会社で起こった怖い話を語ってみる
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127 :1 :2018/04/30(月) 23:00:56.57 ID:9RwyYjZBM.net
仕事中だったこともあり、その紙の束が何か尋ねる事なく作業を続けた
そして仕事が終わり変える支度をしていた俺に先ほどの先輩が声を掛けてきた
「これ一応みておいてくれる?」
てっきり仕事に関するものだと思って受け取ったのは履歴書と謎の紙の束だった
説明しておくと うちの会社はどんな人が面接を受けたか社員は履歴書に目を通す事になっている
128 :1 :2018/04/30(月) 23:08:25.49 ID:9RwyYjZBM.net
正直、履歴書の事はほとんど覚えていない
おじさんだという意外は特にインパクトはなかったから
ただ、履歴書と一緒に渡された紙の束はかなりの破壊力があった
その紙の束は おじさんが書いた小説で、自己アピールの為に持参してきたらしい
面接をした先輩の話によると そのおじさんは仕事内容や会社について全く質問することなく、ずっと自分が書いた小説の話をしていたんだとか
129 :1 :2018/04/30(月) 23:14:42.12 ID:9RwyYjZBM.net
俺は先輩に このおじさんを採用するのか聞いてみた
すると先輩は「ないない、不採用」と言った
うちの会社はバイトの採用・不採用は面接をした人間が決める事が出来る
採用の場合はその場で告げるが、不採用の場合は
「採用の場合は一週間以内に連絡します、もし連絡が無い時は不採用ということでお願いします」
というのがお決まりのセリフになっている
おじさんは残念ながら不採用となってしまった
130 :1 :2018/04/30(月) 23:20:54.00 ID:9RwyYjZBM.net
ここまでは俺が知ってる話で ここからが今日の飲み会で聞いた話になる
自称小説家のおじさんが面接を受けてから8日後、突然会社の電話がなった
事務員さんが電話をとったんだけど、すぐに先輩に代わってほしいと言ってきた
先輩が代わると電話の相手は物凄い勢いで言葉にならない言葉をまくし立てた
声を聞いた先輩は直ぐに自称小説家のおじさんだと気づいた
132 :1 :2018/04/30(月) 23:28:33.68 ID:9RwyYjZBM.net
なんで自称小説家から電話がかかってきたかというと 面接時に渡した小説を返せという事だった
不採用が決定していたので おじさんの履歴書は既に処分済み
なので、住所を教えてくれたら郵送すると伝えると面接があるから今すぐ必要だ!郵送では間に合わない!とおじさんは かなりご立腹の様子
最初は家まで持って来いと言われたんだけど、先輩がそれは無理だと伝えるとおじさんが取りに来るという事で決着が着いた
仕事中だったこともあり、その紙の束が何か尋ねる事なく作業を続けた
そして仕事が終わり変える支度をしていた俺に先ほどの先輩が声を掛けてきた
「これ一応みておいてくれる?」
てっきり仕事に関するものだと思って受け取ったのは履歴書と謎の紙の束だった
説明しておくと うちの会社はどんな人が面接を受けたか社員は履歴書に目を通す事になっている
128 :1 :2018/04/30(月) 23:08:25.49 ID:9RwyYjZBM.net
正直、履歴書の事はほとんど覚えていない
おじさんだという意外は特にインパクトはなかったから
ただ、履歴書と一緒に渡された紙の束はかなりの破壊力があった
その紙の束は おじさんが書いた小説で、自己アピールの為に持参してきたらしい
面接をした先輩の話によると そのおじさんは仕事内容や会社について全く質問することなく、ずっと自分が書いた小説の話をしていたんだとか
129 :1 :2018/04/30(月) 23:14:42.12 ID:9RwyYjZBM.net
俺は先輩に このおじさんを採用するのか聞いてみた
すると先輩は「ないない、不採用」と言った
うちの会社はバイトの採用・不採用は面接をした人間が決める事が出来る
採用の場合はその場で告げるが、不採用の場合は
「採用の場合は一週間以内に連絡します、もし連絡が無い時は不採用ということでお願いします」
というのがお決まりのセリフになっている
おじさんは残念ながら不採用となってしまった
130 :1 :2018/04/30(月) 23:20:54.00 ID:9RwyYjZBM.net
ここまでは俺が知ってる話で ここからが今日の飲み会で聞いた話になる
自称小説家のおじさんが面接を受けてから8日後、突然会社の電話がなった
事務員さんが電話をとったんだけど、すぐに先輩に代わってほしいと言ってきた
先輩が代わると電話の相手は物凄い勢いで言葉にならない言葉をまくし立てた
声を聞いた先輩は直ぐに自称小説家のおじさんだと気づいた
132 :1 :2018/04/30(月) 23:28:33.68 ID:9RwyYjZBM.net
なんで自称小説家から電話がかかってきたかというと 面接時に渡した小説を返せという事だった
不採用が決定していたので おじさんの履歴書は既に処分済み
なので、住所を教えてくれたら郵送すると伝えると面接があるから今すぐ必要だ!郵送では間に合わない!とおじさんは かなりご立腹の様子
最初は家まで持って来いと言われたんだけど、先輩がそれは無理だと伝えるとおじさんが取りに来るという事で決着が着いた
134 :1 :2018/04/30(月) 23:38:13.74 ID:9RwyYjZBM.net
ヤバイ奴を面接したなーと軽く後悔していた先輩はおじさんが来たらすぐに渡せる様に小説を持って待機していた
おじさんから電話があって1時間くらい経った時、入り口のドアがバーンと凄い音をたてて開いた
慌てて先輩が入り口に向かうとおじさんが鬼の形相で立っていた
別にこっちは悪くないが謝りながら小説を渡すとおじさんは そのまま仕事場のドアを開けて入っていった
135 :1 :2018/04/30(月) 23:45:52.85 ID:9RwyYjZBM.net
仕事場に入ったおじさんは
「あー本当に時間の無駄だったわ、こんなクソみたいな会社の面接なんて受けるんじゃなかった!」
と大声で悪態ついて出ていった
もちろんその場に居た人間は呆然
先輩曰く完全に時が止まってたらしいw
その後、おじさんが会社に来ることは無かったけど面接時に履歴書と職務経歴書以外の物は受け取らなくなった
136 :1 :2018/04/30(月) 23:51:06.94 ID:9RwyYjZBM.net
俺は休みだったから おじさんの乱入には遭遇しなかったけど見てみたかったなw
ちなみにこの一件で社長から面接をした先輩はこっ酷く怒られましたとさ
おしまい
133 :カムパネルラ :2018/04/30(月) 23:35:44.47 ID:6qdKMM3i0.net
作文能力か関係ある業種です?
