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戦い
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しかし、不倫中や その後のお前は、嘘や隠し事を平気で出来る女になってしまった。昔俺が好きだった美鈴とは別人の様だった。

最近になって、ようやく信用出来る様になったと思った矢先に今回の事だ。

お前の言っている事が本当かも知れない。しかし、余りにも嘘や隠し事が多い。

正直、今の俺は、お前の言う事全て、疑いながら聞いている。」


妻は、信用されない事が辛いのか、そういう女になってしまった事が辛いのか分かりませんが、大粒の涙を流しました。


「あれは本当です。心から微笑んではいません。

本当です・・・・・・・。

これからは何も隠しません。

どんなに恥ずかしい事でも、話せばあなたに嫌われてしまう様な事でも、正直に話します。

どの様な小さな事でも話します。

あなたに嫌われたくない。昔の私に戻りたい。」


妻は涙を拭いて、大きく深呼吸をすると。


「今日聞いて欲しいのは、写真の事では有りません。

もう1つ課長のした事を犯罪行為に出来ない理由が有ります。

もし訴えても課長には、有利な証言をしてくれる、証人がいるんです。」


「なに?証人?詳しく話せ。」


証人がいると言う事は、妻と野田の関係を知っている人間が、もう1人いると言う事です。

私にはそれが誰なのか、何故知っているのか見当も付かず、聞くのが怖い反面、早く聞きたいと焦っていました。

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5月14日(金)の2

まだ妻を疑っている私は、野田以外の誰と何が有ったのか、早く知りたい焦る気持ちを抑えて、話に辻褄の合わない所は無いか、黙って妻の話を聞きました。

私が犯されてから2日後の19日

“今日からは平日なので、しばらくは呼び出される事も無い。もしかしたら2日間だけで、もう満足したかも知れない”

と思いましたが、昼休みに白い封筒を渡され、トイレでその中を見た時、私の考えが甘かった事を知らされました。

中には、昨日の日付の入った新しい写真と、メモ書き、アパートのスペアキー、お金が入っていて、メモには。

“今は、暇な時期なので残業も無いから、仕事が終わり次第私のアパートに来い。

私もすぐに帰るが、美鈴の方が早いだろうから、部屋の中で待っていてくれ。

タクシーなら10分掛からない距離だから、そのお金で今週は足りると思う。

昨日の写真もきれいに撮れているだろ?

こんなに上手く撮れると、美鈴の子供達にも見せて、自慢したくなる。

このメモは私が処分するから、読んだらすぐに返してくれ。

つまらぬ事に使われては困るからな。

会社のみんなに知られない様に気を付けろ。

俺はもう独身だからいいが、美鈴は嫌だろ?”

と書いて有りました。

アパートには行かず、このメモを証拠に警察に行こうか迷いましたが、裁判にでもなれば、子供達に私のしてきた事が知られないか気掛かりで、

何より、自棄になった課長が写真を送り、子供達がそれを見ている姿を想像すると、とても私には逆らう勇気は無くて、結局アパートに行ってしまいました。


アパートに着くと、すぐに課長も帰って来て。

「メモはどうした?どうしてすぐに返さなかった?余計な事を、考えていたのでは無いだろうな。」


「違います。みんなに知られずに、渡す機会が有りませんでした。」


私がメモ、スペアキー、お金を差し出しながら言うと、課長はメモだけを受け取り、破りながら。


「本当か?まあいい。今日で その様な気は起こらなくなる。それより、美鈴はこれから毎日ここに来るのだから、そのスペアキーとお金は持っていろ。」


「もう許して下さい。もう何もしないで。」


「許して下さい?それじゃあ私が無理に来させている様に聞こえるな。

嫌なら来なくてもいいんだぞ?

さあ、話はその位にして服を脱げ。

今日は時間が無いから、早くしないと美鈴は最後までいけないかもしれないぞ。最後までいきたいだろ?」


課長は、私が逆らえない事を知っていて好きな事を言い、黙って俯いている私を遠まわしに脅しながら、剥ぎ取る様に服を脱がせると、シャワーも使わせてくれずに、最初から恥ずかしい場所に吸い付き、すぐに入れると激しく腰を使ってきました。

課長が

“もう出そうだ。中にいいか?”

