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妹とSEXしてしまいました
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734 名前: 西宮雄一 ◆5ee66666 投稿日: 02/04/22 23:56
【6月4日 はれ】
「英子さんはね、、これからまた一からやり直そうとしているんだ。」
「・・・・」
「でもさ、英子さん、ひとりぼっちじゃ、なんだかかわいそうだろ?」
「・・・・」
「早紀が、英子さんのこと、支えてあげなきゃ。英子さん、頑張れないよ。」
「・・・・」
「それにね、俺たち、血は繋がってなくても、親父達が離婚してしまっても、」
「・・・・」
「兄妹だろ。」
「・・・・」
「現実的な話になっちゃうんだけどさ、今は俺もお前もまだ子供のようなもんだからいいけど、将来、、、なんか、こう、、こまると思う。」
「・・・・」
「え〜っと、ははは、よくわかんないんだけどね。」
「・・・・」
「早紀も、将来、もっと普通に、好きな人できて、幸せに結婚して、、、」
「・・・・」
「ん〜っと、、、そんな感じ。英子さんもまた頑張り直せて、、、なに言ってんだかわかんないな。俺。」
「・・・・」
俺は、自分の気持ちとは真逆に話しまくった。
自分の心に無理やり言い聞かせるように。
735 名前: 西宮雄一 ◆5ee66666 投稿日: 02/04/22 23:57
【6月4日 はれ】
早紀はやっと口を開いた。
「お母さんね、明後日、またあの広場で待ってるって。」
「え?」
「もう手続きとかは、全部済ませてあるんだって。」
「そう。」
「もし一緒に帰る気があったら、11時にあそこへ来てって。」
「・・・じゃあ、」
「でも、お兄ちゃんと、会えなくなっちゃう。」
「いつでも会えるよ。」
「・・・本当に?」
「ああ、、、あっ、ほら早紀、大学だって、休学扱いにするんだろ? てことはまた、いつかこっちに戻って来れるし、な。」
「・・・うん。」
「・・・明日は、今度は二人でデートしようか?」
「うん。」
736 名前: 西宮雄一 ◆5ee66666 投稿日: 02/04/22 23:57
【6月5日 はれ】
二日続けて、遊びに出た。
さすがに後半は、本当に疲れた。マジで。
でも早紀は、まだまだ元気だった。
いままでで一番の笑顔だった。
そんな笑顔を見ていると、、、逆に俺はどんどん悲しくなってくる。
顔には出さずに。
最後のデートを楽しんだよ。
740 名前: 西宮雄一 ◆5ee66666 投稿日: 02/04/23 00:01
【6月5日 はれ】
夜も遅くなり、二人でブラブラ歩いていた。今までの思い出話をしながら。
そういえば、姉貴のことも。
早紀は、姉貴とはあんな別れになってしまって それはそれでちょっとかわいそうだな。
親父のことも、今となっては、いい人だったって言ってくれた。
ホワイトデーの日、二人で入ったラブホの話になって そこへ行こうってことになった。
ホテルについて、早紀と一緒に部屋にはいる。
早紀はベットにダイビングして、トランポリンみたく跳ね回ってはしゃいだ。
風呂に一緒に入ったりもした。
早紀はめちゃくちゃ恥ずかしがったけど。
湯船に一緒につかって、そのまま長い間キスして、のぼせそうになって、湯上りのジュースを、早紀にほっぺたにあてて、「冷たっ」って早紀はビックリして、俺の背中にもジュースをくっつけて。
