戦い
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では どちらが嘘をついているのか?
野田は昨年の事でも明らかな様に口が上手く、自分の為なら、平気で嘘をつける人間です。
妻は、と言えば、以前の誠実で嘘の嫌いな妻なら、全面的に信用していたでしょうが、今回でも、脅されていたにせよ、野田と会っていた事を仕事だと言って、嘘が上手くなりました。
小さな事ですが、自分が少しでも有利になる様に、電話も野田から掛かって来たと言いました。
何より、妻の話を聞いた後でも、あの微笑んで写っていた写真が、気になって仕方が有りません。
嘘を暴く方法なんて無いのではないかと、イライラした気持ちで考えていると、妻が私のベッドに来ました。
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5月9日(日)の6
ベッドに来た妻はすでに裸で、私に添い寝するとパジャマの上から、右手で私の物を擦ってきます。
妻は、後ろめたさを隠す為にしているのか、私に信じて貰えずに、寂しくてしているのか、または、こんな時でも身体の疼き、ただ抱かれたいだけなのか計りかねていた私は、手を頭の後ろに組んだまま、妻のすることを見ていました。
私の物は、妻に擦られ続けて、多少は元気になってきたのですが、完全とは言えません。
すると妻は、私のパジャマの上着の釦を全て外して開き、乳首にキスをしながら擦り出しました。
それでも完全には元気にならないのを見て、今度はパジャマのズボンをパンツと一緒に脱がせて咥えて来ました。
妻は、頭を上下させると同時に、下にぶらさがっている物を右手で、時には強く、時には触れるか触れないかぐらいに、強弱をつけて触り、
その内に息遣いがおかしくなって来たので、咥えているだけで興奮しているのだと思ったのですが、妻の下腹部に目をやると、空いた左手で自分の感じる所を触っています。
私の物が完全に元気になると妻は、口を離し、上に跨り、私の物に右手を添えて、自分で中に入れると同時に、激しく腰を使ってきました。
私はそれでも一切動かず、手を頭の後ろで組んだまま、別の生き物のように激しく前後に、時には円を書くように動く、妻の腰を見ていました。
妻は、結婚前、普段は、物静かで大人しく、何かする時は、活発にテキパキとこなす、笑顔の可愛い女でした。
それは、結婚してからもあまり変わらず、それが私の自慢でした。
その妻の この様な姿を誰が想像出来るでしょう。
私だけが知っている妻の姿と言いたいのですが、もう1人、妻のこの様な姿を、いいえ、これ以上かも知れない姿を知っている男がいます。
それを思うと、遣り切れない気持ちになります。寂しさを感じます。
そんな事を考えていると、妻の腰の動きが激しくなり、声が一段と大きくなったかと思うと、叫ぶように最後の言葉を口にして、私の胸に崩れ落ちました。
私はようやく、頭の後ろで組んでいた手で妻を抱き締め、
「美鈴。美鈴はエッチが好きか?そんなに気持ちいいか?」
「好き。大好き。」
「毎日でもしたいか?」
「したい。毎日したい。毎日気持ち良くなりたい。」
「それは俺でなくても同じか?気持ち良くなれれば、俺でなくてもいいのか?」
「ごめんなさい。課長にされても気持ち良くなって・・・・・・ごめんなさい。でも、あなたしか嫌。
あなた以外の人に、感じさせられたくない。
もう、あなた以外とは絶対に嫌。」
「俺と一緒にいない日はどうしていた?したくならなかったのか?誰でもいいからして欲しいと思った事は無いのか?」
「あなた以外は考えもしなかった。だから、その時は・・・・・・自分で・・・・・・・・。」
この様な会話は、妻が不倫するまで考えられませんでした。
