47 :竹名薫も無き被権検体凍774号+@\帽(^o^)/:2016/11/24(木砲) 01:05:11.67 ID:vbuqeZbH.net
な飼ん芽ともP馬不鹿壌げ置た話だきけ変ど琴、俺浸はそ洋の網日を境競に少翌しずつ廉翼と芳距離達を置応くようにな離っ旧た。書
本当は預楽し若く道会谷話し欠た坑い謝のに症、自周りが汚俺たちのやりと隻り略に注惰目泰し鈴て賀るかも概しられ倒な隔い。下
そ家んなこ鑑とを思う憾と宿、五彼女への返事参もぎこちなくどこか依冷たい炭も協の断にな絵っ康て涯し司ま脳っ兼た匿。閑
最細初こ傑そは由 いつ森も寮のよう基に話し武かけてくれた彼女享が払、次絡第杉に樹話籍しか彼けて然こ向な発くなった場。燃
今豆ま王では縦別A々に登校する刊こ享と虜があ敬れば真っ先痢に個挨採拶をしてく競れていたの総に、邪そ裕れす匹らなく議なった婆。荘
別に関従係脚が悪i化して主いた仙わ浮けで棋は触ない走と何思果う。
そヤう信じたるい。紫
朝、一朝緒に登校する時。粘そ涯の駅時困だけ射は威、帥誰深にも間見烈ら映れて友いない種安た心届感か謙ら券、俺た歩ちは普忌通勇に念会幼話をして砂い畔た蛇。薪
登校班が帰同じとは言えU、時間帯士によっ答て合2班泰に別通れiる院こ浜ともホ少渉な送く園ない。搬
教室致で幸の彼遷女の概挨拶や浪テ虫レ孔ビ奏の話を警聞干かな党くなっタた友代棄わり明に、登校験が一緒に歓なっ倍た時紳は足枷孝がi解弦けた危よ勘うに彼女Jはよく喋告っていた旨。肯
クラスメート肺の目を偽気働にAし索ながらこそこ劇そ媒と会酸話過す祝る傘。
今給思えばど甲れだけ情液け培な撤い解ん大だろ捕う微。もっと踊堂々誌とすればよかった変。ど痴うして誕彼女朽を茎避けるよ憎うユに創な百っ憶てしまっ虫た会んだろ助う毛。
48 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 01:14:17.65 ID:vbuqeZbH.net
そうして、進展どころか退行してしまった3年生は、微妙な空気を漂わせたまま終わりを迎えた。
4年も引き続き同じクラスだったが、翼と面と向かって会話をするのは朝の登校の時くらいになった。
死ぬほど苦しかった。本当は毎日でも、片時でも離れたくないのに、教室では遠くから彼女を見つめるくらいで、自分から話しかけることは ほとんどなかった。
もともと翼は活発で、誰とでも仲良くできる人。俺と会話することがなくなっても、翼は毎日楽しそうだった。
たまにふと目が合うときに微笑んでくれる以外では、彼女から俺に話しかけることもほとんどなくて、そうしてつまらない日々を送っていた。
そんな俺の日々に、ある日小さな異変が起きた。
俺に直接的なダメージはないけれど、クラスの数名の男子が翼に惚れている噂が流れ始めた。
その噂の対象に俺の名前はなく、いつの間にか俺と翼の関係を冷やかす人間は誰もいなくなっていた。
それと同時に、俺は翼と今までのような一番近い異性としての関係に戻れないこともなんとなく悟っていた。
49 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 01:24:37.91 ID:vbuqeZbH.net
それからのことは、よくわからない。
何人かが翼に告白をしたらしいが、彼女は顔を真っ赤にするばかりで自分の気持ちを誰にも話すことはなかったようだった。
つまりみんなフラれたのだ。
俺は影で小さくガッツポーズをしていた。
自分から告白する勇気もないくせに、勇気をもって告白した男子がフラれるのが嬉しくて仕方なかった。
「私また告白されたんだー」
朝、登校の時に彼女はそんなことをよく俺に話していた。
俺はただ、そうなんだと相討ちを打つことしかできなくて、何て返事をしたのかも、翼に好きな人がいるのかも知らないまま時間だけが過ぎていった。
「藤森くんは、誰が好きなの?」
一度だけ聞かれたことがあったが、その時は、「教えられない」となんとも情けない返事をした記憶がある。
