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「その素っ裸の格好でも同じようにできるか、
みんなに見せてやれよ」
「さて、俺は帰るから」
リーダー
「待って、お願い、ごめんなさい」
「お願い、これ以上いじめないで、もう十分でしょう」
「お願いだから鍵を、服をかえして」
M
「俺はもう満足だよ」
「でもなあ○○(僕のこと)とかほかのみんなは、どうだろう」
「素っ裸さらして、みんなにわびるんだな」
リーダー
「お願い、もう二度としないから」
「そうしろって言うなら、会社もやめるから」
「お願いだから服だけは返して」
M
「そうか、それじゃ最後のチャンスをやるよ」
「一度しか言わないぞ、そのとおりにしなければ
ジ・エンドだ。」
「俺は本当に帰るし、Sがここで裸になってる
って聞けば、みんな見に来るんじゃないかな」
次にMの口から出たのは信じられない言葉でした。
M
「そこのキャビネに手をついて、尻をつきだして、
お前の大好きなバックで○○(僕)にやってもらえ」
Mが何を言ったのか、僕には瞬間には理解ができませんでした。
でも、僕が言葉の意味に気づくのと、
リーダーがMの足元でつぶやくように答えるのが同時でした。
「わかった、わかったから、もうやめて」
「すればいいんでしょ、するわよ、もうどうせ同じだし」
「だから服を、鍵をかえして」
僕は喉がカラカラになってしまいました。
Mの言葉でさえ信じられない提案だったのに、
まさか、あのリーダーが、そんな無茶な提案を、
それを受け入れるなどとは。
しかも、ここは会社です。
もう何がなんだかわからない気持ちで、
ただ呆然と立ちつくしていました。
リーダーは今までペタリと座りこんでいた
Mの足元からノロノロと立ち上がりました。
最初はうずくまるようにしていましたし、
フェラのときはMの腰から下に隠れるような感じでいたので、
あのお高くとまったリーダーが裸でそこにいるという
衝撃はあったものの、それほど全てがあからさまに
なっていたわけではありませんでした。
それだけに、立ち上がったリーダーの姿は、
僕の心臓をとめてしまうのではないかと思えるような光景でした。
写メで確認済みの、ほどよい大きさの乳輪にのった、ピンク色と茶色がまざったようなぷっくりした乳首。
それを支える美しい形をしたおっぱいが、今度は写真ではなくて立体的な生々しさで近づいてきます。
写真ではわからなかったのですが、おへその下あたりの土手のふくらみは圧巻の存在感で、少し薄めの黒い陰毛が、
ますます土手の存在感を強調しているかのようです。
あのリーダーが、国大出でいつも僕たちを見下すようにお高くとまっていたSさんが、まるで奴隷女のように、
みじめに裸体を揺らしながら僕に近づいてくるのです。
写メなんか、まったく問題にならないくらいの、衝撃的な光景です。
つかの間、僕は素っ裸のリーダーが僕の腕のなかに
倒れこんでくるのではないかという錯覚にとらわれました。
しかし、実際にはリーダーは僕の少し手前で横を向くように向きをかえて、
そこに置かれている2段キャビネットに無言で両手をつきました。
腰下ほどしか高さのない2段キヤビネットに両手をつけば、
自然に状態を前に倒すような姿勢になります。
その姿勢になると重力の助けもあって、
美しい乳房はさらにその存在感を増しています。
僕はゴクリと唾を飲みました
垂れ下がった両の乳房は後ろから
羽交い絞めにして、滅茶苦茶に揉みこんでほしいと
訴えているかのような錯覚を僕に与えます。
そして最初は両手をついただけだったのが、
リーダーはさらに、肘を下げていき
両手をあわせて、手首から両肘までの
上腕を全てペッタリとキャビネットの上面にくっつけ、
その腕の中に頭と顔を沈めていきました。
キャビネットの上に上半身をつっぷしたような格好です。
それはまさに観念した女奴隷の屈服の姿勢とでも
しかいいようのないものでした。
腰下のあたりまでしか高さのないキャビネットに突っ伏していながら、
両脚はぴったりと閉じて真っ直ぐに伸ばしているので、
尻がつきだされるように一番高い位置にきています。
太ももの頂点と、尻たぶの一番下あたりには、
