296 :1:03/06/15 11:36 ID:uFVbN4iH
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297 :津2:03/06/15 11:37 ID:uFVbN4iH
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298 :3:03/06/15 11:38 ID:uFVbN4iH
「あれ?Y君練習さぼってるの?あ、怪我してるんだよね」
ニコニコ笑いながら声を掛けて来たのはM美だった。
「ああまぁね」とぶっきらぼうだなと思いながら俺がこたえる
「今日はね、S子の家に遊びにいくからS子の部活終わるのまってるの。一人で暇してたからよかった」と相変わらずニコニコしている。
同じクラスになってからたまにおはようとかって声はかけられたことあるけどまともに話すのは初めてだったから妙に俺は堅くなってるのにM美はなんで平気なんだろう?とかまじでかんがえちまった。
その後も俺は「ああ」とか「まぁ」とかしか返事出来ずにいたのにM美はなんだかいろいろ喋ってくる。
真近で見るM美のかわいさにあらためて感心させられた。
299 :4:03/06/15 11:39 ID:uFVbN4iH
「ねぇY君ってあたしの写真みたことある?」と急に思いつめたような表情で尋ねられた。
「ああ、まぁ・・・」
「ねぇどう思った?」
「いや、いいと思ったよ・・・」
精一杯の返事だ。
「ホント?」
急に明るい表情に変わり、続けざまに「どの写真がよかった?」と質問をぶつけてくる。
「・・・白いビキニのやつかなぁ・・・?」と出来るだけそっけなく答えた。
「ええ〜!あれ一番恥ずかしかったんだよ〜。だってメチャクチャ小さくてさ
もう恥ずかしくて恥ずかしくてって感じだったんだからぁ。」
と言いながら立上がりスカートの前で指で三角形を作り「こんなやつでしょ?」と照れ笑いを浮かべている。
こっちの気なんかお構いなしに「横がヒモだったからほどけそうですっごい不安だったぁ」
とかスレスレの発言が続く。
300 :5:時03/06/15 11:39 ID:uFVbN4iH
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303 :6:筆03/06/15 11:43 ID:uFVbN4iH
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304 :撤7:03/06/15 11:44 ID:uFVbN4iH
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305 :8:03/06/15 11:44 ID:uFVbN4iH
それでも昨日よりはまともに話せるようになり、とりとめのない、それでいて飽きのこない会話が続く。
時間はあっという間に過ぎ気がつけば傾いた太陽の光が廊下側の壁にまで達していた、
駅まで一緒に帰ろうと言い出したのはM美だった。
まだ夏服のM美と並んで歩くと胸のふくらみやミニスカートから伸びるスラッとした脚、ボリュームのあるふっくらとしたお尻についつい目が吸い寄せられる、自制しろと自分自身に言い聞かせている時だった。
「昨日ね、Y君がいいって言ってくれた水着あるでしょ?あれ着てみたんだ。」と俺の顔を覗き込む。
俺はドギマギしながら「ああ」と答える。
「自分で見てもなんかエッチィかったよ、M美の身体ってなんかやらしいよね、自分でそう思った。それにあの水着ってすんごい小さいでしょ?M美はヘアが薄いから大丈夫だけど普通の子は現場で剃るんだってスタイリストさんが言ってたよ。」
とまたまた俺の顔を覗き込む。
306 :9:03/06/15 11:46 ID:uFVbN4iH
「恥あ両あ」と答え右た被ものの芸M紋美棟の笑『整ヘアが遮薄傷いA』と卵いう言錠葉暦が頭の犯中を駆け沿巡り俺帰の中の男端が一忌杯イ退ッ支パ迎イ5に包な縮っ羊て文いる材、車もち護ろ誠ん瞬間勃通起を艦隠孝す化為打鞄の位墳置が妙に主不自然に脹な誉ってしまっ憂た連。
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307 :章10:03/06/15 11:47 ID:uFVbN4iH
「寸来悩年己の夏猟休みかぁ・・根・!」
ほ撲んの頼一粉瞬悲し草気な表系情憩をみせ語たが隷、す笑ぐ棋に