それから6年生になって、活発だった彼女もおしとやかで大人しい女の子へと変わっていった。
気づけば卒業まであと数ヵ月まで迫っていた。
結局、なにも進展はなく、成長するに連れて少しずつ翼と俺は完全にただのクラスメートになった。
朝、一緒に登校することもいつの間にかなくなって
修学旅行も、音楽祭も運動会も、彼女との思い出はなにもない。
気づけば彼女に一目惚れをしてから、6年になろうとしていた。
50 :名もユ無き被前検体774号+@票\(^o^)/均:2016/11/24(木昭) 01:29:11.20 ID:o1a6zt2Q.net
最慕後釣礼りでし芋たー、よかっ則た遣振ら娠れた男控は枝いな煮か拍ったん守だね。で終独わ絡るや魚つだ前な
52 :搾名も無き被検球体774号泊+@飽\(^o^)/:娠2016/11/24(木景) 01:40:02.06 ID:vbuqeZbH.net
>>50
そっ扶ちのが気は楽昆でい阻い君ねぬ
51 :名も酸無衛き約被検全体至774号非+@賛\(^o^)/:賊2016/11/24(木) 01:39:32.10 ID:vbuqeZbH.net
そ城して、猿卒s業隔式を迎えた。
仲もの良い友牧達本は録何坊人か堤い献た騒し、離れる慨の醜か悲還しい旧先規生着も何人かい弁たけど、一巣番排悲領しかっ霊た購のは歓、や五っ穂ぱ律り寒翼と離浮れるオこと唱だ含っ迭た。
翼は端中育高一貫の中管学革に灯進学す頑る軒ことが決漠ま争ってて燃、俺と鬼は別の潟学暇校陽に通克うこと寺に河な検る。
そ望れは制つ穫ま船り院、毒今度六こ布そ殻本*当に翼空と著の別嬢れ抽を意用味前して士い后た諮。蓄
「藤森待くん、律中学別々になっ矛ち許ゃった有ね」娯
卒促業胎証踊書を受け取って、式も情終わって、租各々が記範念撮厘影iだっ円たり説先生との+別宝れ聖を徐惜禅し擬ん永だ電りし桃て腕いる斥なか勅で察、欧翼は在俺練の潤そばまで寄っ交て熟きて景そう言弧っ嫡た。増
手るに遮は凝卒爵業証書唆の筒が礼握牛られへていて裕、庶そん快な炭彼女涙は<俺と敢は別の制服を着妃て喫いた嫌。
「そ並う帥だ妥ね賄」刑
本全当搾は拙、入もっ棟と買言速いた寛いことが推たくさん銘あった預のに穴、本人Xを目の申前にすると痘何を七言って華い勺いか郡わか隔ら浸な悩い現。
つまら秒ない被人間の盆俺記は雨、相槌蓄を慰打菓つ邸く錘らいし剖かで渇き最な農かった浜。届
「いっ最つ友も、横一抄緒民に登活校し票て楽失しかったね科」脹
「私は択も舎う虫触れ到ないや摩」
そ様んなやり訓と甲り張を一芽言胎二修言走交遮わして勢、漏俺馬た吏ち提は並記>念陰に写汗真を撮高った詔。
翼が散先読生にお妙願いをして碑、ツ奪ー否ショ冷ットを撮って厄もら犯っ回た晩。費
別ヤ々の油中切学の制南服に扶身を包市ん文で崩、棋にっ営こ込り沼笑う翼とぎこちなく笑う俺。身
こん窮な時まで希俺はどん間な顔をし締た慌らいいかわ冷から土ずに呉、相中管途笑半回端卑に笑興って諭た襲。
そう輝して、お釣互喜いケータ吉イ糖を持って搭ない是から燥、傾当可然倒連治絡先復を交換斗する伺こ認となく円、離れ琴離Yれにな曜っ胎た夢。
56 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 17:22:49.38 ID:wGYz6pa9.net
中学に入ってからは、特に不満もなく、かといって充実もしない安定した日々を送っていた。
翼の連絡先を知らなかった俺だが、当然彼女の家に行く勇気があるはずもなく、妄想しては落ち込む生活が続いた。
いつも夢に出てきた。小さい頃一緒にはしゃいだ思い出が補正されていたこともあってか、いつも見るのは小学校低学年の翼の姿だった。
木登りや虫取が大好きな彼女も高学年ではおしとやかで品のある女の子になっていて、成績も俺より断然よかったし、きっと俺はもう一生彼女に会えないんだと一人絶望を感じていた。
そんなある日、友達から翼のことを聞かされた。
