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幼なじみちーちゃん

 

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18 名前:えっちな18禁さん 投稿日:2008/03/15(土) 23:02:59 ID:8c4tywVL0
過疎スレっぽいし、すぐ落ちそうだから、俺の下手くそな文章を投下しても迷惑を感じる人も少ないだろう。

というわけで、いきます。



19 名前:18 投稿日:2008/03/15(土) 23:05:32 ID:8c4tywVL0
俺には千里ちゃんという物心ついたときからの幼馴染がいて、ちーちゃん、ちーちゃんと呼んでいた。

周辺に俺たち以外子供のいない地域だったので、いつも一緒だった。


しかし中学校に上がる前にちーちゃんが引っ越してしまい、それ以来交流は無くなった。

親同士が仲が良かったので、俺が中学や高校に入学とき、お祝いで家にきてくれたことはあったが、この年頃になるとお互いの世界があるわけだし、会っても一言も口をきかなかったなあ。


で、いつしか俺は大学を卒業し、就職で故郷を遠く離れた都会に出てきたわけだ。

こうなってくると、もう一生会うこともなさそうだが、話はここから始まるので、世の中は訳が分からない。



20 名前:18 投稿日:2008/03/15(土) 23:07:58 ID:8c4tywVL0
出して二年目のこと。


社帰り携帯をチェッと、見知ぬ番から何度も電話がかかっていた。

ワン切りか何かとも思っが、それならこうもかはず無い。

はちっと不がらも、の番号にかけことにた。

ルルルル電話音)・・ルルル・・・ガチャ

:も・・・・

ち:あー かっちゃんの名前)、しぶり

の調子と、クニの訛すぐに分か

きたのはちゃだっ

スゲー懐かしいいで、俺た。

と言っても今どな仕事をしているとか、どに住んるとか、そういだ。

ちーゃんは短出たと、保育園の保って

子供のこから保母さなりたい言っいたから、夢かなえことになる。


がないサラリーマンに俺はその点、素直伝え

ちーちゃくさそうに、そなことも



21 名前:18 投稿日:2008/03/15(土) 23:09:36 ID:8c4tywVL0
ろであ、かっちゃんは仕事忙しい

ゲー忙しい俺さあ、会社から出て、す電話かけてんだな時間3時てんだょ。毎日夜は十時まで仕事してるよ。

ち:凄いね! ちーち夕方いまでだよ。

俺:それはそれでスゲー(笑)

ち:でも忙かっら、こんなこと頼ない・・






22 名前:18 投稿日:2008/03/15(土) 23:10:56 ID:8c4tywVL0
退、ちーは最近鬱だと診断さそうだ。

舎の町では少子化の進行が早いらしく保育園の先生は人余態で、ベテランの先生から嫌がらせをたそうだ。

けど保母といは、んにとって簡単諦めのではない。

なついてくれている供もいる

その軋轢引き起んだろうと、話をた俺はた。

回、急に俺のところに電話かけてきたのちーちゃんの鬱が関係ていた。



23 名前:18 投稿日:2008/03/15(土) 23:12:36 ID:8c4tywVL0
病院で渡された薬を飲んでいるらしかったが、それが どういう薬なのか ちーちゃんには今ひとつ分からない。

それに鬱病にかかったことがバレると、ますます保育園を辞めさせられそうで、周囲の人間に相談することも出来なかったようだ。

俺が頼まれたのは、ちーちゃんが飲んでいる薬がどのような効果のあるものなのか、副作用があるのかないのか、それを調べることだった。

俺は昔から本ばかり読んでいたから、そういうことも知っているだろう考えて電話したそうだ。



24 名前:18 投稿日:2008/03/15(土) 23:25:39 ID:8c4tywVL0
俺:それなら大丈夫。大学のとき、薬学部にいた友達がいるから、そいつに聞けば すぐ分かると思う。

