正月は嫁の実家で過ごすことが通例になっている我が家。
例に漏れず、嫁の実家に向かう。
義祖父母の家を大掃除した後、徐々に体調が悪くなる。
結局40℃近い高熱になり、正月含めてずっと寝込んでいた。
高熱でうなされる中で見る夢は、かおりさんのことであった。
お互いの気持ちを、体を重ねる中で言い合ったこと。
あの言葉は、あの態度は、あの行動は本物なのだろうか。
それとも、あのような不貞を働いたために体調不良になっているのだろうか。
そんなことを考えても何もよくはならない。
結果、年末年始の5日間で体重が7kg減っていた。
正月明け、仕事始めの日の朝。
とにかく気まずかった。
どんな顔をして、どんな声で、どんな話をすればいいのだろう。
普段何気なくしていること。無意識の行動。
でも無意識を意識すると、人間は思考が止まるようだ。
しかし無情にも、時は来る。
出勤の時間がくる。会社へと向かう。
うちの会社の仕事始めは、あるイベントから始まる。
イベント会場へと向かう車内。
カーステレオから流れる恋や愛を歌った曲の歌詞が耳につく。
イベント会場が近づく。
かおりさんに会いたい。
しかし、会うのが怖い。
話したい…けど、何を話したらいい?
会いたい…けど、会って何をする?
相容れない矛盾だらけの思考。
会場に着くと、ちょうどかおりさんも到着したところのようだ。
車からお互い降りて、
「明けましておめでとう☆」
『明けましておめでとうございます!』
重なるように同じ言葉を放つ。
なぜかそれが無性にうれしかった。
イベント会場へと向かう中、後輩と合流する。
挨拶以降、まともに会話が続かない2人…
というか自分にとってはこの後輩の存在はありがたい。
イベント中、ハイスコアをとってみんなとハイタッチするかおりさん。
自分ともハイタッチするが…どこかぎこちなかった。
隣にいても会話がなく、変な雰囲気だった。
離れたいような気もしたが、機を見て
あの夜のことを聞きたいとも思っていた。
『あの夜は、幻想ではなく真実だったのですよね?』と。
すいません。今日はこのへんで中断します。
書いている内容があまりに細かくなりすぎないか心配ですが、
可能な限りいろんなことを書いていきます。
質問等あれば、答えられる範囲内で答えます。
また明日の夕方、再会します。
明日楽しみにしてるよ♪
ちょっと時間があるので、少しだけ書いていきます。
イベントも無事に終わり、初詣に向かう。
この時には先輩や上司もいたため、かおりさんとの距離も少し置けた。
お詣りし、おみくじを引く。
大吉。恋愛運は、相手が来るから待っとけみたいな内容だった。
神さま…あなたは本当にいらっしゃるのですねwww
ちなみにかおりさんも大吉だったようで、みんなに大吉カップルとバカにされた。