お互いに裸のまま、僕は賢者モードでいる。
彼女は何度も股間をティッシュでふきふきしてる。
それがまた不思議な空間だった。
「童貞を卒業したんだ… それも好きなコで…」という実感と誇らしさが じわじわとこみ上げてきた。
一緒にシャワーを浴びた。一緒に鏡の前に立った。
「私、白い?」って彼女が僕に聞いてきた。
ある意味どうでもいい たわいもない会話…
「うん、とても白いよ」と答えたりしながら、また何度もハグとキスをした。
そうして、同じベッドで一緒に寝て、童貞喪失ストーリーは 一区切り。。。
この先は悲劇しかなさそう
【勝手ながら、話は、更に続きます。 別れまでを書きます】
翌朝、目覚めたのは僕の方が先だった。
「夢じゃなくて、現実に 昨晩 このコと一つになったんだ」という充実感がハンパない。
そして、世界がガラリと変わったかのように思えた。良い世界に住んでるじゃん。
大学受験に失敗して人生詰んだと思ってた時期もあったのに、これってある意味 大逆転じゃね?って感じ
童貞卒業後1〜2日間は、不思議な感覚があった。
なんとなく「あ、この人は童貞を卒業したな」って、周りの人にバレてるような気がする感覚。
それと、彼女が帰った後も、彼女の匂いに全身がつつまれているような感覚。
どちらも新鮮な感覚だった。
それから、毎週水曜日(彼女の仕事が休みの日)は、彼女と昼間っからセックスする日になった。
そして、それが父にもバレる。
(っていうか、心のどこかでバラしたい気持ちもあった。)
彼女と一緒に寝てる時に、父が帰宅して、それでバレた。
父は怒らなかった。
むしろ、ニヤけながら「避妊だけはちゃんとしろよ」って注意されただけ。
1997年12月に童貞卒業後、彼女とつき合ったのは1998年3月まで。
たったの約3か月にすぎない。
だから結局のところ、彼女と一緒に寝た日って 数えると十数回程度しかないんだ。。。
つき合ってた間の思い出で、一番記憶に大きいのは、彼女が連続して休みがとれた時に、彼女の別荘(ダーチャと言う)に2人だけで一緒に行ったことだね。
郊外のスキー場近くに別荘を持っててさ。そこで2泊したんだよ。
朝から夜まで、家の中で一日中お互いに裸のまま過ごしたのが良い思い出かな。。。
彼女とのセックスは、父からの注意にかかわらず、毎回中出しだった。
彼女は「子供が出来るよ」とは言いつつも、中出しされることに抵抗は示さなかった。
正直なところ、僕は むしろ子供ができてほしいと内心思っていたくらいだった。