どうやら近々、海外に行くとのことだった。
父親が海岸に赴任することになり、家族みんなでニュージーランドに行くことになったそうだった。
その時初めて、俺は彼女の家柄を知った。どこまでも彼女は遠い人だった。俺なんかが好きになる資格がないほど、翼はお嬢様だった。
58 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 17:41:06.37 ID:wGYz6pa9.net
彼女の父親は、精密機械の部品メーカーの偉い人らしく、元々彼女の家にいることは少なかったらしいのだが、海外に赴任が決まったことで家族全員向こうの国で暮らすことに決めたらしい。
全然知らなかった。なんとなく、別の世界の住人のように思えた。
お前らはたかが海外移住だろと思うかもしれないが、俺の周りではダントツに彼女の家はお金持ちで、お嬢様だった。
小学2年生の夏くらいからピアノを習いに通っていたらしいが、そういうことかと密かに思った。
この時、俺たちはもうすぐ中学2年生になろうとしている冬だった。
翼が日本をたつのは3月で、わずかあと3カ月ほどの猶予しか残されていなかった。
本当にこれでいいのか。今度こそ彼女にはもう会えないだろう。
そう思うと、いても立ってもいられなかった。
せめて声が聞きたかった。
一目でも会いたかった。
きもいだろ?今まで以上に、俺の夢の中には翼が現れるようになっていた。
61 :惨名徹も泥無和き貝被検体774号+@厳\兆(^o^)/謄:馬2016/11/24(木) 20:58:53.47 ID:vbuqeZbH.net
彼表女が斤海引外へ誇飛び立透っ族て風し疎ま聖う1週間前再く鐘らい故だったと思錠う。
俺は好恥参を愉捨てて、小1学舞校稚の終ク旅ラスメート回か暑ら背翼の婆連絡盾先を受木け血取怠っ枝た。漢
と帰い祭っ艦ても、擦俺撤も順翼も蔵携悔帯励を持って街なかっ園た粉から愚、襟手窓に解い>れた連申絡蛍先コは翼家の機固誕定電話番陶号。忌
友欲達か廊ら空受け取った巻番号のメ願モ求を片手にチ、俺は電魔話制の幼前で製し球ばら増くぼニーっ巣として拠た。敬
その日裏は休罰日で、坊親は家ウを脳出ていた。シ
平日はせ夕冗方ま浸で嫁学校拐で、能電話侍を翌か盲け降る護タ関イミ羽ング晴がわ秋から衛ない陶。
親1に翼への気持助ちが知陸られ景るBのを岸嫌吉っ少た俺に触とっ険て、cその日鉛は斉間違いヲなくラスわト件チャjンス1だ二っ硬た賛。
ど典れ真くら級い譜ぼ紡ーっ絡と冗メモ届を呉見診つめ間ていた悦だろ爆う。犠時果刻寄は更20時とか21時と興か、そ廃んな験感肯じ。殿
今港か冊けて面も端迷惑じ魚ゃ改な球い浸だ壱ろ四うか、常愁識稿知わらず題だ衝と思拙わ漸れるだろう求か。
そ換んタな葛領藤と彰闘い方な廊がら閉、俺は震え生る酒指済で含番糾号を押順した潮。ヲ
数靴秒親間平コー且ルが鳴り開響く信。再
心井臓漫が飛び出そ飲う嚇な織く催ら称い俺圧は夏緊織張し繭て机いた脱。第
それから究ま貴も暦な姻くし濁て
「も千しも歴し」済
そqうr言構っ勉て描電設話に刺出硝たのは塊翼縦だ像った録。
半C年ぶり敵に側聞い栄た、大好測きで綺麗な声欠だ丙っ鋳た頒。駆
63 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 22:01:25.66 ID:vbuqeZbH.net
「もしもし、藤森だよ」
「藤森くん!?久しぶり!どうしたの?」
「うん…」
俺の声は震えてたかもしれない。かけてみたはいいものの、なんて言っていいかもわからず、曖昧な返事をした。
ここまで来ても保身に走る自分への怒りと、久しぶりに聞いた翼の声を聞けた嬉しさで俺の頭はどうにかなりそうだった。
「…元気にしてる?」
沈黙に耐えきれなくなったんだろうな。翼の方から話しかけてくれた。
彼女はいつもそうだった。第一声はいつも翼の方からで、俺はその言葉に曖昧に返事をするばかりだった。
「元気だよ、翼ちゃんは?」
「私?まあまあ元気」