と脅すので、私が何回も“愛しています”と言うと、満足そうに お腹の上に出しました。

流石に平日は早く帰してもらえると思い、汚された身体をシャワーで洗い流し、濡れた身体を拭いていると、課長が箱を持って入って来て、タオルで前を隠しただけの、裸の私に中を見せながら。


「美鈴。今から着ける下着を選べ。

昨日あれからアダルトショップまで行って、美鈴に似合いそうな、美鈴が興奮しそうなのを買ってきてやった。

結構選ぶのに時間が掛かったし、高かったんだぞ。」


箱の中には、色取り取りな下着が何枚も入っていましたが、私が黙って目を背けると、課長はその中から赤いのを出して。

「迷っている様だから選んでやった。これを着けろ。どうした?嫌なら無理にとは言わん。」

そう言われると余計に怖くて、それを受け取りましたが、ブラジャーもパンティーも透けていて、恥ずかしい所を隠してくれる様なフリルも付いていないので。

「他の物にしてください。私に選ばせて下さい。」

「もう遅い。だから選べと言っただろ。」


課長は、箱と私の服を持って出て行ってしまいました。

仕方なく それを身に着けると、思った以上に透けていて、乳首も恥ずかしい毛も丸見えです。

少しでも足を開けば、全て見えてしまいます。

課長は、様子を見に来て、私の姿を見ると満足そうな笑みを浮かべ。

「思った通りよく似合う。その格好のままビールの用意をしてくれ。」


「今日は もう帰してくれるのでは・・・・・・。」


「誰がその様な事を言った?美鈴は黙って俺の指示に従えばいい。グラスは2個用意しろ。」


「私は呑みたく有りません。それより、もう帰して下さい。」


「美鈴は呑まなくていい。黙って用意しろ。」


私は、キッチンでビールとグラスを用意していましたが、この格好では落着きません。

その時チャイムが鳴って誰かが入って来た様なので、私はキッチンの隅に身を隠しました。

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5月14日(金)の3

私が息を潜めて身を隠していると、課長が大きな声で。

「美鈴、ビールを持って来い。」

そう言われても この格好では、出られるはずが有りません。

課長は怖い顔でやって来て、耳元で、小さな声で。


「聞こえなかったのか?心配しなくても、美鈴には指1本触れさせない。

ただ その格好でお酌をしてくれればいい。嫌なら帰っても構わんぞ。

そんなに写真を見せたいのか?本当は子供達に

“お母さんもまだ捨てた物では無いでしょ”

と自慢したいのと違うのか?」


私は、諦めて、何か身体を隠せる物を探していましたが、また課長に怒られて仕方無く、その格好のまま、ビールとグラスが乗ったトレーを持って行きました。

部屋に入ると課長の前のソファーに、20代後半ぐらいに見える男の人が座っていました。

裸同然の私は、恥ずかしくて、トレーを胸の高さに上げて、乳首が見えない様に隠し、足が少しでも開かない様に太腿を閉じて、ゆっくり歩いていると、


「早く来い。お客さんを待たせるな。伊藤君、こいつが美鈴だ。

名前は知っているな?君が想像していたのと どうだ?

お乳も少し垂れているし、腹の周りにも少し肉が付いている。おばさんで驚いただろ?」


「いいえ、そんな事は無いです。想像以上です。

顔は凄く可愛いし、オッパイといいウエストの括れといい、若い僕が見ても堪らないです。

本当に40を過ぎているのですか?」


「伊藤君は、お世辞が上手いな。これでも若い頃は、我が社のマドンナだったんだぞ。」


「いいえ、今でも充分通用しますよ。それに、何より その格好にびっくりしました。」


彼は、私の全身を嘗め回すように見ながら言いました。

私は、恥ずかしくて、トレーをテーブルに置くと部屋の隅に行って、身を縮めていました。

「伊藤君は、美鈴のファンだ。そうは言っても、会った事は無かったから、正確には美鈴の声のファンと言った方が正しいな。」


>>次のページへ続く
 
 


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