>>29
まじか!?
うらやまけしからん!!!
二児のママになってたけど・・。
号泣。
俺が大学に進学して、男女共学になることで、
彼女が心配して不安になりだしたのだ。
当時の俺はそんな女心を理解できず、
無邪気にその日あった事をそのまま報告していた。
そんな不安から大喧嘩をしてしまい、別れることになった。
別れる前、3日後に彼女の学校の文化祭に行く約束をしていたので、
俺はとても後悔してよりを戻そうと、
彼女の学校の塀をよじ登って文化際に侵入した。
学校中探しまくって、彼女を見つけ、
気持ちを理解できてなかったことを謝罪した。
それから、俺は彼女にペアリングをプレゼントした。
「これから大学に毎日これをつけていくから、
彼女いるとわかるし、女友達も作らない。
お前が大学進学して、卒業したら結婚しよう」
俺は本気だった。
彼女は泣いてハグしてくれ、よりを戻すことが出来た。
それから半年後、更なる危機が訪れる。
彼女の進学問題である。
彼女はあるスポーツをしており、
国体や総体で常に3位以内に入り、
新聞にも毎年取材されるほどの実力だった。
当然、全国の大学から声がかかる。
彼女の両親は関東の大学に入れようとしていたのだ。
「どう思う?」
そう打ち明けられた俺は即答した。
「絶対に嫌だ!」
関東の大学に行ったら絶対に別れることになる。
間違いないと思った。
彼女のスポーツより二人の将来が壊れるのが怖かったのだ。
結果、彼女は親を説得して、地元から車で
一時間程の地域の大学を選んでくれた。
そして、その大学に進学してすぐ遠征で
外国に1か月行かなくてはならないと言われた。
彼女は俺を残して行くことに不安がり
泣いて浮気しないで待っていてと懇願していた。
遠征に旅立つ数日前、彼女と自宅デートした。
彼女が向こうは寒いらしいからと
俺のマフラーを貸してくれと頼んできた。
マフラーして毎日俺を感じていたいからと。
俺は感動してマフラーや彼女でも着れそうな服を貸した。
そして相変わらず俺の浮気を不安がる彼女に、
毎日俺が何してたか日記をつける。
帰ってきたら読んでほしいと言って
日記をつけることになった。
彼女は俺の事は信じてるけど、女から電話とかあったら嫌だからと
俺の留守電受付メッセを彼女が自身の声で録音していたw
後日、ママンに聞かれて爆笑される被害もあったが
それは別のお話w
そんなこんなで彼女は旅立った。
その日が俺と彼女の最後の一日になるとは夢にも思っていなかった。
彼女が外国に行って1週間後の早朝6時
形態が鳴った。
画面には「表示不可能」か何だかの文字。
彼女からの電話だとすぐに感づいた。
俺は嬉しくて、すぐに電話にでる。
「もしもし、○○?元気にしてた?」
「うん・・・。」
様子がおかしい。
「何かあった?変だよ?
数条秒後、いや数秒後かもしれなかった。
「別れて欲しいの・・・。」
「・・・・・。」
言葉が出てこない。
何を言われているのか、
理解するのに時間がかかった。
「わかった。」
「ごめんね。じゃあ。」
それだけで電話が切れた。
あっけなかった。
なぜ理由も聞かずに別れの申し出を了承したか
俺は本当に彼女を愛していた。彼女が俺の全てだった。
彼女の愛を感じればそれ以上の愛情で返す様な性格で
彼女の周囲にも理想の彼氏だと羨ましがられているのを知って
内心喜んでいたりもした。
もし、彼女が進学して他の男に言い寄られても簡単には裏切ら
れない勝手な自信もあったし、俺自身が他の男には負けないと
いう根拠のない自信もあった。
でも、すぐに了承した。
俺は決めていた。
もし、彼女が普通の男ではなく、同じ競技を志す人間に言い
寄られて靡いたならば、身を引こうと。
彼女にもそう伝えていた。
そして、それが現実に起こった。