不気味な場所に迷い込んだ話
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34 :名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 16:12:58.93 ID:XzvFwQtP0
顔を上げると2世の先には古びた小さいトンネルがあった
奥は先が見えないほど真っ暗で、じっとりと湿った感じがする黒さだった
錆びた柵で中には入れないようになっており、全体にコケが茂ってレンガが深緑色になりツタが這っている
やっと引き返せると内心ほっとしたとき、生ぬるい風がトンネルから吹き抜けるのを感じた
ふと気配を感じて崖のある前方上を見ると、チラホラと見えていた石がコケを生し数え切れないほど崖の上に積み上げられていた
その一つ一つが人間のようで、得体の知れない集団に見下ろされているようで おかしな気配と威圧感に耐えられず即座に後ろを振り返って走りだした
皆いっせいに その積まれた石に気付いたらしく、誰からともなく走って坂を下りはじめる
皆無言で、しかし全力で坂を駆け下り、足の速い2世と3世に追い抜かれながらも 自分が一番最後を走ってはいけないと脅迫観念のように感じ本気で走った
35 :名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 16:21:22.40 ID:XzvFwQtP0
坂を降りきろうとしたところで、なぜか上ってきた先生と鉢合わせになった
後ろには他班の生徒が こちらを覗いており、一気に緊張が解け班員から笑顔がもれた
他の班は すでにお寺にゴールしていたらしく、4班の到着を待っていたところ 遠くの川沿いの道から降りている1達を発見し、そろそろ到着かと思っていたら来ないので 探しに来たらしい
その後 意外とすぐ近くにあったお寺で ほとんど残っていなかったお菓子を食べ 皆で一番大きな道を通って学校に戻った
その間4班の中で特に会話はなく、誰も石のことは言わなかった
お寺では怖くて聞けなかったが学校に戻ったことで少し気が 大きくなりアミを無くしたことを謝るため一人職員室に向かった際、先生に石のことを聞いてみることにした
36 :名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 16:26:47.74 ID:exs5tcAx0
ふむふむ
顔を上げると2世の先には古びた小さいトンネルがあった
奥は先が見えないほど真っ暗で、じっとりと湿った感じがする黒さだった
錆びた柵で中には入れないようになっており、全体にコケが茂ってレンガが深緑色になりツタが這っている
やっと引き返せると内心ほっとしたとき、生ぬるい風がトンネルから吹き抜けるのを感じた
ふと気配を感じて崖のある前方上を見ると、チラホラと見えていた石がコケを生し数え切れないほど崖の上に積み上げられていた
その一つ一つが人間のようで、得体の知れない集団に見下ろされているようで おかしな気配と威圧感に耐えられず即座に後ろを振り返って走りだした
皆いっせいに その積まれた石に気付いたらしく、誰からともなく走って坂を下りはじめる
皆無言で、しかし全力で坂を駆け下り、足の速い2世と3世に追い抜かれながらも 自分が一番最後を走ってはいけないと脅迫観念のように感じ本気で走った
35 :名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 16:21:22.40 ID:XzvFwQtP0
坂を降りきろうとしたところで、なぜか上ってきた先生と鉢合わせになった
後ろには他班の生徒が こちらを覗いており、一気に緊張が解け班員から笑顔がもれた
他の班は すでにお寺にゴールしていたらしく、4班の到着を待っていたところ 遠くの川沿いの道から降りている1達を発見し、そろそろ到着かと思っていたら来ないので 探しに来たらしい
その後 意外とすぐ近くにあったお寺で ほとんど残っていなかったお菓子を食べ 皆で一番大きな道を通って学校に戻った
その間4班の中で特に会話はなく、誰も石のことは言わなかった
お寺では怖くて聞けなかったが学校に戻ったことで少し気が 大きくなりアミを無くしたことを謝るため一人職員室に向かった際、先生に石のことを聞いてみることにした
36 :名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 16:26:47.74 ID:exs5tcAx0
ふむふむ
37 :名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 16:35:56.42 ID:XzvFwQtP0
先生に石のことを聞こうとする前に「もう ああいうところに行くのはやめなさい」と釘を刺され 結局 聞こうにも聞けない空気のまま終わってしまった
それから積まれた石は自分の中でトップクラスで不気味なものとして君臨していたが
その二年後 中学二年生になり 新しく出来た町内の友人の家を訪ねたとき近隣の田んぼのコンクリートのしきりに同じく積まれた石を発見する
きれいに耕されて稲の実った田んぼが一面に広がっているのに、その間に何気なくある石だけ誰も触れていないように積みあがっているのが恐ろしく
友人に聞くと「昔からずーっとあるけどよくわかんない。絶対触っちゃだめだって言われてる」と頼りない答えしか かえってこなかった
そこの地域は邪魔になるだろうに田んぼのど真ん中に祠があったり
当たり前のように石があちこちに積まれていたりと
自分からすれば かなり不気味な場所だった
38 :名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 16:42:03.70 ID:XzvFwQtP0
何のために積まれているのか、崖の上に積みまくったのは誰なのか 真相は謎のまま今に至ります
こんなのの理由を知ってる人とか、自分の地元にもあったっていう人がいたら教えてほしい
ちなみに小学生が遊んでいた ぺんぺん草ですが、葉っぱを ちぎれるかちぎれないかくらいまで全部裂いてまわすと しゃしゃしゃしゃとしょうもなく音が鳴ります
でんでん太鼓みたいな要領です、たしか あれもぺんぺん草の太鼓って呼ばれてたような
田舎住みならやったよね
39 :名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 16:45:57.22 ID:P2YMuVT/0
>>38
謎やね。
うちも随分田舎だけど、そういう感じのものは無いなあ
ぺんぺん草は もちろんやってたよ!!
40 :名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 16:46:11.55 ID:zUUg6Vu/O
>>38
賽の河原の石積みみたいのじゃないの?
子供が事故にあった場所とか
41 :名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 16:46:40.66 ID:KDh8w63P0
石っていうのは結構大きなものなの?
43 :名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 17:04:08.70 ID:exs5tcAx0
触れない方がいい石積だったのか
ぺんぺん草ありがとうごさいます。
自分はやったこと無いけど言われれば あああれかとイメージできます。
44 :名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 17:10:33.42 ID:XzvFwQtP0
石は一番大きくて顔くらい、普通は手のひらサイズくらいですかね
上のほうに行くとほんと小石みたいなのも積まれてたと思います
まさに賽の河原のイメージですが、子供関連なんでしょうかね
ダイチにはなぜあそこに行くと言い出したのか聞けずじまいでした
ぺんぺん草のほかにもホトケノザの蜜吸ったりとかそういえば いろいろしました
干上がった池の石でチョークみたいに絵が描けたりとか
たった今思い出しましたが 小学校か中学校での宿泊学習先が幽霊が出ることで有名な場所で クラスメイトが何人も夜中に幽霊を目撃した事件がありました
それもいずれ暇なとき書こうと思います
45 :名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 17:25:38.59 ID:exs5tcAx0
>>44
スレ立てに出会えればいいなあ
>>1さんの思い出話、楽しいですよ
乙でした
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1353819565/
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