ち:ありがとう。


でね、一つどうしても知りたいことがあるんだけど・・・

一番の問題は、薬の副作用だった。

飲み続けることで将来、子供が産めなくなるのは嫌だというのだ。

保母さんになったことからも分かるとおり、ちーちゃんは子供好きだった。

将来結婚しても子供が産めないのは嫌だという気持ちは、痛いほど分かる。

そういうことなら、よし、すぐに安心させてやろうということで、

俺は薬の名前を聞きだすと、薬剤師の資格を持ってる友達に電話して、色々調べてもらった。



25 名前:18 投稿日:2008/03/15(土) 23:27:27 ID:8c4tywVL0
幸い、ちーちゃんが飲んでいた薬は軽いもので、将来子供が産めなくなるというものではなかった。

夜中十二時近くなっていたが、それでもいいと言っていたので、俺はちーちゃんに電話してそのことを伝えると、流石に安心したようだった。


ち:ごめんね、かっちゃん。急にこんなこと頼んで。 

俺:ちーちゃんのためなら、これくらいなんでもないって。

ち:でも、びっくりしたでしょう。ちーちゃんが鬱病だって聞いて。

俺:別に。ま、そういうこともあるでしょう。それより、一回こっちにおいでよ。色々案内するからさ。

ち:そうだね。ちーちゃんもそっちに行ってみたいよ。そうなったら、部屋に泊めてね(笑)。



26 名:18 投稿日:2008/03/15(土) 23:30:05 ID:8c4tywVL0
俺がっちにいと誘ったのは、社交辞令みたいなものだ

笑いがらといえ、部屋に止めなん言われると思なかた俺は、瞬沈黙し

ち:大丈夫ちーちゃが泊まるんなら、おばち(俺の母)だっていいって言う

や、そういうことを言ってるんじゃなくて、男の部屋に泊めてくれってのがうい分かっ

・・・んてこ、これまで友達として過ごしてきた日々を否定していそうなして、言えなかっ

俺はもしーちゃんが来たらンガ喫茶でも泊まろうと考えて

ゃあいいよまりいで。 とえておいた。



27 名前18 投稿:2008/03/15(土) 23:31:38 ID:8c4tywVL0
それから一も経た 土曜ことだ。

夕飯を食ってテレビていると突如 携帯が

かけたのは、またしも ちーゃんだっ


俺:どーしたの?

