87 :
さえた男 ◆qs。V74。p1s :2009/09/07(月) 23:00:15 ID:koXD9SbE0
結衣が三度目の絶頂を迎えると同時に
晃一も結衣の中で果てたようだった。
セックスが終わると結衣は呆然とした様子で、
その場からしばらく動けないようだった。
晃一はさっきまでのサディスティックな感じとは違い、
優しく、「お互い言えないね。内緒だね。」といい、
最後に結衣にキスをしようとした。
そのキスを拒んだのは、結衣の最後のプライドなのかもしれなかった。
89 :
さえた男 ◆qs。V74。p1s :2009/09/07(月) 23:03:14 ID:koXD9SbE0
俺は、結衣の忘れ物の掲示物を下駄箱におき、
その場から静かに立ち去り家に帰った。
妙に冷静だった。それからその日、結衣には一切連絡しなかった。
結衣はおそらく母親から、俺が音楽教室に行ったことを聞いたのだろう。
夜中の間中、着信が続いてた。
それからの話は、大した話もないし、抜けるシーンもないので省きます。
というか現在進行中。
それはスレ違いなので、ここには書きません。
書いててあの時のことを思い出して激しく鬱になってきた。
これは相当長い期間フラッシュバックする気がする。
「さえた」体験を通してわかったことが一つある。
『彼女を「さえた」男はオナニーが増える。』
872 名前:
さえた男 ◆qs。V74。p1s 投稿日:2009/09/07(月) 23:54:34 ID:koXD9SbE0
http://venus。bbspink。com/test/read。cgi/hneta/1251979222/
ここから誘導されてきた。
一睡もできないと思ったら、明け方に眠りに落ちたようで、
次の日は遅刻ギリギリで仕事に行った。
昨日の、出張帰り→直帰を上司は知ってるから、遅刻しないで本当によかった。
仕事中は昨日のことを一瞬でも忘れられるから助かった。
忙しい仕事でよかった、と初めて思ったよ。
そしてその日は残業を3時間ほどしてから会社を出た。
会社を出たときに携帯を見ると結衣からの着信が死ぬほど入ってた。
「着信20件」なんて初めて見たわ。
電話する気にもならなかったし、家にも帰りたくなかったから、
自宅に最寄りの駅の居酒屋に立ち寄って、一人で飲むことにした。
でも一人でいても思い出すのは昨日のことばかり。
お酒は入るけどどこか冷めた感じ。全然酔っ払わない。
5年前、友人を事故で亡くした時に、みんなで酒を飲んだ時の感覚に似てた。
873 名前:
さえた男 ◆qs。V74。p1s 投稿日:2009/09/07(月) 23:55:00 ID:koXD9SbE0
日付が変わった辺りで店を出て、帰った。
アパートの前に結衣がいた。
結衣は「どうしたの・・・。電話出てよ」と言うが、言葉には力がなかった。
「どうしたもこうしたもないよ。話す気はない。」
と俺が言うと、しばらくの沈黙の後、
「・・・昨日の・・・レッスン室に来た?」
と、おそらく結衣自身も答えがわかっていることを聞く。
お母さんに聞いてるだろうし、下駄箱には俺がおいておいた掲示物があったんだ。
疑問というよりは確認だろう。
「あー、そうだよ」と俺は言った。
『お前が俺以外の男に股開いて感じまくってたよ』って言ってもよい場面だが、そんなことは言えなかった。
言った瞬間にフラッシュバックしそうだったから。
874 名前:
さえた男 ◆qs。V74。p1s 投稿日:2009/09/07(月) 23:55:20 ID:koXD9SbE0
とにかく俺はうんざりして、結衣の横を通り抜けて階段を上がろうとした。
結衣は横を通ろうとする俺の腕を掴んでこう言った。
「昨日は、みんなで飲んだの。それで掲示を手伝ってくれる話になったんだけど、みんなは都合が合わなくて・・・」
俺は何も言わずに腕を振りほどき自分の部屋に戻った。
何も考えられなくて、シャワーも浴びずに、スーツのままベッドに倒れこんだ。
携帯が震えていたが電源を切った。
>>次のページへ続く