元カノの家族が俺実家に乗り込んできてボコられた
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1年ほど前の事なんだけどさ、心身ともに傷が癒えてきたから書く。
一年前、一人暮らしをしてたんだけど、ある日 母親から怒りの電話がかかってきた。
「あんた!!今すぐにこっちに来な!」っと。
理由を聞いても「いいから来い」の一点張りで。
何があったのかと慌てて実家に帰ると、そこには元彼女の家族(元カノ父・元カノ母・元カノ弟)がいた。
俺が目を丸くしてると
元カノ弟が「お前ー!!!!」と突然殴りかかってきた。
俺「は?え?ちょっ・・・ちょ・・・・何・・・・」
わけもわからず、結構本気な鉄拳と蹴りがが来た。
10発ほど殴る蹴るを受け、やっとの事で相手の襟を掴んで止めることに成功した。
俺は鼻血をボタボタたらしながら、
「ちょ・・・・ちょっと落ち着け・・・何があったん・・・」
と言うと、元カノ弟は
「は?この状況みてわかんねーのかよ。もうわかってんだろテメー!!!!」
だと。さっぱりわからんので、目をキョロキョロしてると、相手の気に障ったのかまた殴る蹴るが再開した。
さすがに腹立って殴り返そうかと思ったのだが、リビングには元カノ家族以外にも、俺の母、俺の弟もいて、自分の母親、元カノ母親は泣いている、自分の弟と元カノ父は俺の事睨み付けているというシュールな状況だった。
(あ・・・・なんか知らんけど、殴られといた方が良い状況だな・・・)
と察し、床にうずくまって暫く暴力に耐えた。
床に蹲ったら俺の髪の毛を掴み、無理矢理起き上がらせ殴るける・・・が暫く続いた。
殴られてるときってのは意外と冷静なもんで
(・・・・・普通こんだけ殴るか?俺何やったん?・・・・・・えっと・・・・えっと・・・・)
と終始考えていた。
暫くして元カノ弟が疲れたのか、息を荒げながら最後の一発をお見舞いしてきた。
顔面に膝蹴り。
情けないが、激痛なんてものじゃなくて、「ううううう・・・・」と言いながら泣いた。
元カノ弟「ダァー!オラ。そこ座れや!」と言い放ち、元カノ弟はテーブルに座り込んだ。
俺は、顔面血ダラダラ、右上部の歯が何本か無くなって、ほんとに病院いかなきゃ死ぬとまで思った。
ただ、自分の家族も助けてくれない状況・・・・・。
やっとの事で、元カノ家族前に正座・・・・・
そして元カノ父が「何をやったのか・・・・わかってるな?」と。
俺は「わっわかりまひぇん」と半泣きで言った。
元カノ弟が顔真っ赤、今にも泣きそうな感じで叫んだ。
「うちの姉が妊娠したんだよコラァ。・・・・・わかんだろ!」
俺「・・・・は?・・・・・え?」
元カノ弟「だから、姉が妊娠したんだよ」
俺「・・・・・あ、・・・・・うん・・・おめでとうございます・・・・。」
元カノ弟「アアアア???何がおめでとうだコラァ!」
俺「は?・・・・え?何?」
困惑してる俺に、元カノ母が一言。
元カノ母「うちの子がね。○○君の子だって言うのよ」
俺「えええええええええええええええええええええええええ」
マジで驚いた。というのも、この元カノ家族が乗り込んでくる二年前に、元カノとは別れていた。
別れた原因は相手の他好き。
だからこそ、この展開は予想外だった。
俺「・・・・・は?」
元カノ母とは仲が良かった。
元カノと交際期間、自分に対して良くしてくれた。
俺「ははh・・・・いやいやいや・・・○○ちゃんとは二年前に別れたの・・・お母さんも知ってますよね?」
元カノ弟「だから・・・・テメーがレイプしたんだろーが。だから来てんだろが」
俺「ええええっ・・・・俺が!?」
元カノ弟「ここまでしらばっくれるのは腹立つわ。オラっ警察行くぞ!」
俺「はぁ?ちょっ・・・・ちょっと待てよ。俺が!?・・・・いつ!?」
元カノ弟「だああああああああああああああああああああああ」
また殴りかかってきた。もう収拾がつかない修羅場。自分の母親が口を挟んだ。
「あんた!正直に言いなさい!!!!!」
俺「ちょ・・・・・・ちょっとちょっとちょっと」
痛いのと、訳がわからないのとで俺はここで号泣した。
親も信じてくれないとかよほど普段の行いが悪かったんだな
泣いたおかげで全員が沈黙、少し時間が出来た。
弟が不憫に思ったのかタオルを一枚渡してくれ、俺はダラダラ流れる血をタオルで拭った。
自分の通った床が血まみれで、ああ・・・・俺死ぬかも・・・とか考えてた。
ただレイプをしていないのはわかっているので、妙な安心感もあった。
少し落ち着いたところで俺は元カノ家族に
俺「本当に申し訳ないんだけどさ・・・なんの事か・・・わからんのよ」
俺「てか・・・・・救急車・・・呼んでくれ、ヤバイ」
自分の母親「我慢しな」
俺「・・・・・・とりあえず・・・・説明してくれない。」
元カノ弟「ああ?」
俺「・・・・ここに来るまでの経緯を・・・さ」
ここでようやく落ち着いた話し合いが始まる。
おお
元カノ母
「最近、うちの子の様子がおかしくてね。しょっちゅう泣いて。聞けば妊娠してると言うのよ」
元カノ母
「今おつきあいしてる人の子かと思ったんだけど違うみたいなのね」
俺「はぁ・・・・」
元カノ母
「それでうちの子はあなたの子だって言うのよ。それで来たの。」
俺「でも、さっきも言いましたけど・・・・二年前に別れたんですよ」
俺「俺の子だと言うならば・・・・1年前に生まれてなければおかしく無いですか?」
元カノ母
「だから・・・・あの子が、つい最近貴方に無理矢理されて・・・・その時・・・て言うのよ」
俺「は?・・・・・・・あの子がそう言ったんですか」
元カノ父「そうだ。何考えてんだお前」
ここで怒りの感情が出てきた。
当然、振られてから一度も会っていない。
レイプをした記憶もない。
あー・・・これはアイツの嘘でこんな状況になってんだな。と