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展望台での露出
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ふみしめてというものの、足は小刻みに震えて、地面につくごとにバランスを崩してしまいそうでした。
ときどき風が思い出したように全裸の私を通り抜けていきました。無防備な背中やお尻が風になでられると、不思議な気分でした。
でも、あそこだけはじゅんじゅんと分泌物をしたたらせていました。あそこの毛は分泌物でおなかにぴたっとくっついていました。あふれる分泌物がよだれをたらしたみたいに両方の太ももまで垂れているのがわかりました。
乳首もこりこりにしこっていて、乳房がふだんよりも重く感じられました。
ときどき立ち止まって登り口を確かめました。人もクルマも登ってくる気配はありませんでした。
蝉の声だけが遠くで響いていました。
「どうしよう」
立ち止まるたびに戻ろうかと思うのですが、「もう少しなら大丈夫」と自分に言い聞かせて、けっきょくどんどん進んでいってしまったのです。
そしてとうとう展望台の階段までたどりつきました。
展望台に登っているときに誰かが来たら、逃げられません。
「どうしよう」
さすがに階段の前で迷ってしまいました。
けれども、さっき登ったときの気持ちよさを思い出したのです。
「このままの格好であそこに立ったらもっと気持ちがいいはずよ」
悪魔のささやきです。
私はその誘惑に勝つことができなかったのです。
決心して階段に足をかけました。
一歩登ってしまうと、あとは自動機械のように足がステップをふんでいきました。だんだんとそのスピードがあがり、駆け足になっていました。
あっという間に展望台に到着しました。
ほんの短い階段なのに息があがっていました。立ったまま膝に両手をおいて息を整えました。
そして前を見るとそこには360度のパノラマが広がっていました。
私のからだを隠すものは何もありませんでした。
周囲の山やたんぼ、町や道路も見えました。そこにはたくさんの人たちがいるはずです。
私はその中心で全裸のままでいるのです。
生まれてこのかた感じたことのないほどの解放感でした。
展望台の下の駐車場は、木の枝に隠れていましたが、ところどころ枝の隙間から様子をみることができました。枝が高いので下からは見えませんでした。
風がさわやかでした。目を閉じて風にからだをさらしてみました。いい気持ちです。至福とはああいう状態なのだと思います。
私は目を閉じたまま、両手で乳房をゆっくりともんでみました。からだの奥からもじわじわと至福がわきおこってきました。
人差し指で固くしこった乳首をぎゅーっと押しつけました。それだけでイッテしまいそうでした。
私は両足を軽く開き、下に片手をもっていきました。ぴょこんと突き出たクリにそっと指先を触れてみました。ぬるっとした感触でした。
ほんのちょっと触れただけなのに、からだじゅうがびくんと反応してしまって、小さく「あっと」と声をあげて、思わずその場にしゃがみこんでしまったのです。
私のクリは、ふだんは小豆よりも小さいのですが、このときは小指の先くらいの大きさにふくらんでいました。ものすごく敏感になっていたんです。
動悸が一層激しくなりました。
私は目を閉じたまま、もう一度片方の手の指でそっとクリを触れてみました。
今度は分泌物をしっかりと指にまぶして触りました。ゆっくりとなでまわすとぴりぴりするような快感がからだを震えさせました。
そしてもう一方の手であそこに指を入れました。とろとろでした。
太ももも分泌物で濡れていました。お尻の穴まで垂れて、そこからぽたっとおちるのを感じました。
ゆっくりとゆっくりと、私は自分にいたずらしました。
立ったままのあられもない格好だったと思います。
目を閉じていても日差しがまぶたの裏側を明るくしていました。昼間にこんな行為をしているということを実感させられました。
どれくらいそうしていたでしょう。
気がついたとき、私は展望台で膝をついていました。いつ膝をついたのか、気がつかなったんです。
