年齢はバラバラで男子3人女子2人のグループで、そこにその姉弟が加わった。
まあ鬼ごっことか野球とか色々したよ
んでその子の不思議なところってのは、とにかくマセてるというか、色っぽいというか、小学生なのに仕草とか挙動が色っぽかったんだよな
それでいて ちょっと近寄りがたくて、なんか冷めてる感じなのに妙に行動的だったり余裕が感じられたんだな
埼玉から引っ越してきたって言うから、「やっぱ都会のコは大人びてるんだなあ」と漠然と思ってた。
地元の女子にはない艶っぽさがあったのでグループの男子は皆骨抜きだった。
釣っても田舎者なので対応がぶっきらぼうになる程度だったけど。
幸い俺には姉ちゃんがいたので女の子の扱いは慣れてて(たかが知れてるけど)、その子にも積極的に話しかけたりしてた。魅力的なのには違いないからね。
もちろん同じ学校だったけど、学校では大して話もしなかったな
釣りじゃねーよww
誤字だよwwwwごめんwwwww
んで小4の夏休み、ラジオ体操が終わった時に
「宿題を教えてほしい」と頼まれた。
「夏休み始まったばっかじゃねーか!」ってツッコんだけど
「迷惑だった?」って聞かれるから別にいいけど、としか返せなかった
そこから夏休みは、週3くらいで町の図書館に通って宿題をした。
開館時間に待ち合わせ、クーラー完備の施設で午前中だけ2人で宿題。
弟を連れてこないのが不思議だった。
俺も宿題が片付くからこれは良いなって思ってたけど、「宿題教えて」って言った割に全然質問されなかったwww
なんじゃそりゃwww
その子スラスラワークを片付けててびっくりした。
ある日、宿題終えて図書館から出ると
「何かしてほしいことない?」って訊かれた。
宿題に付き合ってくれてるお礼だって言うんだけど、別に何も教えてないし。
「別にない」って言ったら、「じゃあ私が決めるね」って言って、突然スカートを捲り上げたんだ
青い波?だか縞?の模様のパンツが見えた。
俺はびっくりして、一瞬で目を背けて「やめろよ!」って言ったのを覚えてる。
アホなことしたなあ
その後はちょっと気まずい雰囲気で帰った。
俺は心臓バクバクしてた。
でも不思議とこの勉強会はその後も続いて、夏休みを10日程残して完遂した(日記もな!)
その子に告白されて付き合い始めたのは小5を控えた春休み。
田舎者なので彼氏彼女と友達の違いが全然わからなかったんだけど、このカップル的な進展に関しては全部その子が舵取りしてた。
まあこの交際は小5の終業式で終わるんだけどな。
その子も俺も交際してることについては学校では秘密で、でも夕暮れまで遊んだ後帰り道が同じなのをいいことに2人で帰路についてた。
そこで他愛もない話(テストがどうだとか誰々がヘマをしたとか流行りの音楽とかテレビとか)をするのが、なんとなく おとなになった感じでワクワクしてた。
「こいつは俺の彼女なんだ!」って実感だけがカップルっぽいことだった