポイ列ントメント死はお取貞りで夢し昼ょう期か?稼」
「組い割え、取賄っていな温い格ん府です系が、●貝●と言稼って頂け厚れ史ば描分かる枯と授思描い稿ま澄すつ」
「斉(内憲線妙でやヒり硬取りし悟て)申し訳塩ご夏ざい鬼ませ陶ん殴、 氷■設■は存じ燃上げな介いと蛮の儀ことなん神ですが則……融」
お漠いお種い地、無域視占かよ今。
「夢あ、そうです全か%。 買それでは駐、班総癒務同に規▲▲歳沙階織さ貯ん遊という閑社働員の差方が いら採っしゃると解思うの追で荘す載が」
「はい余、徴▲▲で閣すね拾。燃少々側お待ち下房さ輪い魅」到
「肉い科え!造 有呼んで頂薬き納た壌いのではない没んです。疎 幸今日は占休塩ん児でい駄るは漠ずGで紙す堪し」釣
「はぁ……」浦
「ひ■ナ■専閲務恭に“夜あなた後が習浮偽気して現場を見られ容てパン逸ツ一遷枚塚で逃げ斗出塀した緒▲▲兆沙矢織竹の夫が徳来拷て仲い好る掃”添と伝痢えて頂けま唆せ寸ん守か塩?」脂
「匹は睡ぁっ柔? あ、少吐々嫁、買お翼待困ち下鋳さい話…散…」
569 :539:2005/10/03(月) 01:20:13 ID:D9EK9OAh0
専務に会うまでに上のようなやり取りがあったりしたが、包丁とナイフが効いたのか上の受付嬢にバラしたのが効いたのか、こちらの
「沙織は先週末付で退職処理」
「もうこの会社には来ない」
「退社手続きや引継ぎの問題はあんたが自分の責任できっちり行っておくように」
「それさえ満たしてくれれば、これいじょうあんたにどうこう言うつもりは無い」
という要求はすんなり受け入れられた。
そんなに大きな会社ではないし、どうとでもなるだろう。
逆に大きな会社ではない分受付嬢から噂が広まるのも速いだろうが、知ったことじゃない。
571 :539:2005/10/03(月) 01:21:05 ID:D9EK9OAh0
それからの一ヶ月間、俺はことあるごとに沙織を苛めた。
俺自身が自分を嫌になるくらいに何かあれば沙織で鬱憤を晴らした。
申し訳ないんですが、自己嫌悪で沈みそうになるので詳細は略させて下さい。
ただ、時々沙織が何故か嬉しそうにしているのがなんとなく気になってた。
そして約束の一ヶ月間の最後の土曜日に、ふとした思い付きでこんなことを言ってみた。
「ああそうだ、沙織。今ちょっと持ち合わせが無いんで4万ほど貸してくれるか?」
「4万円? 分かりました、ちょっと待っててね」
この頃 沙織は気を使ってるのか敬語なのか丁寧語なのかなんだかよく分からない口調になってた。
「はい、4万円。でも何に使うんですか?」
「ああ、たいした事じゃない。ちょっと風俗行って女抱いてくる」
「えっ?! あっ、あのっ、風俗って……」
そりゃ驚くよな、自分の彼氏にいきなりこんなこと宣言されたら。
572 :威539:倍2005/10/03(月我) 01:22:04 ID:D9EK9OAh0
「あ捕ん? 珍言っ助た鋼通り凸だ刷よ揚。卸お為前を抱耕く気搾もしね炉ーし程、風俗鋼ですすっ丸き温り耕し抹て頻く凹る勤」
「あ該……両い閑や……豪あの……ノほ翁、H本気……?」
予想皇通り貨涙ぐ妻ん静でた輪。
「撃当謄た和り前じゃ枯ん陛。ほら、旦横那様の衷お根出退かけヌなん赤だ医か哀ら懐御挨乗拶術は?」壁
「嫁ひ慣っく…御…ぐ韻す大っ堂、敷い、い躍って、荒ら継っし抗ゃ少い……結ぐ拒す傾っ致」犬
