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セックスしたくてギター始めた話する
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51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 22:45:48.77 ID:+JeBPVUXO
それからまたしばらくは練習の日々が続く
ひたすら曲を練習してバンドで合わせての繰り返しだった
なんかよく分からないがバンドで合わせてると自分がすごいうまく感じた
実際はハットとゴスロリのリズム隊のテンポキープがしっかりしてて
かつニートが俺の担当を相当簡単にアレンジしてくれてたし、デブも俺が弾かないコードを弾いてくれたりとかなり気を使ってくれてた
ようするに俺はただ勘違いしてただけなんだが、まぁ特に問題はなかった
その間も俺とニートはよく集まってたりしてたんだが、俺がギターを練習してる隣でニートは就職情報誌を読むようになった
どうやらニートは本気らしい
その時のニートの口癖は「ゴスロリちゃんってさー」だった
何を言うにも まずはゴスロリのことを話したがっていた
ゴスロリは確かに可愛いし けしからん乳をしている
だが恋愛対象になるかと言われればなんか俺的には違う気がした
てか ひんぬーにバンド内恋愛云々を言われてたのでメンバーについてはそっとしておきたかったのかもしれない
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 22:49:48.02 ID:pBcbMdvyO
ギターはうまくなってから楽しさに気づくらしい
それからまたしばらくは練習の日々が続く
ひたすら曲を練習してバンドで合わせての繰り返しだった
なんかよく分からないがバンドで合わせてると自分がすごいうまく感じた
実際はハットとゴスロリのリズム隊のテンポキープがしっかりしてて
かつニートが俺の担当を相当簡単にアレンジしてくれてたし、デブも俺が弾かないコードを弾いてくれたりとかなり気を使ってくれてた
ようするに俺はただ勘違いしてただけなんだが、まぁ特に問題はなかった
その間も俺とニートはよく集まってたりしてたんだが、俺がギターを練習してる隣でニートは就職情報誌を読むようになった
どうやらニートは本気らしい
その時のニートの口癖は「ゴスロリちゃんってさー」だった
何を言うにも まずはゴスロリのことを話したがっていた
ゴスロリは確かに可愛いし けしからん乳をしている
だが恋愛対象になるかと言われればなんか俺的には違う気がした
てか ひんぬーにバンド内恋愛云々を言われてたのでメンバーについてはそっとしておきたかったのかもしれない
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 22:49:48.02 ID:pBcbMdvyO
ギターはうまくなってから楽しさに気づくらしい
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 22:53:27.57 ID:mai7CY5S0
>>53
上達が感じられるようになってから楽しさに気づくのである
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 22:52:14.92 ID:+JeBPVUXO
そしてようやくライブの日程が決まった
けいおんが始まったばかりの頃はアニソンライブとかが頻繁に行われていなかったため、一般に混ざってのライブとなる
日にちが近づくにつれ、バンド内の雰囲気はピリピリしていった
というのも、ニートとゴスロリの仲が意外によくなっていったのですよ
ひんぬーとの約束も忘れてはなかったが、俺は やはりニートの親友であるみたいな使命感にかられ、ニートとゴスロリの仲を取り持ったりしてた
もちろんその間も ひんぬーとはうまく話を合わせていた
ハットやデブからは関わると面倒だぞと言われてたが、もはや どうしようもない状態になってから忠告されても困る
そしてライブ二週間前を過ぎた頃に事件は起こった
バンド練習が終わり、あれこれと課題を挙げていく最中にいきなり ひんぬーが立ち上がったのですよ
ひんぬー「あのさ、いい加減にしてくんない?」
明らかにニートを睨み付けながら ひんぬーが言う
ニート「どうしたんだよいきなりwwwww」
ニートは爽やかに笑って宥めている
ひんぬーが立ち上がった瞬間にゴスロリがびくっとしたのを俺は見逃さなかった
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 22:58:03.14 ID:+JeBPVUXO
ひんぬー「あんたら真面目にバンドやる気あんの?」
