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バレンタインデーが原因で女子に嫌われた話をする
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1 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 19:25:15.31 ID:rJNFqAHX0
立ったら書く。
自分語りだ。
5 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 19:30:31.94 ID:rJNFqAHX0
俺は、この経験があるから、未だにバレンタインデーっていいイメージがないんだよ。
まあ、100%俺が悪いんだけどね。
語らせてほしい。
8 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 19:32:33.84 ID:rJNFqAHX0
先ずはスペック。
俺:豊川悦司の顔を数十発、ブン殴ったような顔。簡単に言うと髪型だけ似ている。
当時、中学一年生。
俺は豊川としておく。
11 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 19:36:25.03 ID:rJNFqAHX0
中学一年生の時の俺は大の映画好きだったんだ。
完全な映画オタクってレベル。
映画館の雰囲気も好きで、特別観たい映画がなくても一人でも観に行っていた。
よくレンタルもして、家で観ていた。
洋画、邦画、関係なく観ていた。
とにかく映画好き。
14 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 19:45:55.49 ID:rJNFqAHX0
そんなある日、適当に借りてきた『アイコ十六歳』という邦画を観た。
富田靖子主演の映画だったが、観終わって、ある事に気が付いた。(アイツって富田靖子に似てない?)
15 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 19:58:24.89 ID:rJNFqAHX0
『アイツ』とは、同じクラスの女子で、喋った事はない。
他の男子とも話をしているところは見たこともなく、いつも決まった暗い感じの女子とだけ喋っている。おとなしい感じの女子。
色がとても白く、ストレートの黒い髪が綺麗で、髪には天使の輪っかが出来ている。
体も細い。黒い髪と白い肌と黒い制服がよく似合う。清純って感じの女子だった。
その女子は富田靖子に似ていたので、名前を富田靖子としておきます。
19 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 20:09:00.77 ID:rJNFqAHX0
なんか、クラスに有名人がいるような気分になり、俺はその富田さんをよく観察する軽いストーカーなった。
『アイコ十六歳』とは髪の長さだけは違うが、他は見れば見るほど富田靖子に似ている。
学校が終わると、レンタルビデオ店に行って富田靖子が出演している映画を借りる。
と言っても、当時は富田靖子が出演している映画って少なかったので、ダビングして何回も観ていた。
家ではテレビの中の富田靖子を見ながら(クラスの富田さんに似ているな。)と思う。
学校では机に座っている富田さんを見ながら(女優の富田靖子に似ているな。)と思う。
今思えば、完全に好きになっていたんだけど、当時の俺はガキの中学一年生。それが恋だとも思わなかった。
だが俺の中では大きな存在になっていた。
20 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 20:16:03.56 ID:rJNFqAHX0
何とかして富田さんと喋るきっかけを作ろうとするが、そんなテクニックはない。
あっさりと異性と喋れる中澤が羨ましかった。中澤とは同じクラスの女子。
雰囲気が中澤裕子に似ていたので、中澤としておきます。
22 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 20:41:50.92 ID:rJNFqAHX0
中澤は活発な性格で、いつも明るく大声で喋っていた。同性とも異性とも、よく喋る。俺とも普通に話をする。
机の上に座るのが好きみたいで、椅子に座っている俺を見下ろすように、よく喋ってきた。
富田さんとは正反対の性格だった。
数少ない俺の異性の友人だった。
24 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 20:54:49.28 ID:rJNFqAHX0
俺は富田さんと話すきっかけを作りたくて、友人に相談しようと考えた事もあるが、しなかった。
同じ女子である中澤に相談しようかと思ったが、どう相談すればいいか分からない。
また、女子に相談するという事が中二病の俺にはプライドがあって出来なかった。
25 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 21:01:36.32 ID:rJNFqAHX0
ある体育の授業中、クラス全員が運動場を走ることがあった。
俺は、体操服を着て息を上げながら走っている富田さんの後ろ姿を見ながら、一メートル後ろをピッタリと走っていた。
富田さんの揺れる髪と、紺色のブルマーと上下に動く白い太ももを交互にガン見しながら。
ちょっぴりストーカー気質だった。
・・・こけそうになる富田さん。
俺は後ろから手を伸ばし、富田さんを支える。
「大丈夫?気を付けろよ。」と、キリッと言って去っていく・・・
頬を赤くしながら俺の後ろ姿を見る富田さん・・・
そんな妄想をしながら運動場を二周した。富田さんのピッタリ後ろを走りながら。
ちょっぴりストーカーだった。
26 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 21:08:52.63 ID:rJNFqAHX0
