23 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[]:2008/06/08(日) 16:34:35。40 ID:6OGKztLj0
「俺は止めたんだけどさ。あいつら悪乗りしちまってさ」
怒りは沸いて来なかった。頭の処理速度が追いつかない。
フリーズしたように何も考えられない。事態が飲み込めない。
「ごめんな。きつかったよな」
この時、なんて答えたか覚えていない。
「俺も本当にやるとは思っていなかったけど、
あの子、次の日からお前に話しかけるようになって
さすがに黙っていられなくてさ・・・」
26 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[]:2008/06/08(日) 16:36:58。31 ID:6OGKztLj0
「お、おい。大丈夫か?」
「あ、あぁ。あいつら本当にバカだよな」
本当は泣きたいくらいショックだったけど、
俺も男の子。精一杯の強がりだけは忘れない。
「言わないでおくのが一番かなっても思ったんだけどさ
あいつらが仕事後にお前の話して笑っているの見ると我慢できなくて」
定時になったらすぐ帰る俺はそんな事していたなんて露知らず。
28 名前:勝ち馬ピエロ ◆Z1GFyRA7/I []:2008/06/08(日) 16:40:14。08 ID:6OGKztLj0
「しばらくは続くかもしれないけれど、そのうち飽きると思うからよ」
「う、うん。教えてくれてありがとう」
「いや、俺も止められなくて、本当ごめん」
「いやいや。俺も小野ちんの立場だったら何も言えなかったと思うから」
32 名前:勝ち馬ピエロ ◆Z1GFyRA7/I []:2008/06/08(日) 16:42:46。93 ID:6OGKztLj0
そこから同期の悪口を少しして電話を切った。
それまでやっていたDSの電源を切り、部屋を真っ暗にして鬱モード。
あの笑顔は全て嘘だったんだ。あの会話は全て嘘だったんだ。
何もかも信じられない。もう会社を辞めよう。
そう思ったが、収入が無くなったら生きていけない。
明日からどんな顔してみんなに会えばいいんだ。
40 名前:勝ち馬ピエロ ◆Z1GFyRA7/I []:2008/06/08(日) 16:45:38。66 ID:6OGKztLj0
いつもみたいに愛想笑いをしてやり過ごそう…。
そう決めたが、ここまでされて黙っているのは耐えられない。
俺だって生きているんだ。ようやく俺の心の怒りに火がついた。
俺の事を笑っている同僚たちの姿を思い浮かべるだけでおかしくなりそうだ。
こののままじゃ終われない。復讐してやる。
47 名前:勝ち馬ピエロ ◆Z1GFyRA7/I []:2008/06/08(日) 16:48:26。11 ID:6OGKztLj0
ちなみにこれはもう全て終わった話です。
思い出しながら書いているから、遅くてすまん。
簡単にスペック紹介。
俺:素人童貞。27歳。ブサメン汗だるま。
小野ちん:同期。会社で唯一の友達。
千葉さん:24歳。可愛いが性悪。
その他同僚:DQNども。みんな氏ね。
48 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[]:2008/06/08(日) 16:49:43。99 ID:soF7BP9VO
おっぱいの大きさがなければスペックとは言わない
>>48
変態紳士の俺の目測ではC〜Dカップくらいだな。
顔はアイドリングの加藤に似ている。って知らないかw
>>次のページへ続く