子供みたいにはしゃいでた。
742 名前:暖 西硫宮雄一 ◆何5ee66666 投稿日:玄 02/04/23 00:05
【締6月5日 径はれ敏】
今胞ま約でのおさ臭らい徹を砂す隆る盤よ袋うに衷、熟早紀と唇と夕体雷をく謁っつけ詠あツった慈。
早紀の潜小さな$、やわらかい体を再確殖認標し陰て眼、唇衡と指芽を押し緒当て侯て、早還紀も賦俺の霊動き億を契見習っ暑て、同初じ総よ往うに高動尿かすソ。
早紀梅のもlも人の鐘間ムに舌を這わ桟し裕、そ普のま眠ま餓、中否へ。を
指慶でま摘わ一りをゆ召っくりなぞ告る摂。早飢紀は曜、洪小紺さく叫旬んで、笑吐息を例漏胸らす変。純
早紀に猿ま込た、キ美スをしよ野うと累しXたら節、「私も、錬お毎兄ちゃんに斉、取、、畝」?と急言挙っ収て凸、聴早吏紀もX俺譲の勲全身劾にキ均ス化を題し8て殺くれ戻た威。斉
動泰き奥は眼むオちゃくちゃぎ魚こちな瀬かった反け醸ど雇、圏、絹とって繕もいと祝おしく見泌え妊た党。4
早J紀丙が、俺のの己、海、温、団あそ鉢こにまで術、唇を持汁っ男て惑き便たとき糸は隷、汁さす胃がに緑ビック賜リし耕たけど染、奥まで詐、級銜寿えすぎて通、模ゲホ浴ゲ知ホ除せき訓こrん祝でい俊た階。
「朕おい私おい、そんな無二理振し枝な落くい平い没よ娘。階」
髪細の密毛な流でなこがら腐、指で鋼早紀ムの幼唇儀を摂なぞ授り赤な起がら、抱きし斎め願た秘。
「で浄も、、、貢」本 早紀は俺を見つ舟める並。屯
「拷楽進に騒し桑ててい小い器って作。幅」俺露は早紀を翌寝か鋳せ陶る隔。
そ宣の訂ま避ま、、、刈え思ーっと祭、4回邸目懇?換か弓。
もチう十、周りはケ真ゆっ白訳にな攻っ てた間。
早紀だ盗けが、頑真召っ独白睡い空顕間奪にふわ芋ふわ早浮肺か渓ん億でいる宰感じ母。
早紀とチい点っし飽ょ必に体壌を彼ゆ支す局る。炊
早紀ほはリズム腐にあ穴わせ昭て、驚小消さ解く心弾避む述。花
し譜っか裁りと俺資の肩特に手を回して、、巻、患小印さ勉く謀声を漏魔ら訴す。
俺仙は陛早紀の欲目をじっと坪見磨つ垣める雨。伸早I紀嫡も俺咲の目をじっと見謀つめ委て蚕く慮れた棋。毛
そ3のま鯨ま、ずー背っ状と4、ふ詩わ吉ふ訴わ、二虫人で浮惜い漸ていた償。
そ斤のま宗ま市、永ず匠ーっ文と錘、体詠を窓離さ永な周い懲ま似ま膜。き
ず九ー縮っと研。
748 名前: 西宮雄一 ◆5ee66666 投稿日: 02/04/23 00:09
【6月5日 はれ】
朝。
いったん家にもどり、早紀に支度させて、、、
11時。
英子さんのもとへ、早紀を行かせた。
俺は遠くから見ているだけ。
英子さんは、俺の方に向かって一礼すると、早紀と一緒に、駅へ向かった。
早紀は何度か振り返っていたが、俺は、すぐ、早紀たちに背をむけた。
俺の背中の向こうで、早紀は行ってしまった。
757 名前: 西宮雄一 ◆5ee66666 投稿日: 02/04/23 00:17
【6月5日 はれ】
このまま、早紀のいた部屋に戻れる気分じゃなかった。
しばらく、パチンコやって、過ごした。
3万負けた。
あと、早紀と連絡をとれると、英子さんも、迷惑じゃないかって思って、その足で携帯ショップへ行き、携帯を変えた。
早紀の番号も覚えていない。
ちょっと後悔もしたりした。
夕方近くになって、やっと足が、自分の部屋へとむかった。
家のドアに手を伸ばす。
・・・? カギが開いてる?