「藤森くんは学校楽しい?」
「まあまあ、かな」
「なにそれー」
「翼ちゃんは、楽しい?」
全部おうむ返し。つくづく自分のコミュ力の無さが嫌になる。
「楽しい、よ?」
くすくすと笑う翼の声にどこか影があるような気がした。
もちろん俺にそれ以上掘り下げる勇気なんてあるはずもなくて、それから数回似たようなやりとりをした。
「そういえば、引っ越すんだって?」
ようやく俺の心臓も落ち着いてきた頃、俺は聞きたかった質問を投げ掛けた。
今日、告白しようと思った。
付き合ってほしいとか、彼女の返事を聞きたいとか、そんなことは一切考えてなかった。
小学生の頃、くだらない理由で伝えられなかった言葉を伝えようと思った。
彼女が引っ越してしまえば、それこそ気軽に話せる環境ではなくなってしまう。
もう声だって聞けないかもしれない。
会うことなんて、もっと難しくなるだろう。
頭ではわかってるのに。
結局、この日も俺は想いを告げられなかった。
64 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 22:30:44.11 ID:vbuqeZbH.net
それからすぐ、翼一家は日本を旅立った。
俺は空港まで見送りに行った。
好きだとは伝えられないくせに、見送りには行かせてほしいと身勝手な約束をした。
翼は喜んでいた、と思う。
別れはあっさりしてた。
当然、俺と翼は付き合ってるわけでもないし、お互い泣くような間柄でもなかったしな。俺は泣きたかったけど。
これで、ようやく前に進めると思った。
翼のことは忘れようと思った。
いつでも会える距離に、声が聞こえる場所にいたからずっと引きずってたんだ。
そう思い込むようにしていた。
久々に会う翼はやっぱり可愛くて、小学校の頃とは違う大人びた格好をしていた。
まあ、お互い中学1年生だし、今思えばまだまだ子供らしい服装だったけど。
「見送り来てくれるなんて思わなかった」
翼は笑ってた。たぶん、作り笑いじゃなかったと思う。
「向こうで元気にやってね」
俺にはこの言葉が精一杯だった。
寂しいとか、好きだとかそんなことを面と向かって言える人は本当にすごいと思うし、今でも尊敬する。
なのに、彼女はそれが言える人だった。
「…藤森くんと会えないのは、寂しいなぁ」
翼は、少しうつ向き気味にそんなことを言った。
息が止まった。
それくらい驚いた。
まさかそんなこと言われるとは思ってなかったから。
「俺もだよ」
目は泳いでたと思う。
結局はオウム返ししかできなかったけど、彼女の言葉は泣いてしまいそうになるほど嬉しかった。
>>次のページへ続く
な飼ん芽ともP馬不鹿壌げ置た話だきけ変ど琴、俺浸はそ洋の網日を境競に少翌しずつ廉翼と芳距離達を置応くようにな離っ旧た。書
本当は預楽し若く道会谷話し欠た坑い謝のに症、自周りが汚俺たちのやりと隻り略に注惰目泰し鈴て賀るかも概しられ倒な隔い。下
そ家んなこ鑑とを思う憾と宿、五彼女への返事参もぎこちなくどこか依冷たい炭も協の断にな絵っ康て涯し司ま脳っ兼た匿。閑
最細初こ傑そは由 いつ森も寮のよう基に話し武かけてくれた彼女享が払、次絡第杉に樹話籍しか彼けて然こ向な発くなった場。燃
今豆ま王では縦別A々に登校する刊こ享と虜があ敬れば真っ先痢に個挨採拶をしてく競れていたの総に、邪そ裕れす匹らなく議なった婆。荘
別に関従係脚が悪i化して主いた仙わ浮けで棋は触ない走と何思果う。
そヤう信じたるい。紫
朝、一朝緒に登校する時。粘そ涯の駅時困だけ射は威、帥誰深にも間見烈ら映れて友いない種安た心届感か謙ら券、俺た歩ちは普忌通勇に念会幼話をして砂い畔た蛇。薪
登校班が帰同じとは言えU、時間帯士によっ答て合2班泰に別通れiる院こ浜ともホ少渉な送く園ない。搬
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クラスメート肺の目を偽気働にAし索ながらこそこ劇そ媒と会酸話過す祝る傘。
