ある日、出張から帰ってきて、彼女から『言いにくいことがあるけど聞いてほしい』と言われた。
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1418022796/
どうにも吐き出したくなった
書き溜めてないけど暇つぶしに聞いてくれるか?
スペック
俺 現在 28歳MARCH卒イケメンとはよく言われる。
彼女 現在26歳 可愛いかなり面白い巨乳
フェイクありだけど、ほぼ忠実
聞いてくれるとありがたいんだ。
俺と彼女は3年前の春に出会った。
仕事帰りによく1人で立寄るBARで、彼女は職場の同僚と来ていた。
俺は大学を出て某保険会社に勤めていて、配属先が関西だった。
彼女はアパレルの店員だった。
BARで見かけるのは初めてだったが、遠目からでもニコニコして明るい子だなと思った。
その時は会話もせずに終了。
その時は『また会えるといいなぁ』ぐらいに思っていた。
当時俺には社内に同期の彼女がいたが、あまり上手くは行ってなかった。
その3ヶ月後、彼女とは別れまた別の女性と付き合った。凄く尽くしてくれる女性だったが当時の俺は少し重く感じていて、付き合いも蔑ろにしていた。
新しい彼女と付き合って3ヶ月経った時、また同じBARで彼女を見かけた。顔が石原さとみに似ているから、さとみと呼ぶことにする。
勝手に語り出して申し訳ないんだが、まぁ聞いてくれよwwwww
さとみはその時、男性と2人で来ていた。その男性は顔は普通だが大手に勤めるエリートだった。俺が軽く会釈すると、その男性が話しかけてきた。
『タバコ、持ってたらくれない?』
喫煙者なので、いいですよと2本あげた。その後も男性にタバコをたかられた。さとみは男性に『自分で買ってきなよ。迷惑だよ。』と言っていた。
そして、俺の方を向き頭を下げた。
男性はさとみとは付き合っていないようだが、さとみのことを好いているようでしきりに次いつ会えるの?と聞いていた。
さとみはそれを流ながら『初めましてですよね。よく来られるんですか?』と聞いてきた。
俺は週に4日は来ると答えた。
来すぎでしよ。www
私は3ヶ月に1回くらいだよ。ww
と彼女は笑った。
笑顔が可愛いと思った。
それからまた3ヶ月くらいして、またさとみに会った。
彼女は1人で来ていて、マスターと話していた。出会いがないとボヤいていた。
俺が話しかけると、さとみは俺のことを覚えていなかったみたいで、また初めまして、と言われた。
俺は会うの3回目ですよ、と突っ込んだがさとみは思い出せないようだった。
その頃、付き合っていた彼女と別れていたけど さとみの連絡先は聞けずに終わった。
後日マスターに探りをいれると、さとみは真面目な子でモテるが中々男性と付き合わないと聞かされた。大体みんな最初のデートで終わり、二回目はないらしいと。
忙しい毎日がすぎ、俺は少し昇級して給料も増え、余裕が出てそこそこモテるようになっていた。
告白してくれたが、付き合わずにいたセフレも3人いたし、職場の同期や先輩からもモテていた。
ある日Facebookを見ていたら、さとみを見つけた。思い切って友達申請した。帰ってきた返事は『ごめんなさい(・_・;どなたですか?』だった。
俺は前に会った時のことを話した。さとみは思い出してくれたようだった。
何日かしていつものBARで飲んでいる時に、さとみにメッセージを出した。お疲れ様です。今BARにいます。と。
すぐに返信があり、さとみも来る予定だったからすぐ向かいますとのことだった。
程なくしてさとみはBARに現れ、生ビールを注文して豪快に半分飲み、『久しぶりですね。』と笑った。
その笑顔を見て俺は一目惚れだと確信した。
さとみとちゃんと話すのは初めてだったが、凄く面白くて、笑のセンスが素晴らしかった。言葉選びも面白くて頭のいい子だなと思った。
連絡先を交換して、週に2度ほど晩飯を食う仲になった。さとみは酒に強く、何でも美味しそうに食べる子だった。
休日にデートに誘った時もまるで長らくの友人と遊んでいるかのように感じられる程に楽しかった。
10回程デートした後に告白すると、『これだけ遊んでも、告白がないからとっくに友人ルートに突入したのかと思っていた』と泣いて喜ばれた。
その日、初めて手を繋いだ。
付き合ってからのさとみは、今までと変わらずいつも笑顔で、どこに行っても楽しかった。
あまりお金を使わないデートが好きらしく、さとみ手作りの弁当を持って桜を見に行ったり、川に釣りに行ったりした。さとみは料理上手で、お茶を水筒に入れて来てくれたり、見た目とは違い家庭的な子だった。