さよならした女の子との思い出
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105 :名無しさんの初恋:2013/09/27(金) 21:54:26.88 ID:TGOBPwZG
先生:「うるさいっ!」
先生が吠えた。
先生:「社会も知らんガキが大人の仕事に口出すんじゃないの!!」
先生:「あんたの安っぽい考えで、人にものわ、いうのはやめなっ!!」
ボロカスに言われ続けてついに先生も切れ始める、しかし、そこでも流石の変態。
変態:「そうじゃ。俺はまだガキじゃ。じゃから、お前には俺じゃなくて、この人にぶちまけてもらうわ」
そう言って、前のドアの方を見る。
俺:「お願いします、康子先生」
前のドアから入ってきたのは康子先生だった。
106 :名無しさんの初恋:2013/09/27(金) 22:02:29.09 ID:TGOBPwZG
康子:「今までのお話は聞きました」
先生:「!」
康子:「あなたは、教師ではありません」
先生:「はっ?! あんたみたいな教師にそんなこと言われる筋合いないわよ!」
康子:「教師は!!!! あなたのような人では決してありません!!!!」
康子先生が叫ぶ。
この日の言葉は重い。
それは長年の経験、学び、そういったものを本気でやってきている人の言葉だった。
康子:「教師はいついかなる時でも、生徒のことを一番に考え、自分の身を削ってでも生徒の日常を守る仕事です!」
康子:「勉強だけ教えるのも、いじめを見逃すのも、全て教師の仕事ではありません!!!」
静まり返った教室は、康子先生の声がよく響いた。
康子:「教える師匠と書いて教師です!!それはこれからの人生を歩んでいく次の者達に、生きて行くことを教えて行く人間のことです!」
107 :名無しさんの初恋:2013/09/27(金) 22:09:41.76 ID:TGOBPwZG
康子:「あなたのように自己保身だけを考えている人間は教師になる資格もない!」
ただ単純にすごいと思った。
この人は、話す時は話し、怒る時は怒る。
全て生徒の一人一人を思ってこその行動をとる。
そういう教師だった。
康子:「自分のクラスのいじめを見て見ぬ振りをするなら、今すぐこの教室から去り、教師をやめなさい!」
康子:「教師っていうのは、新人だからミスしても許される会社や他の職業とは違うの!」
康子:「教壇に立てば、どんな人でも教師として働かなくてはならない。新人でもベテランでも子供達に本気で寄り添って行かなくちゃいけない」
康子:「自分の手に負えないからその問題を無視するなら、あなたは何のために教師になったの!あなたを信頼している子供はどうしたらいいの!」
先生:「うるさいっ!」
先生が吠えた。
先生:「社会も知らんガキが大人の仕事に口出すんじゃないの!!」
先生:「あんたの安っぽい考えで、人にものわ、いうのはやめなっ!!」
ボロカスに言われ続けてついに先生も切れ始める、しかし、そこでも流石の変態。
変態:「そうじゃ。俺はまだガキじゃ。じゃから、お前には俺じゃなくて、この人にぶちまけてもらうわ」
そう言って、前のドアの方を見る。
俺:「お願いします、康子先生」
前のドアから入ってきたのは康子先生だった。
106 :名無しさんの初恋:2013/09/27(金) 22:02:29.09 ID:TGOBPwZG
康子:「今までのお話は聞きました」
先生:「!」
康子:「あなたは、教師ではありません」
先生:「はっ?! あんたみたいな教師にそんなこと言われる筋合いないわよ!」
康子:「教師は!!!! あなたのような人では決してありません!!!!」
康子先生が叫ぶ。
この日の言葉は重い。
それは長年の経験、学び、そういったものを本気でやってきている人の言葉だった。
康子:「教師はいついかなる時でも、生徒のことを一番に考え、自分の身を削ってでも生徒の日常を守る仕事です!」
康子:「勉強だけ教えるのも、いじめを見逃すのも、全て教師の仕事ではありません!!!」
静まり返った教室は、康子先生の声がよく響いた。
康子:「教える師匠と書いて教師です!!それはこれからの人生を歩んでいく次の者達に、生きて行くことを教えて行く人間のことです!」
107 :名無しさんの初恋:2013/09/27(金) 22:09:41.76 ID:TGOBPwZG
康子:「あなたのように自己保身だけを考えている人間は教師になる資格もない!」
ただ単純にすごいと思った。
この人は、話す時は話し、怒る時は怒る。
全て生徒の一人一人を思ってこその行動をとる。
そういう教師だった。
康子:「自分のクラスのいじめを見て見ぬ振りをするなら、今すぐこの教室から去り、教師をやめなさい!」
康子:「教師っていうのは、新人だからミスしても許される会社や他の職業とは違うの!」
康子:「教壇に立てば、どんな人でも教師として働かなくてはならない。新人でもベテランでも子供達に本気で寄り添って行かなくちゃいけない」
