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婚約者が間男に失神させられてた

 

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844 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/10/07(火) 15:24:13
間男との激しい交尾で失神する事多々。

そのまま間宅で昼寝(?)、時間が来たら間男に起こしてもらって帰宅。

日常的にこんなシチュがあるのではないかと、部下の北海道土産のマルセイバターサンドを喰いながらエスパーしてみた3時休憩。


845 名前:名無しさんいっい。稿日2008/10/07(火) 15:35:07
>>844
似たような、俺の知いにいた

ただし、嫁じゃなくて婚約者だが





846 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/10/07(火) 16:10:25
>>845
さてkwsk


850 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/10/07(火) 17:34:48
>>849
ごめん。

実は、知り合いの話は、得てして自分の話ってやつで。

思い出しながら書いてるんだけど、すげー長くなっちゃってて。



854 名前:850 投稿日:2008/10/07(火) 20:16:57
さて、まとめ終わったんだが、すごく長いですw

では一気に。


ある日、毎日のようにある残業がなく、終業時間直後に退社する事が出来た。

久しぶりに外食でもと、同棲している婚約者の携帯へ電話をするも、電源が入っていないようで掛からない。

ドジな彼女は、車に携帯を置き去りのまま部屋に戻ったり、充電をし忘れて、電話が通じないという事がよくあったから、どうせ今回もそうだろうと、しょうがなく部屋に戻った。

カバンから鍵を取り出し、鍵穴に差し込む。

右に捻るが手応えがなく、反射的に左に捻ったが鍵が開かない。

もう一度、右に捻るとガチャッと解錠された。

部屋の鍵もかけ忘れたのかと呆れながらドアを開け、部屋に入った。


玄関で靴を脱ぎ、「ただいまー」と呼びかけるが応答はない。

微かに何かのニオイが漂ってきた。

夕飯の匂いかな?と思ったが、まったく食欲をそそられないニオイだったのを覚えている。

何度呼んでも応答がないので、とりあえずリビングに入った。



859 名前:850 投稿日:2008/10/07(火) 20:27:47
いつものこの時間なら料理をしているはずだが、台所にも姿は見えない。

ふとソファへと視線を移すと、昼寝用のタオルケットが人の形に膨らんでいる。

顔までタオルケットをしっかり被っているらしい。



冷蔵庫からお茶を取り出しコップに注ぐ。

「起きろー、飯食べに行くぞー」反応はない。

お茶を一口飲む。

「おーい、もう6時半だぞー」やはり起きない。

タオルケットは緩やかに上下している。

やはり寝ているようだ。

よく聞くと寝息も聞こえる。

お茶を飲み干しソファに近づくと、電マと携帯が転がっていた。

携帯は、やはり充電が切れていて、ディスプレイは真っ黒のままだった。


電マは一度使った事があるが、彼女には痛いらしく、以来使用禁止のままクローゼットにしまってあったものだった。

オナニーでもしていて、疲れて寝てるんだろうと直感した。


彼女の思わぬ痴態を目の前に、若干だがブツに血液が集まり出した。

タオルケットを一気に剥ぎ取る。

彼女がゆっくりと目を覚ます。

一糸まとわぬ姿の彼女に、窓から入る夕日の赤が馴染んでいく。

「ただいま」

夕日を背にしたまま、彼女に告げる。

「あっ…あっ…あっ……何で?何で?」

動揺する彼女。辺りを見回している。


「ただいま」

もう一度、興奮を悟られないように、できるだけ抑揚を付けずに言う。

しばらくして、自分が全裸だと気付いた彼女が、タオルケットを奪い取り体を隠す。

途端に溢れ出す涙。

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

消え入りそうな声で繰り返す謝罪に、虚を突かれてしまった。

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

なおも繰り返される謝罪。




860 名前:850 投稿日:2008/10/07(火) 20:28:40
夕飯が出来ていないことを謝っているのか?

それとも電マでオナニーしていたこと?逡巡に果てに一言。

「何が?」

突き放したようなトーンの声に自分でも驚いた。


彼女は、ハッと顔を上げる。

双眸からは なおも涙がこぼれ続けている。

手で涙を拭おうと近づくと、瞬間、彼女は身を強張らせた。

想定外の拒絶に戸惑う。

「何で?」

拒絶されたショックに、この三文字を発するだけでいっぱいだった。


「だって……いつも残業で……二人で出掛ける事も減ったし……私といるより仕事してた方が楽しそうだし……ホントに結婚してやっていけるのかなって……」

嗚咽まじりに続ける彼女を、成す術もなく、ただ見つめていた。

「エッチもしてくれなくなったし……毎日遅いし……きっと◯◯も……浮気してるんじゃないかって……」

きっと俺も浮気してる?……俺も?なんで『も』なんだ?

