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俺が悪徳派遣会社と戦った話

 

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1 :名も無き被検体774号+ :2018/05/03(木) 07:10:28.31 ID:VDIqJjKqa.net
3年前の春〜夏に俺が悪徳派遣会社と戦った話をする。

割りと長いが、思い出したので淡々と書いてく



2 :名も無き被検体774号+ :2018/05/03(木) 07:18:18.60 ID:VDIqJjKqa.net
3年前の春、俺はある派遣会社に派遣社員として入った。

寮付きで引っ越しも派遣会社のハイエースで全部やってやる!と言われその気になった

金も無かったし、その時は若干の胡散臭さを感じながらも嬉しかった。

やってきたのは社員のMで、如何にも真面目そうなリーマン風の男やった

二人で荷物を詰め込み、職場見学&入寮の為に移動する

Mは気さくで楽しく会話し、たまたまその日が俺の誕生日やと知ると奢るから昼飯食いに行こーと言い出した。

二人で定食を食いながら、素直にコイツはいい奴やなーと思った

そこで一本の電話が鳴った。






3 :無き被検体774号+ :2018/05/03(木) 07:23:56.82 ID:VDIqJjKqa.net
そうにしてたMの表情変、た様な顔に宿た。

??と思っているとMはる恐話に出

お前〜○×煤ヘ!」き取りにいが、電相手なり怒ってる

「すいませ、すいん..」Mはしきり謝る

中「殺す」と聞こえ、多分聞き間違いじかっと思

電話やのにを下げながら、電話を切るM

訪ね、電話の相手は派の社長らしい

それからMはトーン稿ウンし、の日は無入寮し別れた


から最悪日々が始まる



6 :名も無き被検体774号+ :2018/05/03(木) 08:19:36.83 ID:VDIqJjKqa.net
入寮した次の日から、俺は日々の仕事をこなしてく。

ただ可笑しいのは、入寮した日から1週間程で担当者が急に変わった

今度は脂ギッシュなOとゆー男。

そのオッサンは役職付きで人当たりは良いが、なんか癖のあるオッサン

俺はすかさず「Mさんはどーしたんですか?」と尋ねた

Oは「あーMさんはまぁちょっとねw」と苦笑いしながら答えた。


結局、この日からMは完全に消えた。

とにかく、Oは今日から君の担当者は俺だと強調して言われた。

そして慣れない環境からか、体調を崩し俺は二日程仕事を休んだが、その後は真面目に働き迎えたゴールデンウィークも終わりに差し掛け(あーもうすぐ仕事か〜ダルいなーw)とか考えてたら、Oから電話が鳴った

「俺君、急な話になるけどね.. 今の仕事終わり。」

「ハッ?どーゆー事ですか!?」



7 :名も無き被検体774号+ :2018/05/03(木) 08:32:42.30 ID:VDIqJjKqa.net
O「だからね、○○(派遣先企業)が俺君との契約はもう終わりだって言ってきたのよ」

意味が全く解らんかった、特に喧嘩や問題も起こしてないし何よりまだ働き出して3週間ぐらいの事

入って早々に2日休んだ事は確かに印象悪いかも知れんが、どー考えても可笑しいし納得出来んかった。


「イヤーこんな事初めてやし、正直意味解らんし..急に言われても困るんですけどね(寮に住んでるから退職=出ていく事になる)」

Oはその最後の言葉を待っていた様に

「でしょ? でも、大丈夫。他の勤務先はたくさんあるし、ウチの会社は全ての職場(派遣先)に寮を完備してるんよー」


俺はこの一連の流れに不信感を持った

Oはその日の夜遅くに寮に来て、次の職場を説明しながら退職届けに名前と印鑑を押してくれと言ってきた

俺「イヤーなんか、不思議ですねー」

O「何が?」

俺「あまりにアッサリってゆーか、こんな事あるんすかね。」

話してたら、Oの携帯が鳴った

Oは顔色を変えながら、外に走ってくw

数分経つと、無言で戻ってきて俺に携帯を差し出すO(代われと言わんばかりに)

俺「ん? 誰ですか?」

O「ウチの社長。」



8 :名も無き被検体774号+ :2018/05/03(木) 08:41:22.78 ID:VDIqJjKqa.net
意味が解らず、電話を取る俺

「もしもし」

社長「おー君が俺君かっ 俺は○○(派遣会社)の社長や

Oから聞いてる思うけど、君は○●(派遣先)との契約が今日終わった

そんでな、▲(地名)にある企業に行って欲しいんや

心配いらん、寮もあるし引っ越しもまたウチがしたるから。

お金、ないんやろ?」


正直Oの携帯が古いのか、それとも壊れてるんか? 通話に雑音が入り、かなり聞き取りづらい

社長を名乗る男はやたらと声がデカイオッサンとゆー印象。

そして、金ないんやろ?と決めつけてくるのが腹たった

実際、たいして無かったがw

流れる様にこの話はほぼ一方的に進み、4日後くらいに引っ越しをする事になった(Oの日程調整のため)






10 :無き被検体774号+ :2018/05/03(木) 08:51:37.69 ID:VDIqJjKqa.net
その4日の間、とんでもない事が解った

実は寮には他に派遣社員が1人と派社の社員が1人いた

員Uとる機会がった


Uは40前半位の痩せ型で坊主頭元ヤンの様なルックスw

気になのは通常派遣の社員はスー便こな(営業主なめ)

Uは工の様服を着て何も現

に思って、尋ねると なんと..