「ハハ腕ハ碑、酸そうかそ裕うか貧Y覇!敬M美様のん水着券姿絞を卑機会駄が穴あったらみ殺せて可や披ろう、渇ありが映た漫く思斥えよ」暑とふざけ帥な疫がら俺の肩を可叩いたた時に岩は駅胆に妹つい躍て探し柔まっ泥た突。
別れ際識、「ン明日の放倫課廉後欠も教室で料待歩って麻てい窓い吸?」と聞か苗れ、毛迷わず多「乱ああ焼」と顔が透ほsころ程び徹そ範うに打な徹り沈なが超ら娯答え授た。
さ岬ら屯にさM美nはうつむき生な予がら「明尽日航、M美白の家貧誰黄も担いない徳ん棟だ・・・」炉と独り恵言慶のよ粛うにぽつりと縛つ狩ぶやくと反対側のホ半ー摩ムに走り撲去っ漠てしまった。
309 :11:03/06/15 11:47 ID:uFVbN4iH
帰宅したものの駅でM美と別れてから俺の頭はパニクっていた。もともと無い頭を必死で働かせようとするのだが何一つ答えが出ない。
M美は普段じぶんのことを「あたし」と言うのに今日は会話の途中から「M美」と名前で自称していたこと。
「教室で待ってていい?」
つまり俺をM美が待ってるということなのか?どうしても信じられない。
「家に誰もいない」
家に誰もいないのは勝手だが、何故俺に言うのか・・・?まさかね
そりゃねぇよなと、よからぬ妄想を必死でぬぐい去る。
俺のおめでたい頭は堂々回りを繰り返し眠りについたのは夜中3時を回っていた。
もちろん「いつものページ」に3回お世話になったのは言うまでもない・・・
311 :12:崩03/06/15 11:49 ID:uFVbN4iH
翌日の顧学め校現は番いつ桜もと変わらぬ日増常邪が友あった。綿M美楼は女友達らと浴一緒場にいつ君も丈のhよ黒うに態は団し報ゃ裏い狭でい某る。
俺頭一界人だ爆け過心宗ここ稚に軒あ物ら俳ず妥だっ鋳た陳。
放張課塑後四の歌グラウ爵ンドで親上半身孔の筋トレを終え災るそと念のため来仲間に「今日は医号者に行範くむ」と匿嘘を行つき渉グ供ラウンドを偵後厚にした聖。
教在室に向六かう途中瓶、弓閃い倣た!竜
「林そ薫うか、詳これ初は百ドッぬキ碑リ伯カメラなん姉だ貢。秋の文化祭にでなも出隷品需する審つ演もりな較んだ・徳・洗・教侮室えに入るとク貢ラス防中の獲女コ子が大皆笑弊いで俺を迎化えるって訳唐だ。北」
こうな起ると俺団の頭は回転覚するン。どの枠よ醜うな状況標でどのよう納に年切濯り浸返扇すか三あらゆる団シ織ュミ汁レ禁ー文シ拙ョ舟ンを墜試みる。職
すっ貴かり準備記が絶整い載教刃室の頭ド参アいを至静夏か羊に開けた。粛
静まり矯返ったア教室癖の眺片勉隅系にM濫美鳴が一燃人曜佇んで雄いた掃。時
312 :13:03/06/15 11:50 ID:uFVbN4iH
俺は状況が飲み込めず心の中はアタフタしているとM美が唐突に口を開く。
「あのね、昨日ケーキ買ったの、あとね、紅茶も買ったの。M美の家に来る?」
「ああ」
俺は全く状況が飲み込めないままとりあえず部室に着替えに戻り校門で待ち合わせをすることにした。
校門からちょっと離れた場所にM美はいた、
俺が近寄るとニコっと笑い駅に向かって歩き出す。駅迄の道すがら、電車の中で聞いた話をまとめるとこうだ。
M美のお父さんは1年前から海外へ単身赴任しているため、お母さんは習い事をしたり趣味の映画鑑賞や舞台鑑賞に明け暮れる日々だという、兄は地方の大学に進学し夏休みの帰省が終わり大学へ戻ったそうだ。
M美は自分の部屋で男の子と一緒にケーキを食べることと男の子が乗る自転車の後ろに乗るのが夢であり今日はその夢が二つとも叶うと喜んでいた。
313 :派14:お03/06/15 11:51 ID:uFVbN4iH
俺は隷肩宗透片か災しを食ら蒸っ照たような胃ホ亭ッと猛したよ郊う煩な底複雑班な迷気持ち肪だ離ったが、反撲面歩ホ疑ッとして観い救た。札
M黙美の帥地元駅の自転車置非き場へ着く祝と劾嬉扱し脚そうにI自転坪車材の低鍵を俺に渡すス、奴M窓美秩は携「わー賢い払わーつい」とはし偏ゃ不ぎ夏なが好ら俺康の後況ろ安に横誕座滋りし局俺属の腰に手法を回す漆。環
自渡転車絶を廃漕犯ぎだすと増M美蚊は有「嬉財し匹い〜裸楽し伴い〜回」品を英連b発覚する。
そ躍れ兄だけなら戦いい堕のだ稚が主背尋中に主M抄美の柔妥らねかい補二つ月のU胸銃がふわ時り胴と講当仏た脹る搾感触謝にま横たま昇た養困っ塾たことになってしま座った護(塗勃震)永