当時の俺は、男ばかりのグループで遊んでいたんだが、気が付くと目は自然と富田さんを見ている。
でも、ガキの俺はそれが恋とも気が付いていなかった。
28 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 21:22:25.26 ID:rJNFqAHX0
好きだとハッキリ気が付いたのは、同じクラスのある男子が富田さんを好きらしいという噂を聞いた時だった。
心の中が熱くなった。嫉妬って奴だ。
そんな感情が芽生えていた自分に気が付き、ようやく俺は富田さんを好きなんだという事が分かった。
30 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 21:40:58.68 ID:rJNFqAHX0
それからは、妄想は酷くなった。
『と・よ・か・わ・・・や・す・こ』
部屋でそんな事を考え、枕に顔をうずめて奇声を発しながら、足をジタバタさせた。
枕を富田さんに見立てた恋愛も始まった。
枕を腕枕して寝るようになった。
直ぐに枕は、俺のキスでシミだらけになった。
31 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 22:04:08.05 ID:rJNFqAHX0
ある日、教室で男子共と喋っていると、中澤が俺の机に座って足を交互に振りながら
「豊川君って、好きな子とかいるの?」
って、上から目線で聞いてきた。
「いるよ。」
「誰?」
「言わない。」
「何で?教えてよ。」
「嫌だ。」
「何で?恥ずかしいの?」
「うるさい!」
そう言って俺は教室を飛び出した。
32 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 22:08:38.99 ID:rJNFqAHX0
ある日の休み時間の事だった。
「俺の好きな子って、富田さんでしょ?」
中澤が聞いてきた。
33 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 22:24:59.46 ID:rJNFqAHX0
「だって、いつも富田さんを見てるよ。」
俺の隣の机の上に座っている中澤は、足を振りながらニヤニヤ笑いながら聞いてきた。
「そうだけど・・・悪い?」
「ううん、悪いなんて言ってないよ。豊川君って、ああいう感じの女の子が好きなんだなって思っただけ。」
「・・・そういう中澤は、好きな男子はいないの?」
「・・・うーん、いるよ。」
「誰?」
「言わない。」
そう言うと中澤は俺から離れて、別の男子に話しかけていた。
俺は中澤に富田さんを好きな事を認めてしまった事を後悔した。
俺は中澤が、俺が富田さんを好きな事を言いふらすんじゃないかと思って焦っていた。
でも、中澤はそんな事はしなかった。
34 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 22:38:37.38 ID:rJNFqAHX0
バレンタインデー。
チョコなんて母親からしか貰ったことがないが、女が好きな男にチョコを渡す日という事くらいは知っていた。
俺は、富田さんが俺にチョコをプレゼントしてくれるんじゃないかと思って、朝からドキドキしていた。
37 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 22:45:03.69 ID:rJNFqAHX0
「富田さん?・・・どうして俺を、こんな所に呼び出すの?・・・どうしたの?・・・顔が赤いよ?」
「・・・豊川君・・・これを受け取って下さい・・・」
「富田さん・・・何故、俺にチョコをくれるの?」
「今日がバレンタインデーだから・・・」
「富田さん・・・それって・・・」
「豊川君・・・・・私・・・私・・・・・豊川君の事が、ずっとずっと前から好きでした!豊川君の事ばかり見ていました!だから・・・だから・・・・・私と付き合って下さい!」
「・・俺も・・・富田さんの事が好きだったんだ!」
「えっ??・・・ と・・豊川君・・・本当?・・・本当に?・・・・嬉しい・・・グスッ・・グスッ・・・」
「バカだな・・・泣く奴があるか・・・富田さん・・・いや、靖子って呼んでいいか?ほら靖子・・・ハンカチ・・・」
授業中に富田さんの後ろ姿を見ながら、そんな妄想をしていた。
1 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 19:25:15.31 ID:rJNFqAHX0
立ったら書く。
自分語りだ。
5 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 19:30:31.94 ID:rJNFqAHX0
俺は、この経験があるから、未だにバレンタインデーっていいイメージがないんだよ。
まあ、100%俺が悪いんだけどね。
語らせてほしい。
8 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 19:32:33.84 ID:rJNFqAHX0
先ずはスペック。
俺:豊川悦司の顔を数十発、ブン殴ったような顔。簡単に言うと髪型だけ似ている。
当時、中学一年生。
俺は豊川としておく。
11 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 19:36:25.03 ID:rJNFqAHX0
中学一年生の時の俺は大の映画好きだったんだ。
完全な映画オタクってレベル。
映画館の雰囲気も好きで、特別観たい映画がなくても一人でも観に行っていた。
よくレンタルもして、家で観ていた。
洋画、邦画、関係なく観ていた。
とにかく映画好き。
14 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 19:45:55.49 ID:rJNFqAHX0
そんなある日、適当に借りてきた『アイコ十六歳』という邦画を観た。
富田靖子主演の映画だったが、観終わって、ある事に気が付いた。(アイツって富田靖子に似てない?)
