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妻の償い
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私が冷水を浴びせ続けているために、妻の唇からは色素が抜けていきますが、怒りを分かって欲しい私は、お湯に切り替える優しさを出せません。
「きれいに落ちたら、ベッドに来い!」
私が立ち去れば,お湯に切り替えるだろうと思って寝室に行くと、妻が来たのは一時間も経ってからで、
よく見ないと読み取れないぐらい薄くなっていましたが、それは皮膚が真っ赤になっていたからそう見えたのかも知れません。
私は一睡もせずに妻の身体を虐め続け、翌日には妻をおいて会社に行きましたが、妻の事が気になって仕事どころではありませんでした。
「おまえも仕事に行ったのか?」
「・・・はい・・・・・無理を言って雇ってもらったのに・・急に休んでは」
「木下は来たか?来ただろ!」
「帰りに・・・・・外で待ち伏せしていて・・・・・・」
「また抱かれたのか!」
「いいえ!無視してここに来ました。本当です」
「おまえは俺が慣れない土地で苦労している時にでも、平気で裏切って楽しんでいた女だから信用出来ない。脱いで見せてみろ!」
妻は涙を浮かべながら脱ぎましたが、自分で開いて見せろと言う命令には従おうとしません。
「許して下さい。自分では出来ません」
「あんな男に奥の奥まで見せていた女が、何を恥ずかしがっている!」
私は妻を虐めながら、妻の心を疑い始めていました。
木下は、ここから帰った妻をセックスでは乱暴に扱っても、他の時は優しかったと言います。
しかし私は,浮気を知って以来、ずっと妻を責め続けていました。
その事で私は、妻は私よりも彼と暮らした方が楽だと思い始めているのではないかと、気になり始めていたのです。
「出掛けるから、もう服を着てもいいぞ」
私は狂気の中にいて、妻に木下のマンションまで案内させていました。
「置いてきた物を全て持って来い」
「何といって、有りませんから」
「例え口紅の一つでも、奴の所にだけは置いておかれるのが嫌なんだ!
おまえとあいつが俺に何をしたのか分かっているのか!
俺の人生を無茶苦茶にしたのが分からないのか!」
「ごめんなさい」
「話も有るだろうから、ここで十五分だけ待っていてやる。十五分経っても出てこなければ、もう子供達とも会えないと思え」
私は妻が どちらを選ぶのか試したかっただけなのです。
妻はすぐに戻ってくるから待っていて欲しいと言い残して入って行きましたが、
尋常では無い私の賭けに、妻が応えてくれる事はありませんでした。
強い事を言いながらも、結局 私は一時間待ちましたが妻は出て来ず、電話を掛けてきたのも翌朝になってからです。
「ごめんなさい・・・・・」
「終わったな」
「ごめんなさい・・・・ごめんなさい・・・・」
妻が泣いているのが分かり、私も今にも声を出して泣いてしまいそうだったので電話を切ってしまいます。
そして妻が私の前に姿を現したのは、一週間近くも経ってからの事でした。
「子供達に会わせて下さい。お願いします」
「あの日 俺を待たせておいて、奴に抱かれていたのか!」
「・・・・・・・・・」
「おまえは子供達を捨てたんだ!子供よりも快楽を選んだんだ!今更会ってどうする!」
「何でもしますから会わせて下さい。お願いします」
「もう眠っている」
「起こしませんから、一目だけでも」
「何でもすると言ったな?それなら服を脱げ。会わせてやるから、真っ裸で町内を一周走って来い」
妻は子供達と会いたいあまり、躊躇する事無く裸になりましたが、流石に外には出られません。
妻は恥ずかしい場所を手で隠して俯いて立っていましたが、私は妻の陰毛が醜く生え掛けているのを見てしまいました。
木下が妻の陰毛を剃っていない事が、妻は完全に自分のものになったという、自信の現われだと思っていました。
「ここに来るのに、今日は剃ってもらわなかったのか?」
寒さで震える妻に嫌味っぽく言うと、妻は首を激しく振ります。
「翌朝彼のマンションを抜け出して、それからはまた美雪の所で世話になっているから」
「奴とは会っていないのか?」
「毎日会社の外で私を待っているけれど、彼とはもう・・・・・・」
妻はあの夜、木下によほど酷い事をされたのでしょう。その証拠にこの時だけ、妻の顔が険しくなりました。
「あの日 俺を待たせながら、子供達まで捨てて奴を選んだおまえが、どうして奴のマンションを出た?」
「あの日、すぐに出て来たかった。彼に抱き付かれて放してもらえずに十五分経ち、三十分経つとあなたは帰ってしまったと諦めてしまって、抵抗する事もやめてしまいました」
おそらく妻は、ただ抱き付かれていただけでは無かったのでしょう。
「何といって、有りませんから」
「例え口紅の一つでも、奴の所にだけは置いておかれるのが嫌なんだ!
