503 :えっちな18禁さん:2007/10/10(水) 14:27:04 ID:K7HEKKFo0
後の嫁である。
510 :えっちな18禁さん:2007/10/10(水) 17:12:02 ID:mCJg7B+b0
>>503
さて、どうなんでしょうね。
504 :えっちな18禁さん:2007/10/10(水) 14:57:08 ID:6J+JqLoM0
そうであってほしいね
506 :428:2007/10/10(水) 16:55:21 ID:mCJg7B+b0
いつしか街に雪が舞い降りる。
さすがに裸になりあうことは少なくなったものの、かわりに彼女を膝の上に乗せて話をする機会が多くなった。
学校のこと、新体操のこと、テレビのこと
とにかく話は尽きなかった。
ある日、彼女は俺に聞いた、「私のこと好き?」と。
思えば二人は彼氏・彼女とかいう関係を意識したことがなかったかもしれない。
ただ、漠然とそうしなければいけない、という義務的感覚で触りあっていただけのこと。
でも、奥底に潜む感情はいつしか素直になっていた。
「もちろん、好きやで」
雲間からばっと日が差したかのように、高感度カメラで見せる花の開花の瞬間のように、彼女の顔が笑顔に変わりゆく。
そして俺にしがみついた。
507 :428:2007/10/10(水) 16:58:14 ID:mCJg7B+b0
その時はじめて唇と唇が触れ合った。
不思議なことかもしれない、順番が逆かもしれない。ただ、そうだとしてもそれに意味はない。
僕らは何度も何度も飽きるまでキスをし続けた。
いや、飽きることなんてなかった。
いつまでも同じ空間で同じ時間を共有していたかっただけのこと。
好きだということ。
答えはいつも単純でわかりやすい場所にあったはず。
それにようやく気づいていっただけのこと。
いつしか雪は解けた。
春の訪れには少し早い頃、二人の至福の瞬間は最高潮に達することになる。
508 :えっちな18禁さん:2007/10/10(水) 17:03:08 ID:mCJg7B+b0
卒業が迫った3月はじめに。
同級生のAが「父の部屋でアダルトビデオを見つけた」と男子たちに報告した。
そしてお決まりの鑑賞会、男子6人がAの家へいく。
俺はそういうビデオがある、というのは一応知っていた、が、当然見るのははじめてだった。
そして未知の「性」というものを知ることとなって。
息を殺して画面に見入る。
父の部屋にあったものはいわゆる「裏ビデオ」だった。
すべてくっきりと映る画面を見て、逆に彼女の体の美しさを感じて。
画面に映っているどす黒い物体は彼女にも自分にもないはずだと。
ただ、それだけじゃない。
嫌悪感の後からは好奇心、それらが交互にやってきて。
俺は彼女としてみたい、と思った。
509 :えっちな18禁さん:2007/10/10(水) 17:06:39 ID:mCJg7B+b0
見終わった後にいまさらながらAがいう。
「あまり綺麗なものじゃないんだけどね・・・・・」
皆、言葉はない。はじめてみる大人の世界に一同衝撃を受けて。
ただ、ただ一人、俺だけは確信を得る。
彼女の手でなされる快楽を、画面の二人の行為に重ね合わせて。
経験したことのない世界に入り込む。
その夜、彼女がしてくれるようにはじめて自分の手でやってみる。
快楽の度合いは彼女がしてくれた方が大きいように思える。
それはもちろん彼女がしてくれるから・・・・・・
止まらない、もう、止まれない。
510 :えっちな18禁さん:2007/10/10(水) 17:12:02 ID:mCJg7B+b0
さて、お仕事、お仕事。
-----------------------------------
559 :428:2007/10/11(木) 10:17:15 ID:QXz6MvFE0
桜はまだ咲かない頃に、卒業の日を迎えて。
揺れる菩提樹、そしてそれぞれの別れをこめて。
俺は中2で隣の県に引越しをすることが決まっていたため、その県の私立中学校に進学、中2までは寮に入ることになっていた。
「私のことをちゃんと思い出してね」
泣きながら彼女が俺にいう。
俺は彼女と指切りして誓った。
この指切りの誓いは30歳になった今でもはっきりと覚えている。
今までも、そしてこれからの人生においても彼女を忘れることはないだろうから。