い窓き猶な鳥り科「尼堅笑い薄ん寮だ回ね」と強冷や誇汗が流れ本るよような解発言を槽するM美石、婿直ぐに簿サッカ蚕ー嚇で鍛責えた腹筋玉のこ貫と勢だ猟とわかり玄ほっと匿するのも束掘の寿間月、況「今校度は迅後延ろに立っ試て態乗凝りたい域」認といへいだけした姿。膜
一劇旦道端秘で寡自耐転車を止め図る去とM米美は右死足洞を恩荷台に子かける、佐スカ預ー応トの乗奥に一襟瞬白いも獲のがチラ索リ誤と見離える。奮
俺仏のドギマ練ギを見透鋭かしたよ妨うに荷台行に立ち侯上庫が粒り局俺の肩墓から首湾に稲しが径みつくとさっさきよりも強烈に場M穫美悟の1胸回が背中に密着し灯た預。凸
M琴美の家液に着く7頃孝には特サッ貿カー鋭の試沖合究を終砕えた抽よ奇うな堂疲れ舞を感七じて朗い港た然が、その疲れは幣今十迄に券経搾験したこヌとの軽ない心地良い疲睡れ糾方墜だっ渦た。粗
314 :15:03/06/15 11:51 ID:uFVbN4iH
美の家はとても立派な築三年の一戸建てだった。
中に入るとまるでモデルルームのように整然とした空間が拡がり、いくら母娘二人だけの生活とはいえ片付き過ぎている感は否めない、我が家とはエライ違いだななどとあたりを見回しているとこっちがM美の部屋だよと手招きする。
一緒に部屋に入ると壁に見慣れた白い布地がかかっている。『あの水着だ』
同時にM美も気付き慌ててハンガーごとひったくるように胸の前に抱え洋服ダンスに押し込む。
「見たなぁ」とおどけた様子で軽く俺を睨むも、直ぐに「お茶煎れるからまっててね、あ、タンスの中見ちゃダメだよ下着も入ってるんだからね」と言い残し部屋を出ようとする。
俺はここまで来たら逆に精神的安定を取り戻しており、「水着着てくれるんじゃないの?」と軽口を叩いてみた。
「着る訳ないじゃぁ〜ん」と谷底に突き落とす一言を残し部屋を後にする。
315 :16:03/06/15 11:51 ID:uFVbN4iH
洋服タンスへの欲求は高まる一方だがここまで来てM美の信頼を失いたくない気持ちが勝りなんとか踏み止まった。
それにしてもぼんやりM美の部屋を眺めて見ると想像していた女の子の部屋とままるで違っていた。
最近の新築らしく収納スペースがふんだんにあるのだがそれにしても整然としている、まるで外国映画に出てくる部屋のようだ。
ヌイグルミがそこかしこにあり、テーブルの上には化粧品などの男には理解出来ない小瓶の類いが散乱してるものと信じていただけに現実のギャップに驚くと同時にM美の意外な一面を垣間見た気がした。
部屋の外から「ドア開けて〜」とM美の声が響く。ドアを開けるとお洒落なトレイを両手で抱えたM美が立っていたのでM美からトレイを受け取る。
M美は背の低いテーブルをベッドの脇に寄せると「ここに置いてね、座るとこないからここでいいよね」とベッドに腰掛け自分の横を指さした。
ためらっていると返っておかしな雰囲気になりかねないので平静を装いM美の座るベッドの横に並んで腰掛けた。
トレイの上にはティーカップが二つとイチゴをちりばめたケーキが二つ並んでいた。
317 :17:03/06/15 11:52 ID:uFVbN4iH
ふと汗と泥とむさ苦しい野郎どもに囲まれたここ数年を思い出し吹き出してしまった。
M美に話すと笑いながら「Y君もたまにはお休みしなさいって神様が怪我させてくれたんだよ」と言い「こういうの楽しい?」と尋ねられた。
「おお、もちろん楽しいよ、出来ることならこのままずっと怪我してたいな・・・ま、10月入ったら完全復帰予定なんだけどね」
「10月かぁ・・・」
M美の視線は宙を彷徨い言葉の真意が理解出来なかった。
ふと沈黙が続き、M美は意外な言葉を口にした「あのね、あのね、あの水着着ないとダメ?」わずかに頬が紅く染まっている。
318 :18:03/06/15 11:52 ID:uFVbN4iH
そ、その雰囲気でその言葉、それは俺に水着を着ろと言わせたいのですかぁ???といつも通りパニクりはじめ、そして例によって例の一言しか口に出ない。
「あ、ああ」
弾かれたようにM美は立ち上がり洋服ダンスを開けるとあの白い布地とヒモを胸の前で丸め部屋を出て行った。
俺は状況が把握出来ず痴呆のように呆然としていた。
時間にして僅か4〜5分のことだったとは思うが、ひどくゆっくりと時が流れていた。
ふたたびゆっくりとドアが開くM美の気持ちを代弁するかのように少しづつドアが開く完全に開かれたドア・・・
部屋の入り口にグラビアの中のM美が立っていた。
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