戦争の体験談を語るわ
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76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 14:27:03.94 ID:Hu8APTN70
病気か何かなの
80:祐希◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:29:56.01 ID:60HAO/620
>>76
いや違う。健康だよ。
ただ耐えられなくなったからさ。
とりあえず、この件についてはこれでおしまいで。
80 :祐希 ◆fyiPNhmVqk []:2010/05/19(水) 14:29:56.01 ID:60HAO/620
朝になったソニアママに起こされた時、俺とソニアは同じベットで寝てた。
多分、話している途中で寝ちゃったんだろうな。
ソニアママは少し驚いていたけれど、俺達の頭を撫でながら、パパには内緒だね。と微笑んでくれた。
その意味は当時理解できなかったけどね。
82 :祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:32:29.51 ID:60HAO/620
気持ちとしては、家に帰りたかったのだけれど、ソニアパパがフォーチャの街に買い物に行こうと言うので、一緒に付いて行く事にしたんだ。
フォーチャまでは基本的に一本道で、高原を抜けた後は延々と山と山の間の道を通り抜けていった。
途中で沢山の木を積んだトラックが かなりゆっくり走っていたりしたな。
トラックは相当年季が入っていた。
83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 14:34:24.60 ID:5swMK0ox0
子供の頃の話なのに そんなに鮮明に覚えてるんだな
病気か何かなの
80:祐希◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:29:56.01 ID:60HAO/620
>>76
いや違う。健康だよ。
ただ耐えられなくなったからさ。
とりあえず、この件についてはこれでおしまいで。
80 :祐希 ◆fyiPNhmVqk []:2010/05/19(水) 14:29:56.01 ID:60HAO/620
朝になったソニアママに起こされた時、俺とソニアは同じベットで寝てた。
多分、話している途中で寝ちゃったんだろうな。
ソニアママは少し驚いていたけれど、俺達の頭を撫でながら、パパには内緒だね。と微笑んでくれた。
その意味は当時理解できなかったけどね。
82 :祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:32:29.51 ID:60HAO/620
気持ちとしては、家に帰りたかったのだけれど、ソニアパパがフォーチャの街に買い物に行こうと言うので、一緒に付いて行く事にしたんだ。
フォーチャまでは基本的に一本道で、高原を抜けた後は延々と山と山の間の道を通り抜けていった。
途中で沢山の木を積んだトラックが かなりゆっくり走っていたりしたな。
トラックは相当年季が入っていた。
83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 14:34:24.60 ID:5swMK0ox0
子供の頃の話なのに そんなに鮮明に覚えてるんだな
84:祐希◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:37:20.61 ID:60HAO/620
>>83
そりゃ日記を書いてたからね。
そうじゃなきゃ、殆ど覚えてないと思う。
とはいえ、記憶違いな部分もあるかもしれないから、最初に忘れてたり間違えてたりするかもって書いたんだ。
84 :祐希 ◆fyiPNhmVqk []:2010/05/19(水) 14:37:20.61 ID:60HAO/620
フォーチャの街が、ドリナ川の対岸に見えた時は、その景色がまるで絵画のように綺麗で、感動したよ。
街にはカリノヴィクと比べて沢山の人たちがいて、活気があった。
日用品を買ったりしたり、ご飯を食べたりしたよ。
85 :祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:38:57.05 ID:60HAO/620
昼食を済ませた後だったと思う。
結構古い雰囲気のモスクがあって、まだきちんとしたモスクを実際に目にしていなかった俺は、「あれは何?」って聞いたんだ。
そしたら、歴史あるモスクだから、見学してみるか?ってソニアパパが言ったんだ。
俺は当然異教徒なわけだけれど、丁度礼拝みたいのをやっていてさ、俺も混ざっていい?って聞いたら、勿論って言われて、一緒にアッラーフアクバルーみたいな言葉を唱えた。
貴重な経験だった。
まさか この場所にまた来ることになるとは、この時はまだ想像もしていなかった。
86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 14:40:50.16 ID:9pMfAS1c0
なんですぐ死ぬとかいうの!(`;ω;´)
88 :祐希 ◆fyiPNhmVqk:2010/05/19(水) 14:44:18.91 ID:60HAO/620
>>86
すぐ言ってるわけじゃない。
15年だよ。15年も耐えてきたよ。
毎晩のようにソニアとかメルヴィナとかサニャが死ぬ夢を見て、それでも生きなきゃって思って生きてきたよ。
ドラガンを憎んでさ。それだけが俺の支えだったよ。
だけど、その支えもなくなって、もう耐えられないんだよ。
もうこんなに頑張ってきたのだから、ゆっくり休みたいんだ。
89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 14:45:57.48 ID:ABhAIbvT0
これどうしたらいいんだ。
どんなテンションで読めばいいの?
