>>710
そういうこと言ってAを誘導すればAが上司に特攻して
2人とも自爆してくれそうだな
何もしなくてもAは勝手に自爆してくれそうだけどなw
Aとの取引なんてそりゃ弁護士は止めるだろ
いまのままで十分な証拠揃ってて、
彼女にもAにも確実に勝てるんだから
彼女との話し合いにも、分かっている事実を突きつけるだけで十分だ
仮にAの言う上司の話が事実だと仮定して、
→それでAの裏切りの罪が軽くなるわけでもない
→事実は上司の奥さんに伝えるべきで、Sが首を突っ込まなくてもいい
もし嘘なら、揃っている証拠の真偽すら
疑われるきっかけになりかねない
それに無実だった上司に、
逆に訴えられるかもしれないしなw
取引を止めた弁護士GJだよw
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いきなり彼女が訪ねてきました。以下Yとします。
Y
「今、近くまで来ているの。話しがしたくて」
私
「家に上げる訳にはいかないよ、こんな時だし」
Y
「ゆっくり話せる所をどこか知らない?」
私はYのいる場所を聞き、国道沿いのファミレスを教えました。
一瞬…誰かが!?なんて気もしましたが、何かがあったら真っ先
に彼女が疑われるし、個人的にも知りたい事が沢山ありました。
私は電話を切ると会議で使うICレコーダーの電池を確認してから
弁護士にメールを入れ、家を出ました。
途中、Sに電話をしてYが来ている事を話しました。
Yとの電話を切って20分ぐらいでファミレスに着きました。
私が席に着いたとほぼ同時に彼女の注文した飲み物と
ピザが運ばれてきました。
Y
「最近、お腹が空くのよ。食べ過ぎはいけないのにね」
私
「よくわからないけど、体調はいいみたいだね」
Y
「二人分食べなきゃならないから大変よ」
私
「僕に話って何かな?僕は場合によれば証人にもなるんだから、
微妙な話はしない方がいいよ」
Y
「それは知ってるわよ。
でもあなたは言わないわよね?
あなたが喋ったら私は死ぬわよ」
私
「死なないよ。
もしもそんな事で死ぬのなら、
こんな事になった時点で死んでるよ」
Y
「A君に聞かれたわ、私と○○さんとの事」
私
「それで?一体君はどうしたいの?
今更こじれた関係を修復するのは難しいと思うよ」
Y
「私やAが慰謝料を払ったらSは満足かしら?
それで子供が生まれたらSは誰の子か
知りたくないのかしら?」
私
「僕に聞かれても答えようがないし、
答える権利もないよ」
Y
「あなたと亡くなった奥さんの間に子供がいたらどう?」
私
「それも仮定の話で答えようがない。
しかもありえない話の上に失礼だと思うよ」
Y
「ごめんなさい。
そういうつもりじゃないのよ。
こんな事になったのは事実だし
私に責任があるのはわかってるのよ」
私
「君が何を言いたいのかわからないよ」
Y
「簡単に言えば子供が出来ない身体なのよ。
そのはずだったの。
何年も前から子供は諦めるように医者に言われてたわ」
Y
「だから私にとって最初で最後のチャンスなのよ。
それに生まれてくる子に罪はないはず」
私
「それは君の言い分だし、
付け足せば君が生まれてくる子に
ハンディを背負わせるんだよ。独善的だ」
私はYと話をしていると気分が悪くなるようでした。
怒りが込上げてくる訳でもないし、
憐れみを感じる訳でもなく。
ただ気分が悪くなりました。
Y
「女にしかわからない事よ」
私
「それとAや会社の上司と浮気を重ねる事は理由にはならないよ」
Y
「そうね、言い訳はしないわ」
私
「だったらなぜ否定する?」
Y
「赤ちゃんの父親はSよ、
赤ちゃんには父親が必要よ。
私は確信している。母親の勘ね」
私
「その勘の為にSに人生を棒に振れと?
それに以前僕に告白してからも
Aとの関係を断ち切っていないじゃないか」
彼女はそれには答えずに追加注文をしました。
Y
「例え裁判になっても、子供を
堕ろせなんて判決は出ないわ」
私
「法は性善説の上に成立っているし、出ないだろうね」
Y
「もしも私が中絶したら彼は喜ぶと思う?」
私
「僕にはわからないよ」
Y
「私にはわかるわ、きっと彼は私の事も
子供の事もすぐに忘れるはず」
Y
「だったら生まれてきた赤ちゃんを殺すわ」
私
「ふざけるな!」
Y
「本気よ。
生まれてきた赤ちゃんを彼の目の前で殺すの、
そうすれば彼は一生忘れないわ」
私は本当に気分が悪くなりました。
私
「気分が悪い。キチガイ沙汰だよ」
Y
「私は捕まるでしょうね、
でもSも同じ苦しみを味わうし。
それに一生忘れない」
私
「自分の親や弁護士にその話をしたのか?
何故、そんな話を僕にする?」
Y
「無駄な裁判とかしたくないのよ。
あなたならSを説得出来るわ」
私
「僕がこんな話をSにすると思うのかい?」
Y
「仮定の話が現実になれば、
Sだけじゃなくあなたも一生苦しむわ」
私
「最初から僕を引込むつもりだったのかい?
それに僕はそんなにお人好しじゃない。」
リアルタイム北ー!
_ ∩
( ゚∀゚)彡 脅迫!脅迫!
⊂彡
この録音を弁護士と彼女の父親に聞かせりゃいいんだなw
>>720
問題はそれほど簡単に解決出来ないと思います。
実際には赤ちゃんを殺すような事はないと思いますが、
生まれて来るだけでSの苦しみは相当なものになると思います。
赤ちゃんがSとの間の子でなかったとしても
Sが傷つくのには変わりないしAか
上司かが同じ苦しみを味わう事になります。
私はウェイトレスを呼んで
タクシーを呼んで貰えるか聞きました。
私
「僕が思うに、君に必要なのはカウンセリングを
受ける事と冷静になる事だと思うよ」
Y
「…かもね、でもさっきの話は本当よ」
そのままタクシーが来るまで私達は別の話をしました。
彼女と別れてから帰宅するまで、Sに話すかどうか迷いました。
身体が震えたりもしました。
私が判断する事ではないので帰宅してから
Sに話の内容を掻い摘まんで話しました。
Sは黙って聞いた後に沈痛な声で
「厳しいな、とりあえずありがとう。」
とだけ言って電話を切りました。
それから眠れないので、纏めて報告しました。
今から弁護士の所にICレコーダーを届けに行きます。
郵便受に入れて帰ってくる頃には奮ぶった神経も
治まってるような気がします。
>>次のページへ続く