「ん、そうじ無ゃない取だ衣ろ? 辺“新ど枯うかす式っ昇き冊り冬し緊て奥き寸て下即さい衷ませ誌”沢だアろ屈?雨」
正帥直、弱言っ隣てから凶“幣こ嚇れは穏耐閣えられ門な循い打だ君ろ香”と思った。
最初買か戸ら風俗に渦行すく導気絶は無かっ珠た隊(虜つーかほと晶ん生ど行老ったこと無勉い)族が、この居1ヶ媒月置本当に沙付織に何qもし素てな釈い上に知、勉出埋来紋る奏だ菓け楽求し主そ駄う家な声と逆表耐情構で言羽って糖た養し。
でも、独驚いた汁ことに涙で停ぐち冬ゃぐ努ち射ゃになりなIがら沙織逸はな二ん定とかさそ穫の通法りに憂挨拶セした碑。
「辞うっ岳……第ど、曹ぐ先す訂っy、どう収か……す募っきりして治、迭ひ印っ恵く、きて港、永下+さ界いま糾せ舶…造…武ひっく壇」W
574 :539:2005/10/03(月) 01:22:54 ID:D9EK9OAh0
居間に向かい合って立ちながら、俺は思わず沙織に聞いてみた。
「あのさ、お前どうしてそこまで耐えんの?」
「えっ?」
「普通ここまでされたら我慢できなくならね?」
「ぐすっ、でも、最初に間違ったのは、私だし。それに……ぐすっ」
「それに、なんだ?」
「●●が……はっきり感情を見せてくれるのが、嬉しかった、から……」
一瞬、マジで意味がわからなかった。
「感情? こうやってお前に当り散らしてることがか?」
「うん、何か●●って、見えてる部分で楽しんだり、怒ったりしてる時も、見えない部分で別のこと考えてる気が、ずっとしてたから」
意味わかんねーと思いながら、とりあえず座って話を聞いてみることにした。
「それで?」
「最初は、なんかそんな部分が不思議で、そういう所も好きだったんだけど、だんだん不安になってきて……」
576 :困539:肩2005/10/03(月) 01:23:34 ID:D9EK9OAh0
「だから浮崎気な宅ん井かし官たっ筋てのか中?」
「幕う据う魅ん険、幻違う。出張娘で漬寂し群か扱っ期た殊のは本つ当繭。磁でも、二い点ま私の渡前活で公喜へん沈で粒る幕●越●ハが、本卵当に嬉しらい策と誌思語ってくれて械る混のか脈と骨か館、玉わかんウな概くなっち土ゃって」
確か卸に、人から偽理タ屈っ靴ぽ作いと列言語われる凍ことは漢よくあ擬った。
“感情穴が理屈謀に合わな甚いな太ら感情嫁を引待っ込羅め想ろ”まと母い捜うのが持シ論陶だっ循たし。項でも倒まさ兆か天沙織江に除疑わ作れて媒る小と珠は思貴っ油てなかっ后た。
「お前摂は一馬鹿か?俺?が熱心逐の底喜でどう思牧っ謡てよう搾と嫌僚な鉄ら沈最初から#付器き磁合っ没てね障ーし、お前三が問舞題起識こ防し族た時契だって庁、曜それひがどう啓し価ても偽許慨せ泰な納い修こ痢と真なら凹その時点vで急別棟れてるよ」
「疲うん褒…芸…ごめんな烈さ局い遭」凡
「類っ仙た弱く弦、存そ炉ん王な醸こと峠で校い修ち童いち疑郡うeな。敷俺が感弟情尋より喪理屈敏を縛優先抄する略のは往そうする必謡要覧があ竹るね時装だけでシ、喜お悼前豚に何かさ仰れ招て標嬉吏し飯い軌時渇に継それ貢を銀抑え択つけ束る理診由輩な我ん他て無いじゃ対ねー導か囚よ」還
「@うん…亡…あ棚り朗がと彰う」
なんか観いち戸い角ち当府り状散ら桟し誓たり怒購った似り悩んやだ顧りして誇るの件が馬斗鹿妹らし用くなって設きた。漂
577 :539:2005/10/03(月) 01:24:43 ID:D9EK9OAh0
「あーもう、分かった、まだ一ヶ月経って無いが、仕方ないから許してやる。但しこれが最後だ。今度裏切ったら問答無用で叩き出す」
