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東大に入りたがっていた女性を指導した経験を話す
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50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/29(土) 20:12:22.41 ID:gg7h5wLT0
>>46
いや、数学理科でそのレベルなら毎年50人はいるんだけど国語60/80は5人いない。
合格者の1位が国語53点とかそんな世界だから。
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/29(土) 19:35:30.00 ID:EMEolf4M0
よく、患者の顔を見ない医者が問題になっている。
基本的に医者は いくつかの病気の選択肢の中から、項目を除外していき、脳内のチャートにそって病気を診断している。
そういう方法のおかげで、医者の実力に関係なく、どんな医療機関でも それなりのレベルの診察が受けられるようになっているが、だからと言って医療がそれだけで済むというのはおかしい。
やはり専門職として、広い経験の中からチャートでは分からないような可能性も診断して欲しいというのが患者の願いだ。
「これは分からなくても仕方がない」
指導医にならともかく、このようなことは基本的には患者は聞きたくないものだ。
視野狭窄者は、まさにチャートだけで判断するダメ医者と同じ位置にいるため、おばさんには あまり医者になってほしくないなと思った。
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/29(土) 19:39:05.39 ID:EMEolf4M0
最後に理科。
自分自身も理科は苦手だったため、おばさんのことをあまり批判できないが、理科でこそ おばさん得意な丸暗記を生かすべきである。
物理が全く出来ないのは仕方ない。
自分も運動方程式を立式できるようになるまでかなり時間がかかった。
だけど、化学の炎色反応は暗記しようよwwwwwwwwwww
それはあんたの一番得意なことだろwwwww
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/29(土) 19:42:40.85 ID:EMEolf4M0
俺「床でものを一定の力で引きずる場合、運動方程式はどうなりますか?」
おばさん「F=ma」
このおばさんの家の床は、どれだけ摩擦力がないのだろう…。
頭が痛くなったので、俺は薄い物理の問題集を勧めた。
基本的に物理は、薄い問題集を全部解けるようになれば、後は 計算ミスしないかだけの科目だ。
もちろん、これも拒否され、おばさんは何か難しい分厚い問題集を手放そうとしなかった。
>>46
いや、数学理科でそのレベルなら毎年50人はいるんだけど国語60/80は5人いない。
合格者の1位が国語53点とかそんな世界だから。
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/29(土) 19:35:30.00 ID:EMEolf4M0
よく、患者の顔を見ない医者が問題になっている。
基本的に医者は いくつかの病気の選択肢の中から、項目を除外していき、脳内のチャートにそって病気を診断している。
そういう方法のおかげで、医者の実力に関係なく、どんな医療機関でも それなりのレベルの診察が受けられるようになっているが、だからと言って医療がそれだけで済むというのはおかしい。
やはり専門職として、広い経験の中からチャートでは分からないような可能性も診断して欲しいというのが患者の願いだ。
「これは分からなくても仕方がない」
指導医にならともかく、このようなことは基本的には患者は聞きたくないものだ。
視野狭窄者は、まさにチャートだけで判断するダメ医者と同じ位置にいるため、おばさんには あまり医者になってほしくないなと思った。
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/29(土) 19:39:05.39 ID:EMEolf4M0
最後に理科。
自分自身も理科は苦手だったため、おばさんのことをあまり批判できないが、理科でこそ おばさん得意な丸暗記を生かすべきである。
物理が全く出来ないのは仕方ない。
自分も運動方程式を立式できるようになるまでかなり時間がかかった。
だけど、化学の炎色反応は暗記しようよwwwwwwwwwww
それはあんたの一番得意なことだろwwwww
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/29(土) 19:42:40.85 ID:EMEolf4M0
俺「床でものを一定の力で引きずる場合、運動方程式はどうなりますか?」
おばさん「F=ma」
このおばさんの家の床は、どれだけ摩擦力がないのだろう…。
頭が痛くなったので、俺は薄い物理の問題集を勧めた。
基本的に物理は、薄い問題集を全部解けるようになれば、後は 計算ミスしないかだけの科目だ。
もちろん、これも拒否され、おばさんは何か難しい分厚い問題集を手放そうとしなかった。
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/29(土) 19:45:13.76 ID:lOQnPlZN0
>>31
「運動方程式はF=maだ」というふうに暗記しているだけであって運動方程式が どういうことなのかわかってないのか
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/29(土) 19:44:27.74 ID:gg7h5wLT0
東大に入るには割り切り、というか要領のよさが必要。
猪突猛進型の勉強じゃ厳しいよ。しかも理�Vとか・・・
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/29(土) 19:45:48.10 ID:EMEolf4M0
こんな感じで金に目のくらんだ俺とステータスに目のくらんだおばさんの授業は進んでいった。
基本的に俺が何かを提案する。
おばさんが拒否する。
俺が黙る。
その内、おばさんに何か提案するより、おばさんの言うことを全肯定したほうが効率的じゃね?と思うようになった。
就活の時、これを「家庭教師では、実力そのものではなく、勉強に対する満足感を売っている」と表現したら、周りに感心された。
ものは言い様だと思う。
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/29(土) 19:50:45.50 ID:EMEolf4M0
最後に化学だが、おばさんは化学に何の興味も無かった。
炎色反応も電気分解も有機も無機も何の関心もない。
俺は おばさんに興味をわかせようと、アデノシン三リン酸の話をした。
基本的に人は、細胞内でアデノシン三リン酸を分解してエネルギーにしている。
有機化学でならっている化学反応は、医学部に入ったときに、生物の根幹をなす現象を理解するのに必要なんです。
俺は興味を持たせようと必死に語った。
返ってきたおばさんの返事は「ふーん」と言うそっけないものであった。
人体に興味があるのではない、飽くまでステータスなのだ。
おばさんの目はそう語っていた。
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/29(土) 19:53:56.33 ID:qHtaarcl0
突然カタカナ並べられても ふーんってなるのはさすがに仕方ないんじゃない?