おまえとあいつが俺に何をしたのか分かっているのか!
俺の人生を無茶苦茶にしたのが分からないのか!」
「ごめんなさい」
「話も有るだろうから、ここで十五分だけ待っていてやる。十五分経っても出てこなければ、もう子供達とも会えないと思え」
私は妻が どちらを選ぶのか試したかっただけなのです。
妻はすぐに戻ってくるから待っていて欲しいと言い残して入って行きましたが、
尋常では無い私の賭けに、妻が応えてくれる事はありませんでした。
強い事を言いながらも、結局 私は一時間待ちましたが妻は出て来ず、電話を掛けてきたのも翌朝になってからです。
「ごめんなさい・・・・・」
「終わったな」
「ごめんなさい・・・・ごめんなさい・・・・」
妻が泣いているのが分かり、私も今にも声を出して泣いてしまいそうだったので電話を切ってしまいます。
そして妻が私の前に姿を現したのは、一週間近くも経ってからの事でした。
「子供達に会わせて下さい。お願いします」
「あの日 俺を待たせておいて、奴に抱かれていたのか!」
「・・・・・・・・・」
「おまえは子供達を捨てたんだ!子供よりも快楽を選んだんだ!今更会ってどうする!」
「何でもしますから会わせて下さい。お願いします」
「もう眠っている」
「起こしませんから、一目だけでも」
「何でもすると言ったな?それなら服を脱げ。会わせてやるから、真っ裸で町内を一周走って来い」
妻は子供達と会いたいあまり、躊躇する事無く裸になりましたが、流石に外には出られません。
妻は恥ずかしい場所を手で隠して俯いて立っていましたが、私は妻の陰毛が醜く生え掛けているのを見てしまいました。
木下が妻の陰毛を剃っていない事が、妻は完全に自分のものになったという、自信の現われだと思っていました。
「ここに来るのに、今日は剃ってもらわなかったのか?」
寒さで震える妻に嫌味っぽく言うと、妻は首を激しく振ります。
「翌朝彼のマンションを抜け出して、それからはまた美雪の所で世話になっているから」
「奴とは会っていないのか?」
「毎日会社の外で私を待っているけれど、彼とはもう・・・・・・」
妻はあの夜、木下によほど酷い事をされたのでしょう。その証拠にこの時だけ、妻の顔が険しくなりました。
「あの日 俺を待たせながら、子供達まで捨てて奴を選んだおまえが、どうして奴のマンションを出た?」
「あの日、すぐに出て来たかった。彼に抱き付かれて放してもらえずに十五分経ち、三十分経つとあなたは帰ってしまったと諦めてしまって、抵抗する事もやめてしまいました」
おそらく妻は、ただ抱き付かれていただけでは無かったのでしょう。
無理やりされていても、彼に慣れ親しんだ身体は反応し始めていたのだと思います。
「それならどうして、電話してきた時にそう言わなかった?」
「最初は逃げられないように抱き付かれていたけれど、朝までの間には逃げられるチャンスは何回もあったの。
でも私は逃げられなかった。正直に言うと、逃げる事なんか忘れてしまっていたの。
その頃には あなたの事も、子供達の事も頭に無かった。
朝になって後悔しても、そんな私は何も言えない・・・・」
やはり妻は ただ押さえ込まれていただけでは無かったようです。
彼に嬲られていて、快感から逃げる事が出来なかったのでしょう。
妻は,木下に何十回と抱かれている内にそのような身体にされ、その事を誰よりもよく知っていた彼は、休ませる事無く朝まで妻に快感を与え続けていたのかも知れません。
そして,妻は子供達の事を考える余裕も無いほど、激しく感じさせられていた。
「もういいから子供達の寝顔を見て来い。ちゃんと服を着ていけよ」
その夜,妻が、子供部屋から出て来る事はありませんでした。
私は,素直に この家に戻って来いとは言えず、妻もここに戻って来たいとは言いません。
妻に未練があるくせに、心から許すことの出来ない私は優しい言葉は掛けられず、
そのような私が許すはずがないと思っている妻は、戻りたいと泣いて縋る事も出来ずにいます。
早い段階で許す努力をしていれば、妻が二度三度と木下に抱かれる事もなかったでしょう。
妻を許せないのなら、きっぱりと諦めて新しい人生を歩む。
それが出来無いのなら無条件に許す。
そのどちらかしか無いのは分かっていても、妻を手放す事も許す事も出来ないで、私はもがき苦しんでいました。
妻は木下に会う事で私の機嫌を損ね、子供達に会えなくなるのが嫌なのか,会社を辞めたようで,昼間から我が家に来ていましたが、
夜になって子供達が寝静まると美雪さんのアパートに帰って行きます。
