胸がスーッとする武勇伝を聞かせてください!
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257 :おさかなくわえた名無しさん:03/03/30 04:49 ID:N5X2SGS7
高校1年の春だった。
まだクラスの顔ぶれがどんなもんかわかってない、そう、入学式から確か5日目あたりだったと思う。
俺のななめ右に、ひょろひょろのいかにもガリ勉君みたいなタイプの男が座っていた。うしろから見ると時代遅れの角刈りの青さがやけにまぶしい兄ちゃんだ。
俺はその時初めてそいつの事を意識したような気がする。
で、その日の午後・・・奴は早速クラスのちょっとヤンキー連中に興味を持たれていた。俺のななめ前で奴は4人の男に囲まれ、なんか質問攻めにあっている。
「その眼鏡何だよオイ」とか「おまえ童貞か?」とか(高一の人間に童貞か?はないだろうにと思ったが)。
笑い声はさらに高まり、ついに手が出始めた。4人のうち一番身体がでかい、ヤンキーまるだしの奴が角刈りをさわさわ触っている。
というより、パンパンとたたき始めたりなんかしている。
「うわ〜っ、いじめられてる・・・」と俺が、ちょっと引いたその時だった。角刈り君の左腕がヤンキーの腕をひょいと取り、くるっとねじまげてひざまずかせ、「やめんかい!」と言う声とともに前へ倒した。ヤンキーは机に頭をぶつけそうになった(その間わずか1秒ほど)。
(つづきます)
258 :257:03/03/30 04:50 ID:N5X2SGS7
他の3人は身じろいだ。空気が一瞬で凍りつく。
角刈りは他の3人をじろりと見ると「おまえらまだ何か質問あるんか?」とドスの効いた声を発した。
3人は気まずそうに「い、いや・・・」と、うしろの方へ・・・。
と、倒されたヤンキーが立ち上がって、角刈りに殴りかかった・・・が、今度もまた角刈りはその腕を簡単に取って、身体を横方向に一回転。ヤンキーは、がらがらがらっと机に突進して、アゴをしこたま打ってしまったのだった。
とにかく鮮やかすぎて声も出なかった。
後で知ったことだが、ひょろひょろの角刈り君は合気道をやっていたという。
その後も彼は別のヤンキーに絡まれたりしたが、常に簡単に蹴散らしていた。
そして、数ヵ月後には影の番長みたいな存在になっていたw。
彼は非常に正義感が強く、その後も彼が目を光らせているので彼のクラスではいじめが無かったらしい。
俺はそんなに仲良くしなかったけど、ひそかに彼に憧れていた。あんな角刈りなら俺はなってみたい。
高校1年の春だった。
まだクラスの顔ぶれがどんなもんかわかってない、そう、入学式から確か5日目あたりだったと思う。
俺のななめ右に、ひょろひょろのいかにもガリ勉君みたいなタイプの男が座っていた。うしろから見ると時代遅れの角刈りの青さがやけにまぶしい兄ちゃんだ。
俺はその時初めてそいつの事を意識したような気がする。
で、その日の午後・・・奴は早速クラスのちょっとヤンキー連中に興味を持たれていた。俺のななめ前で奴は4人の男に囲まれ、なんか質問攻めにあっている。
「その眼鏡何だよオイ」とか「おまえ童貞か?」とか(高一の人間に童貞か?はないだろうにと思ったが)。
笑い声はさらに高まり、ついに手が出始めた。4人のうち一番身体がでかい、ヤンキーまるだしの奴が角刈りをさわさわ触っている。
というより、パンパンとたたき始めたりなんかしている。
「うわ〜っ、いじめられてる・・・」と俺が、ちょっと引いたその時だった。角刈り君の左腕がヤンキーの腕をひょいと取り、くるっとねじまげてひざまずかせ、「やめんかい!」と言う声とともに前へ倒した。ヤンキーは机に頭をぶつけそうになった(その間わずか1秒ほど)。
