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出張中に間男を連れ込んでた汚嫁に屈辱的条件を出し再構築に応じてみた。
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563 :539:2005/10/03(月) 01:15:18 ID:D9EK9OAh0
あまりにも喚く声がうるさいので、通話口を塞いで「出て行くか黙るかどちらかにしろ」と言うと黙った。

「それで、今は状況が状況なので、お互い冷静に話が出来るようになるまで沙織さんをお返ししようと思うのですが」

「そこに沙織は居るのですか?いえ、1時間待って下さい。夫と一緒に伺いますっ」

「分かりました、お待ちしています」

確かに車で来れば沙織の実家からここまでは1時間くらい。まぁそれぐらいは待っててもいいか、と思って待つことにした。

とりあえず沙織に服着させて寝室を掃除させて、黙ってるのも何なので沙織と話をして御両親を待つ。

「さて、最初に聞きたいんだけど、さっきのは誰?」

「……会社の専務さん。●●が出張だった時にご飯食べに行こうって誘われて……」

「ふーん、同じ会社の人、ね。で、今日が何回目?」

「あんなことになったのは……3回目。2回目にご飯食べに行った時にお酒に酔って……」

「あ、そう」



564 :539:2005/10/03(月) 01:16:03 ID:D9EK9OAh0
「本当にごめんなさいっ!もう絶対にしないから、だから……」


「でもさ、相手のことが好きなわけじゃない、浮気したのもお酒に酔った勢いってのなら、どうしてそれから2回も続いたんだ?……2回ってのも沙織の言ってる事を信じれば、だけど」


「……ごめんなさい……ごめんなさい……」


「ごめんなさいだけじゃ分かんないし」


「たぶん……●●が出張が多くて寂しかったの……●●のせいにする訳じゃないけど、いつも二人で居る家に一人で居るのが……」


確かここで俺はすごい溜息をついたと思う。

「あのな、出張が多くて寂しかったのなら、何故それを先に俺に言わない? 一回でもそんなこと言ったことあったか?さっき俺が“順番が違う”って言ったよな?それも一緒じゃねーか」


「……ごめんなさい……」


「とりあえず、週末まで実家帰ってろ。日曜まで色々考えてみるから」


「分かった……でもお願い、こんなことはもうしないし、何でもするから別れるのは許して……」


そんな話をしてたら御両親が着いた。



565 :539:2005/10/03(月) 01:16:50 ID:D9EK9OAh0
玄関出迎たら物寧に詫びられたけど、居間で沙織に当かか確めたのお義父さのキレ方が凄った

きなり沙に思いっきり平手打ちするわ、倒れこだ沙織引きずり起こして緒に俺下座しながーリングに沙織の頭り押し付けるわ、お義母さんはお義父さを止めるどこ緒にしてるし。


の文章読んで分か思うけど、俺は基本的力を振るなくてその分言で言うタイプなんでそんを見せられるとが可哀ってしまう


局 俺が土下して3人をなんとかめさて、日曜日に迎に行くことを伝えて連れて帰ってもらった




566 :539:2005/10/03(月) 01:17:49 ID:D9EK9OAh0
次の日、沙織の会社に“沙織がひどい風邪を引いたみたいで今週は休ませてもらう”旨の連絡(沙織には予めそうすると言ってあった)を入れ、それから日曜まで仕事中も家帰ってきてからも ずっとどうするか考えてた。


沙織の言い分が自分に都合の良いだけだってことも分かってたし、ここで許したらまた同じことになる可能性が高いのも分かってた。

ただ、沙織が言ってることが本当なら出張が多くて一人にすることが多かった(とは言っても、家に居る時はずっといちゃいちゃしてたし、週に3・4日はSEXしてたけど)俺にも、落ち度が全く無いとは言えない。

人生で一番悩んだんじゃないかと思うぐらい悩んだけど、結局俺は沙織にもう一回チャンスをあげることにした。



567 :539:2005/10/03(月) 01:18:20 ID:D9EK9OAh0
日曜日に沙織を迎えに行き、お義父さんから「勝手なお願いだとは分かっているが、●●君がよければ、このバカ娘のことを見捨てないでやってくれないか?」とか言われて、そのお義父さんの様子を見て思わず「はい」と答えてしまったりしつつ家に帰った後、俺は沙織に幾つか条件を出した。


1:会社は辞め、専務とは連絡を取らない。

2:退社の手続きは全て俺に任せて沙織は一切関わらない。

3:俺も出張は出来るだけ減らすが、俺が出張の時は実家に戻る。

4:俺が完全に信用するまで、再就職はしない。

5:俺が許可を出した時以外は遊びに行かない。

6:一ヶ月間一緒に暮らしたあと、最終的な結論を俺が出す。

7:一ヵ月後に俺が“やっぱり別れる”と言った時は文句を言わずに別れる。


最後の7つ目はさすがに渋ったが、「そうでなければすぐに別れる」と俺が主張したので沙織も受け入れた。



568 :539:2005/10/03(月) 01:19:17 ID:D9EK9OAh0
沙織の会社にはの日有給を取っ話をしに行った。


すいません■■専務は居ますか?」


受付嬢)アポイントメントはお取りでょうか?