私も妻に泊まっていけとは言えず、妻の後ろ姿を隠れて見送る日々が続き、
そろそろ結論を出さなければと思い始めた頃、会社に美雪さんが訪ねて来ました。
「私は主人を愛していたのに浮気してしまって、主人を凄く傷つけちゃった。
主人は再婚しちゃったようだけれど,私の中では整理がつかなくて、もう三年も経つのに未だに懺悔の日々」
彼女は妻の事については何も話しませんが、妻にそうなって欲しくないと言っているようでした。
「主人を凄く愛していたのに、どうしてあんな事をしてしまったのだろう。
主人の仕事が忙しくて構ってもらえずに、少し寂しかっただけなのに。
浮気がばれた時も、男に抱かれたかったなんて言えないから、彼を愛しているなんて言ってしまって。
本当に馬鹿みたいでしょ?」
彼女は それだけ言うと帰って行きました。
ここのところ好きな音楽も聴く余裕のなかった私は、その日家に帰るとカセットデッキにテープを放り込みましたが、選んだのは高校の時に妻とよく聴いたグループのカセットテープでした。
ああ だから今夜だけは 君を抱いていたい ♪
私の脳裏に高校生の時の、可愛いかった妻の姿が甦ります。
あの頃の私は、妻の事が無条件で好きでした。
妻が何をしたとか、
妻が何を言ったとか、
>>次のページへ続く
「それならどうして、電話してきた時にそう言わなかった?」
「最初は逃げられないように抱き付かれていたけれど、朝までの間には逃げられるチャンスは何回もあったの。
でも私は逃げられなかった。正直に言うと、逃げる事なんか忘れてしまっていたの。
その頃には あなたの事も、子供達の事も頭に無かった。
朝になって後悔しても、そんな私は何も言えない・・・・」
やはり妻は ただ押さえ込まれていただけでは無かったようです。
彼に嬲られていて、快感から逃げる事が出来なかったのでしょう。
妻は,木下に何十回と抱かれている内にそのような身体にされ、その事を誰よりもよく知っていた彼は、休ませる事無く朝まで妻に快感を与え続けていたのかも知れません。
そして,妻は子供達の事を考える余裕も無いほど、激しく感じさせられていた。
「もういいから子供達の寝顔を見て来い。ちゃんと服を着ていけよ」
その夜,妻が、子供部屋から出て来る事はありませんでした。
私は,素直に この家に戻って来いとは言えず、妻もここに戻って来たいとは言いません。
妻に未練があるくせに、心から許すことの出来ない私は優しい言葉は掛けられず、
そのような私が許すはずがないと思っている妻は、戻りたいと泣いて縋る事も出来ずにいます。
早い段階で許す努力をしていれば、妻が二度三度と木下に抱かれる事もなかったでしょう。
妻を許せないのなら、きっぱりと諦めて新しい人生を歩む。
それが出来無いのなら無条件に許す。
そのどちらかしか無いのは分かっていても、妻を手放す事も許す事も出来ないで、私はもがき苦しんでいました。
妻は木下に会う事で私の機嫌を損ね、子供達に会えなくなるのが嫌なのか,会社を辞めたようで,昼間から我が家に来ていましたが、
夜になって子供達が寝静まると美雪さんのアパートに帰って行きます。
私も妻に泊まっていけとは言えず、妻の後ろ姿を隠れて見送る日々が続き、
そろそろ結論を出さなければと思い始めた頃、会社に美雪さんが訪ねて来ました。
「私は主人を愛していたのに浮気してしまって、主人を凄く傷つけちゃった。
主人は再婚しちゃったようだけれど,私の中では整理がつかなくて、もう三年も経つのに未だに懺悔の日々」
彼女は妻の事については何も話しませんが、妻にそうなって欲しくないと言っているようでした。
「主人を凄く愛していたのに、どうしてあんな事をしてしまったのだろう。
主人の仕事が忙しくて構ってもらえずに、少し寂しかっただけなのに。
浮気がばれた時も、男に抱かれたかったなんて言えないから、彼を愛しているなんて言ってしまって。
本当に馬鹿みたいでしょ?」
彼女は それだけ言うと帰って行きました。
ここのところ好きな音楽も聴く余裕のなかった私は、その日家に帰るとカセットデッキにテープを放り込みましたが、選んだのは高校の時に妻とよく聴いたグループのカセットテープでした。
ああ だから今夜だけは 君を抱いていたい ♪
私の脳裏に高校生の時の、可愛いかった妻の姿が甦ります。
あの頃の私は、妻の事が無条件で好きでした。
妻が何をしたとか、
妻が何を言ったとか、
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