137 :1 :2018/04/30(月) 23:52:10.61 ID:9RwyYjZBM.net
>>133
まーったく関係ないですな
だから何故小説を書いてる事が自己アピールになると思ったのか不思議
138 :カムパネルラ :2018/04/30(月) 23:54:07.28 ID:6qdKMM3i0.net
自己アピールの方向を勘違いしちゃった系ですかね
139 :1 :2018/05/01(火) 00:00:41.05 ID:VXFhL8laM0501.net
>>138
たぶんね
140 :1 :2018/05/01(火) 00:10:07.50 ID:VXFhL8laM0501.net
寝るのに時間かかりそうだから もう一つ書いてみる
うちの会社の方針で余程の事をしない限りはクビにしないというのがある
特に新人の教育を任されている俺は社長からバイトをクビにするのは簡単だけど、それじゃお前自身が成長しないぞと言われていた
そんな俺が面倒見切れないと匙を投げたバイトが過去1人だけいた
142 :1 :2018/05/01(火) 00:21:43.08 ID:VXFhL8laM0501.net
そのバイトは20代の男でびっくりするくらい無口でおとなしい奴だった
その当時の俺は既に何人もバイトの教育をして来たので俺なりの教え方のノウハウがあった
だから どんな人間でもやる気さえあれば2〜3日である程度の仕事なら教える事が出来た
ま、はっきり言って勘違いしてた所もあったw
143 :1 :2018/05/01(火) 00:29:28.33 ID:VXFhL8laM0501.net
で、問題のバイトくんの話
この彼(D君)はPCの扱いに慣れていると聞いていたのだが直ぐ嘘だと分かるほどPCに不慣れだった
これは時間かかりそうと思いながら、時間を掛けて順を追って説明していった
144 :1 :2018/05/01(火) 00:34:50.03 ID:VXFhL8laM0501.net
D君自身俺の説明を真剣に聞いていたし、全くふざけている様子は無かった
でも、全然教えた事が覚えられない
今まで教えて来た人の中でも群を抜いて物覚えが悪かった
しかし、初日から完璧を求めてはいけないと思い
せめてマウスとキーボードの使い方だけは覚えてもらおうと何度も何度も同じ事を繰り返し教えた
145 :1 :2018/05/01(火) 00:41:22.97 ID:VXFhL8laM0501.net
仕事が終わった後の疲労感は半端じゃなく、真っ直ぐ家に帰ると飯も食わずに寝た
そして次の日、本来教える予定の10分の1も教えられなかった俺は とりあえず今日は昨日より多くの事を教えるつもりだった
時間ギリギリにやってきたD君は慌てて席に座った
146 :1 :2018/05/01(火) 00:48:14.52 ID:VXFhL8laM0501.net
さて、どこから教えようかなと考えているとD君が何かを探している
何を探しているのか聞くとPCの電源をどうやってつけるか分からないという
昨日説明したのに…と思いつつ電源を入れてあげた
ちょっと嫌な予感がした俺は昨日の復習をする事にした
147 :1 :2018/05/01(火) 00:54:25.91 ID:VXFhL8laM0501.net
俺はPCを立ち上げた後にする作業をD君にやるように言った
はい!という返事は良かったものの、D君の全然手が動かない
ここで俺は想像以上にD君の物覚えが悪いから事に気付いた
そしてちゃんと仕事をこなせるようになるのはかなり時間がかかるだろうと思った
148 :1 :2018/05/01(火) 00:58:08.57 ID:VXFhL8laM0501.net
正直、2日目は初日と全く同じ事しか教える事が出来なかった
新しい作業なんて教える時間が全く無かったから
帰る支度をしながらやり方変えないとD君はずっと このままかもしれないと考えていた
149 :1 :2018/05/01(火) 01:02:58.18 ID:VXFhL8laM.net
そして3日目、流石にPCの電源ボタンくらい入れられるようになっただろうと期待してD君を見ていると
昨日と同じように辺りをキョロキョロして何かを探している
嫌な予感しかしなかったがD君に何してるのか確認した
するとD君は「どこに電源ボタンありますか?」
悪びれる事なく聞いてきた
一応言っておくと、D君の席はずっと同じでPCも同じだ
>>次のページへ続く
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