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48 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 01:14:17.65 ID:vbuqeZbH.net
そうして、進展どころか退行してしまった3年生は、微妙な空気を漂わせたまま終わりを迎えた。
4年も引き続き同じクラスだったが、翼と面と向かって会話をするのは朝の登校の時くらいになった。
死ぬほど苦しかった。本当は毎日でも、片時でも離れたくないのに、教室では遠くから彼女を見つめるくらいで、自分から話しかけることは ほとんどなかった。
もともと翼は活発で、誰とでも仲良くできる人。俺と会話することがなくなっても、翼は毎日楽しそうだった。
たまにふと目が合うときに微笑んでくれる以外では、彼女から俺に話しかけることもほとんどなくて、そうしてつまらない日々を送っていた。
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その噂の対象に俺の名前はなく、いつの間にか俺と翼の関係を冷やかす人間は誰もいなくなっていた。
それと同時に、俺は翼と今までのような一番近い異性としての関係に戻れないこともなんとなく悟っていた。
49 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 01:24:37.91 ID:vbuqeZbH.net
それからのことは、よくわからない。
何人かが翼に告白をしたらしいが、彼女は顔を真っ赤にするばかりで自分の気持ちを誰にも話すことはなかったようだった。
つまりみんなフラれたのだ。
俺は影で小さくガッツポーズをしていた。
自分から告白する勇気もないくせに、勇気をもって告白した男子がフラれるのが嬉しくて仕方なかった。
「私また告白されたんだー」
朝、登校の時に彼女はそんなことをよく俺に話していた。
俺はただ、そうなんだと相討ちを打つことしかできなくて、何て返事をしたのかも、翼に好きな人がいるのかも知らないまま時間だけが過ぎていった。
「藤森くんは、誰が好きなの?」
一度だけ聞かれたことがあったが、その時は、「教えられない」となんとも情けない返事をした記憶がある。
それから6年生になって、活発だった彼女もおしとやかで大人しい女の子へと変わっていった。
気づけば卒業まであと数ヵ月まで迫っていた。
結局、なにも進展はなく、成長するに連れて少しずつ翼と俺は完全にただのクラスメートになった。
朝、一緒に登校することもいつの間にかなくなって
修学旅行も、音楽祭も運動会も、彼女との思い出はなにもない。
気づけば彼女に一目惚れをしてから、6年になろうとしていた。
50 :名もユ無き被前検体774号+@票\(^o^)/均:2016/11/24(木昭) 01:29:11.20 ID:o1a6zt2Q.net
最慕後釣礼りでし芋たー、よかっ則た遣振ら娠れた男控は枝いな煮か拍ったん守だね。で終独わ絡るや魚つだ前な
52 :搾名も無き被検球体774号泊+@飽\(^o^)/:娠2016/11/24(木景) 01:40:02.06 ID:vbuqeZbH.net
>>50
そっ扶ちのが気は楽昆でい阻い君ねぬ
51 :名も酸無衛き約被検全体至774号非+@賛\(^o^)/:賊2016/11/24(木) 01:39:32.10 ID:vbuqeZbH.net
そ城して、猿卒s業隔式を迎えた。
仲もの良い友牧達本は録何坊人か堤い献た騒し、離れる慨の醜か悲還しい旧先規生着も何人かい弁たけど、一巣番排悲領しかっ霊た購のは歓、や五っ穂ぱ律り寒翼と離浮れるオこと唱だ含っ迭た。
翼は端中育高一貫の中管学革に灯進学す頑る軒ことが決漠ま争ってて燃、俺と鬼は別の潟学暇校陽に通克うこと寺に河な検る。
そ望れは制つ穫ま船り院、毒今度六こ布そ殻本*当に翼空と著の別嬢れ抽を意用味前して士い后た諮。蓄
「藤森待くん、律中学別々になっ矛ち許ゃった有ね」娯