長く夫婦をしていても、何処かに照れが有って出来ませんでした。
例え私が聞けても、妻は答えなかったと思います。
妻の目に涙が溜まっているのを見て、今は、涙に誤魔化されては駄目だと思いながらも、妻を強く抱き締めて腰を動かすと、
妻は、自由に動きたいのか 腕の中で身悶え、私の動きに合わせる様に、大きくは動かす事の出来ない腰を動かしています。
「気持ちがいい様に、美鈴が動いてごらん。」
抱き締めていた手を離すと妻は起き上がり、先程のように しばらくは、腰を前後させたりしていましたが、その内立膝になり、激しく腰を上下させました。
妻がまた最後の言葉を告げた時、私も限界になったので、妻に降りるように言いましたが、妻は、
「中に。大丈夫だから、中にください。そのまま中に。」
妻がまた崩れ落ちるのと同時に、中に出してしまいました。
中に出すのは言い様の無い征服感が有り、気持ちの良いものです。
しかし、妻にまだ生理が有る以上 妊娠の可能性も有るので、妻の呼吸が落着くのを待って。
「どうして大丈夫なんだ?今は安全な期間ではないだろ?」
「以前本で読んだ事が有ります。
ある程度の歳になると、男性の精子も活動が弱まり、女性の卵子も生殖機能が弱まるらしいです。
ですから妊娠の確立は、かなり低くなると。」
「確立が少なくなるだけで、完全では無いだろ?」
「はい。でも多分大丈夫です。途中で止めて欲しくなかった。今日は中に欲しかったです。あなたを中に感じたかった。」
そう言われて悪い気はしませんでしたが、また嫌な事を思い出し。
「同じ事を野田には話していないだろうな。野田には中に出させていないだろうな。」
「言っていません。ただ・・・・・・。正直に話します。
そんな事を考えていると、妻の腰の動きが激しくなり、声が一段と大きくなったかと思うと、叫ぶように最後の言葉を口にして、私の胸に崩れ落ちました。
私はようやく、頭の後ろで組んでいた手で妻を抱き締め、
「美鈴。美鈴はエッチが好きか?そんなに気持ちいいか?」
「好き。大好き。」
「毎日でもしたいか?」
「したい。毎日したい。毎日気持ち良くなりたい。」
「それは俺でなくても同じか?気持ち良くなれれば、俺でなくてもいいのか?」
「ごめんなさい。課長にされても気持ち良くなって・・・・・・ごめんなさい。でも、あなたしか嫌。
あなた以外の人に、感じさせられたくない。
もう、あなた以外とは絶対に嫌。」
「俺と一緒にいない日はどうしていた?したくならなかったのか?誰でもいいからして欲しいと思った事は無いのか?」
「あなた以外は考えもしなかった。だから、その時は・・・・・・自分で・・・・・・・・。」
この様な会話は、妻が不倫するまで考えられませんでした。
長く夫婦をしていても、何処かに照れが有って出来ませんでした。
例え私が聞けても、妻は答えなかったと思います。
妻の目に涙が溜まっているのを見て、今は、涙に誤魔化されては駄目だと思いながらも、妻を強く抱き締めて腰を動かすと、
妻は、自由に動きたいのか 腕の中で身悶え、私の動きに合わせる様に、大きくは動かす事の出来ない腰を動かしています。
「気持ちがいい様に、美鈴が動いてごらん。」
抱き締めていた手を離すと妻は起き上がり、先程のように しばらくは、腰を前後させたりしていましたが、その内立膝になり、激しく腰を上下させました。
妻がまた最後の言葉を告げた時、私も限界になったので、妻に降りるように言いましたが、妻は、
「中に。大丈夫だから、中にください。そのまま中に。」
妻がまた崩れ落ちるのと同時に、中に出してしまいました。
中に出すのは言い様の無い征服感が有り、気持ちの良いものです。
しかし、妻にまだ生理が有る以上 妊娠の可能性も有るので、妻の呼吸が落着くのを待って。