ち:ちちゃんねいまど思う

まさか・・・


にそのさかだっちーちゃんは今新幹線の駅にいると

で、ど行っていかサッパ分からないと言う。






28 名前:18 投稿:2008/03/15(土) 23:33:05 ID:8c4tywVL0
ち:この駅いねー。


てのんきに言ってるが、そりゃあ一日に十車が走らない地元の駅に比べれば、こだて広いだろう。

れにしても、まあ、こっちに来いと言ったのは俺だが、ここまで急にとは思いも

一人ほっとくわけにはない

尿は駅 まで迎えに行っ、一時間かけて部屋にきた。


:広いし、きれいだね


わり部屋と、ちーちはしりに感心ていた

その横で、俺は一杯。朝、掃して良かった心底ほっとした



29 名前:18 投稿日:2008/03/15(土) 23:34:21 ID:8c4tywVL0
ちーちゃんは荷物を部屋に置くと、コタツに入った。

ここで酒でも飲ませていい雰囲気に・・・ってのが普通なのかもしれないが、あいにくと俺は酒が飲めないから、ビールの一本たりとも部屋にはない。

あったとしても、薬飲んでる人に勧めるのは微妙だしな。

俺は愛飲している玄米茶を淹れて、ちーちゃんに勧めた。

俺も お茶を飲みながら、一人で新幹線に乗るのは寂しかったとか、ちーちゃんの話に耳を傾けていると、話は だんだん昔のことに移っていった。



30 名前:18 投稿日:2008/03/15(土) 23:36:05 ID:8c4tywVL0
ち:子供のころは、毎日が楽しかったね。

楽しいと言う割りに、どうして ちーちゃんがしんみりしているのか、気遣いってやつが苦手な俺に分かろうはずもない。

俺:夏休みは毎日田んぼか川に行って、アホみたいに おたまじゃくしとかメダカをとってたなあ。

ち:カブトムシを取りにも行ったし、節分のときに家の中で豆をまきすぎて、怒られたこともあったよね。

長いこと思い出しもしなかった子供のころが、鮮明に頭の中に浮かんだ。

ちーちゃんの言うとおり、子供のころは確かに楽しかった。高いところに登るだけでちょっとした冒険だった。

今の俺は同じことの繰り返しになってる毎日に飽き飽きしているが、どうして子供のころは飽きもせずに毎日過ごせたのだろう。

そんなことを考えたし、考えさせてくれる幼馴染っていいなあと感じた。



31 名前:18 投稿日:2008/03/15(土) 23:37:53 ID:8c4tywVL0
ふと見ると、ちーちゃんが泣いていた。

昔を思い出したから、と言うのではなさそうだった。

何か深刻な雰囲気があった。

俺は泣きたいだけ泣かせた方がいいだろうと思った。

というのは真っ赤な嘘で、当時の俺は女と付き合ったことは一度たりともないかったから、女の涙に どう対応していいのか分からず固まってしまっただけだった。

それから三十分近くちーちゃんは泣いて、少し落ち着いてきた頃を見計らって、俺はお茶を淹れなおし、ちーちゃんに渡した。



32 名前:18 投稿日:2008/03/15(土) 23:39:50 ID:8c4tywVL0
んは優しいね。


これまた何が優しいのか分からない。

だが下手に何るよ、泣きただけ泣いもらうと言う処置は、ベストだったようだ。

声に笑い戻っている。


俺:俺さあ、ちーちゃんのためなら何するよだからさ、にかしたとがるんら、言っれよ


ち:そ。ありね。じあ・・・


ーちが何で泣いのかはからいが、したいことがあならよう思ったのだが


:足がいよ何として


真剣な話にならなかったので、俺はずっこけた。

しかちゃんの言うこともっもなとだ

の部屋はいわゆるリングは絨かず、こたつ板張に直接組んいた。

三十分も同じ姿勢で泣いいれば、足痛くなるだろう。

俺の部屋座布団も無い

トも無いから、そこに腰掛けろえない。



33 名前:18 投稿日:2008/03/15(土) 23:43:34 ID:8c4tywVL0
俺:布団を敷くからさあ、その上に座ってくれ。


俺は押入れから布団を出した。

俺と ちーちゃんは ちょうど横並びの形で、壁にもたれながら布団の上にのった。

ここまできて、やっとちーちゃんは何故泣いたのかを語り始めた。

どうやら鬱病のせいで、付き合っていた彼氏と最近別れたらしい。

それだけではない。

つい今朝方、母親から「あんたが鬱病だなんて、恥ずかしくてご近所にいえないわ」、なんてことを言われたらしい。

俺のところにきたのも、母親の言葉で家にいられないような気がしたからだそうだ。

俺は憤慨した。

田舎の若者は都会にでていくイメージがあるだろうが、実はそうではない。

地元に愛着を持つ人間が半分、嫌気がさして都会に飛び出す人間が半分といったところだ。

俺は後者で、それだけに田舎の人間の精神性や保守的気質は大嫌いだった。

ちーちゃんの彼氏やら おばさんに対して、真剣に怒っていると、ちーちゃんが また泣き出して、俺の肩に寄りかかってきた。

「ちーちゃんは俺が守らなくちゃ」と言う感情が、自然に沸き起こった。

どうしてあげるのがちーちゃんのためになるだろうと考えた。





>>次のページへ続く


 


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カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:青春, ほのぼの, 胸キュン,
 

 
 
 
 
 

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