え、取っていなですが、●●と言って頂け分かる稿


(内でや取りして)申し訳ざいませ、 ■は存じ上げないとことなんですが……


いお、無かよ


あ、そうです。 それでは▲▲織さという員の方が いらっしゃると思うのが」


「はい▲▲ですね少々お待ち下


え! 呼んで頂いのではないんです。 今日はでいるはし」


「はぁ……」


■専に“あなた気して現場を見られてパンツ一で逃げした▲▲の夫がと伝えて頂けま?」


ぁっ? あ、少ち下さい…」



569 :539:2005/10/03(月) 01:20:13 ID:D9EK9OAh0
専務に会うまでに上のようなやり取りがあったりしたが、包丁とナイフが効いたのか上の受付嬢にバラしたのが効いたのか、こちらの

「沙織は先週末付で退職処理」

「もうこの会社には来ない」

「退社手続きや引継ぎの問題はあんたが自分の責任できっちり行っておくように」

「それさえ満たしてくれれば、これいじょうあんたにどうこう言うつもりは無い」

という要求はすんなり受け入れられた。

そんなに大きな会社ではないし、どうとでもなるだろう。

逆に大きな会社ではない分受付嬢から噂が広まるのも速いだろうが、知ったことじゃない。



571 :539:2005/10/03(月) 01:21:05 ID:D9EK9OAh0
それからの一ヶ月間、俺はことあるごとに沙織を苛めた。


俺自身が自分を嫌になるくらいに何かあれば沙織で鬱憤を晴らした。

申し訳ないんですが、自己嫌悪で沈みそうになるので詳細は略させて下さい。

ただ、時々沙織が何故か嬉しそうにしているのがなんとなく気になってた。

そして約束の一ヶ月間の最後の土曜日に、ふとした思い付きでこんなことを言ってみた。


「ああそうだ、沙織。今ちょっと持ち合わせが無いんで4万ほど貸してくれるか?」


「4万円? 分かりました、ちょっと待っててね」


この頃 沙織は気を使ってるのか敬語なのか丁寧語なのかなんだかよく分からない口調になってた。


「はい、4万円。でも何に使うんですか?」


「ああ、たいした事じゃない。ちょっと風俗行って女抱いてくる」


「えっ?! あっ、あのっ、風俗って……」


そりゃ驚くよな、自分の彼氏にいきなりこんなこと宣言されたら。




572 :539:2005/10/03(月) 01:22:04 ID:D9EK9OAh0
「あん? 言っ通り前を抱く気もしねーし、風俗です


「あ……や……あの……本気……?」


予想通り涙ぐでた


り前じゃ。ほら、旦那様の退かけなん御挨は?」


っく……ぐい、いって、っしい……


「ん、そうじゃないろ? うかすて下さいませ


直、言ってかられはえられ”と思った。

最初ら風俗には無かっつーかほとど行ったこと無い)が、この1ヶ本当に沙織に何もしてない上にけ楽な声とで言ってし。

でも、驚いたことに涙でぐちゃぐゃになりながら沙織はなとかの通りに挨拶した


うっ……ど、、どうか……すっきりしてく、きていまひっく



574 :539:2005/10/03(月) 01:22:54 ID:D9EK9OAh0
居間に向かい合って立ちながら、俺は思わず沙織に聞いてみた。

「あのさ、お前どうしてそこまで耐えんの?」

「えっ?」


「普通ここまでされたら我慢できなくならね?」

「ぐすっ、でも、最初に間違ったのは、私だし。それに……ぐすっ」


「それに、なんだ?」

「●●が……はっきり感情を見せてくれるのが、嬉しかった、から……」


一瞬、マジで意味がわからなかった。


「感情? こうやってお前に当り散らしてることがか?」

「うん、何か●●って、見えてる部分で楽しんだり、怒ったりしてる時も、見えない部分で別のこと考えてる気が、ずっとしてたから」


意味わかんねーと思いながら、とりあえず座って話を聞いてみることにした。


「それで?」


「最初は、なんかそんな部分が不思議で、そういう所も好きだったんだけど、だんだん不安になってきて……」



576 :539:2005/10/03(月) 01:23:34 ID:D9EK9OAh0
「だから浮気なかしたってのか?」


違う。出張寂しのは本でも、ま私のが、本当に嬉しってくれてのかわかんくなっちゃって」


確かに、人から屈っいとわれることはよくあった。

“感情が理屈に合わないなら感情を引っ込ろ”うのが持だったし。でもまさ沙織疑われては思てなかった。


「お前馬鹿か?俺の底でどう思てようと嫌最初から合ってねーし、お前が問題起た時だってそれがどうてもならその時点れてるよ」


うん…ごめんな


こといち疑な。俺が感より理屈優先するのはそうする必があだけでに何かさそれ抑えつける理て無いじゃねーよ」


うん……あがとう」


なんかいちち当散らたり怒ったり悩んりしてるのが馬鹿らしくなってきた。



577 :539:2005/10/03(月) 01:24:43 ID:D9EK9OAh0
「あーもう、分かった、まだ一ヶ月経って無いが、仕方ないから許してやる。但しこれが最後だ。今度裏切ったら問答無用で叩き出す」


「本当っ?! あ、ありがと。もう絶対浮気なんてしない!」


「はいはい、一応信じとくよ。あ、この4万返すな」


「あ、うん。……でも、ふ、風俗は……?」


この一言で只でさえ馬鹿らしくなったのに最後の力が抜けた。


「馬鹿だろお前! 最初から行く気なんかねーよ! いいからさっさとお義父さん達に連絡しとけ!」


と言うところでENDです。

2年前の話なんで覚えてない部分は脚色入ってますが、大筋はこんな感じでした。

書いて読み直してみると、自分が凄い嫌な奴で自己嫌悪……。

それではお目汚し失礼しました。




>>次のページへ続く



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