(つづきます)
258 :257:03/03/30 04:50 ID:N5X2SGS7
他の3人は身じろいだ。空気が一瞬で凍りつく。
角刈りは他の3人をじろりと見ると「おまえらまだ何か質問あるんか?」とドスの効いた声を発した。
3人は気まずそうに「い、いや・・・」と、うしろの方へ・・・。
と、倒されたヤンキーが立ち上がって、角刈りに殴りかかった・・・が、今度もまた角刈りはその腕を簡単に取って、身体を横方向に一回転。ヤンキーは、がらがらがらっと机に突進して、アゴをしこたま打ってしまったのだった。
とにかく鮮やかすぎて声も出なかった。
後で知ったことだが、ひょろひょろの角刈り君は合気道をやっていたという。
その後も彼は別のヤンキーに絡まれたりしたが、常に簡単に蹴散らしていた。
そして、数ヵ月後には影の番長みたいな存在になっていたw。
彼は非常に正義感が強く、その後も彼が目を光らせているので彼のクラスではいじめが無かったらしい。
俺はそんなに仲良くしなかったけど、ひそかに彼に憧れていた。あんな角刈りなら俺はなってみたい。
302 :おさかなくわえた名無しさん:03/04/10 16:32 ID:VPDFd2cv
さっき見たささやかな武勇伝。
信号待ちしてたら、金髪のやんちゃそうな若者(二人連れ)が、空き缶をぽいっと道端に捨てました。
ころころ転がった空き缶は、横に立ってたOLさんの足元へ。
そのOLさん、ひょいとかがんでその空き缶を拾った。
どうするのかと思ってみてたら、「ゴミ箱、あっちだよ。」と、コンビニを指差したあと、金髪が丸めて持ってた雑誌の隙間に、ぎゅっと缶を差し込んじゃったのです。
金髪は、「はぁ?!」と言って、OLさんにつかみかかろうとしましたが、OLさん、にっこり笑うと、金髪の手をつかみかえして、「ね?」
金髪どもは、無言でその缶をゴミ箱に捨てに行きました。
OLさん、どんな力で掴んだんだ・・・。
330 :おさかなくわえた名無しさん:03/04/13 00:29 ID:zZ7roM+7
私の家の前の道は狭い。乗用車がやっとすれ違えるぐらい。
ある日何回もクラクションが聞こえ、ベランダから道を見てみると、見るからにDQNなワンボックスと乗用車が道ですれ違えなくて止まっていた。
DQNは「早くバックしろや!」などと怒鳴っていたが、乗用車は全く動かない。
ついに車から降りてきてしまった。乗用車に乗っていた男性三人も降りてきたが、三人は無言。DQN怒鳴りっぱなし。
すると、二人がDQNの両肩を私の家の壁に押し付け、もう一人はDQNのワンボックスへ。
何をするのかと思うと、ワンボックスに乗り込みバック。
その間DQNは「手前、何勝手に動かしぐぇ・・・おいっ!離せって!おいっ!」とか苦しげに怒鳴るのみ。
そうこうしている内に、車はすれ違える位置まで移動し終え、ワンボックスを運転していた男が車に戻り、残りの2人も、DQNから手を離し、車に乗り込み言ってしまった。DQN唖然。
何がすごいってこの3人、終始無言。車の中で相談していたとは思うが息ピッタリで軍隊の行進みたいに無駄な動きが無く、ものすごく格好良かった。
DQNはと言えば、助手席に乗っていた奥さんと思しき人と喧嘩が始まっていた。
「なんで、お前ぇ、降りてこねぇんだよ!」
「ハァ!?私が降りてっても意味ねえじゃん。バカじゃねえの!?」
と罵り合い。この出来事は、ビデオカメラに撮りたいぐらいの出来事だった!