15 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 19:58:24.89 ID:rJNFqAHX0
『アイツ』とは、同じクラスの女子で、喋った事はない。
他の男子とも話をしているところは見たこともなく、いつも決まった暗い感じの女子とだけ喋っている。おとなしい感じの女子。
色がとても白く、ストレートの黒い髪が綺麗で、髪には天使の輪っかが出来ている。
体も細い。黒い髪と白い肌と黒い制服がよく似合う。清純って感じの女子だった。
その女子は富田靖子に似ていたので、名前を富田靖子としておきます。
19 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 20:09:00.77 ID:rJNFqAHX0
なんか、クラスに有名人がいるような気分になり、俺はその富田さんをよく観察する軽いストーカーなった。
『アイコ十六歳』とは髪の長さだけは違うが、他は見れば見るほど富田靖子に似ている。
学校が終わると、レンタルビデオ店に行って富田靖子が出演している映画を借りる。
と言っても、当時は富田靖子が出演している映画って少なかったので、ダビングして何回も観ていた。
家ではテレビの中の富田靖子を見ながら(クラスの富田さんに似ているな。)と思う。
学校では机に座っている富田さんを見ながら(女優の富田靖子に似ているな。)と思う。
今思えば、完全に好きになっていたんだけど、当時の俺はガキの中学一年生。それが恋だとも思わなかった。
だが俺の中では大きな存在になっていた。
20 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 20:16:03.56 ID:rJNFqAHX0
何とかして富田さんと喋るきっかけを作ろうとするが、そんなテクニックはない。
あっさりと異性と喋れる中澤が羨ましかった。中澤とは同じクラスの女子。
雰囲気が中澤裕子に似ていたので、中澤としておきます。
22 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 20:41:50.92 ID:rJNFqAHX0
中澤は活発な性格で、いつも明るく大声で喋っていた。同性とも異性とも、よく喋る。俺とも普通に話をする。
机の上に座るのが好きみたいで、椅子に座っている俺を見下ろすように、よく喋ってきた。
富田さんとは正反対の性格だった。
数少ない俺の異性の友人だった。
24 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 20:54:49.28 ID:rJNFqAHX0
俺は富田さんと話すきっかけを作りたくて、友人に相談しようと考えた事もあるが、しなかった。
同じ女子である中澤に相談しようかと思ったが、どう相談すればいいか分からない。
また、女子に相談するという事が中二病の俺にはプライドがあって出来なかった。
25 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 21:01:36.32 ID:rJNFqAHX0
ある体育の授業中、クラス全員が運動場を走ることがあった。
俺は、体操服を着て息を上げながら走っている富田さんの後ろ姿を見ながら、一メートル後ろをピッタリと走っていた。
富田さんの揺れる髪と、紺色のブルマーと上下に動く白い太ももを交互にガン見しながら。
ちょっぴりストーカー気質だった。
・・・こけそうになる富田さん。
俺は後ろから手を伸ばし、富田さんを支える。
「大丈夫?気を付けろよ。」と、キリッと言って去っていく・・・
頬を赤くしながら俺の後ろ姿を見る富田さん・・・
そんな妄想をしながら運動場を二周した。富田さんのピッタリ後ろを走りながら。
ちょっぴりストーカーだった。
26 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 21:08:52.63 ID:rJNFqAHX0
当時の俺は、男ばかりのグループで遊んでいたんだが、気が付くと目は自然と富田さんを見ている。
でも、ガキの俺はそれが恋とも気が付いていなかった。