その意味は、このときはまだわからないだろうけれども。
560 :428:2007/10/11(木) 10:19:45 ID:QXz6MvFE0
時間は止まることはない。
あの放課後の教室、体育倉庫、そして裏山。
思い出の景色はいつしか色あせていくのだろう。
思い出はもう構築はできるものではない、ただ、それは未来は作り出せるものである、ということの裏返しなのか。
少年の思いはここから始まりを迎えて。
春休み。
決行の日は決まっていた。
約束をして、卒業の日が暮れていく。
561 :428:2007/10/11(木) 10:23:57 ID:QXz6MvFE0
うちの家は両親が共働き、大学生の姉は部活動をしていたためあまり家にいなかった。
昼間はいつも誰もいない状態。
そんな家だったからこそ、チャンスがあった。
三月末、彼女は家にやってきた。
スカート姿でやさしい春の光を思い浮かばせるような。
家に入っていきなり決行したわけじゃない。
頭の中では覚悟を決め、その機会を確実にうかがっていたとしても。
しかしながらたわいのない話が続き、時間は容赦なく刻まれていく。
卒業アルバムを見ていたとき、ふと遠足の写真が目に入る。
思えばこのあとぐらいから二人の秘密の営みは始まって。写真に写る二人は隣同士であれど、まだお互いの裸はしらないままで。
「このあとぐらいからだよねー」
彼女が切り出した。
562 :428:2007/10/11(木) 10:26:38 ID:QXz6MvFE0
「このときってなんかしゃべったっけ?」
その後の記憶が濃厚すぎて、正直それ以前の彼女の記憶は乏しい。
「しゃべってないよ」
「ふーん、隣にいるからなんかしゃべってるかと思った」
そう言ったなら彼女の動きが止まった。
数秒ぐらいのことだったかもしれないが、それが必要以上になぜか長く感じられ。
「隣にいたのは・・・・・・・」
彼女はそっと動き、俺にもたれかかった。
「ずっと大好きだったから」
肩から髪の甘い匂いが流れる。
564 :428:2007/10/11(木) 10:29:46 ID:QXz6MvFE0
どくん。
誘われるように胸が高鳴る。
躊躇することなく唇を奪い、そして聞いてみる。
「何が好きやったん?」
彼女の視線は甘く、そして大人のように妖艶で、俺を見据えていた。
そして笑顔で言った。
「全部、好き」
俺は彼女の胸をつかんで、そして服の中に手を入れていた。
彼女は抗うことなく身を任せて。
窓の外には桜、現在七分咲き。
まもなく、全開を迎えることだろうか。
565 :428:2007/10/11(木) 10:30:32 ID:QXz6MvFE0
上司来たんで一瞬消えます。
-----------------------------------
569 :428:2007/10/11(木) 12:59:48 ID:QXz6MvFE0
彼女の服を脱がせる、白のブラジャーは胸の成長にあっておらず、少し小さく見える。
だから窮屈そうな彼女の胸をホックをはずして開放してあげる。
そして、下も脱がせて全裸にする。
桜明かりの照らす中、彼女の全裸が浮かび上がる。
見慣れた、それでいて見飽きることのない。
むしろそれでも見とれてしまうぐらい。
俺も遅れることなく全裸になって、彼女を力いっぱい抱きしめた。
彼女も俺の首に腕を絡ませしがみついた。
570 :428:2007/10/11(木) 13:02:09 ID:QXz6MvFE0
口元から言葉がこぼれ流れる。
「してもいいよ」
女のほうが男よりませている、その言葉がまた頭に浮かんで。彼女は、今日すべてを知った上で覚悟を決めてここにきたんだと。そして今この状況になったんだと。
俺はさらに強く、そして強く彼女を抱きしめる。
愛しい
子供がわかる言葉でない。
そしてその言葉がすべてをあらわしているともいえない。
ただ、それでもそうとしか表現できないような感情がめぐる。
571 :428:2007/10/11(木) 13:06:28 ID:QXz6MvFE0
そして俺はいきなり彼女の中にいれようとした。
彼女の亀裂に自分のモノをあてがう。
正直、愛撫なんてものがわからなかった。
ただ、Aの家での断片的な記憶を組み合わせて。
その中の強烈な印象を放った部分を強調して。
「痛い・・・・・・」
彼女の顔が苦悶に揺れる。
わからない、どうしたらいいのか。
