先生を好きになった話
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152 :名も無き被検体774号+:2021/12/23(木) 02:08:09.68 ID:Zp7gRKDka.net
ここまで!
商談うまくいけば夏のボーナスに追加されるので備えます!ボーナスで指輪買って彼女の好きなとこ旅行に連れてってやるんだ。
そこでプロポーズする
おやすみなさい
154 :フシアナ :2021/12/23(木) 08:31:35.86 ID:MdgEyn78d.net
商談ファイト!
続きまってる!
157 :名も無き被検体774号+:2021/12/23(木) 11:25:02.01 ID:ZEs1440ua.net
>>154
うまく行きそうです!
0が9個付く商談でビビりまくりでスレに逃げてきちゃいましたw
ここまで!
商談うまくいけば夏のボーナスに追加されるので備えます!ボーナスで指輪買って彼女の好きなとこ旅行に連れてってやるんだ。
そこでプロポーズする
おやすみなさい
154 :フシアナ :2021/12/23(木) 08:31:35.86 ID:MdgEyn78d.net
商談ファイト!
続きまってる!
157 :名も無き被検体774号+:2021/12/23(木) 11:25:02.01 ID:ZEs1440ua.net
>>154
うまく行きそうです!
0が9個付く商談でビビりまくりでスレに逃げてきちゃいましたw
155 :名も無き被検体774号+:2021/12/23(木) 08:35:15.57 ID:w/LoiIbhK.net
これが釣りじゃなくてまた倒れるようなことがあればてんかんの鑑別診断はしてもらっとき
157 :名も無き被検体774号+:2021/12/23(木) 11:25:02.01 ID:ZEs1440ua.net
>>155
親に勧められて免許取る前に行きました。
可能性は低いとのことで無事免許も取れてます。
大学2年の頃からは ほとんど落ち着いてますし病院に急行していたのは高校生の時くらいです。
160 :名も無き被検体774号+:2021/12/23(木) 21:29:01.46 ID:Zp7gRKDka.net
テレビを観ながら2人で作った料理を食べた。
緊張でテレビなんかただのBGMだ。
波多野から峯岸の誕生日のことを聞いていた俺は食べ終わると同時に切り出した。
俺「峯岸今度の日曜予定ある?」
峯岸「誕生日w」
俺「知ってる」
峯岸「えw怖いw」
俺「波多野から聞いたんだよ。連れて行きたいところあるから行こうよ」
峯岸「え!いいの?!どこ?」
俺「内緒wじゃあ俺部活休むから朝集合でw」
これが初めてのデート、そしてぼくらの初めての日にもなった。
161 :名も無き被検体774号+:2021/12/23(木) 21:44:17.69 ID:Zp7gRKDka.net
当日朝8時、峯岸の家まで迎えに行った。
白のワンピース姿の峯岸、風で靡くワンピースに笑顔ながら はにかむ峯岸に目を奪われた。
「行こうか」と冷静を装い促し、一緒に駅へ向かう。
波多野にそれとなくリサーチをお願いしていたため、行きたいと言っていたところと欲しいと言っていた物を知っていた。
俺は準備をしている段階で緊張していた。
俺「おはよう」
峯岸「おはよう!どこ行くか教えてよw」
俺「着いてからのお楽しみで」
駅に着き電車に乗ると峯岸がソワソワしているのが伝わってきて余計に緊張した。
他愛もない話をしていたが、峯岸にはどこか硬さがあった。
俺「酔ってない?大丈夫?」
峯岸「緊張しててw俺くんは言ったことある場所?」
俺「ないんだよ。旅行とかあまり行ったことないから」
峯岸「じゃあ尚更楽しみになった!一緒に楽しもうね!」
俺は昔からそうだが、「楽しみ」とか「頑張って」という主観的感想や他人事のような言い回しより「楽しもう」とか「頑張ろう」と言われることの方が好きだった。
この言い回しにも好感が持てており、峯岸のことをもっと知りたいと思うようになったし、或いは もうとっくに心は奪われていたんだ。
誘う前は素直に喜ばせてあげたいという気持ちが強かったが、この時の俺はこの子とならこれからも楽しいと思える日々を過ごせそうと期待していたのは事実。
一目惚れとかではないが、短い期間で好きになれたのは初めてだった。
162 :名も無き被検体774号+:2021/12/23(木) 21:57:44.16 ID:Zp7gRKDka.net
目的地よりわざと早めに電車を降り、バスに乗る。これもサプライズの1つ。
駅で降りると場所で明らかにバレると思ったから。
後から聞くと何となくわかってしまってたらしいw でも本人はそんなわけないかとあまり期待はしていなかったようだ。
バスの中で俺は洒落たことを準備していた。
俺「朝ごはん食べてないでしょ。サンドイッチ作ってきたから食べなよ」
