清楚美人の友人彼女が陰で肉便器になっていた
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もう人間不信になりそうだったよ。
まさか麗子ちゃんに限ってそういう事が出来る女だとは思ってなかった。
ある意味男経験のある俺の彼女よりもその辺は固いもんだと思ってた。
同時に光の顔が浮かんできて、俺も涙が溢れて号泣しちまった。
麗子が言うには、離れていた分光の事が心配で心配で、
そして寂しくて不安でたまらなかった。
徹ちゃん(俺)も彼女と楽しそうにしてたし頼れなかった。
そんな時に先輩が相談相手になってくれてなし崩し、
って事らしかった。
俺が その先輩は麗子が光と付き合っていた事は知ってたんだろ?て聞いたら、
先輩は それでもいいって言ったらしい。
光に悪いと思わなかったのか?って怒鳴ったりしたんだけど、
御免なさいしか言わない。
麗子は先輩の事は好きだったのか?と聞くと、
分からない、でも光の事は大好きだと言っていた。
ならなんで!と聞くと、強引に、という事らしい。
こいつは本音で話してないなって思った。
俺らの仲なのにって、凄くやるせない気持ちになった。
そんな女なのかよって。
で、頭きて俺言っちゃったんだよ。
学校サボって朝から先輩の部屋でやりまくった事
避妊もいい加減だった事
アナルセックスしていた事
そして何度も外でデートした事
全てあの馬鹿がバーで自慢気に言ってた事だ。
お前は人を殺した自覚があるのか?とも言ってしまった。
麗子の顔から生気が抜けていくと言うか、
真っ青になってブルブル震え出したのを見て、
正直言った後に後悔した。
そこまでいう必要は無かったと。
「あの人、そんな事皆の前で言ってたんだ・・・・・」
無表情に呟く麗子に言った。
「光の事、お前どうすんだよ・・・俺あいつの顔見れないよ」
俺も涙で崩れ落ちそうだった。
何よりも光の悲しむ顔は見たくなかったんだ。
麗子は「私どうしたらいい?」とすがるように言ってきた。
そこには あの凛とした麗子はもういなかった。
俺は麗子に「何も言わず、光の前から消えてくれ」
とだけ言って部屋を出た。
とっさに出た言葉がそれだった。
麗子がどうしたら良いかなんて分からなかった。
ただ、絶対に絶対に光を悲しませたくなかった。
新学期が始まって暫くして、俺は光と同じ塾でバイトを始めた。
一年下級生になった病み上がりの光を支えたかったから。
彼は塾の生徒には人気があったので、
一年のブランクがあっても以前と何ら変わりなく、
俺なんかよりずっと精力的に動いていた。
まるで病み上がりとは思えない位。
光が大学に復帰してきた時、新学期から麗子が大学にいなかった事に
ついて何も言わなかった。だから恐らく本人からは何かしら連絡はあっ
たのかもしれない。
卒業して暫く経つけど、未だにその事は光と話した事がないので分からない。
もうひとつ、合気道の奴から聞いた話だけど、
四月早々に麗子は親と一緒に元先輩の職場に行って、
名誉毀損で訴える等、酷い修羅場を演じたらしい。
その後の詳細は知らないけど、合気道部の後輩達が
麗子に焚き付けたと思い込んだ元先輩に凸されたと聞いた。
今は光も新しい彼女が出来て幸せにやっている。
多分、光はその子と結婚する事になりそう。
後味の悪い話しだけど、
唯一光が幸せな結婚が出来そうなのが救いだと思ってる。
そう思いたい。
寝取るという行為は基本的にそんなに悪い事だとは思わない。
その女の事を本気で好きなら、その時の彼氏よりも絶対に幸せに出来
ると思うなら、正々堂々と奪うのはありかと思う。
勿論、既婚者や結婚が決まっている相手なら別だけど。
なんか上手く言えない。
ここの住人達は、寝取りをプレーのひとつあと思ってるなら、
必ずしっぺ返しされるぞ。
じゃないと世の中間違ってるよ
この麗子、本当に大切なものを失ったね。
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カテゴリー:男女・恋愛 | タグ:修羅場・人間関係, 寝取られ,