2chの男女恋愛に関わる 復讐話寝取られ話旅スレ に特化した話題を掲載していきます。
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死なせてしまった女に贖罪をさせてくれ
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73 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:03:17.07ID:wwy4s/vI.net
俺があかねの事を好きなことは、Kはとっくに気付いていた。

というより、クラスの誰もがうすうす感づいていた、いわば、公然の秘密であったらしい。

あとは、いつ告白するのか、早く告白しちゃえばいいのにね〜、とそんな感じだったらしい。




74 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:04:09.37ID:wwy4s/vI.net
Kも、早く告白しちゃえよ、と言ってくれたし、俺も、後は勇気を出して告白するだけだ、それさえすませばあかねと付き合えるんだ、そう信じて疑わなかった。




75 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:04:33.09ID:vE/X9W3h.net
1はもともと
生真面目な性分なのかもね

猪突猛進型というか


80 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:08:33.20ID:wwy4s/vI.net
>>75
そうだと思います。




76 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:04:50.98ID:wwy4s/vI.net
そして、告白した。

電話をかけて、好きだったことを告げ、付き合って欲しい願望を伝えた。

あかねは一週間返事を待って欲しいといった。




77 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:05:19.10ID:wwy4s/vI.net
結論から言えば振られた。




78 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:06:35.42ID:vE/X9W3h.net
あらら


79 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:07:52.91ID:wwy4s/vI.net
俺はひとの気持ちなど何も分かっていなかった。




81 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:09:31.56ID:wwy4s/vI.net
優しさや思いやり、といった相対化が難しいことよりも、履歴書に書けるような具体的な項目を掻き集めることが自分を良く見せる唯一だと信じていた。

一番良く見せられたものだけが、自由に好きなものを手に入れられるのだと信じていた。




82 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:10:38.16ID:wwy4s/vI.net
普通に成長していればおそらくこのような感覚は持ち合わせないだろう。

けれども、俺は人知れず「普通」に追いつかなければならなかった。




83 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:11:19.38ID:wwy4s/vI.net
手探りで仮説をたて実践をして、反証をして、学問をするかのようにひとの感情や距離感を学ぶしかなかった。




84 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:12:37.30ID:wwy4s/vI.net
俺はKに、何がいけなかったのか、何故振られたのか、あかねにそれとなく聴いてきて欲しいと頼んだ。

駄目なところがあったら努力して何でも直すつもりだった。

けれどもKからは意外な言葉が返ってきた。




85 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:14:24.85ID:wwy4s/vI.net
「もう、あきらめろよ。おまえのこと好きな娘もいたろ?あかねよりずっと可愛いし、みんな、なんであの娘じゃなくてあかねなんだろって不思議がってたぜ?俺もそう思うし、あかねはやめた方がいい。」




86 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:15:13.93ID:wwy4s/vI.net
何故だ?

告白する前はあれだけ応援してくれてたのに。




88 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:20:20.50ID:wwy4s/vI.net
>>86
何故だか書きこめなくなってしまった。




87 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:19:45.85ID:qK++z0DO.net
K「あかねは俺の許婚だ!手出したらブッ殺すぞ!」って言われたの?



93 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:24:26.37ID:wwy4s/vI.net
>>87
結果そうだったら良かった。




90 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:21:46.36ID:wwy4s/vI.net
俺はあきらめきれなかった。

クリスマスにはプレゼントをあげて、正月には年賀状を送り、誕生日にはまた、プレゼントを渡した。




91 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:22:49.70ID:wwy4s/vI.net
誕生日のプレゼントを渡しに会ったときには、もう、正直に言って迷惑だと言われた。

「学校でも、話かけてこないで欲しい。私のことはあきらめて、たかお君だったらもっと可愛い娘のほうが似合ってると思うし。」




92 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:23:34.19ID:wwy4s/vI.net
そうあかねに言われた。Kと同じことを言うんだなと思った。

