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さよならした女の子との思い出
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119 :名無しさんの初恋:2013/09/27(金) 23:53:10.83 ID:A2uCUtSN
wktk


121 :名無しさんの初恋:2013/09/28(土) 00:18:33.60 ID:G0WV6sYX
康子:「みなさん、私達教師はみなさんが生きて行くための最低限の知識と、そして、経験をしてもらうために日々頑張っています」

康子:「しかし、だからといって何をやってもいいというわけではありません。一人一人が善悪の判断がつくぐらいの年です」

康子:「これから先、生きて行くのなら、人を悲しませる努力じゃなく、自分が人を楽しませる、笑わせられるよう努力してください」

康子:「壁にぶつかったり、逃げたくなったら、いつでも支えてあげます。私はそのために教師をしています」

それだけいうと、教室を出ていった。

俺たちも教室を後にすると、教頭が代わりに教室に入り、授業?をしはじめたそうだ。



122 :名無しさんの初恋:2013/09/28(土) 00:23:16.47 ID:G0WV6sYX
変態:「さて、これで全て終わりです」

俺:「おう」

変態:「後は康子先生に任せましょう。あの人ならきっとどうにかしてくれる」

俺:「そうだな」

廊下をとぼとぼと歩いていると なぎさが立ち止まる。

なぎさ:「あの、二人とも・・・」

俺&変態:「ん?」

今まで見た中で最高に綺麗で優しい笑みだった。


なぎさ:「ありがとうっ」


それだけで俺たちは満たされた。

やってよかったと、本気で思った。

変態:「いいえ〜(^ω^ ≡ ^ω^)」

そう言うと、二人の世界を邪魔しちゃ悪いと足早にどっかに去って行った。



123 :名無しさんの初恋:2013/09/28(土) 00:52:48.58 ID:Yb2wUgYo
変態イケメンすぎ泣いた


124 :名無しさんの初恋:2013/09/28(土) 00:53:53.04 ID:G0WV6sYX
なぎさ:「俺、本当にありがとね」

俺:「それね、俺思ったんだけどさ」

ずっと俺は思っていたことがある。

というか、最初から思っていた。

俺:「俺、真面目に何もしてねぇよな?」

そうなのだ。

いじめの証拠も証明も、すべてやったのは

変態です!!!

なぎさ:「あはは、それはそうかもねー」

なぎさ:「でもね、私、俺が私のために一生懸命がんばってくれたことが嬉しかった」

なぎさ:「だから、ありがとう」

そう言って笑ってくれた。

だから、俺は言うならここだと思った。

俺:「俺と付き合ってください!」

なぎさ:「こんな私でよければ喜んでっ!

そう返してくれた。幸せすぎて死ぬかと思った。



125 :名無しさんの初恋:2013/09/28(土) 00:59:11.38 ID:G0WV6sYX
その後の話。

変態と付き合っていた紗季ちゃんがあの事件の後 変態のところへ謝りに行ったそう。

紗季:「本当にごめんなさい!」

変態:「なんで俺に謝るの?」

紗季:「悪いことしてたのはわかってたけど」

変態:「なら、なんでやめなかったの?」

紗季:「それは・・・ううん、なにいっても言い訳だから!」

変態:「そっか!」

紗季:「私のこと軽蔑するよね?」

変態:「もちろんっ!!!!!」

そう言って、彼女にボロクソ言って別れたらしい。
その話をされた後に

変態:「彼氏として教えてあげたんだから、後はもう知りません!つーか、いじめてるとか知ってたら付き合ってなかったし」

と、意気揚々と話していた。
さすがというか、なんというか。




126 :名無しさんの初恋:2013/09/28(土) 01:08:18.51 ID:G0WV6sYX
いじめの問題は解決しても、向こうの親が黙っているわけはない。


その事実を知った百合香の母親などが学校に乗り込んでくることがあった。

俺と変態を出せっ!と言っているらしい。

俺は正直まずいなぁ、と思っていたが


変態は「よろしい、お相手しましょう」とヤル気まんまん!

本当にすごい人間ですこと。

しかし、俺たちは康子先生に止められた。


康子:「ここからは私達教師の仕事よ」

俺:「でも・・・」

康子:「いいから任せなさい」


そういって、職員室へ帰って行った。

そのすぐ後に職員室から


康子:「親なのにそんなことも理解できんのか!!!!!!!!!!」

と、一喝する声が聞こえてきた。


変態:「よし、あそこに乗り込むのは不可と見た!」

俺:「お、おふっ」

そうして、その問題は康子先生と校長が かたをつけたらしい。

その後、なぎさの担任は自ら教師をやめた。

百合香も親とともに他の県へ引っ越して行った。



127 :名無しさんの初恋:2013/09/28(土) 01:12:49.95 ID:G0WV6sYX
それから数ヶ月後


俺たちは中学三年生になった。

告白してからなぎさとは付き合い続け、何事もなく最後の中学生を楽しんでいた。

そして、ある日突然言われた。


なぎさ:「私は高校は他の県に行くことにしたの」

俺:「え、なんで!」

なぎさ:「私ね、自分のことは自分でできるようになりたいの」

なぎさ:「ずっと私は怖かった。でも、いつまでも怖がってるだけじゃ何も変わらない」

なぎさ:「だから、これからは一人で頑張りたいの」

覚悟を決めた目でそう告げられた。

そうしたら、もう何も言えない。



128 :名無しさんの初恋:2013/09/28(土) 01:57:50.16 ID:Yb2wUgYo
いいとこで切るねw
がんば


129 :名無しさんの初恋:2013/09/28(土) 03:19:28.13 ID:8kkEZKo8
読み切るまで寝るつもりないからな


130 :名無しさんの初恋:2013/09/28(土) 07:16:36.33 ID:Yb2wUgYo
>>129
朝になったけどまだ寝てないのか頑張れよ


133 :名無しさんの初恋:2013/09/28(土) 08:51:57.36 ID:5X+zCWlv
>>130
さすがにちょっと寝ようかと思う


135 :名無しさんの初恋:2013/09/28(土) 10:48:02.28 ID:gFipeHkk
>>133
えっ
おやすみ



>>次のページへ続く
 
カテゴリー:復讐・倍返し  |  タグ:すっきりした話,
 


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