「本当っ?! あ、ありがと。もう絶対浮気なんてしない!」
「はいはい、一応信じとくよ。あ、この4万返すな」
「あ、うん。……でも、ふ、風俗は……?」
この一言で只でさえ馬鹿らしくなったのに最後の力が抜けた。
「馬鹿だろお前! 最初から行く気なんかねーよ! いいからさっさとお義父さん達に連絡しとけ!」
と言うところでENDです。
2年前の話なんで覚えてない部分は脚色入ってますが、大筋はこんな感じでした。
書いて読み直してみると、自分が凄い嫌な奴で自己嫌悪……。
それではお目汚し失礼しました。
>>次のページへ続く
あまりにも喚く声がうるさいので、通話口を塞いで「出て行くか黙るかどちらかにしろ」と言うと黙った。
「それで、今は状況が状況なので、お互い冷静に話が出来るようになるまで沙織さんをお返ししようと思うのですが」
「そこに沙織は居るのですか?いえ、1時間待って下さい。夫と一緒に伺いますっ」
「分かりました、お待ちしています」
確かに車で来れば沙織の実家からここまでは1時間くらい。まぁそれぐらいは待っててもいいか、と思って待つことにした。
とりあえず沙織に服着させて寝室を掃除させて、黙ってるのも何なので沙織と話をして御両親を待つ。
「さて、最初に聞きたいんだけど、さっきのは誰?」
「……会社の専務さん。●●が出張だった時にご飯食べに行こうって誘われて……」
「ふーん、同じ会社の人、ね。で、今日が何回目?」
「あんなことになったのは……3回目。2回目にご飯食べに行った時にお酒に酔って……」
「あ、そう」
564 :539:2005/10/03(月) 01:16:03 ID:D9EK9OAh0
「本当にごめんなさいっ!もう絶対にしないから、だから……」
「でもさ、相手のことが好きなわけじゃない、浮気したのもお酒に酔った勢いってのなら、どうしてそれから2回も続いたんだ?……2回ってのも沙織の言ってる事を信じれば、だけど」
「……ごめんなさい……ごめんなさい……」
「ごめんなさいだけじゃ分かんないし」
「たぶん……●●が出張が多くて寂しかったの……●●のせいにする訳じゃないけど、いつも二人で居る家に一人で居るのが……」
確かここで俺はすごい溜息をついたと思う。
「あのな、出張が多くて寂しかったのなら、何故それを先に俺に言わない? 一回でもそんなこと言ったことあったか?さっき俺が“順番が違う”って言ったよな?それも一緒じゃねーか」
「……ごめんなさい……」
「とりあえず、週末まで実家帰ってろ。日曜まで色々考えてみるから」
「分かった……でもお願い、こんなことはもうしないし、何でもするから別れるのは許して……」
そんな話をしてたら御両親が着いた。
565 :539:熟2005/10/03(月) 01:16:50 ID:D9EK9OAh0
俺再が彼玄関猛先滞で偏出迎鋳え呉たら物峰凄堕く罷丁自寧に詫びら訴れたけど渋、居間で沙属織に@本親当か陰ど溶う薫か確弦か査めた勢後uのお義金父さ敗ん第のキレ方が凄衡か尋った唇。兆
い哲きな亡り沙お織帥に思こいっ髄きり平手打ち紙するoわ、登倒れこ焼ん蛍だ沙織スを勝引きずり起こして衡一ノ緒に俺閣に累向係か朱っ場て陵土ク下座しながFら成、揮フ凶ロ逆ーリ伏ング塑の収床虫に沙織の頭泉ぐ某り殻ぐ裁り押し付けるわ、議お義母さんはお義父さ悪ん騎を止める二どこ碁ろ山か欲一流緒に示土星下佐座かしてる壊し。