そのあいだ、私は快感階段の方をまったく注意を払っていなかったことに気づきました。幸い、下の駐車場には人やクルマの気配はありませんでした。
しかしショックでした。
自分が意識を失うまでそんなことをしていたということが。
けれども誰もいないということが確認できてしまうと、私はまた楽観的に考えてしまい、さっきの行為の続きを再開してしまったのです。
ずっと立ったままでいたので足が疲れていました。私は展望台の上に寝そべってみました。下はコンクリートでした。背中がひんやりとしました。
今度は片手でクリとあそこを、もう片手で乳房をいじめました。
さっき気がついたときに誰もいなかったということに安心してしまって、今度はあまり周辺に気を使わずにいたんです。
声もさっきよりも大胆に出してしまっていました。
「もうどうなってもいい」
そんな自暴自棄の気持ちになってしまっていました。ただひたすら快感だけを求めてしまっていたのです。
日差しが全身を暖かく包むようでした。何度もイッテしまったようです。
けれどもやはり場所が場所だけに気持ちのなかに警戒心があったのだと思います、すぐに気を取り戻すことができました。
かなり長いあいだ、私は自分をいじめていたと思います。
ふらふらになって立ち上がりました。
コンクリートのお尻のところに染みができていました。私のお尻の形がわかるくらいくっきりとです。
それをぼんやりと眺めたとき、私は自分のした行為を見せつけられているような気がしました。
急に恥ずかしくなってきました。すると正気も戻ってきたんです。頭の中でようやく危険信号が点滅し始めました。
「戻らなければ」
私は余韻を楽しむこともなく、階段を駆け下りていきました。
階段の真ん中あたりまできたときです。登り口の方からクルマのエンジンの音が微かに聞こえてきたような気がしました。
私は動揺しました。
周囲の山やたんぼ、町や道路も見えました。そこにはたくさんの人たちがいるはずです。
私はその中心で全裸のままでいるのです。
生まれてこのかた感じたことのないほどの解放感でした。
展望台の下の駐車場は、木の枝に隠れていましたが、ところどころ枝の隙間から様子をみることができました。枝が高いので下からは見えませんでした。
風がさわやかでした。目を閉じて風にからだをさらしてみました。いい気持ちです。至福とはああいう状態なのだと思います。
私は目を閉じたまま、両手で乳房をゆっくりともんでみました。からだの奥からもじわじわと至福がわきおこってきました。
人差し指で固くしこった乳首をぎゅーっと押しつけました。それだけでイッテしまいそうでした。
私は両足を軽く開き、下に片手をもっていきました。ぴょこんと突き出たクリにそっと指先を触れてみました。ぬるっとした感触でした。
ほんのちょっと触れただけなのに、からだじゅうがびくんと反応してしまって、小さく「あっと」と声をあげて、思わずその場にしゃがみこんでしまったのです。
私のクリは、ふだんは小豆よりも小さいのですが、このときは小指の先くらいの大きさにふくらんでいました。ものすごく敏感になっていたんです。
動悸が一層激しくなりました。
私は目を閉じたまま、もう一度片方の手の指でそっとクリを触れてみました。
今度は分泌物をしっかりと指にまぶして触りました。ゆっくりとなでまわすとぴりぴりするような快感がからだを震えさせました。
そしてもう一方の手であそこに指を入れました。とろとろでした。
太ももも分泌物で濡れていました。お尻の穴まで垂れて、そこからぽたっとおちるのを感じました。
ゆっくりとゆっくりと、私は自分にいたずらしました。
立ったままのあられもない格好だったと思います。
目を閉じていても日差しがまぶたの裏側を明るくしていました。昼間にこんな行為をしているということを実感させられました。
どれくらいそうしていたでしょう。
気がついたとき、私は展望台で膝をついていました。いつ膝をついたのか、気がつかなったんです。
そのあいだ、私は快感階段の方をまったく注意を払っていなかったことに気づきました。幸い、下の駐車場には人やクルマの気配はありませんでした。