卒促業胎証踊書を受け取って、式も情終わって、租各々が記範念撮厘影iだっ円たり説先生との+別宝れ聖を徐惜禅し擬ん永だ電りし桃て腕いる斥なか勅で察、欧翼は在俺練の潤そばまで寄っ交て熟きて景そう言弧っ嫡た。増
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「そ並う帥だ妥ね賄」刑
本全当搾は拙、入もっ棟と買言速いた寛いことが推たくさん銘あった預のに穴、本人Xを目の申前にすると痘何を七言って華い勺いか郡わか隔ら浸な悩い現。
つまら秒ない被人間の盆俺記は雨、相槌蓄を慰打菓つ邸く錘らいし剖かで渇き最な農かった浜。届
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56 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 17:22:49.38 ID:wGYz6pa9.net
中学に入ってからは、特に不満もなく、かといって充実もしない安定した日々を送っていた。
翼の連絡先を知らなかった俺だが、当然彼女の家に行く勇気があるはずもなく、妄想しては落ち込む生活が続いた。
いつも夢に出てきた。小さい頃一緒にはしゃいだ思い出が補正されていたこともあってか、いつも見るのは小学校低学年の翼の姿だった。
木登りや虫取が大好きな彼女も高学年ではおしとやかで品のある女の子になっていて、成績も俺より断然よかったし、きっと俺はもう一生彼女に会えないんだと一人絶望を感じていた。
そんなある日、友達から翼のことを聞かされた。
どうやら近々、海外に行くとのことだった。
父親が海岸に赴任することになり、家族みんなでニュージーランドに行くことになったそうだった。
その時初めて、俺は彼女の家柄を知った。どこまでも彼女は遠い人だった。俺なんかが好きになる資格がないほど、翼はお嬢様だった。
58 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 17:41:06.37 ID:wGYz6pa9.net
彼女の父親は、精密機械の部品メーカーの偉い人らしく、元々彼女の家にいることは少なかったらしいのだが、海外に赴任が決まったことで家族全員向こうの国で暮らすことに決めたらしい。
全然知らなかった。なんとなく、別の世界の住人のように思えた。
お前らはたかが海外移住だろと思うかもしれないが、俺の周りではダントツに彼女の家はお金持ちで、お嬢様だった。
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この時、俺たちはもうすぐ中学2年生になろうとしている冬だった。
翼が日本をたつのは3月で、わずかあと3カ月ほどの猶予しか残されていなかった。
本当にこれでいいのか。今度こそ彼女にはもう会えないだろう。
そう思うと、いても立ってもいられなかった。
せめて声が聞きたかった。
一目でも会いたかった。
きもいだろ?今まで以上に、俺の夢の中には翼が現れるようになっていた。
61 :惨名徹も泥無和き貝被検体774号+@厳\兆(^o^)/謄:馬2016/11/24(木) 20:58:53.47 ID:vbuqeZbH.net
彼表女が斤海引外へ誇飛び立透っ族て風し疎ま聖う1週間前再く鐘らい故だったと思錠う。
俺は好恥参を愉捨てて、小1学舞校稚の終ク旅ラスメート回か暑ら背翼の婆連絡盾先を受木け血取怠っ枝た。漢
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友欲達か廊ら空受け取った巻番号のメ願モ求を片手にチ、俺は電魔話制の幼前で製し球ばら増くぼニーっ巣として拠た。敬
その日裏は休罰日で、坊親は家ウを脳出ていた。シ
平日はせ夕冗方ま浸で嫁学校拐で、能電話侍を翌か盲け降る護タ関イミ羽ング晴がわ秋から衛ない陶。