峯岸「えー!それ女の子の仕事w」
俺「古いって。今は男も家事する時代だよ。好きなの取りなよ」
風呂敷に包んだ箱をそのまま渡し、峯岸に開けさせた。俺は外の景色を見るフリをして横目で峯岸を見ていた。
峯岸「弁当箱の上になんかあるよ。えっえっ??嘘でしょ?!」
俺「今からネズミさんの国に行きます。おめでとーパチパチ」
峯岸「方面でまさかとは思ったけど!ずっと行きたいって言ってたところだ!知ってたの?!あ、波多野かw」
俺「まあ俺も行ってみたかったし。今日は1日楽しもうね」
峯岸「やば!もう喜びだけで満足しかけてたw」
子供のようにはしゃぐ峯岸を見ていると照れ臭くてニヤけてしまった。
20歳は不覚にも初めてキュン死にというやつを体感した。
163 :名も無き被検体774号+:2021/12/23(木) 22:17:17.57 ID:Zp7gRKDka.net
到着してからの峯岸のはしゃぎっぷりは凄まじいものだった。
あそこに行きたいと言えば走り出し、店ではこれ可愛いと手に取りレジに行く。
写真もたくさん撮った。
子供と遊園地に出かけたお父さんは こんな感じなんだろうかとか考えたが、これはこれで楽しかった。
同時に峯岸と来れたことの喜びを実感し、見ているだけで癒されていた。
日曜で人も多く、峯岸は人とぶつかりそうになる場面が多かった。
何度か「危ないよ」と手を引いていたが、そのたびに恥ずかしくて すぐ手を離していた。
峯岸は この時すごく勇気を振り絞ったらしいが、俺から言うべきだったと後で後悔した。
峯岸「手繋ぎたい…。ダメかな?」
俺「ああ、うん、いいよ」
それから手を繋いで歩いたが、そこからお互い恥ずかしくて口数が減ってしまった。
気まずさを感じたが峯岸の顔を覗き込んで戯けてみせるとお互い一気に緊張はほぐれ、その後も楽しめた。
夕方薄暗くなる前には初デート会場を後にした。
俺は ここは男から言うべきかなと思い、握っていなかった方の手も取り正面を向いて峯岸と目を合わせた。
俺「峯岸さん、好きです。付き合ってください」
峯岸「あはは、楽しすぎてすっかりその気になっちゃってたw 私も好きです。よろしくお願いします」
2人で照れ臭さを吹き飛ばすように笑い合い、握っていた手を恋人繋ぎに繋ぎ直して帰路についた。
2人とも初めての恋人同士だったが、全く不安はなかった。
峯岸となら大丈夫という思いが強かった。
帰りの電車では行きとは違う距離感で座れた。
164 :名も無き被検体774号+:2021/12/23(木) 22:36:52.36 ID:Qro9Gwto0.net
パンツ脱いだ
165 :名も無き被検体774号+:2021/12/23(木) 22:38:20.63 ID:Zp7gRKDka.net
疲れたのか峯岸は何度もあくびをしていた。
朝も早かったし あれだけはしゃげば無理もないだろう。それに寝てくれると助かる。
俺は背負っていたリュックを前にかけ、最後のサプライズの準備に入る。
俺「着いたら起こしてあげるから寝てていいよ」
峯岸「いやいや、悪いよw」
俺「朝早かったんだし彼女が自分の肩で寝るシチュエーション憧れだからw」
峯岸「ほんとに?wごめんね、じゃあ甘えさせてね」
本当に眠っているかわからないので着くギリギリまで待った。
あと一駅というところで俺は用意していたプレゼントを峯岸の膝の上に置いた。
俺「峯岸さん、もう着くよ」
峯岸「ん…ほんとに寝ちゃったごめん」
俺「だいじょ」
峯岸「わ!ビックリした!なにこれ??」
俺「他にも人乗ってるから静かにw」
峯岸「あっ…え、これなに??」
俺「誕生日おめでとう。プレゼントだよ」
峯岸「開けたいけど電車…」
俺「家帰って開けてwもう着くからw」
電車を降りると峯岸は改札まで走り、改札の外でプレゼントを開け始めたw
俺「ここで開けるの?w」
峯岸「気になりすぎて!w」
彼女は自分で生計を立てる身。
欲しいけど勿体無いと波多野に言っていたダニエルウェリントンの腕時計のヨーク(だったかな?)を用意していた。
峯岸「えー!!!波多野に言われた?!ダメだよこんなの貰えない!」
俺「100万とかだったら買えないけどw返品とかできないから使ってよ」
峯岸「悪いよ〜。チケットだって絶対高かったでしょ」
俺「誕生日なんだから そういうこと気にしないでw家にケーキあるから食べよう」
峯岸「ケーキもあるの?!やばいよほんとに!」
俺「何がやばいのよwほら帰るよ」
峯岸「待って!」
峯岸は俺に持っていた荷物を渡してきた。腕時計を着けた。
嬉しそうに俺に見せびらかし、無邪気に飛び跳ねた。可愛くて抱きしめた。
峯岸は驚きながらも抱きしめ返し、「ありがとう」とまた飛び跳ねた。
手を繋いで一緒に家に帰った。可愛くて仕方なかった。
>>次のページへ続く
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