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/29(土) 19:56:44.01 ID:gg7h5wLT0
>>37
理3に入るほどの人なら
そういう話に食いつくんだよ好奇心の塊だから。
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/29(土) 19:54:24.92 ID:EMEolf4M0
一日おばさんの勉強を見た感想は「東大に入るどころか、群馬大学の工学部すら怪しい」と言うものだった。
いや、名前を出しては群大に失礼か。とにかくそのレベル。
センター模試の結果を聞いたら900点中300点しか取れていなかった。
俺は卒倒しそうになった。
挙句に「本当は独学でやっても良いんだけど、どっちがいいかな?」というおばさんの謎の自信…。
まぁ3時間で12000円貰えればなんでもよい。
俺は おばさんにおべっかを使いつつ、武蔵小杉を後にした。
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/29(土) 19:58:53.25 ID:lOQnPlZN0
>>38
群馬大学バカにすんな。
タイムズ紙大学ランキング国内16位だぞ。ちとデータ古いが。
少なくともセンター600は要るはず。
と群大生が言ってみる。
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/29(土) 19:57:23.04 ID:EMEolf4M0
こんな感じで毎週火曜におばさんの家に行くようになった。
稼いだお金は 下北沢で友達と遊ぶのに使った。
ガチヲタだったから女性と触れ合うことは無かったが、授業終わってカラオケ行って楽しかったと思う。
おばさんとの勉強は、相変わらず要領を得ず「ここが分からない」と指摘されたところを教えるだけであった。
苦痛ではあったが12000円は学生にとっては大金である。
喜んで授業をしに行っていた。
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/29(土) 20:02:10.13 ID:EMEolf4M0
そんなある日 事件が起こった。
これが世に名高い「ババァ発狂不払い事件」である。
その日も俺は、家庭教師をしに武蔵小杉に向かっていた。
今日はうれしい給料日である。
約束の1ヶ月48000円の給料が手渡される日なのだ。
おばさんの家に行くのも3ヶ月が過ぎて、仕事にも慣れているころだった。
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/29(土) 20:04:00.66 ID:EMEolf4M0
その日もいつもの通り感情を殺して、おばさんの言うことに迎合していた。
「それで良いと思いますよ。」
「これもあってましたね。さすがですね。」
気分は完全にキャバ嬢であった。12000円くれるなら何でもいい。
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/29(土) 20:07:05.86 ID:EMEolf4M0
おばさんは自分の勉強方法に絶対の自信がある(はず)だから、若造の俺が意見するのもよくない。
自分の中ではそうやって現状を消化していた。
ところがおばさんが、
「ねぇ、あんたの言うとおりに勉強してるけど、ぜんぜん成績上がらないんだけど…。」
突然そんなことを言い出した。
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/29(土) 20:10:20.99 ID:EMEolf4M0
ここでプロの詐欺師なら「いや、これから成果が出るところです」なんて言うだろう。
おばさんは俺の言った事をひとつも聞き入れてないが、本人の中では「俺の言ったとおりに勉強してる」のだから。
だが俺は違う。俺の言うとおりになんてひとつも勉強していない。
おばさんは、ただ、無意味に ぼーっとすごして×印をつけているだけだ。
二人の認識にはずれがあった。
おばさんにも謙虚さが足りなかったし、俺も仕事してるという自覚が足りなかったのだ。
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/29(土) 20:11:10.84 ID:8V/CnUFI0
これからの展開に期待
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