その時のマルスは、自然と私の身体の上に覆うように立ち、
私の下半身に顔を埋めるように舐めていました。
身体の奥を舐められる体勢ではなく、寧ろデルタゾーンって言うんですか?
と言っても当時、まだ、まるっきり生えていないところでしたが、
マルスの舌が、私の腰の辺りを優しく舐め回す感触は、
むず痒いような、とろけるような、先程までの露骨な、強い感覚でない分
私は、少し冷静さを取り戻していけたのかもしれないですね。
ちょっと物足りないなんて思ってしまうくらい、エッチな気分になって
いた私が、自分の状態が気に掛かるように目を開けたのはそんな時でした。
その時になって私は、マルスが、私の上に覆い被さっている事実に気が付きました。
そうです。
私の顔の前、目の前には、ちょうど、マルスの下半身がありました。
マルスは、その時、まだ、完全には、興奮はしていなかったと思います。
とは言え、すでに赤いおチンチンが袋の中から少し出てきており、
興奮し始めていたのだと思います。
先にも書きましたが、当時、処女膜こそ失っていましたが、
当時の私はまだ、処女でした。
男性経験は当然のこと、さらに母子家庭だったこともあり、
男性器に対しての知識は、間違ったものしかなかった頃です。
その初めて見るおチンチンが、目の前に顔を出そうとしていました。
私は、性的な好奇心がかなり強い方だと思います。
もっとも、性的な事だけでなく、どんなことにでも
好奇心旺盛な方かもしれませんが。
疑問の類は、調べずには居られません。
そして、目の前に初めて見るおチンチンがあるのですから、
私は、ほとんど反射的にマルスのおチンチンに
手を差し出していました。
初めて触れたおチンチンは、マルスが驚いて腰を引いて逃げてしまった
ので一瞬だったのですが、その硬さに驚きました。
後で知ったことですが、ワンちゃんと人間では構造が違うんですよね。
だけど、その硬さと熱さへの衝撃は、凄かったです。
なんて言うんでしょうか。
その瞬間は、マルスに舐められて興奮していたことも、
マルスが驚いて逃げ出したことも、すべて忘れて
真っ白になっていた気がします。
私は、マルスが逃げたというのにしばらく、マルスのおチンチンに触れ
た時の格好のまま、放心していたと思います。
ほんの数秒だったとは思うんですけど、どうだったのかな?
私が、自分を取り戻したのは、
マルスが、また私のあそこを舐めてきた感覚でした。
>>769さん
ワンちゃんは、目があまりよくなくて、
視覚よりも、嗅覚が発達してる生き物ですから。
なんでも匂いを嗅いで判別しています。
だから、深い意味はないと思います。
でも、臭いに敏感なので、一度、
エッチなことを覚えてしまうと隠し切れないんですよ。
こっちの反応なんてすぐに気付かれちゃいます。
向こうはどうしてそうなっているのかなんてお構いなしです。
大変です。
>>775さん
そうそう、ワンちゃんとキスなんて普通ですよ。
私も先日、近くのお店にいた柴犬の頭を撫でようとしゃがみ込んだら、
いきなり口唇を奪われましたから、
ワンちゃんを飼っていれば、極当たり前の光景です。
すぐに腰に電気の走るあの感覚が、甦ってきました。
マルスは、余程、おチンチンを触られたことに驚いたのか、
戻ってきた時には、私の足元の方からだったので、
マルスのおチンチンが遠退いたことが、残念でした。
と言うよりは、もうその時には、私の頭の中は、快感の虜から
おチンチンに興味は移ってしまっていたようで、
マルスが舐めてくれる喜びは、薄くなっていました。
まぁ、強い好奇心がもたらした結果だったのか、
軽くイッたことで満足してしまったのかは判りませんけど、
私は、舐められながら身体を起こしてマルスに身体を近付けていきました。