4 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/24(土) 18:34:41.69 ID:+4MwmVS00.net
まずは序章として好きな人、
ここでは かおり としておきますが出会いから。
出合ったのはもう覚えてないくらい昔で多分25年以上前じゃないかな。
実家がほとんど隣で俺の記憶がある頃には もうそこに存在していました。
田舎だったので家族同士の交流が多く、もうひとつの家族を加えて3家族でよく
一緒に夏休みにバーベキューをしていました。
6 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/24(土) 18:37:30.60 ID:+4MwmVS00.net
ある日俺の家族が引っ越す事になりましたが それでも毎年バーベキューを行いました。
その頃から かおりは何かにつけて懐いてきてくれて俺もまんざらでは無かったですが
小学生の男という年齢もあり女は邪魔みたいな気持ちもどこかに有り、二人で話すと言う事はあまり無かったです。
8 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/24(土) 18:39:40.11 ID:+4MwmVS00.net
そういえばスペック書くの忘れました。
俺
現在26歳 ふつめん
公務員嘱託
かおり
現在24歳 かわいい
医療事務
ちなみに昔の事なので当時の会話なんてほとんど覚えてないです。
12 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/24(土) 18:46:33.83 ID:+4MwmVS00.net
そうやって何年も同じ事を繰り返し気が付くと中学生になってました。
そして毎年続いていたバーベキューも高校受験をする人が続き何年もやらなくなってしまいました。
3家族もいると誰かの家族が必ず受験生でしたので。
そしてあっという間に高校生になりました。
そこでようやく数年ぶりにバーベキューをやる事になりました。
久々に会う親達は何も変わってなかったですが、子供は小学生から中学生になってたり
高校生から大学生になってたりで凄く変化があり少し緊張したのを覚えてます。
でも そこは幼い頃からの友達。
すぐに打ち解けて近況報告の場になりました。
13 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/24(土) 18:48:51.02 ID:+4MwmVS00.net
しかしまだ時代が時代だったので私は携帯電話も持っておらず連絡先の交換とまではいきませんでした。
そしてまた高校受験が始まるからとバーベキューはやらなくなってしまいました。
そしてこれが3家族で行った最後のバーベキューでした。
14 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/24(土) 18:50:21.03 ID:Prk7UMSI0.net
24歳の人と25年以上前に出会うってどういうことだろう
18 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/24(土) 18:56:06.61 ID:+4MwmVS00.net
>>14
なんかすいません。
かおりが俺の2個下で俺が今27歳の年で、でもまだ誕生日来てないみたいなの
考えてなんとなく25年前くらいかなって感じでしたw
15 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/24(土) 18:50:39.25 ID:ICtnLxv10.net
わくわく
17 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/24(土) 18:54:04.69 ID:+4MwmVS00.net
気が付くと大学卒業してました。
リーマンショックの影響から・・・と言うよりは就職とか まだいいっしょって言う
私の甘い考えから俺はフリーターでした。
そんなある日 かおりの兄が大学院を出て就職するとの報告を受けました。
俺は祝ってあげたい気持ち半分、とりあえず飲みたい気持ち半分で久々にバーベキューやろうと思いました。
しかし その頃には3家族の仲も変化していて
かおりの親と もうひとつの家族の親が不仲になってました。
それならばと、もういい年だから子供だけで飲みに行こうと思い
親に連絡先を聞いて みんなを呼びかけ久々に子供だけですが 3家族が揃いました。
19 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/24(土) 19:01:18.24 ID:+4MwmVS00.net
俺と、かおりの兄、もうひと家族の俺と同い年の男の3人で かおりの家で飲み始めました。
最初は久々の再会で色々な事話して楽しかったのですが、生き方、学歴等が違いすぎて
途中から なんだかつまらなくなってしまいました。
俺はどちらかと言えば不真面目で とりあえず今日楽しければそれでいいって考えであり、
二人は真面目で将来を見据えて生きているみたいでした。
なんだか俺だけ馬鹿にされているようで二人が日本の政治の話とか始めた時は
何言ってるんだこいつらと思いました。