356 :おさかなくわえた名無しさん:03/04/14 15:57 ID:KSMi3P4K
武勇伝とはちと違うかもしれないけど。
私が中1の頃、父親の不倫が発覚した。相手は20代前半の素人娘。
もちろん母は激怒、父は畏縮しつつ母か愛人どちらを選ぶか選択を迫られ
もともと火遊びのつもりだった父は愛人と別れ家庭に戻ってきた。
その後、女はストーカー化(当時はまだストーカーという言葉がなかった)して家の前に張り込んだり、無言電話、イタ電、家族の中傷ビラなどが始まった。
当初は両親の不倫騒動を「なさけない…」と冷めた目でみていた私ら兄妹だったがイタ電が頻繁に起こるようになると怖くなってきた。
もしかしてサイアク本当に一家離散もあり得るかも、と不安な日々を過ごしていた。
でもある日を境にそうした騒動がパタリとやんだ。
その後私達子供が成人してから知ったのだか、母が女のところにカタをつけにいったのだそう。
その時母が女にきった口上は
「そこまで付きまとうほどウチの旦那が良いなら、一緒になっていいです。ただし我が家の嫁の本分を守ることが条件です。
旦那は長男です。年老いた姑の面倒を死ぬまでキチンと見る事。小3、中1、高1の3人の子供がいます。
成人するまで道に外れないよう躾けて面倒を見て大学までいかせる事。
家のローンもあと15年残っていますのでよろしくお願いします。
私は旦那の下で働いているので会社に入社してもらい、私の引き継ぎもしてもらいます。
部下の面倒もしっかり見て、会社運営を傾かせないようしっかり勤めて下さい。
もちろん私が旦那と別れる時は高額の慰謝料請求を起こしますので毎月の支払いは滞らないようにして下さい。
貴女にこれだけの事を出来る心構えがありますか?あるんですか??」
女はグウの音も出ないまま、あっさり引き下がったそうです。
その時の様子をほがらかに語る母親の横顔がなんとなく偉大に見えた。
358 :おさかなくわえた名無しさん:03/04/14 16:14 ID:XY8PVmGk
>>356
すごい素敵なお母さん。やったね。
ちなみにうちの母は、父が浮気をして本気になり別れてくれと言われた時
包丁を持って家の中じゅうを「殺してやるー!」と叫びながら、追い掛け回したそうで、それには父も「許してくれー」と哀願し事なきを得たそうです。
そして、父の腕には今でも母の歯形がくっきり残っています。
いやぁー、刃形じゃなくて良かった。
378 :おさかなくわえた名無しさん:03/04/14 19:09 ID:wTQItOOk
武勇伝というか、店員の好意なんだけど、昼時、こみまくりのほか弁で、店内も店外も客が待っていたときの事ですが、私がお弁当を頼んで待ちはじめて10分ぐらいしたら、60歳ぐらいの空気読めない普段着のババァが大声で
「〜〜弁当!!ひとつ、はやくしてね!!」とか言いながら入って来ました。
私が頼んだものと同じ弁当です。
「早く、早く!!」と店員をせき立てる。
カウンターにへばりついて、「何が何でも割り込む」って感じの態度。
もちろん待ってる客は昼休みが1時までの社会人ばかり。
そこへ、おそらく私の分ができあがって店員が袋につめていると、おばさんは、自分のが早速あがったと息巻いてるのを見て、「接客上、ババァが先なのかな」とかため息ついてたら、
店員が私の方を見て、「そちらでお待ちのお客さま〜」と行って優先してくれた。
店員にフェイントかけられたババァはもちろん私をにらみつけたけど、周囲の「お前は最後なんだよババァという」無言の攻撃が助けてくれた。
おまけにどんどん出来上がる他の客におされてババァはカウンターから放されていった。
以後もその店は愛用してます。
379 :おさかなくわえた名無しさん:03/04/14 19:13 ID:JWtIWtfY
コンビニバイトの先輩の話。
常連のヤンキーくんが1人で来店。
なんかしらんが、常にガン飛ばしてくるので無視。
買い物終了後もこっちを睨みながら退店。
でも自動ドアのあたりで、こっちを睨んでるのでチラリと見たら
「なにガン飛ばしてんだコラァー」と再び入店。
先輩と口論になってたんだけど、いくら正論を通してもヤンキーくんの返答は
「ハァ?ハァ?聞こえませーん」
ブチ切れた先輩は、ヤンキーくんの耳をわしづかみ
「聞こえねーなら耳元でいってやるわー!」と耳のそばで叫んだ。
その後ヤンキーくんは「警察上等!」などと言っていたので警察呼んだら素直につれていかれてました。
>>次のページへ続く
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