しかしショックでした。
自分が意識を失うまでそんなことをしていたということが。
けれども誰もいないということが確認できてしまうと、私はまた楽観的に考えてしまい、さっきの行為の続きを再開してしまったのです。
ずっと立ったままでいたので足が疲れていました。私は展望台の上に寝そべってみました。下はコンクリートでした。背中がひんやりとしました。
今度は片手でクリとあそこを、もう片手で乳房をいじめました。
さっき気がついたときに誰もいなかったということに安心してしまって、今度はあまり周辺に気を使わずにいたんです。
声もさっきよりも大胆に出してしまっていました。
「もうどうなってもいい」
そんな自暴自棄の気持ちになってしまっていました。ただひたすら快感だけを求めてしまっていたのです。
日差しが全身を暖かく包むようでした。何度もイッテしまったようです。
けれどもやはり場所が場所だけに気持ちのなかに警戒心があったのだと思います、すぐに気を取り戻すことができました。
かなり長いあいだ、私は自分をいじめていたと思います。
ふらふらになって立ち上がりました。
コンクリートのお尻のところに染みができていました。私のお尻の形がわかるくらいくっきりとです。
それをぼんやりと眺めたとき、私は自分のした行為を見せつけられているような気がしました。
急に恥ずかしくなってきました。すると正気も戻ってきたんです。頭の中でようやく危険信号が点滅し始めました。
「戻らなければ」
私は余韻を楽しむこともなく、階段を駆け下りていきました。
階段の真ん中あたりまできたときです。登り口の方からクルマのエンジンの音が微かに聞こえてきたような気がしました。
私は動揺しました。
「誰か来た」
ところがあせって足を踏み外しそうになってしまいました。
そしてなんとかクルマまでたどり着いて運転席に裸のまま転がり込んだときです。
本当に同時といったところでした。サイドミラーごしに、登り口から登ってきたクルマが見えたんです。
私のクルマは運転席を林側に向けてとめていました。
私は運転席の足元にしゃがんでからだを縮めていました。
クルマの停車する音、そして誰かが降りてくる音がしました。
目の前が真っ暗でした。
ひょっとしたら、私がクルマに乗り込むところをみられたかもしれない、そう考えると生きた心地がしませんでした。
仮にそのとき見つかっていなくても、その人たちが私のクルマをのぞき込んだら。
からだを縮めていたので、全身に動悸が脈打つような感じでした。
「助けて、助けて」
私は誰に助けを求めていたのでしょう。けれども助けを求めずにはいられなかったのです。
彼ら(しっかりと見てはいないのですが、たぶん男の人がふたりだったと思います)の気配に耳を集中させました。
小さな笑い声をたてて何か話をしていました。そのときは私のことだと思っていました。
「クルマがあるよ。ほかにも誰かいるんじゃないですか」
どきっとしました。
「だめ、こっちに来ないで」
脂汗が全身からどっとわき出てくるのを感じました。
脱ぎ捨てたワンピースとサンダルはタイヤの陰にあります。それを見つけられたら、絶対不審に思ってクルマをのぞかれてしまう。
「もうだめだ」
私はぎっちりと目をつぶり、全身を固くこわばらせていました。
一方の人が近づいてくる気配がしました。絶体絶命でした。
「どうです、展望台に登ってみませんか」
そのとき、もう一方の人が声をかけたんです。近づいてきていた男の人は「そうですね。せっかくですから」といって、クルマから遠ざかっていく気配がしました。
私はほっとしたというか、全身の力が抜けてしまうのを感じました。
そして、展望台への階段を登っていくふたつの足音。
革靴を履いているらしく、耳を澄ますとかつんかつんと音が聞こえてきました。
足音はだんだんと上にのぼっていきました。
すぐにワンピースとサンダルをつけて逃げだそうとしたのですが、運転席の狭いスペースに潜り込んでいたので、なかなか出ることができませんでした。
それにからだの力も安堵感から脱力したまま、思うように動くことができませんでした。