でも、もう終わることはできない。
>>次のページへ続く
後の嫁である。
510 :えっちな18禁さん:2007/10/10(水) 17:12:02 ID:mCJg7B+b0
>>503
さて、どうなんでしょうね。
504 :えっちな18禁さん:2007/10/10(水) 14:57:08 ID:6J+JqLoM0
そうであってほしいね
506 :428:2007/10/10(水) 16:55:21 ID:mCJg7B+b0
いつしか街に雪が舞い降りる。
さすがに裸になりあうことは少なくなったものの、かわりに彼女を膝の上に乗せて話をする機会が多くなった。
学校のこと、新体操のこと、テレビのこと
とにかく話は尽きなかった。
ある日、彼女は俺に聞いた、「私のこと好き?」と。
思えば二人は彼氏・彼女とかいう関係を意識したことがなかったかもしれない。
ただ、漠然とそうしなければいけない、という義務的感覚で触りあっていただけのこと。
でも、奥底に潜む感情はいつしか素直になっていた。
「もちろん、好きやで」
雲間からばっと日が差したかのように、高感度カメラで見せる花の開花の瞬間のように、彼女の顔が笑顔に変わりゆく。
そして俺にしがみついた。
507 :428:2007/10/10(水) 16:58:14 ID:mCJg7B+b0
その時はじめて唇と唇が触れ合った。
不思議なことかもしれない、順番が逆かもしれない。ただ、そうだとしてもそれに意味はない。
僕らは何度も何度も飽きるまでキスをし続けた。
いや、飽きることなんてなかった。
いつまでも同じ空間で同じ時間を共有していたかっただけのこと。
好きだということ。
答えはいつも単純でわかりやすい場所にあったはず。
それにようやく気づいていっただけのこと。
いつしか雪は解けた。
春の訪れには少し早い頃、二人の至福の瞬間は最高潮に達することになる。
508 :えっちな18禁さん:2007/10/10(水) 17:03:08 ID:mCJg7B+b0
卒業が迫った3月はじめに。
同級生のAが「父の部屋でアダルトビデオを見つけた」と男子たちに報告した。
そしてお決まりの鑑賞会、男子6人がAの家へいく。
俺はそういうビデオがある、というのは一応知っていた、が、当然見るのははじめてだった。
そして未知の「性」というものを知ることとなって。
息を殺して画面に見入る。
父の部屋にあったものはいわゆる「裏ビデオ」だった。
すべてくっきりと映る画面を見て、逆に彼女の体の美しさを感じて。
画面に映っているどす黒い物体は彼女にも自分にもないはずだと。
ただ、それだけじゃない。
嫌悪感の後からは好奇心、それらが交互にやってきて。
俺は彼女としてみたい、と思った。
509 :えっちな18禁さん:2007/10/10(水) 17:06:39 ID:mCJg7B+b0
見終わった後にいまさらながらAがいう。
「あまり綺麗なものじゃないんだけどね・・・・・」
皆、言葉はない。はじめてみる大人の世界に一同衝撃を受けて。
ただ、ただ一人、俺だけは確信を得る。
彼女の手でなされる快楽を、画面の二人の行為に重ね合わせて。
経験したことのない世界に入り込む。
その夜、彼女がしてくれるようにはじめて自分の手でやってみる。
快楽の度合いは彼女がしてくれた方が大きいように思える。
それはもちろん彼女がしてくれるから・・・・・・
止まらない、もう、止まれない。
510 :えっちな18禁さん:2007/10/10(水) 17:12:02 ID:mCJg7B+b0
さて、お仕事、お仕事。
-----------------------------------
559 :428:2007/10/11(木) 10:17:15 ID:QXz6MvFE0
桜はまだ咲かない頃に、卒業の日を迎えて。
揺れる菩提樹、そしてそれぞれの別れをこめて。
俺は中2で隣の県に引越しをすることが決まっていたため、その県の私立中学校に進学、中2までは寮に入ることになっていた。
「私のことをちゃんと思い出してね」
泣きながら彼女が俺にいう。
俺は彼女と指切りして誓った。
この指切りの誓いは30歳になった今でもはっきりと覚えている。
今までも、そしてこれからの人生においても彼女を忘れることはないだろうから。
その意味は、このときはまだわからないだろうけれども。