ねぇ
93 :祐希 ◆fyiPNhmVqk:2010/05/19(水) 14:48:53.73 ID:60HAO/620
>>89
笑ったり、馬鹿にしながら読んでくれて構わない。
俺の妄想話だと思ってくれ。
その方が、俺も書きやすいし、精神的に楽だからさ。
自分だけが書いてると、気が滅入ってくる。
87 :祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:41:10.28 ID:60HAO/620
8月になると、9人で一緒に遊ぶことが多くなった。
ソニアの家が遠いから、殆どソニアの家かその付近で遊んでいたけれどね。
ソニアの家から少し歩いた所にある山に、秘密基地のような場所を作って遊んでいたよ。
カミーユが持ってきた立派な双眼鏡みたいなのを使って、街を見たり、遠くを眺めたりしてよく遊んだなー。
この双眼鏡のせいで、後であんな事になるとは思いもしなかったよ。
93 :祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:48:53.73 ID:60HAO/620
あー、そうそう。
山と言えども この地域は木が少なくて、動物もあんまりいなかったな。今はどうか知らないが。
確かドラガンだったと思う。
ドラガンが敵の攻撃に備えるといって、草を結んで罠を作ったりしていたんだ。
そしたらサニャがそれに引っかかってしまって転んでさ。
そこにカミーユがすっ飛んできて、「サニャが怪我したらどうするんだー!」ってすごい怒っていたよ。
それでサニャを慰めていたんだけど、それを見た俺以外の男子は皆で「カミーユはサニャが好きでーす!みなさーん!カミーユはry」ってからかったりしてたな。
94 :祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:51:23.88 ID:60HAO/620
カミーユはそんな事ない!って怒って否定してたけどさ。
当時の俺達には そういった行為は格好のからかいのネタだった。
見かねたメルヴィナが「やめないよ!」って怒ったから、収まったけどね。
オロオロしていたソニアは、後でこっそり俺の所に近づいてきて、「内緒だよ。内緒。」と言ってきた。
俺は理由がよくわからなかったけれど、「うん。」と答えた気がする。
96 :祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:53:48.13 ID:60HAO/620
メルヴィナも俺達と同い年なわけだけれど、かなり精神が大人だったな。
仲良くても、子どもだから ほんのささいな事でどうしても喧嘩をしてしまう。
そんな時は、いつもメルヴィナが間に入って、「喧嘩しちゃだめ!」って言うんだ。どっちも悪いって言ってね。
ドラガンやミルコ達がイタズラをしても、危ないから駄目って叱ったりして、俺達のお姉さんみたいな存在だったな。
97 :祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:54:34.53 ID:60HAO/620
ソニアは大体オロオロしてて、小動物みたいだった。
男だから母性本能みたいのは ないはずなんだけどさ、守ってあげなきゃって自然と思ったりしたな。
98 :祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:56:00.43 ID:60HAO/620
ああ。ごめん。
何で戦争が起きたかとか、そういうのを説明しなきゃ駄目だよな。
後で説明しようと思っていたけれど、先に簡単に書くね。
いや、後の方がいいか・・・。
皆さんに任せます。
100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 14:58:22.45 ID:ny91FMOy0
>>98
時間は腐るほど持て余してるから好きなように長々書いてくれ
101 :祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 15:00:02.47 ID:60HAO/620
じゃあ、軽く書くね。
補足とかあれば言ってください。
この国一体はさ、昔はキリスト教圏だったのだけれど、15世紀くらいにオスマントルコの支配下に入ってさ、非キリスト教徒であった人とか、現地のスラブ人がムスリムに改宗したりして、ムスリムの比率が高まったんだ。
103 :祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 15:03:47.22 ID:60HAO/620
その後、セルビア王国だったかな。
当然、スルツキ(セルビア人)を優越して、他のフルヴァツキ(クロアチア人)やらボシュニャチ(ボスニア人)は長年不満を抱いていたんだ。
特に、フルヴァツキの人々は民族意識が高くてね。
そして各民族の民族意識の高さが、第一次世界大戦へと繋がっていくんだ。
この事は、皆知っていると思うので書かないけどね。
>>次のページへ続く
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