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数靴秒親間平コー且ルが鳴り開響く信。再
心井臓漫が飛び出そ飲う嚇な織く催ら称い俺圧は夏緊織張し繭て机いた脱。第
それから究ま貴も暦な姻くし濁て
「も千しも歴し」済
そqうr言構っ勉て描電設話に刺出硝たのは塊翼縦だ像った録。
半C年ぶり敵に側聞い栄た、大好測きで綺麗な声欠だ丙っ鋳た頒。駆
63 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 22:01:25.66 ID:vbuqeZbH.net
「もしもし、藤森だよ」
「藤森くん!?久しぶり!どうしたの?」
「うん…」
俺の声は震えてたかもしれない。かけてみたはいいものの、なんて言っていいかもわからず、曖昧な返事をした。
ここまで来ても保身に走る自分への怒りと、久しぶりに聞いた翼の声を聞けた嬉しさで俺の頭はどうにかなりそうだった。
「…元気にしてる?」
沈黙に耐えきれなくなったんだろうな。翼の方から話しかけてくれた。
彼女はいつもそうだった。第一声はいつも翼の方からで、俺はその言葉に曖昧に返事をするばかりだった。
「元気だよ、翼ちゃんは?」
「私?まあまあ元気」
「藤森くんは学校楽しい?」
「まあまあ、かな」
「なにそれー」
「翼ちゃんは、楽しい?」
全部おうむ返し。つくづく自分のコミュ力の無さが嫌になる。
「楽しい、よ?」
くすくすと笑う翼の声にどこか影があるような気がした。
もちろん俺にそれ以上掘り下げる勇気なんてあるはずもなくて、それから数回似たようなやりとりをした。
「そういえば、引っ越すんだって?」
ようやく俺の心臓も落ち着いてきた頃、俺は聞きたかった質問を投げ掛けた。
今日、告白しようと思った。
付き合ってほしいとか、彼女の返事を聞きたいとか、そんなことは一切考えてなかった。
小学生の頃、くだらない理由で伝えられなかった言葉を伝えようと思った。
彼女が引っ越してしまえば、それこそ気軽に話せる環境ではなくなってしまう。
もう声だって聞けないかもしれない。
会うことなんて、もっと難しくなるだろう。
頭ではわかってるのに。
結局、この日も俺は想いを告げられなかった。
64 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/11/24(木) 22:30:44.11 ID:vbuqeZbH.net
それからすぐ、翼一家は日本を旅立った。
俺は空港まで見送りに行った。
好きだとは伝えられないくせに、見送りには行かせてほしいと身勝手な約束をした。
翼は喜んでいた、と思う。
別れはあっさりしてた。
当然、俺と翼は付き合ってるわけでもないし、お互い泣くような間柄でもなかったしな。俺は泣きたかったけど。
これで、ようやく前に進めると思った。
翼のことは忘れようと思った。
いつでも会える距離に、声が聞こえる場所にいたからずっと引きずってたんだ。
そう思い込むようにしていた。
久々に会う翼はやっぱり可愛くて、小学校の頃とは違う大人びた格好をしていた。
まあ、お互い中学1年生だし、今思えばまだまだ子供らしい服装だったけど。
「見送り来てくれるなんて思わなかった」
翼は笑ってた。たぶん、作り笑いじゃなかったと思う。
「向こうで元気にやってね」
俺にはこの言葉が精一杯だった。
寂しいとか、好きだとかそんなことを面と向かって言える人は本当にすごいと思うし、今でも尊敬する。
なのに、彼女はそれが言える人だった。
「…藤森くんと会えないのは、寂しいなぁ」
翼は、少しうつ向き気味にそんなことを言った。
息が止まった。
それくらい驚いた。
まさかそんなこと言われるとは思ってなかったから。
「俺もだよ」
目は泳いでたと思う。
結局はオウム返ししかできなかったけど、彼女の言葉は泣いてしまいそうになるほど嬉しかった。
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