560 :428:2007/10/11(木) 10:19:45 ID:QXz6MvFE0
時間は止まることはない。
あの放課後の教室、体育倉庫、そして裏山。
思い出の景色はいつしか色あせていくのだろう。
思い出はもう構築はできるものではない、ただ、それは未来は作り出せるものである、ということの裏返しなのか。
少年の思いはここから始まりを迎えて。
春休み。
決行の日は決まっていた。
約束をして、卒業の日が暮れていく。
561 :428:2007/10/11(木) 10:23:57 ID:QXz6MvFE0
うちの家は両親が共働き、大学生の姉は部活動をしていたためあまり家にいなかった。
昼間はいつも誰もいない状態。
そんな家だったからこそ、チャンスがあった。
三月末、彼女は家にやってきた。
スカート姿でやさしい春の光を思い浮かばせるような。
家に入っていきなり決行したわけじゃない。
頭の中では覚悟を決め、その機会を確実にうかがっていたとしても。
しかしながらたわいのない話が続き、時間は容赦なく刻まれていく。
卒業アルバムを見ていたとき、ふと遠足の写真が目に入る。
思えばこのあとぐらいから二人の秘密の営みは始まって。写真に写る二人は隣同士であれど、まだお互いの裸はしらないままで。
「このあとぐらいからだよねー」
彼女が切り出した。
562 :428:2007/10/11(木) 10:26:38 ID:QXz6MvFE0
「このときってなんかしゃべったっけ?」
その後の記憶が濃厚すぎて、正直それ以前の彼女の記憶は乏しい。
「しゃべってないよ」
「ふーん、隣にいるからなんかしゃべってるかと思った」
そう言ったなら彼女の動きが止まった。
数秒ぐらいのことだったかもしれないが、それが必要以上になぜか長く感じられ。
「隣にいたのは・・・・・・・」
彼女はそっと動き、俺にもたれかかった。
「ずっと大好きだったから」
肩から髪の甘い匂いが流れる。
564 :428:2007/10/11(木) 10:29:46 ID:QXz6MvFE0
どくん。
誘われるように胸が高鳴る。
躊躇することなく唇を奪い、そして聞いてみる。
「何が好きやったん?」
彼女の視線は甘く、そして大人のように妖艶で、俺を見据えていた。
そして笑顔で言った。
「全部、好き」
俺は彼女の胸をつかんで、そして服の中に手を入れていた。
彼女は抗うことなく身を任せて。
窓の外には桜、現在七分咲き。
まもなく、全開を迎えることだろうか。
565 :428:2007/10/11(木) 10:30:32 ID:QXz6MvFE0
上司来たんで一瞬消えます。
-----------------------------------
569 :428:2007/10/11(木) 12:59:48 ID:QXz6MvFE0
彼女の服を脱がせる、白のブラジャーは胸の成長にあっておらず、少し小さく見える。
だから窮屈そうな彼女の胸をホックをはずして開放してあげる。
そして、下も脱がせて全裸にする。
桜明かりの照らす中、彼女の全裸が浮かび上がる。
見慣れた、それでいて見飽きることのない。
むしろそれでも見とれてしまうぐらい。
俺も遅れることなく全裸になって、彼女を力いっぱい抱きしめた。
彼女も俺の首に腕を絡ませしがみついた。
570 :428:2007/10/11(木) 13:02:09 ID:QXz6MvFE0
口元から言葉がこぼれ流れる。
「してもいいよ」
女のほうが男よりませている、その言葉がまた頭に浮かんで。彼女は、今日すべてを知った上で覚悟を決めてここにきたんだと。そして今この状況になったんだと。
俺はさらに強く、そして強く彼女を抱きしめる。
愛しい
子供がわかる言葉でない。
そしてその言葉がすべてをあらわしているともいえない。
ただ、それでもそうとしか表現できないような感情がめぐる。
571 :428:2007/10/11(木) 13:06:28 ID:QXz6MvFE0
そして俺はいきなり彼女の中にいれようとした。
彼女の亀裂に自分のモノをあてがう。
正直、愛撫なんてものがわからなかった。
ただ、Aの家での断片的な記憶を組み合わせて。
その中の強烈な印象を放った部分を強調して。
「痛い・・・・・・」
彼女の顔が苦悶に揺れる。
わからない、どうしたらいいのか。
でも、もう終わることはできない。
>>次のページへ続く