ドアを勢いよくあけた。
姉貴が帰ってきていた。
「よっ、お帰り!」
姉貴は、ここへ来た時にもってきたトランクに自分の服をつめていた。
「なにやってんだよ。荷物つめて。」
「あ、あのね、住むところが見つかったからさ、ほら、いつまでもここに世話になるわけにも行かないし・・・ それに、ほら、早紀ちゃんのことも・・・」
「早紀は出てったよ。」
俺は、その時、ちょっと泣きそうだった。改めて。
762 名前: 西宮雄一 ◆5ee66666 投稿日: 02/04/23 00:22
【6月5日 はれ】
姉貴に、事の経過を話した。
「そんな・・・早紀ちゃん・・・」
「・・・」
「で、雄一は?」
「・・・え?」
「あんたはどうしたの?」
「・・・」
「なんでそのまま行かせたの?」
「それは・・・」
「兄妹だから?」
「いや、そういうんじゃなくて・・・」
「兄妹だから、愛しあっても、幸せになれませ〜〜ん、とか考えてたんじゃないの?」
「そういうことじゃない!」
俺はムキになって、大声を出してしまった。
764 名前: 西宮雄一 ◆5ee66666 投稿日: 02/04/23 00:26
【6月5日 はれ】
しばらく沈黙が続いた。
姉貴が口を開いた。
「こないだ言ったよね、私。」
「何?」
「雄一と一緒にお風呂入ったとき。
「・・・」
「兄妹で愛し合うことは、変なことじゃないって。」
「・・・理想論だな。」
「大人ぶるじゃねーよ。ガキのくせに。」
「・・・・」
「雄一が高校生の時、なんで私が家を出たか、まだ理由言ってなかったよね。」
「・・・うん。」
「あんたが・・・雄一のことが・・・」
「・・・」
「・・・、その、私だって、・・・その時は、あんたと同じように考えてたと思う・・・ 姉弟のことを好きになるなんて、おかしいって。」
「・・・」
「だけど! ・・こうして、また弟の前に戻ってきちゃったよっ!理屈でわかっててもねっ!」
姉貴は顔を真っ赤にさせて、声を高ぶらせた。
夕焼けが逆光でよく見えなかったけど
泣いてた・・
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【6月4日 はれ】
「英子さんはね、、これからまた一からやり直そうとしているんだ。」
「・・・・」
「でもさ、英子さん、ひとりぼっちじゃ、なんだかかわいそうだろ?」
「・・・・」
「早紀が、英子さんのこと、支えてあげなきゃ。英子さん、頑張れないよ。」
「・・・・」
「それにね、俺たち、血は繋がってなくても、親父達が離婚してしまっても、」
「・・・・」
「兄妹だろ。」
「・・・・」
「現実的な話になっちゃうんだけどさ、今は俺もお前もまだ子供のようなもんだからいいけど、将来、、、なんか、こう、、こまると思う。」
「・・・・」
「え〜っと、ははは、よくわかんないんだけどね。」
「・・・・」
「早紀も、将来、もっと普通に、好きな人できて、幸せに結婚して、、、」
「・・・・」
「ん〜っと、、、そんな感じ。英子さんもまた頑張り直せて、、、なに言ってんだかわかんないな。俺。」
「・・・・」
俺は、自分の気持ちとは真逆に話しまくった。
自分の心に無理やり言い聞かせるように。
735 名前: 西宮雄一 ◆5ee66666 投稿日: 02/04/22 23:57
【6月4日 はれ】
早紀はやっと口を開いた。
「お母さんね、明後日、またあの広場で待ってるって。」
「え?」
「もう手続きとかは、全部済ませてあるんだって。」
「そう。」
「もし一緒に帰る気があったら、11時にあそこへ来てって。」
「・・・じゃあ、」