それでも俺はしつこかった。

他の娘のことなんか考えられないし、いつまでも待っていると告げると、あかねは泣きだした。




94 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:26:09.95ID:wwy4s/vI.net
「わたし…K君の事が好きなの…」

あかねは白状した。

だから、俺の気持ちが本当に迷惑だと。

俺が告白した数日後、Kに相談したらしい。

そして、あかねが本当に好きなのはKだと、あかねが告白したらしい。




95 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:26:38.01ID:vE/X9W3h.net
なんと分かりやすい三角関係


96 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:28:22.49ID:wwy4s/vI.net
>>95
ベタなことしてました。




97 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:29:36.99ID:wwy4s/vI.net
「それで、Kは何て…?」

俺は尋ねた。

「たかお君に悪いから無理って…」




98 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:30:16.27ID:wwy4s/vI.net
全てが合点がいった。

あかねが冷たくなったのも、Kがあきらめろといったのも。




99 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:30:58.12ID:wwy4s/vI.net
あかねの中では完全に俺は邪魔者になっていた。

俺のせいでKに振られたと考えていた。

俺が諦めればKは付き合ってくれるかもしれない。

そうも、考えていたのだろう。




100 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:31:38.54ID:wwy4s/vI.net
俺はKの対応に疑問を持った。


Kには他に好きな子がいるというのを聞いていた。

相手は教えてくれなかったが、それは、かねではないことは確認済みだ。

俺はKがあかねを好きでなければ、正直、Kが誰を好きでいようと問題ではなかった。





101 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:32:35.97ID:wwy4s/vI.net
Kは何故、好きな娘が他に居るのを隠すのか。

何故Kは、「俺に悪いから」という理由で断わったのか。

それが俺には分からなかった。




102 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:33:10.10ID:wwy4s/vI.net
あかねは俺と同じように募る気持ちを

コントロールできずに、Kに対する恋心を大きく育てていった。

その気持ちが大きくなればなるほど、俺への感情は憎悪、嫌悪へと変わってゆく。




103 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:33:43.53ID:wwy4s/vI.net
高校三年はあかねとは別のクラスになり、あかねはそのクラスで軽いいじめに会っていたようだった。

理由は、俺がかつて振ってしまった女の子に目を付けられてシカトされたり陰口を叩かれたり、女の嫉妬だった。




104 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:34:14.03ID:wwy4s/vI.net
結局、俺の初恋は失恋に終わった。

今にしてみればよくある話だし、何て事は無いホロ苦い失恋ばなしだと言えば、そうだろうなと思う。




105 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:34:29.12ID:ZMjaOtjE.net
Kの気持ちが気になりますな…


107 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:35:27.89ID:wwy4s/vI.net
けれども、この失恋は、俺に深い傷とKに対しする拭いようのない劣等感を残していった。





109 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:38:14.07ID:COd6JsKY.net
高校を卒業して、あかねはとある大手メーカーの事務員に就職した。


Kと俺は別々の大学に進学して、付き合いも疎遠になっていった。




110 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:38:55.45ID:COd6JsKY.net
ひとり暮らしをはじめ、俺は高校の時のように無理に明るい人間になるのをやめ、普通の人間になれるように努力していた。




111 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:39:34.28ID:COd6JsKY.net
高校の時にはじめたバンドの経験を活かし、ロックバンドが集まるサークルに入り、新しい環境、新しい友達、新しい自分を形作るなかで、初めての彼女もできた。




112 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:40:13.43ID:COd6JsKY.net
大学に行き始めて2年たったころだろうか、俺の家に突然、馴染みのない声で電話がかかってきた。

うちの娘がそちらに行ってないか、とのことだった。




113 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:40:59.75ID:COd6JsKY.net
あかねの父親だった。


あかねは高校卒業後、実家から通勤していたらしいのだが、ある日突然帰って来なくなったとのことだった。

会社にも連絡したが、無断欠勤で会社も連絡しようとしていたところだという。




115 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:42:44.86ID:COd6JsKY.net
親父さんは高校のとき、あかねの口から、Kと俺の名前をよく聞いていたという理由で、まずKに連絡したらしい。