28 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 21:22:25.26 ID:rJNFqAHX0
好きだとハッキリ気が付いたのは、同じクラスのある男子が富田さんを好きらしいという噂を聞いた時だった。
心の中が熱くなった。嫉妬って奴だ。
そんな感情が芽生えていた自分に気が付き、ようやく俺は富田さんを好きなんだという事が分かった。
30 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 21:40:58.68 ID:rJNFqAHX0
それからは、妄想は酷くなった。
『と・よ・か・わ・・・や・す・こ』
部屋でそんな事を考え、枕に顔をうずめて奇声を発しながら、足をジタバタさせた。
枕を富田さんに見立てた恋愛も始まった。
枕を腕枕して寝るようになった。
直ぐに枕は、俺のキスでシミだらけになった。
31 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 22:04:08.05 ID:rJNFqAHX0
ある日、教室で男子共と喋っていると、中澤が俺の机に座って足を交互に振りながら
「豊川君って、好きな子とかいるの?」
って、上から目線で聞いてきた。
「いるよ。」
「誰?」
「言わない。」
「何で?教えてよ。」
「嫌だ。」
「何で?恥ずかしいの?」
「うるさい!」
そう言って俺は教室を飛び出した。
32 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 22:08:38.99 ID:rJNFqAHX0
ある日の休み時間の事だった。
「俺の好きな子って、富田さんでしょ?」
中澤が聞いてきた。
33 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 22:24:59.46 ID:rJNFqAHX0
「だって、いつも富田さんを見てるよ。」
俺の隣の机の上に座っている中澤は、足を振りながらニヤニヤ笑いながら聞いてきた。
「そうだけど・・・悪い?」
「ううん、悪いなんて言ってないよ。豊川君って、ああいう感じの女の子が好きなんだなって思っただけ。」
「・・・そういう中澤は、好きな男子はいないの?」
「・・・うーん、いるよ。」
「誰?」
「言わない。」
そう言うと中澤は俺から離れて、別の男子に話しかけていた。
俺は中澤に富田さんを好きな事を認めてしまった事を後悔した。
俺は中澤が、俺が富田さんを好きな事を言いふらすんじゃないかと思って焦っていた。
でも、中澤はそんな事はしなかった。
34 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 22:38:37.38 ID:rJNFqAHX0
バレンタインデー。
チョコなんて母親からしか貰ったことがないが、女が好きな男にチョコを渡す日という事くらいは知っていた。
俺は、富田さんが俺にチョコをプレゼントしてくれるんじゃないかと思って、朝からドキドキしていた。
37 :1 ◆Mf1nWfjAb6 :2014/02/08(土) 22:45:03.69 ID:rJNFqAHX0
「富田さん?・・・どうして俺を、こんな所に呼び出すの?・・・どうしたの?・・・顔が赤いよ?」
「・・・豊川君・・・これを受け取って下さい・・・」
「富田さん・・・何故、俺にチョコをくれるの?」
「今日がバレンタインデーだから・・・」
「富田さん・・・それって・・・」
「豊川君・・・・・私・・・私・・・・・豊川君の事が、ずっとずっと前から好きでした!豊川君の事ばかり見ていました!だから・・・だから・・・・・私と付き合って下さい!」
「・・俺も・・・富田さんの事が好きだったんだ!」
「えっ??・・・ と・・豊川君・・・本当?・・・本当に?・・・・嬉しい・・・グスッ・・グスッ・・・」
「バカだな・・・泣く奴があるか・・・富田さん・・・いや、靖子って呼んでいいか?ほら靖子・・・ハンカチ・・・」
授業中に富田さんの後ろ姿を見ながら、そんな妄想をしていた。
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