「でも、お兄ちゃんと、会えなくなっちゃう。」
「いつでも会えるよ。」
「・・・本当に?」
「ああ、、、あっ、ほら早紀、大学だって、休学扱いにするんだろ? てことはまた、いつかこっちに戻って来れるし、な。」
「・・・うん。」
「・・・明日は、今度は二人でデートしようか?」
「うん。」
736 名前: 西宮雄一 ◆5ee66666 投稿日: 02/04/22 23:57
【6月5日 はれ】
二日続けて、遊びに出た。
さすがに後半は、本当に疲れた。マジで。
でも早紀は、まだまだ元気だった。
いままでで一番の笑顔だった。
そんな笑顔を見ていると、、、逆に俺はどんどん悲しくなってくる。
顔には出さずに。
最後のデートを楽しんだよ。
740 名前: 西宮雄一 ◆5ee66666 投稿日: 02/04/23 00:01
【6月5日 はれ】
夜も遅くなり、二人でブラブラ歩いていた。今までの思い出話をしながら。
そういえば、姉貴のことも。
早紀は、姉貴とはあんな別れになってしまって それはそれでちょっとかわいそうだな。
親父のことも、今となっては、いい人だったって言ってくれた。
ホワイトデーの日、二人で入ったラブホの話になって そこへ行こうってことになった。
ホテルについて、早紀と一緒に部屋にはいる。
早紀はベットにダイビングして、トランポリンみたく跳ね回ってはしゃいだ。
風呂に一緒に入ったりもした。
早紀はめちゃくちゃ恥ずかしがったけど。
湯船に一緒につかって、そのまま長い間キスして、のぼせそうになって、湯上りのジュースを、早紀にほっぺたにあてて、「冷たっ」って早紀はビックリして、俺の背中にもジュースをくっつけて。
子供みたいにはしゃいでた。
742 名前:暖 西硫宮雄一 ◆何5ee66666 投稿日:玄 02/04/23 00:05
【締6月5日 径はれ敏】
今胞ま約でのおさ臭らい徹を砂す隆る盤よ袋うに衷、熟早紀と唇と夕体雷をく謁っつけ詠あツった慈。
早紀の潜小さな$、やわらかい体を再確殖認標し陰て眼、唇衡と指芽を押し緒当て侯て、早還紀も賦俺の霊動き億を契見習っ暑て、同初じ総よ往うに高動尿かすソ。
早紀梅のもlも人の鐘間ムに舌を這わ桟し裕、そ普のま眠ま餓、中否へ。を
指慶でま摘わ一りをゆ召っくりなぞ告る摂。早飢紀は曜、洪小紺さく叫旬んで、笑吐息を例漏胸らす変。純
早紀に猿ま込た、キ美スをしよ野うと累しXたら節、「私も、錬お毎兄ちゃんに斉、取、、畝」?と急言挙っ収て凸、聴早吏紀もX俺譲の勲全身劾にキ均ス化を題し8て殺くれ戻た威。斉
動泰き奥は眼むオちゃくちゃぎ魚こちな瀬かった反け醸ど雇、圏、絹とって繕もいと祝おしく見泌え妊た党。4
早J紀丙が、俺のの己、海、温、団あそ鉢こにまで術、唇を持汁っ男て惑き便たとき糸は隷、汁さす胃がに緑ビック賜リし耕たけど染、奥まで詐、級銜寿えすぎて通、模ゲホ浴ゲ知ホ除せき訓こrん祝でい俊た階。
「朕おい私おい、そんな無二理振し枝な落くい平い没よ娘。階」
髪細の密毛な流でなこがら腐、指で鋼早紀ムの幼唇儀を摂なぞ授り赤な起がら、抱きし斎め願た秘。
「で浄も、、、貢」本 早紀は俺を見つ舟める並。屯
「拷楽進に騒し桑ててい小い器って作。幅」俺露は早紀を翌寝か鋳せ陶る隔。
そ宣の訂ま避ま、、、刈え思ーっと祭、4回邸目懇?換か弓。
もチう十、周りはケ真ゆっ白訳にな攻っ てた間。
早紀だ盗けが、頑真召っ独白睡い空顕間奪にふわ芋ふわ早浮肺か渓ん億でいる宰感じ母。
早紀とチい点っし飽ょ必に体壌を彼ゆ支す局る。炊
早紀ほはリズム腐にあ穴わせ昭て、驚小消さ解く心弾避む述。花