康子:「自分の手に負えないからその問題を無視するなら、あなたは何のために教師になったの!あなたを信頼している子供はどうしたらいいの!」
108 :名無しさんの初恋:2013/09/27(金) 22:20:01.99 ID:TGOBPwZG
康子:「勉強を教えるだけなら塾の先生になればいい。でも、学校の教師は勉強はもちろん、善悪の判断、生きて行く力を身につけさせなければならない!」
康子:「教師は辛いし、キツい。お金も特別いいものじゃない。それでも、自分がやりたいと思ったからここに立ったんじゃないんですか?」
康子先生の言葉に黙りこくる担任。
多分、誰でもこと人の言うことに反論できる教師はいないだろう。
康子:「生徒に嫌われるのはきついでしょう。ならば、嫌われないようにクラスの権力者に媚びへつらうくらいなら、やめてしまいなさいっ!」
本当の教師の本当の言葉。
それは、重たいものだった。
子供の時の俺ですら、重たいと感じた。
そこで、百合香達が騒ぎ始める。
百合香:「つーか、誰よっ! 裏切ったの!」
人でも殺しそうな目で周りを見つめる。紗季も明里も麻衣も周りを見渡す。
109 :名無しさんの初恋:2013/09/27(金) 22:23:22.44 ID:TGOBPwZG
ちょっと疲れたので休憩。
みなさん読んでくれてて嬉しいですねぇ。
なにか質問あったら書いてください。
110 :名無しさんの初恋:2013/09/27(金) 22:31:09.92 ID:QFiUbedN
お疲れ、頑張って
これはバッドエンド?
112 :名無しさんの初恋:2013/09/27(金) 22:39:02.58 ID:TGOBPwZG
>>110
それはもうすぐわかります!
楽しんでください!
111 :名無しさんの初恋:2013/09/27(金) 22:35:51.09 ID:zJudpl8f
論点そのものに疲れがあると思いました。
112 :名無しさんの初恋:2013/09/27(金) 22:39:02.58 ID:TGOBPwZG
>>111
そうですね。
やっぱり書いてると思い出すんでちょっと疲れちゃいます。
113 :名無しさんの初恋:2013/09/27(金) 22:50:05.33 ID:wRHtjWlB
面白い。全部読めるならそれでおけだは。
114 :名無し:2013/09/27(金) 22:52:41.09 ID:JHJtjr3z
あぁいいところなのに!!
115 :名無しさんの初恋:2013/09/27(金) 23:03:09.70 ID:TGOBPwZG
さて、再開します!
裏切ったのは誰だと叫んでも そんなんでてくるのわけないだろ。と思っていたら。
男1:「俺だけど?」
えぇー、でてくるのかよ。
さすがにびっくりしましたね。
百合香:「は? あんたなにしてくれてんの?」
男1:「別にお前と協力してる気は無いし、俺の勝手だろ?」
百合香:「ちょ、あんた!」
変態:「おい、百合香。さっきも言ったよな?ボス猿が従えてんのは同じムジナの猿だけだって」
百合香:「なにがよっ!」
変態:「」
116 :名無しさんの初恋:2013/09/27(金) 23:14:06.18 ID:TGOBPwZG
ニヤッと無言で笑うと
変態:「この問題に協力してくれた人を教えてあげましょう!はーい、じゃ手伝ってくれた人手ェあげてぇー!」
俺もは?ってなった。
いじめていた本人達が以外の全員が手を挙げた。
百合香:「・・・ぇ」
変態:「いつから自分がこのクラスをまとめてると勘違いしていたのかは知らんが、これが現実です」
ついに百合香は泣き出してしまった。
そりゃ、こんだけ言われたら泣く・・・
変態:「お前が泣くなぁ!!!!!!!!」
変態の怒声が響き渡る。
鬼、完全なる鬼です。
変態:「お前の涙に価値があると思うなよ!一番泣きたいのは なぎさちゃんなんじゃ!お前が泣ける立場だと勘違いしてんじゃねぇぞ!」
変態:「泣くまえに謝罪の一つでも出来んのんかい!」
百合香:「・・・っ!!?」
もう追い詰め方が尋常じゃない。
マジで、変態には逆らわんと思った。
117 :名無しさんの初恋:2013/09/27(金) 23:25:01.56 ID:TGOBPwZG
百合香はしぶしぶなぎさの席の前に行くとゆっくりと頭を下げた。
百合香:「・・・ごめんなさい」
悔しそうに、呟いた。
なぎさも複雑そうな顔をしていた。
変態:「今回、なぎさちゃんが大事にはしたくないってことで法的措置をとろうとはしない」
変態:「だが忘れるな!お前が行ったことはそれだけの罪の重みがあるんや!よぅー覚えとけよ!」
それだけ言うと完全に百合香は意気消沈。
このクラスでの問題は木っ端微塵に砕いた。
いじめ。言い換えたら犯罪。
それを暴くのは、それだけの覚悟がいる。
それは、なぎさが思い切って望んだことだ。
>>次のページへ続く
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