また昔みたいに今回のFFはどうこうとか、ジャンプの新連載とかそんな話がしたかった。
かおりの家は禁煙だったので段々と外で煙草を吸う時間が増えていきました。
20 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/24(土) 19:09:31.04 ID:+4MwmVS00.net
そうこうしてると歩き煙草でこちらに向かってくる人がいました。
田舎だからこんな時間に帰って来るのは かおりしかいないって分かってても
かおりも変わってしまったんじゃないかと怖くなり声を掛けれませんでした。
「たっちゃん・・・?」
唐突だが俺は たから始まる名前だ。故にそう呼ばれてます。
かおりは何の抵抗も無く呼んでくれました。
適当に挨拶してコンビニ行くって言うので一緒に行く事に。
そのまま話してると どうやら俺が普段遊んでるような、
さっきまで飲んでた二人とは違うタイプだと分かって
3月のまだ寒い中、コンビニの駐車場で話してました。
昔の事、今の事、恋愛、仕事など。
そうこうしてると あまりに俺が遅い為、二人が来てみんなで家に入り4人でさっきの続き。
相変わらず政治とかの話もあったけど かおりが入っただけで凄く楽しい場になった。
21 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/24(土) 19:15:16.16 ID:+4MwmVS00.net
夕方頃から始めた事もあり二人は酔いつぶれて寝てしまいました。
かおりは さっき飲み始めたばかりで まだ飲みたいとの事で かおりの部屋で飲む事になりました。
凄く汚い部屋だったのを覚えてます。
雑誌や漫画、服に下着までも乱雑に置いてありました。
さっきは兄がいたので 話しずらそうだった恋愛の話ばっかり振ってきました。
今まで付き合った人のこと、今はセフレみたいな状態の人がいること。
数年会わないと話は尽きませんでした。
そうこうしてると かおりが布団の中に潜りました。
さすがに3月といえど田舎の木造住宅は寒かったのでしょう。
潜ったまま このまま寝れるようにと下着だけを器用に脱いで投げ捨てました。
そしてそのまま寒かったら入っていいよって言ってきました。
22 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/24(土) 19:20:33.25 ID:+4MwmVS00.net
小さい頃から知っているので異性と言うよりは妹のように感じていました。
だから何のためらいも無く布団に入りました。
そのまま特に何かするわけでもなく話をしていました。
段々と外が明るくなり、かおりも寝るとのことでした。
触ってもいいけど起こさないでねって言われて
さわらねーよと言いましたが内心は久々に女とこんな感じになって少し触りたくなりました。
しかし小さい頃から知ってるので どうしてもかおりの親の顔が浮かびます。
ましてや隣の部屋には兄もいます。
色々悩んでるうちにそう言えば少しだけど仕事で嫌な事あったって言われたの思い出して
なんだか愛おしくなり頭くらいならと思って頭を撫でました。
そっちwwwって笑われて
寝てると思ってた俺はびっくりしすぎて
うおおとか声出したと思いますw
23 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/24(土) 19:23:53.95 ID:fw7TJ0xi0.net
ちょっとドキドキした
24 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/24(土) 19:25:17.32 ID:+4MwmVS00.net
なんか もうどうでもよくなり そのまま布団で二人で寝ました。
実際は未だに本人には言ってないけどほんの少し触りましたw
翌朝帰る時に俺が居なくて探し回ったりしてたみたいですが
かおりと寝てた事は誰にもばれなかったみたいです。
それで その日は解散しました。
帰り際にかおりと連絡先を交換してもしかしたら連絡するかもって言われました。
帰宅後とりあえずみんなに一人ひとりお礼とまたやりましょうとメールを送りました。
返信があったのは かおりからだけでした。
25 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/10/24(土) 19:32:32.20 ID:+4MwmVS00.net
帰宅してもフリーターの俺は暇を持て余していたので いつも通り友達と遊びました。
当時俺は格闘ゲームにはまっており いつも友達とやってました。
大学の頃は実家暮らしにも関わらず親よりも友達とあってる方が多かったです。
地元と言う事も有り友達も多くて彼女とか4年近くいなくても何も思いませんでした。
友達が好きで、遊んだり、飲んだりしてる方がはるかに楽しかったからです。
と言うのも俺は高校〜大学にかけて彼女は3人居ました。
しかし どれもピンと来なかった。好きになれなかった。
好きって事が分からなかったです。
ドラマとか漫画みたいに好きで他の事が手がつかないって事も無かったし、
彼女のために叫びながら道路を走った事もない。
だから来るものは拒まず、去るものは追わずで生きてきました。
彼女と別れてもほとんど落ち込まず、また俺は好きじゃ無かったんだなって毎回思いました。
>>次のページへ続く