「あの……俺、浮気してないけど?」

意図せず口から出た言葉で、ようやく『も』の意味が分かった。


浮気されたんだ。

仕事頑張ってる最中に、もう少しで結婚だっていうのに。

勃起していたはずにアレはいつの間にか萎んでいて、代わりに頭に血が昇り始めた。


ひとつ深呼吸。

さて、どうしようか、と考えを巡らす。

携帯だ。携帯を見よう。

電源が切れたまま放置されていた携帯を手に取る。

電源を入れてみるが、入らない。

アダプタに繋げて電源を入れる。

不在着信20件、受信メール5件。

相手は全て同じ女性名。

最新のメールを勝手に見る。

[頼むから電話に出て。お願いします。]


振り返り彼女を見る。

先ほど感じた艶かしさはどこかに消え、蒼白の顔が気持ち悪い。



861 名前:850 投稿日:2008/10/07(火) 20:29:40
続けてメールを見る。

[風呂?とりあえず電話して]

[携帯、何回もならしてんだけど。何してんの?]

文章の馴れ馴れしさと、男っぽい素っ気ない文字のみのメール。

「何これ」

彼女に問うわけでもなく、ひとりごちる。

「違うの!」

何かを否定する彼女。

「何が?」

似た言葉を繰り返す。

「だから……」

言葉に窮し、顔を伏せる彼女。

しばらくの沈黙。



外も薄暗くなり、携帯を片手にカーテンを閉めていると、彼女の携帯が鳴った。

例の女性名がサブ画面に表示されている。

着信音は聞いた事の無い曲。

彼女を見ると、がくがくと震えている。電話に出てみた。

『もしもしぃ。やっと掛かったwなにしてたんだよ?』

チャラい男の声。


『もしもーし!あれ?掛かってるよな?もしもし?』

無言で電話を切る。彼女を見ると、怯え切った目でこっちを見ている。


「今のが相手?」

感情を押し殺した声に、ビクッとなる。


「今のが相手か?」

繰り返し同じ言葉を投げかける。

彼女は微かに頷く。


「呼べ」

携帯を投げ渡し、電話をかけさせる。

「俺がいる事は言うなよ」

マンガのように無言でコクコクと頷く。

携帯を操作し、電話をかける。呼び出し音が2回鳴るか鳴らないかで相手は出た。



862 名前:850 投稿日:2008/10/07(火) 20:30:53
『もしもしぃ!なんで切るんだよ!』

相手は何故か怒っている。

「ごめん、携帯の調子悪くて」

オドオドと言い訳する彼女。

『あ、そうなの?それより、さっき大丈夫だった?』

「うん……大丈夫」

『いきなり気ぃ失うから、マジビビったよ!』


「うん、ごめん。もう大丈夫」

『それよか、電マよかったっしょ?』


「うん……あのさ」

『マジハンパなくイッてたもんな!』


「あのさ、今からウチ来れる?」

『今からぁ?したりねーの?w』


「来れない?来て欲しいんだけど」

『わーったよ!すぐ行くわ!』


「ありがとう…待ってるね」

『はいよー!全裸で待っとけよ!w』


相手の馬鹿男が無駄にデカイ声で、アホらしい会話を一部始終聞かされた。

沸々と沸き上がる怒りを彼女にぶつけたい衝動に駆られたが、なんとか我慢する。

「じゃあ、説明して」

怒気を孕んだ声に彼女は怯え切っていた。


その馬鹿男は、友人の知人らしく、友人とランチに行ったら偶然あったらしい。

最初は、三人で飯を食べたり、カラオケに行って俺に対する愚痴や相談をしていた。

ある日、パーティルームがあるホテルに誘われて三人で入ったが、友人が親に電話で呼び出され、帰っていった後に【なんとなく】関係を持った。

それからは、ずるずると。

部屋で何度かセックスをして、電マは今日出してきた。

してる最中に気絶したみたいで、そのまま放置されたらしい。




>>次のページへ続く


 


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