「どうして大丈夫なんだ?今は安全な期間ではないだろ?」
「以前本で読んだ事が有ります。
ある程度の歳になると、男性の精子も活動が弱まり、女性の卵子も生殖機能が弱まるらしいです。
ですから妊娠の確立は、かなり低くなると。」
「確立が少なくなるだけで、完全では無いだろ?」
「はい。でも多分大丈夫です。途中で止めて欲しくなかった。今日は中に欲しかったです。あなたを中に感じたかった。」
そう言われて悪い気はしませんでしたが、また嫌な事を思い出し。
「同じ事を野田には話していないだろうな。野田には中に出させていないだろうな。」
「言っていません。ただ・・・・・・。正直に話します。
生理が来そうになったら教えろと言われ、教えなければ生理中もすると脅されて、4月の20日に、もう来そうだと言うと、生理が来た22日前の2日間は、今は安全な期間だろ?と言って、嫌がる私を無視して・・・・・・。」
「・・・・・・・・・そうか・・・・・・・。」
聞けば悔しさは増しますが、それでも聞きたいと思ってしまうのは、本当に妻の全てを知りたいからだけなのか、自問自答していました。
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5月10日(月)の1
朝、コーヒーの心地良い香りで目覚めましたが、意識がはっきりしてくると現実に戻され、昨夜の事を考えていました。
前回不倫された時は、野田の物が妻の中に入ったと思うと、悔しくてセックスなどする気になれませんでした。
しようと思っても私の物は反応しませんでした。
ところが昨夜は、妻と野田が関係を持ったと分かって日も浅く、その上、妻を疑惑の目で見ているはずなのに私の物は反応しました。
野田の物が妻の中に入る事に、妻が野田の物で歓喜の声を上げる事に慣れてしまった?
その様な事は断じて有りません。妻と野田の行為を想像するだけで、今でも居た堪れなくなるのですから。
コーヒーの香りに誘われてキッチンに行くと、妻はスーツ姿でした。
「もうすぐ用意が出来ますから、顔を洗ってきて下さい。」
「それより、そんな物を着て何処へ行く?会社にはもう行か無いだろうし。」
「・・・・・・・・・・。」
「どうして黙っている?行くつもりなのか?
俺はもう会社は辞めると思っていた。辞めさせようと思っていた。
昨夜の事で安心したかも知れないが、完全にお前を信用出来た訳では無い。
野田と会わさないように、赴任先に連れて行くつもりだった。
何を考えている?まさか、野田と逢いたくて・・・・・・・・・・・・。」
「違います。課長に負けたくない。このまま私が辞めれば負けになってしまう。ごめんなさい。ごめんなさい。」
妻は、走って寝室に行き、1人残された私は、椅子に座って今後の事を色々考えた後、寝室に行くと、妻は、ベッドに座り、ぼんやりと壁を見詰めています。
「そうだな。美鈴の言う通りかも知れない。行って来い。美鈴が行けるのなら、俺はそれでいい。」
「本当にいいの?ありがとう。ごめんね。ありがとう。」
私の言った事は本意では有りません。本意で無いどころか、二度と妻と野田を会わせたく有りません。
しかし、このままでは、どちらが嘘をついているのか、分からないままになってしまいます。
私は、2人をもう少し泳がせてみようと思ったのです。
しかし、これは、危険が伴います。もう二度と関係を持たれるのは嫌です。
「俺もそうは休めないから、美鈴が帰って来た時はもう居ない。くれぐれも気を付けろ。」
妻を送り出した後、それまで気付かなかった疑問が頭を駆け巡りました。
いくらバリバリ仕事をこなすキャリアウーマンとは言っても、妻は女です。
はたして、自分を無理やり犯した男に、会える物なのでしょうか?