この発言にニートは若干カチンと来たらしく、ちょっと語気を強めた
ニート「あるに決まってんだろ」
ひんぬー「ニートさんはバンド経験も豊富だったよね?だったらやっていいことと悪いことくらいわかるよね?」
ニート「何いってんのお前。とりあえず座ってくれ。話進まないだろ」
ひんぬー「とぼけるんだ。ならはっきり言うけど、あんたゴスロリと付き合ってんでしょ?」
ザ・ワールド
マジでみんな凍りついてた
本人目の前にしてそれを言っちゃうのかよと俺は思ったが、とりあえず この場を落ち着けなければと素数を数え始める俺
そしたらデブが暑苦しい鼻息をふんふんいわしながら口を開いた
デブ「とりあえず二人とも頭、冷やそうか」
ハット「だな。もうライブ近いんだし、今険悪になってもしゃあないだろ」
デブに続いてハットも言う
デブの腋臭がすごく匂ったからかデブのセリフに頭冷やしたのかは知らんがとりあえず二人は大人しくなった
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 23:05:20.81 ID:+JeBPVUXO
そこからは自然と解散の流れになり、 ひんぬーは真っ先に帰っていった
ハットとデブも顔を見合わせお 疲れーと颯爽と帰っていった
残された俺とニートとゴスロリ俺も帰ろうかと考えてると、ニートが俺を呼んだ
ニート「あのさ、まだ言ってなかったけど俺達付き合うことになった」
俺「そうか。おめでとう」
なんで今更言うんだろうとか思ったがとりあえず拍手した
ニート「でも別にバンドに恋愛を持ち込むつもりはないんだよ」
俺に言われても困る
俺は早くライブやって女の子にもてたいだけですし
ゴスロリもこくこくと頷いている
俺「まぁいいんじゃないでしょうか?俺はバンドのことよくわからんし」
ニート「でも>>1にはわかってほしいんだ」
ゴスロリ「誰にも迷惑はかけないから」
俺「それ ひんぬーさんに言えばいいんじゃない?」
ニート「いや、でもあいつ聞いてくれるかな」
そんなことをいくつか話して、とりあえずニートが ひんぬーにきちんと話すことになってから 俺は帰宅した
そんでライブ前日、最後の練習を終えて俺は ひんぬーに呼び出された
62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 23:12:53.60 ID:+JeBPVUXO
前回話したファミレスで ひんぬーと二人きり
この頃には めんどくせーというレベルに達していて、俺のオナニー連続日数も日に日に減っていた
で、またも俺が煙草をすぱすばしてたら ひんぬーが口を開いた
ひんぬー「あたしバンドやめる」
まぁそんなとこだろうと予想してた俺は結構冷たかった気がする
ひんぬーはニートとゴスロリの三者面談についてあれこれと語り始めたが、興味なかった
他人の恋愛に興味持てって方が難しい
こっちは初ライブでかなり緊張してんのに はっきり言って気が利かない女だと思う
簡単に要約すればニートとゴスロリは別れる気はないし、バンドも続けると主張したが
ひんぬーはバンドに支障が出るのは明らかだと一蹴して話は平行線のまま
なおかつ ひんぬーはバンド内恋愛を続けるなら どっちかやめろとのたまったようで、結局何も解決してなかった
そこで出た結論は ひんぬーがバンドやめるってことらしい
俺「 ひんぬーさんが考えて出した結論ならいいんじゃない?」
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 23:18:30.79 ID:+JeBPVUXO
俺はとりあえずそう言っておいたが、ぶっちゃけ ひんぬーは考えすぎだと思ってた
実際ニートとゴスロリが付き合いはじめても 二人のバンドへの情熱は変わってなかったし、きっちりと仕上げてきている
ハットもデブも二人のことを からかったりしてるぐらい
だから特に何ともおもってないっぽかった
だから俺からどうこう言えないし、俺自身も別によくね?ぐらいの考え
ひんぬーは なんか納得してないっぽかったけど、すぐに口を開いた
ひんぬー「それでさ、もしよかったら一緒にバンドやめない?」
また訳のわからないことを ひんぬーが言い出した
なんで ひんぬーと俺がこのバンドやめなきゃならんのかが理解できなかった
こいつ本気で脳味噌足りてないんじゃないかと思った
おっぱいも足りてないと頭も足りなくなるんだろうか
ひんぬー「あたし、>>1は絶対将来すごいギタリストになると思う。それに、一緒にいてすごい楽しいしさ」
なんかこのセリフで俺の中の何かが一気に冷めていった
俺「俺はあのバンドやめる気ないよ。俺がギターうまくなったのもニートのおかげだし、何よりみんなと一緒にやりたいから」
デブの腋臭だけはちょっと勘弁だが
>>次のページへ続く
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