だけどしばらくすると、気持ち良さに勝てずに抵抗はあきらめたようで、
必死に声を押し殺すような喘ぎ声だけが部屋に響くようになった。
「んっ…声…でちゃう…」
「あっ…。はぁ…だめぇ…。」
「もうスイッチ入っちゃった?声も顔もエロいよ。」
わざとこっちに聞こえるような大きさの声でモモをいじめるユウさん。
「もう…ユウさんやだ…」
徐々にはっきりと拒むようなことは言わなくなるモモ。
「俺のも脱がせて?」
ユウさんの言葉に素直に従ったようで、服を脱がす布の音がする。
「パンツも。」
「えっ…」
「早く。」
当然かのように急かされて、
モモは言われるままにユウさんのパンツを脱がしたようだった。
お互いが裸になったようで、ユウさんが
「モモちゃん、いつものやろっか…。」って一言。
そのあとモモは「んっ…」ってちょっとだけ甘い声をだした。
ふすま越しなので何をしているのかはわからなかった。
でも激しい音はしてなくて、裸でお互いの肌を
感じ合ってるとかかなって思った。
俺たちのほうはというと、ノンタンがずっと俺の物と乳首を愛撫してる。
向こうに聞こえるようにわざと音を立てたり、声を出したりもしてた。
しばらくして、ノンタンが俺の膝に腰を下ろした。
そしたら俺の膝に濡れた感触があって、
ノンタンのパンツがすでにぐっしょり濡れていた。
「ノンタン…めっちゃ濡れてるw」って言うと
「言わないで…あたしも今日やばい…」って苦笑いしてた。
俺がノンタンの乳首をちょっと刺激すると
「ダメだって…すぐイっちゃうから…」
そういって、俺に何もさせないように手を押さえて、
ひたすら俺を愛撫していた。
そんな感じでしばらく、お互いにまったりとした時間が流れた。
徐々にモモが状況に慣れてきたようだった。
向こうからゆっくりとした甘いキスの音が聞こえだした。
「はぁぁ…。んっ…」
モモの吐息がうっとりしたようなため息交じりで、
愛し合っている恋人とやるキスそのものって感じがした。
やっぱりモモとユウさんのキスは
いつまでたっても胸にずきずきくる。
「モモちゃん…めっちゃ濡れてる…」
「…言わないで…」
ぴちゃって音が聞こえた。ユウさんが下を触ったのがすぐわかった。
「あっ…!やぁっ…。」
モモがさっきとは一転、ちょっと大きな声をだす。
しばらくすると、ユウさんの手の音が次第に激しくなって、
部屋に響き始めた。
それに合わせるようにモモの声も大胆に。
「ユウさん…だめ…あっ…!」
「モモちゃん、出していいよ?」
「やだっ…、手…止めてっ…!」
モモは切羽詰まった声を出した。
水音が激しくて、潮を吹いてるみたいだった。
「ダメっ…イク…!ユウさん…!ユウさん…!」
モモが何度もユウさんの名前を呼ぶ。
「イっていいよ?」
「イクっ……っっっ!」
モモはとうとうイッたみたいで、
全身に力が入ったような声を上げた。
そしてすぐに、肩で息をするようなモモの息が聞こえ始めた。
「かわいw」ってユウさんの声がして、また甘いキスの音がした。
「好きだよ」とか「私も…」みたいな会話がいつ飛び出すのか
こっちとしてはハラハラしてしまうくらい甘い雰囲気だった。
そんな雰囲気の二人に完全に興奮してしまって、
目の前がクラクラしてしまった。