不倫していた時に、恥ずかしい姿を散々見られた相手なので、初めての男に犯されたよりは、羞恥心は少ないにしても、
脅して強引に関係を迫った男と、一緒に仕事が出来る物なのでしょうか?妻に対する疑惑が、また大きくなりました。
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5月10日(月)の2
今日の午後、妻と2人で赴任先へ戻るつもりが、半日空いてしまい、1人でいても仕方が無いので、今から戻ろうと駅に向かいましたが、色んな事を考えながら歩いていて、急に野田の別れた奥さんの事を思い出し、駅に着くと電車ではなく、タクシーに乗り込みました。
すぐに玄関を開けてくれた美代子さんは、白いTシャツにオレンジのミニスカートという、歳に似つかわしくない格好でしたが、スタイルも良く、違和感は有りません。
「ご無沙汰しております。急にすみません。」
>>次のページへ続く
「・・・・・・・・・そうか・・・・・・・。」
聞けば悔しさは増しますが、それでも聞きたいと思ってしまうのは、本当に妻の全てを知りたいからだけなのか、自問自答していました。
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5月10日(月)の1
朝、コーヒーの心地良い香りで目覚めましたが、意識がはっきりしてくると現実に戻され、昨夜の事を考えていました。
前回不倫された時は、野田の物が妻の中に入ったと思うと、悔しくてセックスなどする気になれませんでした。
しようと思っても私の物は反応しませんでした。
ところが昨夜は、妻と野田が関係を持ったと分かって日も浅く、その上、妻を疑惑の目で見ているはずなのに私の物は反応しました。
野田の物が妻の中に入る事に、妻が野田の物で歓喜の声を上げる事に慣れてしまった?
その様な事は断じて有りません。妻と野田の行為を想像するだけで、今でも居た堪れなくなるのですから。
コーヒーの香りに誘われてキッチンに行くと、妻はスーツ姿でした。
「もうすぐ用意が出来ますから、顔を洗ってきて下さい。」
「それより、そんな物を着て何処へ行く?会社にはもう行か無いだろうし。」
「・・・・・・・・・・。」
「どうして黙っている?行くつもりなのか?
俺はもう会社は辞めると思っていた。辞めさせようと思っていた。
昨夜の事で安心したかも知れないが、完全にお前を信用出来た訳では無い。
野田と会わさないように、赴任先に連れて行くつもりだった。
何を考えている?まさか、野田と逢いたくて・・・・・・・・・・・・。」
「違います。課長に負けたくない。このまま私が辞めれば負けになってしまう。ごめんなさい。ごめんなさい。」
妻は、走って寝室に行き、1人残された私は、椅子に座って今後の事を色々考えた後、寝室に行くと、妻は、ベッドに座り、ぼんやりと壁を見詰めています。
「そうだな。美鈴の言う通りかも知れない。行って来い。美鈴が行けるのなら、俺はそれでいい。」
「本当にいいの?ありがとう。ごめんね。ありがとう。」
私の言った事は本意では有りません。本意で無いどころか、二度と妻と野田を会わせたく有りません。
しかし、このままでは、どちらが嘘をついているのか、分からないままになってしまいます。
私は、2人をもう少し泳がせてみようと思ったのです。
しかし、これは、危険が伴います。もう二度と関係を持たれるのは嫌です。
「俺もそうは休めないから、美鈴が帰って来た時はもう居ない。くれぐれも気を付けろ。」
妻を送り出した後、それまで気付かなかった疑問が頭を駆け巡りました。
いくらバリバリ仕事をこなすキャリアウーマンとは言っても、妻は女です。
はたして、自分を無理やり犯した男に、会える物なのでしょうか?
不倫していた時に、恥ずかしい姿を散々見られた相手なので、初めての男に犯されたよりは、羞恥心は少ないにしても、
脅して強引に関係を迫った男と、一緒に仕事が出来る物なのでしょうか?妻に対する疑惑が、また大きくなりました。
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5月10日(月)の2
今日の午後、妻と2人で赴任先へ戻るつもりが、半日空いてしまい、1人でいても仕方が無いので、今から戻ろうと駅に向かいましたが、色んな事を考えながら歩いていて、急に野田の別れた奥さんの事を思い出し、駅に着くと電車ではなく、タクシーに乗り込みました。
すぐに玄関を開けてくれた美代子さんは、白いTシャツにオレンジのミニスカートという、歳に似つかわしくない格好でしたが、スタイルも良く、違和感は有りません。
「ご無沙汰しております。急にすみません。」
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