しかし彼らがいつ戻ってくるかもしれないのです。
動かないからだにむちうって、なんとか運転席に座ることができました。
さっきの人たちのクルマが反対側にとまっているだけで、誰もいませんでした。
そっとドアを開けて外に出ました。
下から展望台の上の様子はわかりませんでした。
「戻ってくる前に」
脱ぎ捨ててあったワンピースとサンダルを拾い、サンダルを履きました。
それからワンピースを着ようとしたときです。
彼らが展望台の階段をおりてくる靴音が聞こえてきたんです。
あせってしまって、ワンピースをはおる暇もありませんでした。
ワンピースを助手席に投げ入れ、キーをまわしました。
彼らの話し声がだんだんと近づいてきました。
私は裸のまま、ものすごい勢いで発進し、登り口をくだっていきました。
>>次のページへ続く
ところがあせって足を踏み外しそうになってしまいました。
そしてなんとかクルマまでたどり着いて運転席に裸のまま転がり込んだときです。
本当に同時といったところでした。サイドミラーごしに、登り口から登ってきたクルマが見えたんです。
私のクルマは運転席を林側に向けてとめていました。
私は運転席の足元にしゃがんでからだを縮めていました。
クルマの停車する音、そして誰かが降りてくる音がしました。
目の前が真っ暗でした。
ひょっとしたら、私がクルマに乗り込むところをみられたかもしれない、そう考えると生きた心地がしませんでした。
仮にそのとき見つかっていなくても、その人たちが私のクルマをのぞき込んだら。
からだを縮めていたので、全身に動悸が脈打つような感じでした。
「助けて、助けて」
私は誰に助けを求めていたのでしょう。けれども助けを求めずにはいられなかったのです。
彼ら(しっかりと見てはいないのですが、たぶん男の人がふたりだったと思います)の気配に耳を集中させました。
小さな笑い声をたてて何か話をしていました。そのときは私のことだと思っていました。
「クルマがあるよ。ほかにも誰かいるんじゃないですか」
どきっとしました。
「だめ、こっちに来ないで」
脂汗が全身からどっとわき出てくるのを感じました。
脱ぎ捨てたワンピースとサンダルはタイヤの陰にあります。それを見つけられたら、絶対不審に思ってクルマをのぞかれてしまう。
「もうだめだ」
私はぎっちりと目をつぶり、全身を固くこわばらせていました。
一方の人が近づいてくる気配がしました。絶体絶命でした。
「どうです、展望台に登ってみませんか」
そのとき、もう一方の人が声をかけたんです。近づいてきていた男の人は「そうですね。せっかくですから」といって、クルマから遠ざかっていく気配がしました。
私はほっとしたというか、全身の力が抜けてしまうのを感じました。
そして、展望台への階段を登っていくふたつの足音。
革靴を履いているらしく、耳を澄ますとかつんかつんと音が聞こえてきました。
足音はだんだんと上にのぼっていきました。
すぐにワンピースとサンダルをつけて逃げだそうとしたのですが、運転席の狭いスペースに潜り込んでいたので、なかなか出ることができませんでした。
それにからだの力も安堵感から脱力したまま、思うように動くことができませんでした。
しかし彼らがいつ戻ってくるかもしれないのです。
動かないからだにむちうって、なんとか運転席に座ることができました。
さっきの人たちのクルマが反対側にとまっているだけで、誰もいませんでした。
そっとドアを開けて外に出ました。
下から展望台の上の様子はわかりませんでした。
「戻ってくる前に」
脱ぎ捨ててあったワンピースとサンダルを拾い、サンダルを履きました。
それからワンピースを着ようとしたときです。
彼らが展望台の階段をおりてくる靴音が聞こえてきたんです。
あせってしまって、ワンピースをはおる暇もありませんでした。
ワンピースを助手席に投げ入れ、キーをまわしました。
彼らの話し声がだんだんと近づいてきました。
私は裸のまま、ものすごい勢いで発進し、登り口をくだっていきました。
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