ぴつたりと閉じられた両脚のわずかな隙間から先程まで露わだった陰毛が、
今度は男を誘うかのように今度はわずかにその茂りをのぞかせています。
「開かなきゃできないだろ」
ふいに低く冷たいMの声が響きました。
食い入るように見つめる僕の眼差しのその前で、
キャリアの女上司は全てをあきらめたかのように
そろそろと両脚を広げていきました。
肩幅くらいまで、両脚が開ききると、
女としては恥ずかしすぎる姿をリーダーは
僕に晒すことになってしまいました。
リーダーは顔をキヤビネットにつっぷしたまま、
魂が抜けたような声で、僕に話しかけました。
「○○君、私のこと嫌いだよね」
「今までごめんね、これで気が済むんなら、私はもういいよ」
「もういいから、なんとも思わないから、はやく終わらせて」
「それから、お願いだから、なるべく見ないでほしいの」
見るなと言われても、それは無理というものでした。
その言葉に従おうとしても、高く突き上げられるように、
僕のほうに向けられた白くて重量感のあるヒップは、
尻だけではなくて、あまりにもあからさまに全てを曝け出していたからです。
一度も陽を浴びたことがないかのような
真っ白な尻たぶには、今しがたつけられたのが誰の目にも明らかな、
赤々とした手形が4つ5つ残っています。
どうやら、僕が部屋に来る以前に、
Mはまたリーダーの尻に平手のスパンキングを刻み込んでいたようでした。
しかし、その痛々しいスパンキングの名残りよりも、
やはり目をひきつけるのは、会社の応接室というこのような場所では、
決して人の目に晒されるはずがない、肉襞も陰核もあらわにした女の道具と
脚が開かれたせいで皺の数まで数えられそうなリーダーの肛門でした。
どんな女も、こんな姿を男に見せはしないな、
こんな姿を見せてしまっては終わりだな。
ボウッとした頭で、僕はそんなことを考えていました。
もうそこにいるのは、 キャリアの高慢な女上司でも
ヒステリックな性悪女でもありませんでした。
挿入を待ち構えて、男根を打ちつけてもらわんがために、
穴という穴を無防備にあらわにした尻を、
自らつきだしている、ただのメスの姿でした。
あとは僕の思うがままです。
ズボンをおろして、その淫らな二つの尻たぶに手を添えるだけで、
今まで僕を散々にコケにしてきたリーダーに男根の洗礼を加えてやることができるのです。
見下していた僕にピストンされてヒイヒイと鳴く
リーダーの痴態を楽しむことができるのです。
でも、僕の心は浮き立ってはいませんでした。
全裸で乳房を虚空にたらし、立ちバックでの挿入を
悲しく待っている、そのメスの姿は、大嫌いなあの高慢女上司とは
全く別の存在にしか思えなかったからです。
たしかに淫らな光景でした。股間も硬くはさせていました。
でも、劣情よりも、あまりにも哀れすぎる、
その姿への同情心のほうが圧倒的になっていました。
心のどこかでは「後悔するぞ、格好つけてないでやっとけ」
という声がしていたのも確かです。
我ながら腰抜けというか気の小さいヘタレな男だなと思います。
でも、やはり、この可哀想な女性をこれ以上貶めることは
僕にはどうしてもできそうにありませんでした。
「もういいよ、やめよう。」 僕はMに言いました。
「俺も、もう十分だ、鍵返してやれよ」
Mの視線が今までつきあってきたなかで
ないくらいに暗くなったような気がしました。
「ちぇっ、いまさら自分だけ格好つけるかな」
「いつも、やっちまいたいって言ってたくせに、
いまさらいい子ぶるんだ」
「本当はやりたいんだろ、やっちまえよ、そ
いつもその気なんだ、濡らしてんの気づいてるだろ」
Mの言葉を聞いているうちに僕の気持ちは、
かえってどんどん冷えていくようでした。
「もう許してやろうぜ、こんだけ惨めな思いしたら、Sも堪えたはずだし」
「それに、やりたくても、この状況じゃ、もう勃起しそうもないよ」
「鍵返してやれよ、不満なら、あとで埋め合わせはするから」
「ちっ」
わざとらしい舌打ちをすると、
Mはキャビネットの鍵を僕に投げてよこしました。
「好きにしろよ、俺がいたんじゃ、やりにくいだろうしな」
吐き捨てるように言うと部屋を出て行きました。
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