俺が高校生の時かわいい先輩と付き合ってた話
(2ページ目) 最初から読む >>
なんでも最近好きな人ができたらしく
自称恋愛経験豊富な田中に相談するらしい。
ただいくら尋ねても絵理奈は誰かは言わないそうだ。
この日はもう勉強なんか出来るはずもなくスラムダンクを読みながら
絵理奈を眺めて勉強会は終了した。
月曜日になり久しぶりに登校した。
クラスは俺を見てざわつきやがる。
そんな中放送部の同級生は
俺に話しかけてくれて少し嬉しかった。
授業が終わり部活に行った。
>>21 何か気に障った?
いきなり絵理奈がいつもの明るい笑顔で話しかけてくれた。
絵理奈「あ!来てくれた!みんな待ってたんだよー」
先輩達も明るく向かいいれてくれたことで感動して俺号泣。
珍しくいた先輩4に慰められる羽目になった。
なんとか絵理奈(と田中)のおかげで
学校に復帰できた俺は
また放送部での楽しい日々を過ごした。
7月に入り俺のホームと化した中庭にもセミの声が目立ってきた。
だが俺はまだ絵理奈の好きな人が気になっていた。
もうすぐ夏休みに入るしこの際 告白して駄目だったら
転部しようと決め部活が終わってから絵理奈に告白する事にした。
夏休み前最後の部活が終わった。
絵理奈は片付けをしてから帰るためいつも最後に帰る。
俺は絵理奈を待った。
絵理奈「あれ?俺君帰らなくて良いの?」
数秒間の沈黙の後俺は言葉を絞り出すように言った。
俺「絵理奈先輩のことが好きです!付き合ってください!」