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ひとりで読めない山の怖い話いろいろ
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92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 17:54:32.23 ID:DVIBnR9G0
俺の親父から聞いた話


昔うちの親父が山岳救助の仕事をしていて、転落で亡くなった登山客を麓まで運ばなくちゃいけなくて、当時の死体を運ぶ方法が、死体の背骨を折って折りたたんで運んだんだって

そんで、うちの親父がその仕事を任されたんだけど、死体の背骨をボキッと折った瞬間に死体が

おうぇえええええええええええええええええええええええええええ

えええええええええ

って叫んだんだってそれが今でもトラウマになってるとか。  



96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 17:58:12.84 ID:CVKn8iDV0
>>92
中の空気が漏れたんだろうって話だっけか

でも空気が出てくるだけで声まで出るの?(・ω・`)




95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 17:58:09.35 ID:DVIBnR9G0
山仲間の話。


単独で入山中に、不思議な光景に出会した。

行く手の繁みの中で男性が二人、藪漕ぎしながら歩いているのだが、ある程度進むとくるりと踵を返してから、元来た藪中を戻っていく。

そのまま50メートルほど戻ると、そこでまた180度回転し、再びこちらへ向かって進んでくる。

その二人組は、そんなことを何度も繰り返していたのだ。

顰め面が見て取れるほどに近よってみたが、向こう側は彼のことが目に入らないようで、気が付きもしない様子。

「あのー、何をしているんですか?」

流石に気になってそう声を掛けると、吃驚した顔で立ち止まった。

二人して安堵の息を吐きながら、こんなことを口に出す。

「あぁ良かった、人に逢えた。僕ら、実は昨日からずっと道に迷ってて・・・。ここがどこかわかりますか?」

「いや、あなた方、ずっとそこでグルグル行ったり来たりを繰り返していたんですけど?」

そう指摘された二人は、彼にからかわれたものと思ったらしく、「何を言ってるんですかぁ」と苦笑しながらこちらに向かってきた。



97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 17:58:40.26 ID:DVIBnR9G0
(続き)

いきなり、前を歩いていた方が立ち止まった。

ギョッとした顔で足下を見つめている。


「ここ・・・昨晩僕らがテントを張った場所だ。このペグの痕、見覚えがある。・・・嘘だろ、ここから半日以上は歩いている筈だぞ」


そう呟くと顔を上げ、あれ?っという表情になる。


「何だ、ここ、○○峠に下りる途中道じゃないか!!」

「・・・本当だ。今まで嫌と言うほど通っているのに。どうして気が付かなかったんだろう?」


どうやら後ろの男性も、現在地の特定が出来たらしい。

二人して顔を見合わせて、頻りに首を傾げている。


丁度、下りる先が同じだったので、彼も二人に同行することにした。

問題なく下山出来て、礼を言ってくる二人に別れを告げたのだという。

「あの二人組、揃って狐にでも騙されたのかね?」

そんなことを考えたそうだ。


しかしその三年後、彼もその藪で道に迷い、別の登山者に助けられた。

道を失ったのは、正にあの藪の中であったという。

「・・・あそこの藪って、何かヤバいモノでも潜んでいるのかな・・・」

以来、彼はそこの道を利用しないようにしているそうだ。



99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 18:06:21.90 ID:CVKn8iDV0
171 本当にあった怖い名無し sage New! 2006/10/26(木) 05:11:25 ID:cQYTHW9f0

