「なぁなぁ。俺と達也どっちがでかい?」
「は?てか揉みすぎ」
「いいだろ。で、どっち?」
そこで嫁がくすくす笑う
「なんで男の人ってそんなの気にするの?」
「達也も?」
「うん」
「へー、で?どっち?」
「えー、わかんない。一緒くらいじゃない?」
俺のが絶対でかいと思ってたから俺って言ってもらえると期待しててショック受けた
前見たときは、完全に勃起してなかったのだろうか
「あーでもねー」と嫁
「うん」
「最初ちょっと不安だったことがあって」
「うん」
「なんかさ、しちゃうとさ、気持ちも移っちゃうってこともあるじゃん?」
「ああ、あるある」
「それ不安だった」
「てか浮気したことあるってこと?」
「は?いやいやいや。無い無い無い。昔さ、ちょっとあってね」
「なにそれなにそれ?超気になる」
「ていうか、いい加減揉みすぎ」
「痛い?」
「別に」
「じゃ、続行で。で?」
「え?」
「いやさっきの話。昔の」
「ああ。そんな大した話じゃないよ。浮気とかでもないし。達也君と付き合う大分前の話だし」
「聞きたいなー」
「はいはい。また今度ね」
「ふーん。で?俺に情移っちゃったって感じ?」
「ああ、それそれ。でね、不安だったんだけど、全然無かった」と言って嫁爆笑
それまで俺は気が気じゃなかった
昔の話とかも気になったけどそれよりも、情が云々をもし肯定されてたら発狂してた
自分が撒いてる種だとはわかってるけど
「うっそ」と幸雄も笑いながら言ってた
「なんかね、してる時はやっぱり気持ち良いから、『あ、やっぱやばいなー』って思うんだけど」
「うん」
「終わったらビックリするぐらい冷める」
「俺に?」
「うん」
「うざっ、感じ?」
「うん」
「ひっど」
二人で爆笑
「じゃあこうやって胸触ってるのもうざい?」
「だから言ってんじゃん」と、やっぱりクスクス笑いながら嫁
「でも乳首弱いだろ?」
おそらく幸雄が乳首を触ったんだろう
「あんっ!」と急にさっきまでの素の口調と180度違う高くて甘い声出した
「うっざー」と笑ってる嫁
「てかさ、気持ち良いのは気持ち良いんだ」
「あー、うん、まぁ」
「ぶっちゃけ相性良くない?」
「んー・・・かな?」
「達也より良い?」
「そういうの禁止ー」
「じゃあ俺個人は?有り?」
「有り、じゃない?わかんないけど」
「どういうとこがいい?」
「えー・・・硬い?」
「うそ。ちんこ?」
「んー、てかさ、カチカチだよね」と笑いながら嫁