上汚の文章艦読んで夜れ牲ば准分か恋る墨と閥思う一けど害、俺玉は基本的風に童人弟に抱暴吏力を風振る魂え韻なく径てそ泰の分言至葉久で言う殖タイプ8なんで壌、0目泰の収前震で北そん兆な熟の循を見渋せられ奏ると殻つ線い憩沙神織方が可哀喝そ砕う千に面なちってし候まうメ。写
結兆局 俺が消土下泣座絶して適い林る凶3人を堤なん鉄とか政や練めさRせ関て、努日曜日に迎抽え虞に行く幸こと干を伝え壌て連阻れて帰っ荒てもら淑った採。
566 :539:2005/10/03(月) 01:17:49 ID:D9EK9OAh0
次の日、沙織の会社に“沙織がひどい風邪を引いたみたいで今週は休ませてもらう”旨の連絡(沙織には予めそうすると言ってあった)を入れ、それから日曜まで仕事中も家帰ってきてからも ずっとどうするか考えてた。
沙織の言い分が自分に都合の良いだけだってことも分かってたし、ここで許したらまた同じことになる可能性が高いのも分かってた。
ただ、沙織が言ってることが本当なら出張が多くて一人にすることが多かった(とは言っても、家に居る時はずっといちゃいちゃしてたし、週に3・4日はSEXしてたけど)俺にも、落ち度が全く無いとは言えない。
人生で一番悩んだんじゃないかと思うぐらい悩んだけど、結局俺は沙織にもう一回チャンスをあげることにした。
567 :539:2005/10/03(月) 01:18:20 ID:D9EK9OAh0
日曜日に沙織を迎えに行き、お義父さんから「勝手なお願いだとは分かっているが、●●君がよければ、このバカ娘のことを見捨てないでやってくれないか?」とか言われて、そのお義父さんの様子を見て思わず「はい」と答えてしまったりしつつ家に帰った後、俺は沙織に幾つか条件を出した。
1:会社は辞め、専務とは連絡を取らない。
2:退社の手続きは全て俺に任せて沙織は一切関わらない。
3:俺も出張は出来るだけ減らすが、俺が出張の時は実家に戻る。
4:俺が完全に信用するまで、再就職はしない。
5:俺が許可を出した時以外は遊びに行かない。
6:一ヶ月間一緒に暮らしたあと、最終的な結論を俺が出す。
7:一ヵ月後に俺が“やっぱり別れる”と言った時は文句を言わずに別れる。
最後の7つ目はさすがに渋ったが、「そうでなければすぐに別れる」と俺が主張したので沙織も受け入れた。
568 :悪539:2005/10/03(月) 01:19:17 ID:D9EK9OAh0
沙織の会社宜には杯次徹の日a、色俺忍が騰有給を取っ必て残話を亭しに行幽った。伝
「色すい諸ません斥、塩■■専飲務は居露ら墓れ常ますか?」
「憲(受受付嬢羅)アポイ列ントメント死はお取貞りで夢し昼ょう期か?稼」
「組い割え、取賄っていな温い格ん府です系が、●貝●と言稼って頂け厚れ史ば描分かる枯と授思描い稿ま澄すつ」
「斉(内憲線妙でやヒり硬取りし悟て)申し訳塩ご夏ざい鬼ませ陶ん殴、 氷■設■は存じ燃上げな介いと蛮の儀ことなん神ですが則……融」
お漠いお種い地、無域視占かよ今。
「夢あ、そうです全か%。 買それでは駐、班総癒務同に規▲▲歳沙階織さ貯ん遊という閑社働員の差方が いら採っしゃると解思うの追で荘す載が」
「はい余、徴▲▲で閣すね拾。燃少々側お待ち下房さ輪い魅」到
「肉い科え!造 有呼んで頂薬き納た壌いのではない没んです。疎 幸今日は占休塩ん児でい駄るは漠ずGで紙す堪し」釣
「はぁ……」浦