4〜5年ほど前に、取引先の人から聞いた話。

その人が言うに、もうだいぶ前の出来事とのことだから、少なくとも10年以上前のことと思われる。


インドネシアにA氏(話してくれた人)、B氏、C氏の3人で仕事に行った。

仕事といっても、半分は遊びを兼ねたような旅行だったらしい。

そんなわけなので、仕事が終わってから10日近い暇ができ、最初の2〜3日はのんびりと観光を楽しんでいた。

3人とも現地は初めてではないので、なんとなく退屈さを感じていたところ、B氏が「ラフレシアを見てみないか?」と言い出した。


ジャングルに入るには、やはりガイドが要る。

C氏が伝をたどってガイドをさがしたところ、幸いにも引き受けてくれる人が見つかった。


翌日、3人はガイドのいる町へ向かった。

そしてガイドと落ち合い、装備を調達すると、その町の安ホテルで1泊した翌早朝、ガイドを含めた4人はジャングルへと分け入った。


念のためにラフレシアについて書いておくと、巨大な寄生花である

この植物は、数が少ない上に 開花する時間も僅かで、なかなかお目にかかることは困難である。


ガイドにも「期待はしないほうがいい」と予め念を押された。

まずは蕾を探し出し、その蕾が開花するまで待って花を見るというのが普通だが、日帰りで何日かジャングルに分け入っても、まず無理だろうとのことだ。


それでも、偶にはジャングル探検も悪くない、何かの話の種になるだろう。3人はそんな気分であったということだ。




100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 18:06:54.38 ID:CVKn8iDV0
172 本当にあった怖い名無し sage New! 2006/10/26(木) 05:12:28 ID:cQYTHW9f0

1日目。何の成果もなく終わった。

A氏はジャングルに分け入るということがこんなにも大変だとは思わなかったという。

何と言っても蒸し暑く体力の消耗が酷い。


おまけに害になる生き物にも常に注意を払わなければならない。

おそらく、他の2人も同じ気持ちであったろう。


2日目。昨日とは方向を変えたが、これまた成果無し。疲労困憊でホテルに帰る。

もう、いい加減嫌にはなっていたが、せっかく来たのだからと、明日もう一日がんばってみることにした。


そして3日目。

当然、1日目、2日目とは方向を変えて分け入る。

しかし、やはりというか、蕾さえ発見できぬまま時間は過ぎてゆく。

幾分早い時間だが、かなり疲れもあって、諦めて戻ろうということになった。

ガイドにその旨を告げると、4人は道を引き返した。



2時間半ほど歩いたころ、列の最後尾にいたB氏が声をあげた。

B氏が指差すほうを見ると、遠くに何やら赤茶けた塊が見えた。

「あれ、ラフレシアじゃないのか?」

ガイドは目を細めるようにして見ていたが、突然、顔を引きつらせた。

「急ごう!黙って付いてきなさい!」

ガイドは小走りに進み始めた。

なおもそれを気にして足の進まない3人に振り向きざま言った。

「命が欲しいのなら、急ぎなさい!」

只ならぬガイドの雰囲気に、3人は慌ててガイドの後を追った。



101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 18:07:35.00 ID:CVKn8iDV0
173 本当にあった怖い名無し New! 2006/10/26(木) 05:13:09 ID:cQYTHW9f0

しばらくすると、生臭い臭気が漂ってきた。

ふと振り返ったA氏の目には、赤茶けた物体がさっきより確実に近いところにあるのが映った。

動いているのか?あれは!

この臭いがあの物体から発せられているとしたら、あれはラフレシアではない。

実際に臭いを嗅いだことはないが、ラフレシアは肉の腐ったような臭いのはず。

なのに今漂っているのは生臭さである。

A氏はあれがラフレシアではないどころか、何か得体の知れない「嫌なもの」であることを確信した。

自然に足が速まる。


ガイドはもちろん、B氏、C氏もそれに感づいたようで、自然と一行の足は速くなった。

生臭い臭気は、徐々に強くなっている気がした。


後ろを振り返ってみようと思うが、恐怖でそれもできない。

後に続くB氏、C氏の2人もA氏を追い抜く勢いでぴったり付いてくる。


普通の道ではないから、全力疾走というわけにはいかないが、可能な限り速く走った。

ようやく、自動車の通れる道が見えてきた。


ふと振り返ると、それはもう10メートルに満たない距離にいた。

その距離で分かったのだが、それは大きさは2メートル近く、直径70〜80センチもある寸詰まりで巨大なヒルのような感じであった。


道に出ると、ガイドが足を止め荒くなった呼吸を整えている。

3人も立ち止まった。

「もう大丈夫だと思います」ガイドが息を切らせながら言った。

A氏は安堵のあまり、その場に座り込んだ。他の2人も真っ赤な顔をしてしゃがみこんだ。




>>次のページへ続く
 
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