男がそろそろ感極まったのか、腰の動きが激しくなり、
「うっ」と声をあげて震えた。
サヤさんは、「膣内に出た?出たよね」と呟きながら、男の射精に合
わせるかのように男の腰を自分へと押し付け、奥へ奥へと精子を導こう
としてる感じだった。
男はすっと腰を引き、彼女からモノを抜くと俺のほうを見たまま、
ソファーへ座り込んだ。
サヤさんは、男が抜くときに「あ、、まだもうちょっと・・・」と呟いて
名残惜しそうにしてたけど、男が抜いたあとは、そのまま手を自分
の股間に当ててアソコを抑えていた。
男は、脱力したような感じではじめて俺のほうから目を逸らして、
サヤさんのほうを見て、「アル君をなんとかしてあげないと」と言った。
サヤさんは、頷くと俺を縛ってた紐を外して、俺を背中から抱きかかえた。
俺も完全に脱力していてサヤさんに寄りかかっていたものの、息子だ
けは、さきほどまでのサヤさんの激しい愛撫と目の前の異常な光景に
より、勃起したままだった。
サヤさんは、俺の後ろに回った状態でソファーに深く座り、俺も自分
の股間の間に座らせた。で、その長い脚を俺の足に絡めて、俺の股を
男のほうへ向かって開かせ、俺の息子の手コキを再開した。
俺は「もういいです、やめてください」と言って立ち上がろうとしたが、
彼女の脚が絡んでそれをさせなかった。
「もう、いったい何がしたいんですか、、、」と俺は力なく呟いて、
彼女にもたれかかるかたちで身を任せてしまった。
彼女は さきほどまでと同じく俺の耳を舐りつつ、耳元で「ごめんね」
を繰り返してた。俺は何がごめんねなんだよ、とフテくされ、もうど
うでもいいや、と身を任せてた。
当然ながら、さきほどまでビンビンだった息子もだんだんと萎えてき
てた。
そんな俺にサヤさんは、思いがけないことをしてきた。
サヤさんは、俺を横に抱くと母親が赤ん坊に授乳するような体勢になり、
俺の口に自分の乳首を含ませてきた。
そして、右手で俺の頭を抱えて、左手はなんと俺のアナルへと指を挿
入してきた。
「!!!」と俺は声にならない叫びをあげてしまった。
後にも先にもあの感触は未だに忘れられない。
指が強制的にアナルに侵入してきて、
なんか、押し戻されるような感覚。
俺は逃げようと身をよじったが、しっかり胸元に抱え込まれてて動けず、
そのままアナルを愛撫されつづけた。
はっきり言って気持ちいいと感じず、何かが体の中を戻ってくるよう
な感触が全身に広がったがそういう意思に反して、息子は完全に勃起
していた。
アヤさんは勃起したのを確認すると、俺の頭を胸元から下ろしてソ
ファーに寝かせ、アナルに入れた指はそのままに、俺の股間に顔をう
ずめてフェラをしはじめた。
俺はイッたという感覚もいまいちわからないまま、アナルに指を突っ
込まれた状態で強制的にクチの中で果てさせられた。
アヤさんは、喉をならして俺が出したモノを飲み干して、そのまま
息子から、体の隅々まで「ごめんね」といいながら、やさしく舐めて
くれてた。
男は、そのアヤさんの頭を撫でながら俺を見つめて、「ちょっと休も
うか、後でゆっくり話そう」と落ち着いた調子で告げ、部屋を出ていった。
俺はいろんなことがありすぎて、疲れ果て、そのままソファーで眠っ
てしまった。
起きてから、服を着て応接間?で3人座って話をした。
当然ながら、今度は3人とも服を着ており、
俺もアヤさんの膝の上ではなく、
ちゃんとソファーに腰をかけてた。
ちゃんと服を着た男を改めて見ると、俺の目から見てもびっくりする
ほどかっこよかった。全身から落ち着いた雰囲気が出ていて、サヤさ
んと並んで座ってるとホントに絵になる感じだった。長身のサヤさん
が小さく見えるほどだったので、立っているとさらに似合うんだろう。
俺は食ってかかるつもりだったが、さんざんサヤさんに抜かれまくっ
たのと、男の落ち着いた雰囲気とで、すっかり毒気が抜けてしまってた。
男はK谷と名乗り、サヤさんをI子と呼び、二人は夫婦だと告げた。
(はっきり言って、このときまで俺はサヤさんの本名も知らなかった。
これで付き合ってたつもりだったんだから、今考えると滑稽だ)