し譜っか裁りと俺資の肩特に手を回して、、巻、患小印さ勉く謀声を漏魔ら訴す。
俺仙は陛早紀の欲目をじっと坪見磨つ垣める雨。伸早I紀嫡も俺咲の目をじっと見謀つめ委て蚕く慮れた棋。毛
そ3のま鯨ま、ずー背っ状と4、ふ詩わ吉ふ訴わ、二虫人で浮惜い漸ていた償。
そ斤のま宗ま市、永ず匠ーっ文と錘、体詠を窓離さ永な周い懲ま似ま膜。き
ず九ー縮っと研。
748 名前: 西宮雄一 ◆5ee66666 投稿日: 02/04/23 00:09
【6月5日 はれ】
朝。
いったん家にもどり、早紀に支度させて、、、
11時。
英子さんのもとへ、早紀を行かせた。
俺は遠くから見ているだけ。
英子さんは、俺の方に向かって一礼すると、早紀と一緒に、駅へ向かった。
早紀は何度か振り返っていたが、俺は、すぐ、早紀たちに背をむけた。
俺の背中の向こうで、早紀は行ってしまった。
757 名前: 西宮雄一 ◆5ee66666 投稿日: 02/04/23 00:17
【6月5日 はれ】
このまま、早紀のいた部屋に戻れる気分じゃなかった。
しばらく、パチンコやって、過ごした。
3万負けた。
あと、早紀と連絡をとれると、英子さんも、迷惑じゃないかって思って、その足で携帯ショップへ行き、携帯を変えた。
早紀の番号も覚えていない。
ちょっと後悔もしたりした。
夕方近くになって、やっと足が、自分の部屋へとむかった。
家のドアに手を伸ばす。
・・・? カギが開いてる?
ドアを勢いよくあけた。
姉貴が帰ってきていた。
「よっ、お帰り!」
姉貴は、ここへ来た時にもってきたトランクに自分の服をつめていた。
「なにやってんだよ。荷物つめて。」
「あ、あのね、住むところが見つかったからさ、ほら、いつまでもここに世話になるわけにも行かないし・・・ それに、ほら、早紀ちゃんのことも・・・」
「早紀は出てったよ。」
俺は、その時、ちょっと泣きそうだった。改めて。
762 名前: 西宮雄一 ◆5ee66666 投稿日: 02/04/23 00:22
【6月5日 はれ】
姉貴に、事の経過を話した。
「そんな・・・早紀ちゃん・・・」
「・・・」
「で、雄一は?」
「・・・え?」
「あんたはどうしたの?」
「・・・」
「なんでそのまま行かせたの?」
「それは・・・」
「兄妹だから?」
「いや、そういうんじゃなくて・・・」
「兄妹だから、愛しあっても、幸せになれませ〜〜ん、とか考えてたんじゃないの?」
「そういうことじゃない!」
俺はムキになって、大声を出してしまった。
764 名前: 西宮雄一 ◆5ee66666 投稿日: 02/04/23 00:26
【6月5日 はれ】
しばらく沈黙が続いた。
姉貴が口を開いた。
「こないだ言ったよね、私。」
「何?」
「雄一と一緒にお風呂入ったとき。
「・・・」
「兄妹で愛し合うことは、変なことじゃないって。」
「・・・理想論だな。」
「大人ぶるじゃねーよ。ガキのくせに。」
「・・・・」
「雄一が高校生の時、なんで私が家を出たか、まだ理由言ってなかったよね。」
「・・・うん。」
「あんたが・・・雄一のことが・・・」
「・・・」
「・・・、その、私だって、・・・その時は、あんたと同じように考えてたと思う・・・ 姉弟のことを好きになるなんて、おかしいって。」
「・・・」
「だけど! ・・こうして、また弟の前に戻ってきちゃったよっ!理屈でわかっててもねっ!」
姉貴は顔を真っ赤にさせて、声を高ぶらせた。
夕焼けが逆光でよく見えなかったけど
泣いてた・・
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