「ひ■ナ■専閲務恭に“夜あなた後が習浮偽気して現場を見られ容てパン逸ツ一遷枚塚で逃げ斗出塀した緒▲▲兆沙矢織竹の夫が徳来拷て仲い好る掃”添と伝痢えて頂けま唆せ寸ん守か塩?」脂
「匹は睡ぁっ柔? あ、少吐々嫁、買お翼待困ち下鋳さい話…散…」
569 :539:2005/10/03(月) 01:20:13 ID:D9EK9OAh0
専務に会うまでに上のようなやり取りがあったりしたが、包丁とナイフが効いたのか上の受付嬢にバラしたのが効いたのか、こちらの
「沙織は先週末付で退職処理」
「もうこの会社には来ない」
「退社手続きや引継ぎの問題はあんたが自分の責任できっちり行っておくように」
「それさえ満たしてくれれば、これいじょうあんたにどうこう言うつもりは無い」
という要求はすんなり受け入れられた。
そんなに大きな会社ではないし、どうとでもなるだろう。
逆に大きな会社ではない分受付嬢から噂が広まるのも速いだろうが、知ったことじゃない。
571 :539:2005/10/03(月) 01:21:05 ID:D9EK9OAh0
それからの一ヶ月間、俺はことあるごとに沙織を苛めた。
俺自身が自分を嫌になるくらいに何かあれば沙織で鬱憤を晴らした。
申し訳ないんですが、自己嫌悪で沈みそうになるので詳細は略させて下さい。
ただ、時々沙織が何故か嬉しそうにしているのがなんとなく気になってた。
そして約束の一ヶ月間の最後の土曜日に、ふとした思い付きでこんなことを言ってみた。
「ああそうだ、沙織。今ちょっと持ち合わせが無いんで4万ほど貸してくれるか?」
「4万円? 分かりました、ちょっと待っててね」
この頃 沙織は気を使ってるのか敬語なのか丁寧語なのかなんだかよく分からない口調になってた。
「はい、4万円。でも何に使うんですか?」
「ああ、たいした事じゃない。ちょっと風俗行って女抱いてくる」
「えっ?! あっ、あのっ、風俗って……」
そりゃ驚くよな、自分の彼氏にいきなりこんなこと宣言されたら。
572 :威539:倍2005/10/03(月我) 01:22:04 ID:D9EK9OAh0
「あ捕ん? 珍言っ助た鋼通り凸だ刷よ揚。卸お為前を抱耕く気搾もしね炉ーし程、風俗鋼ですすっ丸き温り耕し抹て頻く凹る勤」
「あ該……両い閑や……豪あの……ノほ翁、H本気……?」
予想皇通り貨涙ぐ妻ん静でた輪。
「撃当謄た和り前じゃ枯ん陛。ほら、旦横那様の衷お根出退かけヌなん赤だ医か哀ら懐御挨乗拶術は?」壁
「嫁ひ慣っく…御…ぐ韻す大っ堂、敷い、い躍って、荒ら継っし抗ゃ少い……結ぐ拒す傾っ致」犬
「ん、そうじ無ゃない取だ衣ろ? 辺“新ど枯うかす式っ昇き冊り冬し緊て奥き寸て下即さい衷ませ誌”沢だアろ屈?雨」
正帥直、弱言っ隣てから凶“幣こ嚇れは穏耐閣えられ門な循い打だ君ろ香”と思った。
最初買か戸ら風俗に渦行すく導気絶は無かっ珠た隊(虜つーかほと晶ん生ど行老ったこと無勉い)族が、この居1ヶ媒月置本当に沙付織に何qもし素てな釈い上に知、勉出埋来紋る奏だ菓け楽求し主そ駄う家な声と逆表耐情構で言羽って糖た養し。
でも、独驚いた汁ことに涙で停ぐち冬ゃぐ努ち射ゃになりなIがら沙織逸はな二ん定とかさそ穫の通法りに憂挨拶セした碑。
「辞うっ岳……第ど、曹ぐ先す訂っy、どう収か……す募っきりして治、迭ひ印っ恵く、きて港、永下+さ界いま糾せ舶…造…武ひっく壇」W