Uは正社員として派遣簿沿社に入社したが、研修も兼ね現場に配れたらし

かもの間時給計算(1000¥)


間は未定

う、な状況で一年経つらしい

俺は句した。

方とも、アホ



15 :名も無き被検体774号+ :2018/05/03(木) 09:19:14.14 ID:VDIqJjKqa.net
4日後、Uに別れを告げOと出発した

最後に見たUの顔は全てを諦めている様な雨に濡れた野良犬の様な何とも言えん表情をしていたw


2時間程、走り県の端から→端へと到着

着いてすぐに、ビックリ仰天する様な出来事が起こる。

新しい寮の部屋はゴミだらけで壁はボロボロ、終いには窓に銃弾の様な跡(ガチ)がありガラス割れしている..

俺はすぐに気づいて、Oに言うと

「あー前の奴がだらしなくて、しかも急に出ていったんよw 掃除しといて」

俺は ちゃんと家賃を払ってタダで住む訳では無いので、それは可笑しいし それ位やっといてくれと文句を言った

結局、二人で掃除して窓のガラス割れは業者を呼んで直して貰った。

それから勤務開始までに一週間かかると言われた

さすがにそれには文句は言えない(派遣先企業の新人受け入れ日が決まっているため)



16 :名も無き被検体774号+ :2018/05/03(木) 09:38:41.92 ID:VDIqJjKqa.net
一週間、俺は自由に過ごした

近所の地理を覚えたり、生活に必要な物を買い揃えたり、電車に乗って隣の街まで遊びに行ったりw

そして迎えた、勤務初日

Oと企業前で15時に待ち合わせた(変則勤務のため)

14時55分頃に到着すると

Oは何故か、苛立った表情で

「遅いよ」

俺「えっ Oさん15時って言いましたよね? それにまだ15時なってないし」

O「フツーは15分前に到着するのが常識でしょ?」

俺「いや、そんなん初めて聞きましたよw それなら14時45分集合って言ってくださいよ」

O「うーん.. まぁいいや、入ろう。」

なんや、コイツ?と思いながらも一緒に中に入った

O「こんにちはー失礼しますぅ〜」


さっきとはうって変わって、派遣先企業に愛想を振り撒くO

俺はさっきの三倍の勢いでなんや、コイツ?と思ったw

新人担当の社員は優しく、とても気が合いそうな30代半ばの好青年やった

Oはその社員に愛想良く振る舞い、俺に「頑張ってね(しっかり、やれよ)」と言う言葉と顔付きで帰ってった


担当の社員と楽しく喋りながら仕事の説明を受けていると、電話が鳴った

どっかの工程でトラブルが起きたらしく、そっちに向かうと焦りながら言われた。

「俺君、待っててね どーしよーかなー..あっ○●さん この子に説明してあげてください。」

前方からやってきたのは、太った髪ボサボサのオバハン..

このオバハンが最悪のモンスターやった。



18 :名も無き被検体774号+ :2018/05/03(木) 10:07:34.36 ID:VDIqJjKqa.net
オバハンは性格の悪さが顔に滲み出てる様な人で、なにかとケチを付けたがる

まず俺が髪を染めているのが気にくわなかったらしー

「ウチの会社は清潔感が大事なんよ」

俺「髪を染めてたら不潔なんですか? それは可笑しくないですか?」

オバハン「.. 清潔感が大事なんよ!」

俺「それに派遣会社からは、髪の色に関してはなにも言われてませんけど(業務に差し支えがある等)」

オバハン「あーそう? 後で問い合わせてみるわ」

見ていると、このオバハンは若い女部下に対して常に怒鳴り散らす様な典型的な おつぼねやった。


次の日、またオバハンと口論になった(理由はもー覚えてない)

他の社員と話してると、なんとこのオバハンは新人(特に若い子)が入ると常にイビる様な癖があって今まで何人も辞めさしてきたらしー

妙に納得したが、俺は言い返してしまうタイプなのでまた口論になると予感した。


そしていつの間にか、初日の担当では無くほぼそのオバハンが俺の教育担当になった

数日後、些細な事(確か、マスクの着用に関してやった気がする)でまた口論になった。

オバハンは怒るが、俺も退かない

オバハンは諦めた様にどっかに行き、初日の担当者が来た

「まぁ、落ち着きや あの人はあんな人やから。。」

みたいな事を言っていた


その日の仕事を終え、朝眠っているとOからの電話が鳴った

「俺君、あそこもう終わり」

正直、俺は予感していたから驚かなかった

「あの人(オバハン)がなんか、言うてきたんですか?」

O「そう、困るよ カンカンに怒ってたよ」

俺「すいません。けど、一つ言わして貰っていいですか?」

O「何?」

俺「入社前に髪の色に関して僕、何も言われてませんけど それにマスク(細かい事がたくさん、あったけど割愛)」

O「.. とにかく、終わったんだから今更言ってもしょーがない。 それより、次どうすんの?」

俺「次は他の所を探します。」

O「家賃、払えるの? 前の寮の家賃も」

この日は、給料日(この派遣会社で働き出してからの初任給)の目前やった





>>次のページへ続く


 


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