Kは実家通いなので卒業アルバムから連絡先を調べたとのこと。




117 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:43:43.65ID:COd6JsKY.net
Kは知らないといい、たかおではないかということで、俺の連絡先を聞き出し電話をしてきた、というのが顛末だった。




118 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:44:24.06ID:COd6JsKY.net
当時はまだ携帯電話が普及し始めの頃で、持っていない人間の方が多かったと思う。




119 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:45:00.08ID:COd6JsKY.net
俺は久しぶりにKに連絡をとった。


Kの話によると、あかねは就職後、勤め先の上司と不倫していたらしい。

その上司との不倫が奥さんにバレてちょとした修羅場があったそうだ。




120 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:45:52.12ID:COd6JsKY.net
あかねの友達とKの彼女が繋がりがあるらしく、Kの彼女からの情報だ。

上司は会社にもバレて自宅謹慎中。

あかねは、父親にバレてめちゃくちゃに殴られたらしい。

その3日後の家出ということのようだ。




122 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:46:37.74ID:COd6JsKY.net
俺は心配だった。

心配だったし、責任も感じていた。

俺が告白したことで、Kへの恋の道も絶たれ、高校最後の一年を陰湿ないじめで棒にふった。

それを助けてやることもなかった。

その、あかねが大変なことになっている。




123 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:47:37.52ID:COd6JsKY.net
そうはいっても、心配ではあったものの、俺には何をする事も出来なかった。

Kとも相談したがKも同じだった。




124 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:48:38.53ID:COd6JsKY.net
ひとりの大人が行方をくらまそうという意思を持って姿を消せば、それを捜し出す事は容易ではない。

また、捜し出したところで、では、その後の事は?と問われれば、答えも見つからない。




125 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:49:12.64ID:COd6JsKY.net
そもそも、どの立場からどのくらいまで首を突っ込んで良いかも、皆目、見当もつかなかった。




126 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:49:52.75ID:COd6JsKY.net
俺は、高校時代の友人として、心配なので何か分かったら連絡して欲しいと、親御さんに伝えた。

そして、それぎり、何もできないでいた。

あかねのことは暫く沙汰もない状況が続いた。




127 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:50:20.95ID:COd6JsKY.net
ひと月程たったある日、あかねから電話がかかってきた。




128 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:50:55.94ID:COd6JsKY.net
「たかお君?久しぶり…。うちの親が、その…迷惑をかけちゃったみたいで…」




129 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:51:52.73ID:COd6JsKY.net
俺は告白した時以来の心臓の高鳴りを覚えた。

あかねとの恋は、確かに終わったことだ。

新しい環境、新しい友達、初めての彼女。

他人との距離感とひとの心を相変わらず学問のように学んでは、それなりに順応していた自分は、




130 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:52:33.71ID:COd6JsKY.net
けれども、その声を聞いただけで、あっというまに高校時代に引き戻された。




131 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:53:10.50ID:COd6JsKY.net
高校のとき、あれ程聴きたいと切望していた声がいま自分の家の受話器から聞こえる。

そして、その声が発する言葉は、自分ひとりに向けられたものである。

その些細な事実があの頃どれほど欲しくて欲しくてたまらなかったことだろうか。




132 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:53:46.32ID:COd6JsKY.net
暫くの沈黙があった。

俺は頭が混乱していたし、あかねは次の言葉を見つけられないでいた。


「元気?」

やっとのことで捜し出した、俺の精一杯の言葉だった。






133 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 03:54:58.58ID:COd6JsKY.net
うん…。たかお君は?」

「…。心配…、してたよ」

「ごめんなさい」

あかねの「ごめんなさいは」、正直つらかった。

振られた時と同じ声のトーンだったからだ。







>>次のページへ続く




 

 

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