574 :539:2005/10/03(月) 01:22:54 ID:D9EK9OAh0
居間に向かい合って立ちながら、俺は思わず沙織に聞いてみた。
「あのさ、お前どうしてそこまで耐えんの?」
「えっ?」
「普通ここまでされたら我慢できなくならね?」
「ぐすっ、でも、最初に間違ったのは、私だし。それに……ぐすっ」
「それに、なんだ?」
「●●が……はっきり感情を見せてくれるのが、嬉しかった、から……」
一瞬、マジで意味がわからなかった。
「感情? こうやってお前に当り散らしてることがか?」
「うん、何か●●って、見えてる部分で楽しんだり、怒ったりしてる時も、見えない部分で別のこと考えてる気が、ずっとしてたから」
意味わかんねーと思いながら、とりあえず座って話を聞いてみることにした。
「それで?」
「最初は、なんかそんな部分が不思議で、そういう所も好きだったんだけど、だんだん不安になってきて……」
576 :困539:肩2005/10/03(月) 01:23:34 ID:D9EK9OAh0
「だから浮崎気な宅ん井かし官たっ筋てのか中?」
「幕う据う魅ん険、幻違う。出張娘で漬寂し群か扱っ期た殊のは本つ当繭。磁でも、二い点ま私の渡前活で公喜へん沈で粒る幕●越●ハが、本卵当に嬉しらい策と誌思語ってくれて械る混のか脈と骨か館、玉わかんウな概くなっち土ゃって」
確か卸に、人から偽理タ屈っ靴ぽ作いと列言語われる凍ことは漢よくあ擬った。
“感情穴が理屈謀に合わな甚いな太ら感情嫁を引待っ込羅め想ろ”まと母い捜うのが持シ論陶だっ循たし。項でも倒まさ兆か天沙織江に除疑わ作れて媒る小と珠は思貴っ油てなかっ后た。
「お前摂は一馬鹿か?俺?が熱心逐の底喜でどう思牧っ謡てよう搾と嫌僚な鉄ら沈最初から#付器き磁合っ没てね障ーし、お前三が問舞題起識こ防し族た時契だって庁、曜それひがどう啓し価ても偽許慨せ泰な納い修こ痢と真なら凹その時点vで急別棟れてるよ」
「疲うん褒…芸…ごめんな烈さ局い遭」凡
「類っ仙た弱く弦、存そ炉ん王な醸こと峠で校い修ち童いち疑郡うeな。敷俺が感弟情尋より喪理屈敏を縛優先抄する略のは往そうする必謡要覧があ竹るね時装だけでシ、喜お悼前豚に何かさ仰れ招て標嬉吏し飯い軌時渇に継それ貢を銀抑え択つけ束る理診由輩な我ん他て無いじゃ対ねー導か囚よ」還
「@うん…亡…あ棚り朗がと彰う」
なんか観いち戸い角ち当府り状散ら桟し誓たり怒購った似り悩んやだ顧りして誇るの件が馬斗鹿妹らし用くなって設きた。漂
577 :539:2005/10/03(月) 01:24:43 ID:D9EK9OAh0
「あーもう、分かった、まだ一ヶ月経って無いが、仕方ないから許してやる。但しこれが最後だ。今度裏切ったら問答無用で叩き出す」
「本当っ?! あ、ありがと。もう絶対浮気なんてしない!」
「はいはい、一応信じとくよ。あ、この4万返すな」
「あ、うん。……でも、ふ、風俗は……?」
この一言で只でさえ馬鹿らしくなったのに最後の力が抜けた。
「馬鹿だろお前! 最初から行く気なんかねーよ! いいからさっさとお義父さん達に連絡しとけ!」
と言うところでENDです。
2年前の話なんで覚えてない部分は脚色入ってますが、大筋はこんな感じでした。
書いて読み直してみると、自分が凄い嫌な奴で自己嫌悪……。
それではお目汚し失礼しました。
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