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好きな子が、隣の部屋で抱かれている場面をみたくないのに見るはめになった
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461 :たけやま:2009/09/10(木) 23:06:21
「あの・・ティッシュ下さい・・」

「あ、ああ・・ごめん・・」

はじめ安物の箱ティッシュに手を伸ばしかけたが、すぐに高いローションティッシュに取り替え、「安物は体に良くないからこっちを使いな」と促す。

何でそんな所に気が回るのか?

俺なら間違いなく適当に手に取ったほうを渡してただろう。

何でもないような事なのに、また男としての格の違いを見せ付けられてるような気分になった

えりはその一連の流れを見て、一瞬だけきょとんとしたが、すぐに幸せそうな顔で笑った。

「ありがとうございます・・」


「いいよ。それより大丈夫だったの?中・・」


「あっ、はい・あの・・大丈夫な日だと思うから・・」


下を向いて恥ずかしそうに答えた。


「そっか。もし何か不調を感じたら、僕に言いなよ?」


「はい・・そそれで・・あの・・」


モゴモゴしだすえり。


「ん?」


「女として・・惹かれたと・・いうのは・・その・・つまり・・どういう・・」


えりは、酔った勢いでの過ちなのか?という事を言いたいのだろう

俺にとっては、まだそっちの方がありがたいのだが・・



462 :たけやま:2009/09/10(木) 23:09:40
また少しだけ鼓動が速くなった。今更何を期待してるんだか。

その問いの答えは?

細川さんはクスっと笑って、えりの頭をくしゃくしゃ撫で、

「君と付き合ってみたくなったからしたんだよ?」

とまるで子どもをあやす様に言った


「ほんとですか・・?じゃあ私の願いが叶うんですか・・?」


「そうだよ」


そう言い終えると、優しく、抱きしめた。少しの間えりは彼の胸の中で泣いていた。


「風邪引くからお風呂・・入ろうか?」


彼女がコクンとうなずいて、そして2人は消えていった。





463 :たけやま:2009/09/10(木) 23:11:22
人の気配がなくなりシーンとする中、俺はまだ動けないでいた

どうして、こんな事になってしまったんだろう

どうして、俺はこの場にいるのだろう

こんなものを見せ付けられて。


俺は今日、何をするべきで、何をするべきじゃなかったのか?

そんな事ばかり永延と考えていた。

布団に戻って横になる。


しばらくすると、今度は風呂場の方から喘ぎ声とガタガタ鳴る音が聞えてきた。

えりの声はさっきと違って激しく、全く抑えていない様子だった。

もう勘弁してくれ・・と思ったが、不思議な事にまた俺の体に興奮が蘇ってきた。

「細川さん、すき、すきぃ〜・・」と言う声を聞きながら、2回抜いた。

2回目を出した後、俺は耳を塞ぎながらまた泣いた。



464 :Mr.名無しさん:2009/09/10(木) 23:12:03
かなりつらいな

おら、鬱になってき


466 :たけやま:2009/09/10(木) 23:13:47
朝起きると、何故か朝食が用意されてた。

え「あぁ、おはよう!もう9時だよ!?」


いつもと変わらないえり。

しいて言うならぶかぶかのTシャツとジャージのようなものを履いている事位か。

細「ごはん・・っても適当なものだけど作ったから、体しんどくなかったら食えよ」

いつもと変わらない細川さん。

笑顔の2人を見てると、昨日の事は全部悪い夢だったのではないか?と思えてきた

パンをかじる。

えりがスープを運んできた。

軽くかがんだその時、鎖骨の下あたりに赤褐色の内出血のようなアザが見えた

やはり昨日のは夢ではなかった・・!!

それを見たら咄嗟に吐き気に襲われ、俺はトイレに駆け込んだ。



467 :たけやま:2009/09/10(木) 23:15:50
え「たけちゃん大丈夫?!」


すぐにえりが駆け寄ってくる。


細「武山君大丈夫か?宿酔か・・?」


細川さんも心配そうに俺を見ている。

違う、宿酔いじゃない。


俺「・・すいません・・俺ちょっと体調が悪くて・・今日はもう帰ります」


細「家まで送ろうか?」


俺「いいえ!大丈夫です!」


思ったより強く言ってしまった・・


俺「いや、ホントすいませんw飲みすぎで死んだって恥ずかしいですよねw

ってか細川さんも酒抜けきってないかもしれないんで、俺タクりますねwwwwwwww」


そう言うのが精一杯だった。





468 :たけやま:2009/09/10(木) 23:17:49
細「そうか・・じゃあすぐタクシー呼ぶから、これでも飲んでいなさい」


そう言って水を俺に差し出した。


え「たけちゃん、本当に大丈夫・・?無理しないで・・」


2人とも、覗き魔の俺なんかに何て優しいんだろう・・

でも今はその優しさが痛いのです。一刻も早くここを出たい。

俺がいなくなれば、2人はイチャつくだろうが、今は、とにかくここには居たくなかった

結局タクシー乗るまで2人はついてきた。

去り際、俺は笑顔で手を振ったが、走り出して2人が見えなくなった瞬間座席に倒れこんだ。

その日の記憶はない。



469 :Mr.名無しさん:2009/09/10(木) 23:25:52
たけやま乙

読みやすかったよ

興奮というより激しく鬱になったけどwwwwwwww


まぁなんだ、相手が悪かったのさ。じきにいい事があるよ


471 :Mr.名無しさん:2009/09/10(木) 23:50:39
無情感が溢れてるな。

泣きそうだわ


 
カテゴリー:大人の話題  |  タグ:寝取られ, 興奮したシチュエーション,
 


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